揶白 (KF)

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  • 遅滞の理由

     

    光をみようともしないで

    男は、天地を司る身分が、

    自分に気に入ったのにも関わらず、

    その仕事をサボり、怠け、

    人の善意かもしれない行動に乗っかり、無責任にも


    嘘をつき、

    人の下をみて、

    自分の靴下の臭いを嗅ぎ、

    そういうふうに他人の嫌を探すことだけは

    飛びついて素早く

    そんな悪意を軸にして

    そそくさと壁の上のほうに登る。


    そういう事がなによりも危険なのだ


    あらゆるものを遅滞させる

    宇宙逮捕状が出ているのを、私はちらほら見て居た





    これは、ゲジゲジのがちょうど背中を丸めた時、

    げじげじがちょうど、嫌に地べたに足を接着させながら上へと移動する。

    もし人間の精神を図るとき、動物の身なりにたいしてあんまりそのままだ。

    害虫だと認識する人間の目の正しさとは何なんだろう?



    足と頭が同じで進歩が無く、単調な動きを繰り返す。


    自分を強いと思い込む→立場の弱い人にしのびこむ→上司にも嘘をつく

    こうして何も聞こうとしない、「わたしは知らない」ことにたいして

    なにか強い権限を唱える。

    蝶などとは明らかに目的に違いがあるように思う。

    もしかしたら、実際の虫のほうが、「わるいもの」や「わるい形」を伝えて知らせてくれてるのかもしれない。



    何で、善があがめられるかというと、地球が善意だからそれに合わせた方が良い。もうこのことを、「良い」っていうのは自分が欲しいもののことで、これから自分の悪性について神に聞きたい、など、そういうふうに感じてしまう人に、伝えていたい。

    何かが知りたくて、ものを図ろうとする。

    そんな日常の思考の大きさだけが、その人の美しさにたいしても影響する。

    大きな家、大きな心臓を想像し、建てることとは、

    まず端と端を取ることだ。

    端を知らなきゃ、何と中心が取れない。



    こうなることをわかってて、私の伯父は敢えてぼったくりの電気工事をはい、と受ける。

    水戸黄門になったかのように世のマイナスの取り方と正義を微笑んで楽しんでいる。


    だから、「老後にボケる」というのは、辛いことを

    何の空気も無い時にそそくさ忘れようとする宿題の放棄による

    自身の末路が、現時点の自分の結果が、その目の老人に反映される。

    しっかりした大人になることは、夢ではないらしい。

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