川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • アーティスト、僕なりの定義

    うん、うん、その劣悪パターンは痛いほど経験してきたし
    アート暦を積み重ねてゆく内、だんだんと理解してきたぞぉ
    もうその手にはひっかからないぜっと!!
    良心的な作家達を持ち上げて、アーティストサイドから
    金をせびろうとするこの手の商売の
    こすずるさに最近うんざり気味でございまする..。
    その作家の作品に惚れ込んでるんやったら
    正規の値段で交渉は常識的にしませんよね?
    企画の無料招待作家扱いとして招き入れるか、
    100歩譲っても半企画として
    開催するのが、ギャラリー側、最低限の礼儀だと思いますよ。

    この国では世界有数の美術学校が軒を連ね、多くの子供達が
    アーティストになる事を志し、美大だとか専門学校などの
    門を叩いてゆく。けれど卒業しても、自分の腕を
    試すレーシングサーキットが僅かで限定されている事に戸惑う。
    なので作品発表始めの二、三年は
    からっきし相手になんかされませんよ、普通は。
    めげずにひたすら自分の誇れる道を頑なに
    貫き通したモノだけがチャンスをモノに出来るのです。

    星の数ほどクリエイターむしくはそう自称するアーティスト達は
    数知れず。レンタルというギャラリー制度にお金を払って
    場所を借りるシステムがあるのは
    日本だけだという事をまず知っておかないとねー。
    このシステムは極めて異質なモノであるという事を
    作家サイドは認知しなくてはいけないと思うのだ。
    つまりお金さえ払えれば展示する場所をレンタル出来て
    展覧会する者であれば誰もがアーティストを呼称
    する事が出来てしまう。ここで問題なのは
    まとまった金銭払って空間を占拠さえすれば
    皆アーティストって呼んでしまうのは
    なんだかなぁ..って部分なんですよ。
    では自分の中でのアーティストの定義を述べさせて
    いただくと、ずばり、一生涯描き続けてゆける人!!
    どんな逆境や苦難、ハプニング、
    事件に見舞われようとも、最後まで表現者として
    人生マラソンに寄り添って
    終わらせれる人の事を僕はそう呼ぶんだと思う。

    大阪のアートシーンでは
    同じ場所で発表していると一年目と二年目、
    ガラリと作家の顔ぶれがほぼ綺麗さっぱり
    一新する現象が起こってくる。
    ここでは大きく分けて二つのパターンが推測される。
    まず一つ目は一年目で急成長を遂げ、狭いフィールドでは
    窮屈で物足りなくなってきた作家達が
    次のステップ、つまり今よりも大きな領域で
    表現活動するため巣立ってゆくパターン。もう一つは
    アーティストの真似事をしたコスプレイヤー達。
    要はベレー帽被って絵の具チューブをパレットに
    流し込んでペタペタ一定期間描く行為を
    続けるだけ続けて、そこからインスタントに燃え尽きてゆくケース。
    この人達はアートより甘くて楽な誘惑が
    見つかれば、驚くほど簡単なくらい
    作家としての生命を放棄してしまうんだ。
    引くのも勇気だと言いますが、このパターンを非常に多く
    見続けてきてしまっているので..これはこれで
    なんだかなぁ..と、ため息がこぼれたりするんだよね。

    自分の周りは、幸運な事に2008年を皮切りに長い時間
    アートと向き合い共に苦難をこれからも歩んでゆける
    同士達と巡り合えた事が自分としては
    とても誇らしい、創作する上での良き原動力になって
    くれていると思う。こんな事を偉そうに書いている
    自分は自分で不甲斐ない部分や、作家として至らなく
    どうしようもないなぁ..と自身に呆れ返る場面が
    創作上多々あります〔笑〕気を引き締めて、
    だれず、もたれず、押し流されん様にしないとなぁ。

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  • アミューズ2009やらイヌコンなどのコンペティション

    タツコンの次はイヌコンたる企画展が名古屋であるそうな。

    タツコンの元ネタになったのがどうやら
    イヌコンみたいで、愛をテーマにした
    作品を募集中だとの事。出展サイズがF50まで可能
    らしいので、エントリーしようかどうか検討中でございます。
    http://www.inucon.com/

    アートジャム..登竜門であがってましたねー。
    http://compe.japandesign.ne.jp/ap/01/art/aj09/
    京都行った時、チラシ置いて無かったんだけど
    どうやら今年も文化博物館で開催されるみたいです。
    こちらも、とりあえず出そうかと。万が一受かった場合
    アートダイブ〔グループ出展予定〕と被るので、
    その場合、アミューズを優先させるから
    みやこめっせには大きな作品を一点だけ設置する予定になるかと。

