川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • 北川一成トークショー観覧^^

    http://www.yodgallery.com/top.html
    YODギャラリーで開催中の北川一成トークイベント観覧してきました。
    この日はアートロボットのきいちゃんが特別に動くイベントを
    トークショー前に執り行う予定だったらしいのですが..
    まさかのきいちゃんロボ、右肩脱臼のクラッシュトラブルがあって
    動いてくれず残念〜〜。
    爆転したりとか高度な技を展開してくれる様を見たかったのですが..。

    さてさて一時間半の予定だったトークイベントも
    二時間半に長引くといった感じの
    白熱した北川一成節がビシバシ炸裂した、
    とにかく熱気に満ち満ちた素晴らし話題の数々に
    会場は最初から最後までほど良いテンションに包まれておりました^^

    とにかくこの人はしゃべ栗するのが極上にお上手でしてー。
    専門的な難しい事柄を誰でも分かりやすい言葉に翻訳させ
    簡潔な括りでお話されるので、一言、一言の言葉の節が
    すんなりと理解出来るんです。しゃべるの上手い人って
    誰もが噛み砕ける言葉に庸訳し、言葉を洗練させれる
    能力が凄くあるんだなぁ..ってとても関心しながら
    聞き入っておりました。何よりユーモアのセンスが逸品で
    終止、会場は笑いの渦に覆われて良いムードに満ちておりました。

    使用するインクが同じ色でもそれを載せる紙質によって
    色の出具合が大幅変わったりするんですって..。
    一成さん、実は一度失明された事があり、今はある程度
    回復されるまでに至ったのですが、盲目で過ごされた時は
    頭ん中で自在に色を足したり引いたりさせながら、
    部下に支持されていたみたいなんです。
    ビビットは35から30に下げて、とか40から45まで
    マゼンダ上げて、とか。
    毎日色に触れ合う環境に徹していると
    頭の中でおおよその調整をこなすイメージが
    形成されるんだって。頭のイメージん中にある
    プリンターを自在に操つっている感覚なのだとか。

    展示はきーちゃんシールがギャラリー内にたくさん分裂されてて、
    いろんなパターン張り巡らされているという感じの展示でした。
    元のオリジナルの黄色シールのマスコットきーちゃんを手本に
    来場した人が自分だけのきーちゃんシールをその場で作って
    増幅させてゆくと言うインスタレーションなのです。
    なのでどれも同じ黄色い大きさのシールなんだけれど
    その中で作られた表情は一つ一つ違ってきていて
    オブジェクトとして人括り出来るんだけれど、一つずつの
    個としての存在は違った意見合いを帯びてくるんです。

    クライアントとお仕事する時、全てを一人よがりに
    なって独創しすぎは当然いけないけれど、全てを言われるがままに
    こなしてもいけなく、それの狭間にこそデザインの
    原泉があるんだとおっしゃってた言葉が、とても印象深かったです。

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  • 京都町屋ギャラリー紀行^^

    日曜はアート仲間のあじこ氏と
    000ギャラリー搬入に行ったのですが、
    何故か空いておらず後日搬入する事に。

    そんなこんなで、出足つまずくも、気を取り直して
    マヤマックス鑑賞に清水五条から祇園まで散歩がてら
    トコトコ歩きながらB級トークを繰り広げる〜。
    ここで書き綴るに値しない様な..、しかし、かなり面白可笑しい
    炸裂したお話に腹を抱え笑い転げ、捩れつつ、
    京都現代美術館に無事到着^−^
    相も変わらぬ豪快な筆さばきと晴れ晴れとした
    気分へと上昇させてくれるマヤマックス作品に
    ボルテージ高揚し高鳴るー。
    大きな山脈みたく背中が膨れあがった黒牛とか
    余白から禅を誘発させ呼応する気配漂う
    モノクローム猿だとか、古代の物語を連作に見立てた壁画作品など
    心に染み入る図像ばかりで、大いに感化させていただく^−^
    http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

