揶白 (KF)

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  • メヒシバ

    2021/10/20

     

     

     

    大澤さんとの事の、コダワリを整理するために作成。

     

     いつもへらへらと笑っていたいとあなたが仰った。私は息を止めて覚えてる、私の母親に対するシカトと似ている。
    詩を書き、もう絶望して黙る事にしました、過去の理想。性的な悲しみへの憧憬。それでは前進もしないので、思いつきに、喜ぶつもりで此の失敗談をれんれんと書くのです。


    私はまず、君を回想し、君の夢を見ますよ。それを、覚えておいて頂けなくても良いんです。




    いつか君が、「精神の病ひなんて文学じみているじゃないの。その時の生命を生きている。」この言葉を肯定して、凧の様に、空を屑籠にして、私の前から一生を離れて居た。私は「それは、あなた、まるでその辺の花に黄昏れたままですか? それを、嫌とも言わないのですか?」 

    嫌い合った、暗く重い空気のなかで、私に君の色んなものが跳ね、立ち込めた。君の、何も断らなくなったような憎しみを、私は体に浴びる。
    君は「憎しみ」が達成する、死んだ、と云う結果を得ることも無く、尻尾のようにつき回る蛾、腹の中を探ってそれを主として喋る怖い君。君の、立ち塞がる音(ね)に、居なくなった音に、私は引いて下って、他の事をあっと云うことに越した事が無い、

    「人は誰も彼の幸せなんて喜びはしないよ。けど幸せに生きて行かなくてはならない。それはこういった、人間の無情の抵抗として、希望をする奇跡として…強くならなければ。秋が来たからって、紅葉が何だって、青草は茂る。雑草は、花では無いことで、草が草の形を為(し)ている事だ。  
     お前は花だ、俺の心暗くてもずっとぱっとあかるい。しかし、物を合わせて云うには、あなたはあなたでなくなる。お前は何故なら、本当は、「邪悪な」女だから、俺は、アーティストとして、自分に失敗があろうがわざわざ傷つきません。」


    と、云われ、女と云われるのを派手に傷付いた。何故なら私は仏教家で、仏の声聞にたいして神経を尖らせ、君にいつも返事をした。「私は少し善になれましたか?」そう。思えば、人間のよしみというのは、何て清潔なんでしょう。


    一一一一一一一一一一一
    メヒシバと云う「海」11月7日



    激烈 はなはだしい激昂の湛(しず)み

    韋駄天のPassionが

    頂点に渦を打ち、

    おれを根こそぎ 灰色に佇ませる

    負けてはならない!

    力を込め、ただじっと踊る


    おゝ 落ちたひとかけらの涙は

    暮れてしまうがいい

    「何もない」おれの心の影を

    蜜柑に託させ

    若しくはおれに「帽子が似合う。」と云うやつの、情け

    おれは大きくなるぞ 

    おれ手を伸ばし あの花という花を翔ける着物

    一一一一一一一一一
    私は自分の励みに書いた日記に、最後に花と書いたら、何だか、精神的に、真っ直ぐにあなたを求めている気がするのです。だが私は理性の様な美しさ、慎ましさが無くとも、言うなればただ歯を噛んで居ます。予定外の「わたし」を、忘れてしまえないあなたに、憎しみを持って、ちゃんと求めて居る。

    君の成仏を、祈ってる。
    私は、地獄に落ちるのは、「生きている」と云うこと。そう云うざんげした強さが明るいから。




    私も亦女がにくい、地獄に落ちたちたあの女が…ひひ。


    「あぁ 愛は果てしない事なのか

    愛は 忘れようとも忘れる事がない

    それは…つまり私は何て無様な

    せヤ、恋をする時は わたしはカラスの翼になりける

    太陽を這うように

    あぁ 日射しの木漏れ日の

    記憶はわたしの中で休むが

    夜をさまよう精の如く

    やすられ 細られ

    前と変わらない一人ヤ

    金平糖がふるふる

    虚空蔵が「わたし」自身にきらめくのだ 

    それだけ、愛に触れた

    お前の思いを得て 両手を重ねる

    せやから思い出を蹴る…! 

    その中に飄々と柿の様な精神の、

    傷ついた天心の女が

    その女の心の地獄をあいつは許してしまうんや

    わたしの心の番犬は世界にわたしだけで

    邪魔をしないやつも少ない

    それを平和だ と呼ぶことで

    善悪(おまえ)は

    口を閉じて 納得しよう

    あぁ 金米糖も魚も骨を噛んだら

    このままでええ、君は私だ

    旅をする 私の顔を覚えているかなぁ



    足に掛かる鎖を鳴らし

    薔薇の朱に莱音(らいおん)のふかふか胸は

    踏む、大地を 」


    A君「あなたと彼女を日頃見てきた第三者である僕から思うに、
    彼女の夢と現実の葛藤にただ僕はなびき、空に舞い、その中にあなたや私がぽつんと存在する。彼女の掌に。にしても、あなたという男は何と弱いのでしょう。僕なら思い痛み、許される弱さを模索します。僕は、決して今のあなたを受け入れません。出来ない、後々薄情が移っては困りますでこう申しあなたを助けて置きます。あなたが「僕」を突き出したようにきょうのサヨナラを書き残します。さよなら…!」

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