    もう一つ、今年最後のオオトリコンペがあります、
    例のやつですよ。受かれる率は天文学的不可能に近いですが。

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  • 京都さらさ西陣銭湯改築ギャラリー

    日曜日、昼まで
    ぼんやり、まったりしつつ、二度寝してる内に昼が過ぎる。
    昨日はギャラリー行脚プラスアート仲間個展&イベントの段取り、
    打ち合わせのため京都へ。
    一時半のJR快速に乗り込み、まずは蛇目君と京都西口で合流ー。
    そこから湖西線山科東西経由で蹴上まで乗り継ぐ。

    ギャラリーすずき
    かなり大きな寸法の色画用紙を幾つもの層
    重ね合わせた、形態が揺らめき、上下し動き始める造形作品。

    アートスペース虹
    昆虫をボックスに詰め込んだ
    男心をくすぐる様な作品の沸き立ち感が良かったかと。

    はねうさぎ
    日本画やらミニマルな立体オブジェなどのグループ展示。
    平面の画に対しては、もう一工夫手を加え
    思いを増幅させてほしいところですね。

    院展
    日本画の伝統的な花鳥風月がフロアー全体に立ち並ぶ。
    技法や画材の骨組みが、がっちりと組み込められた図像って
    誰が見ても分かる仕立てになってるとこが
    王道的な世界観の強味ではないでしょうかなー。

    射手座
    こちらも日本画。この週は日本画展示と遭遇する率高し。
    暗がりに照らし出される表情がなんだか硬くて怖い。

    アートゾーン
    毎度、その場しのぎで飾りつけられた様な
    あっけら感な展示に、げんなり。もうちょい
    バシ!っと鑑賞者を唸らせる、息の効いた空間にしましょう。

    ニュートロン
    外壁面の動物画が良い具合だ。
    とろけた目線と装飾的に組み込まれたデザイン性の
    バランス流れが良い響き、印象を与えてくれます。

    地下鉄で鞍馬口まで行き改札であじこ氏と合流。
    それなりの距離を駅から暗がりん中、テクテク歩き
    個展会場へと到着〜。銭湯を改築したカフェギャラリーは
    全てがレトロでオールディー。オルウェーズ全快の
    甘酸っぱくて哀愁感マックスな空間に
    頭がしばしトリッピングしてしまいましたぁ。
    量が多めのオムライスを食べながら古時計とか
    銭湯のエメラルドタイルをじんわり見つめつつ
    ノスタルジーな様相で空間に居心地良く居座る。
    http://sarasan2.exblog.jp/
    二階はギャラリーが完全に下と独立してるので
    展示空間を気兼ね無く、じっくりアートと向き合いながら
    観覧する事が出来ます。

    少しばかしぶっ飛んだ、はちゃめちゃ破天荒で
    愉快なあじこ作品は
    自分の中にはない、ゆったりしたなんとも言えない
    間だとか感覚があるよなぁーっと、そんな事思いながら
    拝見させていただきました。
    マイスタイル崩れ落ちる事なく、画面がスローリーなマイスペースで
    立ち現れてる感じいたしました。
    打ち合わせも無事終わり、後は冬の陣に備えるのみですね〜。

    9月のイベントが全て終わり、10月末まで展示が無く
    その分11月は怒涛のアートイベント習慣なので
    来月は画とじっくり、時間かけながら
    向き合い対話したいなぁと思います。

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  • 名古屋タツコン2009交流会ー

    2009/09/27

    活動記録

    朝五時から高速乗り継ぎ名古屋へと上陸。
    朝の高速はスイスイすいてはいるのだけど、どうも頭が
    ぼんやりフワフワしていて、
    火種が付くまで、しばし時間かかる感じだ。

    タツ屋に9時前に着くも11時から開廊だとの事なので
    付近ガストで時間を費やした後、再度タツ屋へ来訪。
    立体と平面作品が良い頃合いで織り交ざった空間に
    全国各地から押し寄せられた出展作一覧を観覧出来ますー。
    http://mixi.jp/view_album.pl?id=38473658&owner_id=17011425&mode=photo