    その後、友人の乾さんが初個展をめでたく開催されたので^^、
    これはなんとしても行かないとのぉぉ〜〜って意気込み、
    混雑している四条界隈を少しずつ進みつつ
    なんとか地下鉄駅まで辿り着く^−^http://www.be-kyoto.jp/
    今出川から徒歩5分とウェブサイトには書いておったのですが..
    なにせ方向音痴なもので、間逆の方向に行ったり来たりで
    着くのに30分以上かかりました〜〜。
    今回の企画個展は7人で空間を分割区分けして展示をする
    いわばプチ個展な感覚の展覧会らしいです^^なので
    一人で空間全部借りるよりか、大分安い料金で
    レンタル出来るみたいだから
    手短かに個展へと乗り出しやすい感じなのです。
    乾さんがまだ在廊来てなかったので連絡して
    早く来る様に急かしつつ〜〜笑、しばし待つ事に
    そんなこんなで乾画伯とわいわい、どやどや
    ほんわか声高にしゃべ栗しながら、ゆったりさせていただきました^^
    似顔絵を以前、クラフトアートマーケットん時、
    描いていただいたのが..↑の画像〜〜〜「苦笑」
    「本人より、かなりかっこ良く描きすぎましたねーー」..、とか
    乾さんも認めている..、美化像を今も拙者の部屋に
    大事に飾らせていただいておりますよっとぉぉ^−^
    最終日29日木曜は16時〜18時在廊ん時に
    似顔絵屋さんされるみたいだから
    興味持たれた方は、個展と合わせて是非来訪してみてください

    そんなこんなでラストはあじこ画伯の個展を見に
    二条にある町屋カフェギャラリー雨林舎へと赴く〜〜。
    古めかしく温もりに覆われた、のどかな和民家の一階は
    食事スペースになっており、階段登った
    2階が広々とした個展空間に構成されております^^
    毎日一枚ずつ紙にサラリと描き紡いだ作品が所一面壁一杯
    貼り付けられておりましたー。自身が作曲した曲、CDラジカセから
    流れてきて空間に自分メロディー添えたり、他作家さんとコラボした
    絵本が立て掛けてあったりしてました。アプローチを
    いろんな試みかけて作り上げた作品がそれぞれの
    色や形を確かめ合いながら楽しむ事が出来る感じでしたね。
    いままでの個展で個人的には一番上手く空間と自身の
    作品が響き渡りシンクロナイズしてる気がいたしましたよ^^

    そんなこんなで目一杯満タンの刺激と至福の時間を満喫
    する事出来た、心地良い日曜日でしたとさ

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  • 美大卒が独学か、一長一短ナリ

    美大卒の作家さんが美大入る前と出た後では、
    全くと言っていいほど思考ベクトルが180度変化しているのを
    目撃いたしたんです。あれには、ちと唖然となったなぁ..。
    全ての事柄をアート活動最優先にして四年間の美大生活を
    全速力で走り切る形で送ったのだろうね。
    時には人に当たり散らしながら、鬱憤ぶちまけたり、
    ある時は大事な何かを犠牲にしてまで、表現活動へと喰いつき
    ベクトル最重要点に構え、挑み続けたんだろうね。
    この作家さんの当初のスタンスは、
    まず第一に表現高めるためにアンテナを張り巡らし
    良いモノを拾い上げ、見つけ出すという
    心構えだった様にお見受けする。
    それに対し、卒業後のスタンスは
    人生で楽しい事を自然とマイペースで切り取り発見し、
    そこから表現する成り立ちを無理なく
    紡ぎ出してゆくという考えへと移行していったんだと思うのだ。
    要するに上昇的な野心を掲げ、剥き出し、
    それを肥やしにステップアップ図る方法論から
    自分の置かれてる今をまず見据えて、その上で
    表現の衣を身にまとう視点へとシフトしていったんじゃないかな。

    どちらが良い方法で、どちらが間違いとかでは無くて、
    その人がどの様な作家像を自身へと思い描いているのか。
    このやり方だと一番適して長くやり続けられるとか、
    各自の表現に対しての生き方.構え方がそれぞれある様に思う。

