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2021/06/11
話を返って、憎しみのリユウは恋と云って仕舞っても良い。
純朴な興味がいつも含まれていて、また狂った愛で有るので近親相姦も有り得て、実際考えないけどそんな夢を僕の恋人に割り当てて。
「生まれ変わったら、友達から始めませんか?」君は云う。
恋人だったのに、嫌われたのだ。
「何故、僕が突然現れたままのお前を大事にするの?」僕は怒ってしまった。
悲しむと、「次」なんてないし、正しいから、とかじゃなくて何だか、寝ても覚めてもそうしたいんだ。
「欲をかかずにもう一度がんばりませんか?」頼りなく僕が云った。
アニメが、黒い薔薇よりもはるかに、彼らが僕にとっての詩人で有るのだ。ひとに見える糸は見えない糸を隠してしまうし、ひとに見えない糸は、自分すら出来ない事で責め合い、逃げあう。
そういう形をした彼女たちの瞳、紙の上に立つある種の虚構が、見る夢が、疲れて人間たるに陥れる。醜い!僕の顔。顰蹙だね「信じられない」よ。安々と愛を叶える…高潔な詩性、酷い気持で溜息を付かない簡易な居場所、心。
「僕ってひねくれてますか?」
「何パーセント曲がっていると、ひねくれていると云われるのですか?」
僧が、「38パーセントだとしましょう。」
「感情がまっすぐの人は、どんな境遇なのですか?」
「どんな境遇でしょうね、それをいちいち考えない。」
「私は何パーセント歪んでいるのでしょう?」
「答えるのは難しいけど、100パーセントでした。」
「これは誰かのせいなんです。僕は本当は違うんです。」
「優しさを理解して居ますか、あなたがあなたの心を誰かのせいにしてしまうと、人は泣くでしょう。それであなたは何を覚えるのですか?ああ、誰かのように為れれば良いけど、譲ってしまったら、納得行くんですか?
善くゆだねる事さえ出来ない」
「わかりました。50の傾きを直します。すいませんでした。たった優しく有りたい自分のたわいない事を叶えることが、骨を折る様なことなのです。あさはか。」
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