    投票を済ませ、高校の頃、美術を教えてもらっていた
    三瀬先生が個展を名古屋で開催すると告知してたので
    それを拝観しに中京大学名古屋キャンパスへ。
    http://www.chukyo-u.ac.jp/c-square/top.html
    奥行きたっぷりのCスクエアギャラリーに、エネルギーが暴発した
    躍動感一杯の機関車が汽笛を鳴らし滑走するかの様な
    図像に圧倒されますー。
    久々に本人とも直接会えてよかった、よかった〜。
    その後トークイベントをじっくりと
    聞き入らしていただいたあと、タツ屋ギャラリーへと舞い戻る事に。

    六時からタツ屋会場ではタツ屋さんの誕生日パーティーと
    タツコン交流会が威風堂々の同時開催〜。
    焼きあがった、手羽先やウィンナー、焼き鳥なんかの
    塩スパイスが効いたバーベキューを
    ジューシーな羽衣一杯、美味しく召し上がる。
    会場に並べられた料理を思う存分に頬張りながら
    参加アーティスト達と言葉を交わしたり、作品ファイルを
    見せ合ったりとー。以前から作品を認知してくださり、
    興味持っていただいてた方も何人かいらっしゃったので
    それがびっくらで嬉しかったです。
    そんなこんなで授賞式ではアートライフガーデン賞を
    ありがたく受賞させていただきまして
    下記のサイト、三年間無料登録でアート作品を
    掲載していただく運びとなりました☆また作品一覧が
    アップ完了したら、改めて告知したいと思います^^
    http://artlife-garden.com/

    そんなこんなで濃度一杯だったけど
    道に迷い、顔が青ざめ、冷や汗になりながらも
    充実した名古屋アートフル紀行を
    血肉一杯に巡礼、満喫エンジョイ出来ましたとさ

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  • チャンスパーク2009大盛況でした!

    2009/09/24

    活動記録

    扇町公園で一日だけのアートイベントに参加してきました。
    朝四時に目が覚め、すぐに覚醒するはずもなく、
    ぼんやりとした頭ん状態で、車に作品郡を詰め込む。
    コーヒーを一口、二口飲んで、きやすめ程度に
    目が覚めた後、車を走らせ扇公園へといざ出陣〜。

    早朝の道路は、道がスイスイと
    スケートリンク滑るが如く移動出来ますなー。
    雲行きが怪しくて、こん時は、ちと雨が心配でしたが。

    関テレ公園内には、
    すでにたくさんの作家さん達が集い始める。
    会場本部で受付を済ませ、自分の出展ブースへと
    代車に作品を乗せ砂地に車輪をジャリジャリ転がせ
    足を取られながらも、なんとか端際の展示空間へ到着。
    青のビニールシート上に作品一覧をレイアウトした後、
    背後に屏風作品を立て掛け設置完了。
    立てかけたダンボールん中には、描く前の
    F20号サイズキャンバスが3枚ほど詰め込まれております。
    〔要は立てかける時、重し代わりの作用を担わせるため〕

    集客的にはちらほらと鑑賞者が展示を見にきて
    反応してくれる感じでしたので、暇な時に
    ライブペイント見たり、他ブースの出展者とお話したり、
    仲間内で和気藹々とコミュニケーション取ったりしてました。

    なんだかんだで雨の方は、始めにポツリポツリと
    小降り程度振ってくる感じだっただけで、
    なんとか心配してた天気の方も終わるまでは
    持ち応えてくれて、よかった、よかった☆

    イベントが幕を閉じ、公園内で打ち上げが行われようかという
    まさにその時..雨がシャワーとなってザザザーーっと
    打ち放たれてしまい、結局ボダイジュカフェ店内で
    ドンチャン騒ぎする運びとなりました

    スーパーで買ってきたであろう
    赤飯や、から揚げ、枝豆に
    ジュースを欲張りすぎるくらい胃袋に押し込みましたーー。
    いつもはオムライスだとかスパゲッティーが売りの
    お店で上記の食べ物を、ほうばるんは
    少しばかし違和感ありましたけど笑

    そんなこんなで、アーティスト達が一丸となり
    イベントを力合わせ、純粋に団結してエンジョイ出来るって
    キラキラ輝いていて素晴らしい事やなぁー..と
    つくずく思いました。この野外アートイベントが今よりも
    さらにもっと多くの人に知ってもらい、扇町公園の空間が
    人で溢れ返り、好循環なサイクルで
    人々が往来する大型イベントに成長してほしいですね