    やはり美大卒や、それらに付随する
    教育機関に居た者達はプロ意識が高いんだろうね。
    それを生業にした職業に就く事を前提に美術教育を
    受けてる訳であるから。なのでプロの絵描きやアーティストに
    成れない、むしくは届かない..と諦めの気持ちが湧き上がり、
    認めてしまった場合、表現活動をすぐさま辞めてしまう
    パターンって結構多い様に思うんだよね。
    要するに絵が好きだ!って部分より、いかにして
    それを生業に出来るのかって所に重点を重んじているから。
    なので高い技術や幅広い表現方法を身につけているのに
    彼らは卒業後、呆気無い、むしくは素気ないくらい
    早い段階で絵筆をポキリと折ってしまうんだなぁ。

    一方、独学で学び取って活動している者や美術畑とは
    全く違う学問を学んできた人達が作家活動に目覚め
    積極的.発表行う勇ましい姿を数多く目にしてきた。
    彼等は皆、表現が純粋に好きで描きたいから絵を描くという
    ピュアな構え方で表現活動をしている様に思う。
    なので美大や専門学校出の人より、
    独学でやり続けている者や畑違いから表現を志す人の方が
    長い時間、アート表現を継続的に産み出し続けてゆける様に思う。
    絵が率直に好きで、自身の作品を見て欲しい、
    発表したい!、と言う事がまず最優先に来る事は
    健全で淀み無く、素晴らしいよね。
    ただ、それ以外の自身をマネジメント、プロデュースして
    引き上げてゆく事が、この人達は気薄な様な気がする。
    これはその人自身の、さっきも書き述べたけど、
    個人の心構えの問題だし、
    どの様な姿勢で挑んでいってもいいんだけど、傾向としては
    その辺りの自己プロデュース能力がとても弱い感じがする。

    自分が作家としてどんな風になりたいのか?
    それを自分へと問い直した時にいろいろと思う節がありまして。
    僕の場合は自由奔放さと上昇志向や野心の両方を
    宙ぶらりんな立ち位置に据えている感じがするのだ。
    双方持ち合わせているから
    そのどちらにも徹しきれてない気がするんだよね..。
    例えるなら波間を行ったり来たり、ゆらりくらり往来の
    漂流している流木の様な感じなのかもしれませんねー。

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    • 川瀬大樹

      2010/04/26 13:31

      ナベさん,はじめまして^−^

      独学で学ぶ場合、自分のマイペースでじっくり納得ゆくまで進みがら
      こなしてゆける良さがあると思うし、何より必要な鍛錬を
      自身で一から考えながら構成してゆける面白さもある様に思います〜。

      僕もポートフォリオやデジタル関係の処理は苦手ですが
      周りにいるアート仲間にアドバイスや意見、批評など
      貰ったりする事で少しずつ改善させれる気がします^^

    • ナベ

      2010/04/23 22:03

      はじめまして。

      考えさせられる記事ですね。
      私は独学で最近はじめたばかりなので、
      ポートフォリオは貧弱です。
      美大の方たちのはすごいと思ってましたが、
      一長一短なところがあるんですね。

  • 亜蛮人ギャラリーで明日から新世界展開幕です^^

    http://www.aband.jp/
    大阪日本橋にあるアートスペース亜蛮人の
    新世界展に出展いたします。明日から火曜日迄です。
    総勢38名によるボリューム感と見応え一杯満杯、
    バラーティー色豊かな空間になっているかと思いますので、是非。
    13時〜21時 2010.4.23「金」〜27「火」
    なんだかタテタカコって、ぱっと見、亜蛮人のちーちゃんに
    似てるよなぁ..とかふと、思ったり。外見のぼんやりした
    とめどないちょっぴりもの悲し気な表情とか^^

    火の鳥も残りあと二巻で終わってしまいます、イメージが
    鮮明に時間架けて染み渡る様に
    ジワジワ侵食されてゆく感覚、陥っておりますー。
    至宝なイメージスープに、ただただ唖然と魅了される感じだな。

    火の鳥は古今東西問わず、あらゆる世界や場所で立ち現れ
    目撃されるのです。ある時はフェニックスと呼ばれ、
    ある時は火炎鳥や鳳凰などの呼び名、付けられたり。
    それぞれの住まう時代.地域.場所よって
    呼び名は微妙に違ってはいるが、それらを超越した
    普遍的存在として人々に認識されているのだと思う。
    宇宙生命の結晶で身体が構成されているので、
    酸素の通わない宇宙空間ですら金色の輝きを轟かせながら
    優雅に羽をばたつかせ、舞い飛んでゆくのだ。
    あるモノは永遠の権力をほしいがために、ある者は
    永久に年をとらない若さを保持したいがために
    火の鳥の生き血を求め、討伐へと乗り出すのだけれど..。
    目先だけの野心や欲望に駆られた愚者達を
    嘲笑うかの様に彼等をするりと何事も無かったかの如く
    通り抜け、遥か遥か先へと飛び去ってゆくんだ。
    永遠に続いてゆく生命の営みを見据えたこの火の鳥のお話は
    世代を超え、祖父から父、父から息子、さらにその子供にまで
    ずっとずっと語り継がれ、読み続けられて事でしょうねー。

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  • 関西から一歩先のアートシーンへ

    2010/04/20

    活動記録

    昨年は名古屋まで遠征出来て得られたモノが
    大きかった。そこの地方で出会ったアーティスト達の感性や
    そこに住まうギャラリスト、その場所が育む風土や土地柄など
    関西には無かった一味違う魅力を沸々体感出来た。

    関西を中心に活動するだけでは見えてこない世界が
    確かにあるのだ。関西圏から先へと延長された
    スペースから見渡す景色は今まで見えてこなかった
    顔を着実に覗かせてくれるはずだから。

    今年は関西に活動拠点を構えつつ、福島、鳥取や東京
    名古屋など活動スペースを増築、拡張させてゆこうかと思う。

    戦術、戦略をビシバシ練り上げ、プロモートを
    ガシガシかけてやってゆきたいのだ。
    そうしないと同じ面々だけで集う関西恒例の
    日曜参観的な知り合い行事に終止終わってしまう。
    いつもどおりの大して変わらぬ土壌に埋もれてしまう
    恐怖感がヒシヒシ押し寄せてくるのだ。
    気持ちをしっかり引き締めて常に一手一手、神経尖らせて
    行動へと着実に移してゆく。ためらわず、躊躇せず、
    実行させなくては。

    とりあえず今年は展示した後の見返り、跳ね返りの
    リバウンドを一手一手モノにさせる様、狙ってゆきたい。
    出資した投資に対してしっかり形にさせ、
    具体性帯びて返せる様、心がけてゆきたい感じだ。
    4月と5月、着実にいくつかの実を
    ふっくら.たわわに実らしてゆこう、うん。

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  • ティムバートンのアリス世界^−^

    思ってたより痛々しく無く、残虐愉快な
    お約束シーンが今回はあんまり..というか
    ディズニープレゼンツだから、
    大っ広げに披露してなくて、うん。
    やんわり緩やかなテイストで抑えられ
    作られた感じでした^−^

    ストーリーは成人になる前の19歳アリスが
    再び不思議の世界へ再来するという内容のものでした。
    そこでは赤の国女王が不思議の国を牛耳り、乗っ取っておりまして。
    アリスは白の国女王と一緒に赤の国女王へと戦いを挑み
    暗黒世界から和を取り戻してゆくという感じのお話でした。
    ストーリーは王道的ロールプレイングな試練を一つずつ
    コツコツこなし、ラストで赤の国が所持する最強ドラゴンと
    アリスが一騎打ちで戦い、その周りの兵士達も世に一緒に入り乱れ
    大乱闘繰り出す感じ、単純明快な流れでしたが。
    ティムバートンの紡ぎ出す
    怪しげでトロリと癖のある匂いはやっぱり居心地良いんですよね^^
    王女がフラミンゴパターでハリネズミをボール見立て
    フルスイング豪快飛ばすとこだとか..、生きた豚のお腹を
    足安めするクッションに見立て、ずっしり足かけしたり。
    ブラックで闇の部分そそりくるユーモラスな演出が
    何ともたまりませんねー、ふふふっ^−^

    頭でっかちな赤の女王と対立する美貌麗しき白の女王..、
    実は姉妹の血縁関係でして。最後までお互いが分かち合えず、
    戦いが決着してしまいますー。赤の女王は永久に誰も住まわない
    無人島へと流刑されてしまいますが、今までしてきた
    数々の極悪非道な罪を考えれば、まだ優しい処置だったではないかと。
    妹である白の女王の姉に対しての
    せめてもの情け心だったのかもしれませんねー。


    画像の板に描いた作品は葉書サイズに、はたまた猫をボールペンで
    サラサラ合い間縫って簡略的に製作^−^
    雑貨感覚な形で猫展へとお手軽エントリーいたします。
    特大の頭に対し体が異様なくらい小さいのです。
    アリスの赤の女王様でも
    ここまでアンバランスな体系じゃなかったしなぁ「笑」

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  • 集客力抜群の10W猫展へ出展します^−^

    10W猫展に出展する猫殿達が出揃いましたー。
    3点出展する予定なんだけど
    まだ搬入まで10日ちょい時間あるから、もう少しだけ
    猫達を製作しようかと検討しております^−^
    以前に描いたスノーボーイを加筆して出来上がったのが
    今回仕上がった新作、摩訶不思議キャットなんです!
    時間経過した作品に手を加えたりして再構成するのって
    リサイクルな感じとか、新たな表情を
    立ち登らせてくれたりするから好きなんです、
    これまでには無かった発見を見い出せるので、
    ちょくちょく気になった作品に手を加えたりするのです^^

    昨日は恒例の大阪行脚でいろいろ動き回り、言葉の出し入れも
    たくさんシャキシャキいたした感じです。
    作家さんの足立さんから貴重な話をたくさんしていただく。
    自分より年重を紡いだ経験豊かな人の放つ言葉は芯が太くて
    学ぶ事が多いなぁ..と思いました。
    大差なんて実はそんなには無くて、ほんのちょっとの開き、
    ここがポイントなんですよね。
    微妙な差の違いで行列が出来るのか、はたまた店にガランと
    空きが出来、暇を持て余してしまうか..。
    このほんの少しの距離がとても重い意味あいを
    持っているのだと考えさせられました。
    そこには何度でもリピートして通いたくなる
    その人ならではのスープが編み出せる秘訣があるのだと
    ジンワリ考えをを巡らせました。
    パネル板、これからはキャンバス作品に統一されるとの事なので、
    宅急便でまとめて送ってくださるとの事、
    誠にありがたいですねぇ^−^

    染料ボールペンは塗り潰しても
    ふんわりしつこく形が上へ上へと浮き上がってくるので
    染料ペンは×。なので顔料ボールペンを
    使用しないといけないのかー..、なるほど、なるほど。
    染料ペンはいわばインクジェットみたいなもので染料黒ボールペンで
    描いても絵の具の上からでは、
    青白く滲んで、色が変色してしまうんですね。
    ようやくその謎がすんなりあっさり解決いたしました「笑」
    油性、水性でボールペンを選ぶよりも、
    顔料か染料かでチョイスする方が画面に足跡をしっかり
    刻み付ける上では重要なんだろうね。

    外に出かけると、たくさんの人から
    いろんな事を学び取って、勉強出来ますね。
    より良い刺激と好循環なサイクルで
    作品作りへと健全的に還元できる気がします。
    少しずつのセンチ幅で毎日、何かしら教わり学びながら吸収して、
    明日のバトンへと引き継いでゆきたいものですね。

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  • 参加企画おんさ展に寄せた熱き想い

    昨年あなたが参加して一番良かったと思える企画は
    何ですか?」っと質問されたら即答してこう答えるだろう。
    おんさ展が間違いなく最高でした!、毎年この企画には
    是が非でも顔を出させて参加いたしたいです、と。

    7箇所のカフェギャラリーが共同で開催する参加型企画公募。
    このイベントで協賛されているギャラリーのカフェオーナー達は
    元を辿ればソーイングギャラリーという一つの学び場から
    巣立って出発しているのだ。イトヘンやバイエルだとか。
    その方々達が一致団結して企画された、このおんさ展も
    今年で待望の三周年を迎える。ここに集う作家さん達に
    僕は虜になって行ったし、足を運ばせていただいた
    それぞれのギャラリーカフェで暖かく
    まごころ篭ったおもてなしを
    自身へとギフトさせていただいた様に思う。
    http://sewing-g.com/sg/

    全ての人々はモノ作りをする事が可能だし出来るのだ。
    これがソーイングテーブルで掲げられた、想いの種であり
    それらが少しずつだけれど、広がり帯びた芽を芽吹かせ
    ここの空間から膨らんでいってる様に思う。
    僕もその想いに魅了させられた一人だといっていいだろう。

    もっとアート作品を身近な土台に根付かせ、一体化させたい。
    表現を通して紡ぎ出された作品達を人々の日常ある
    風景に溶け込んだ形で、隣り合わせな存在で
    あってほしいというのが率直な願いで想いなのだ。

    あまりに現代アートは一般の人々と剥離、むしくは
    乖離されすぎている様に思う。結局の所、アート熱が
    すごい所というのは限定されていて、
    ネームバリューが響き渡った作家群や歴史に名を刻む
    作品達ばかりに長蛇の列が群がり、今を息づく作家が
    紡ぎ出した作品に関心がほとんど行き渡らないのが
    悲しき現状だと思う。

    このおんさ展、素敵で賛同したいと思えるのは
    庶民に馴染みある開放スペースで
    それぞれ各自作り上げた作品が共同、むしくは連結し合って
    飾りつけられるところにあると思う。

    アート作品だけを展示するギャラリースペースとなると
    それだけが独立された隔離スペースでの
    展示を余儀なくされる。なので始めから
    それを目的に足を運んで来る人にほぼ焦点が絞られている気がする。
    つまり狭められた閉鎖的ピンホールで
    展示世界を構成している感じなんだよね。

    おんさ展の場合だと、作品展以外の目的持った人が
    足を運ぶ所に大きな醍醐味とワクワク心が
    揺れ動く魅力がある様に思う。
    つまりお茶をしたり雑貨や書籍など買いにが
    当初の目当てであったりする。
    普段絵だとか立体オブジェなどに触れたりする機会が無い人が
    催されている企画展を目の当たりにして、何かいつもとは違う
    空気だとか匂いに少しずつ惹き付けられてゆく。
    そこで展開されている
    世界観に興味持ってくれて、イメージを心の中へと
    ジンワリ浸透さしてくれる気分に浸ってくれたら
    最高に嬉しいんだよね。

    アートの世界で、味覚が鋭い人や表現に精通している
    マニア.フリークばかりを相手どるのでは
    現代マーケットは、ますます衰退の方向へと進んでゆくだろうから。
    表現に興味や関心が薄い人達をこちら側へと振り向かせ
    開かれた広がりある土壌へと種を撒き、還元させてゆく事も
    とても必要だと思うし、アートシーンが
    今よりも活気あって賑わい豊かなモノにするには
    無関心のオーディエンス達を魅了させ、
    ときめかせる事も大事な気がいたすのです、うん。

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  • ボールペンプラス板で製作^−^

    0.7ミリの厚さ太めボールペンで板を掘る様に
    ゴリゴリしながら仕立て上げましたー。
    なにせ薄っぺら板なものだから、割れない様、
    力みすぎず手を動かす感じで注意払いながら作業いたしました。
    人形フェスタで飾る板を余分にいただいたので、
    その一枚を使用。まだ人形フェスタで展示した
    作品を取りに行ってないので..今週末辺り
    貰い受けいかなくてはなりません。

    最近はアクリル絵の具で描いたりボールペンやマジックで製作したりと
    一作ごとに画材を入れ替えながら、むしくは組み合わせながら
    製作に励んでおります。とにかくいろいろ試みて
    実験を繰り返し、探り探りしてゆく事を常に念頭掲げ
    作品製作挑みたい感じですー
    新たな船出、旅立ちへと繰り出す季節が到来です、
    フレッシュに気持ちを切り替えて頑張ろっ^^

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  • 長谷川等伯、秘伝のスープ^−^

    等伯行って参りました〜。館内に入るまでざっと50分くらい
    かかり..しかも外はひんやり冷えてて寒かったです。
    ずらりと万里の長城の如く人が連なっている光景を
    久々に美術館で目の当たりした感じです。
    以前見た若冲や雪舟も同じ様な大名行列で、
    最近混んでた展示では井上雄彦展最後の漫画展が
    その大波あった気します。

    ようやく小一時間待った末..、
    館内へとやっとこさ侵入出来まして..。
    始めの方は混雑している中、遠まわしで眺めておりましたなぁ。
    けど、どちらかというと最初のフロアーより
    奥にある作品群の方が大粒揃いで見物だとは思います。
    展示終盤は大っぴらに貼り付けられた金箔屏風絵や
    巨大な掛け軸に描かれた仏の最後を
    妖怪やら動物らが看取る作品、静寂感溢れる静けさが
    画面から絶える事無く木霊する国宝.松林図屏風など目白押し。
    様々な技法を変幻自在に橋渡ししながら
    それぞれの画法を見応えある図像へと描きあげた等伯に
    うっとり魅せられた感じです。最後の晩年の方に描かれた
    作品からは、発するパワーが衰えるどころか、
    ますます勢いよくイメージスープが噴出していってる気がしましたね。
    ダイナミックでとめどない前のめりな姿勢を
    ビリビリと垣間見れて、ただただ凄いなぁ..と
    頷きながら見とれていました^^
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

    その後、高島屋で風景画の展覧会を鑑賞。恵文社行った時、
    ただ券をフライヤー置き場で発見したので
    なんとか行かないとと、思いまして。
    今は、からっきし見かける事が無くなった
    昔ながらの田舎景色。藁でふっくら紡ぎ上げた感じの屋根や
    老朽化で捲れて土が零れ落ちた壁、
    青く一面に大きく広がるスカイブルーな青空など。
    やんわりした刻が画面から、たゆたい流れてゆきます〜。
    全ての事柄が、ものすごいスピードで加速していく現代には無い
    のんびりした対照的歩幅なメロディーが
    耳を澄ませば聞こえてきて、それがとても居心地いいですね^−^

    射手座ギャラリー
    境界が曖昧に溶け込んだフリル素材で形成された
    オブジェアート。ホワイトキューブスペースから
    薄っすら浮かび上がり、些細な表情が見えてくる。

    同時代ギャラリー
    歪んだ都市を人や乗り物がすごい物量で行き交う。

    ニュートロン
    陶器作品を平面と兼ね合わせての展示。土偶的な古めかしさや
    太古からの鼓動が画面から揺らめいてくる感じ。
    外の壁面スペースは森を題材にした風景作品。
    太陽から射してくる木漏れ日を浴びて、キラキラと森が
    生命賛歌を歌いながら輝き出し
    キャンバス内側から外側の現実世界までそれが溢れ出してくる。

    そんなこんなで等伯画伯の展示を早い段階で
    見ることが出来たので、ほっと一安心です。
    これが休日とか展示終盤になると、人の数が鰻登りで
    日に日に増えていく気がするので、早い内に鑑賞する事を
    オススメいたしますー^ー^

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