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  • アートストリーム2009審査無事通過^^

    2009/09/20

    お知らせ

    封書が薄っぺらく、ヒラヒラのペーパーマリオみたいなのが
    届きまちてもう破りまくるっきゃない!!..と
    無念の思いを噛み締めるも、一応中身確認してから
    ゴミ箱ダストシュートいたそうかと力みながら、紙を
    取り出したらなんと、審査通過しとりまちたぁ

    いやぁ..一年前は審査落ちでしてさ。受かった人らの盛況ぶりを
    エンジョイ満喫した話、たくさん嫌ってほど
    見聞きいたしましたので..、来年こそぉわぁぁー..の
    健気な思いが天へと届いたのか、ありがたい限りですね、うん。

    アートストリームは今年で九回目を迎えるにあたり
    アートストリームアワードに加え
    出展者と美術関係者の交流会も実施してくださるみたいで
    公募数を50組にまで厳選させての開催。
    ただでさえ審査通るのが
    至極難関なのに、それをさらに絞り込んでの展示になるらしいのです。
    いやぁ〜、どんな顔ぶれがラインナップするのか
    説明会、今から楽しみですけどね
    期間中サントリーミュージアムでは
    たしか、ウィーン世紀末美術展と被るんだっけかな!?なので
    クリムトやシーレなどの崇高で異質なオーラを
    立ち登らせるアート作品を観覧した後、肩の力抜いて
    リラックスムードでお楽しみいただけると幸いですよ♪

    11月はアートストリーム、こみまる展、月夜と少年で個展、
    中崎アートフェスティバルと芸術の秋に相応しい濃厚密度で
    イベントが目白押し!
    なので、この月はアートなサバイブロイヤルハッスル
    月桂冠と称したいと思う所存ですよっと

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  • 滋賀と京都の美術館二件はしごで〜

    なので、自分にご褒美と称して、美術館くるくるハシゴツアーを
    急遽敢行する事にー。いやぁ〜、仕上がった悦で
    妙にテンパッてましてね..。いつもは山科からの
    一号線経由へ滋賀の里までゆくのですが
    今回は久々に宇治川ライン経由ルートへと変更。
    始めの勢いは良かったのですが、ここは走り屋達の峠イバラ街道!
    昼夜問わず腕っぷしに自信あるレーサー崩れ共が、
    中途半端に器用なハンドル裁き巧みに操りながら
    後方から煽りをかけてくるんです、うふゃぁぁ
    どうぞ、お先に、と!左折ランプを点滅させ
    スクーター停車して、暴走機関車が遠いとこまで
    過ぎ去った事を肉眼で確認してから、運転再開ー。
    宇治川ラインは川辺や遠くに見える山々、そこから
    顔を覗かせる青空など、自然の造形美を
    呼吸一杯しながら
    味わってドライブする事が出来るのええよね、うん

    滋賀県立近代美術館とhttp://www.shiga-kinbi.jp/
    そこから京都国立近代美術館のhttp://www.momak.go.jp/
    両方へと行ってきました。

    ○美術館のアート鑑賞について
    全ての作品をまじまじと、じっくり鑑賞するのって
    あれだけの量と大きさ、数があるので、正直きついですよね。
    なので、まずは一通り軽く目で見流す感じで
    観覧しています。そこからパッと自分の目に飛び込んできて、
    縛りつけてくれる作品群をピックアップ。
    自分の中で思い入れの出来た作品はじわじわ
    間を開けて鑑賞する様にしております。
    近距離へとテクスチャーまじまじと見入ったり、
    また遠距離に開けて全体の図像を見渡してみる。
    目を一度閉じて、そこからスイッチをオフにし
    新たな気持ちで目を見開き、改めてその作品を
    俯瞰してみる。どういった感覚を瞬時にこちら側へと
    与えてくれるのか、素直に飛び込んできた味わいを
    身体へと染み込ませる感じで。
    自分の画と目の前にある図像を見比べてみるのも良い気がするな。
    相手の作品がどの程度のスケールあるアートなのか、
    自分の絵には無い境地だとか、その人ならではの
    切り口に見惚れて見るのも一挙かと思う。

    今回も自分の精神世界奥底へと突き抜けさせて
    くれるスケールの絵との出会いがあり、これがあるからこそ、
    美術館やギャラリー巡りは欠かす事出来ませんね、うん。
    自分の心を生涯魅了して切り離せない一生の宝玉になる
    作品のためなら、たとえお金や時間が無くても
    何がなんでも行くべきだと、経験上痛く身に染みております。
    行って後悔するより、行かなくて悔いが残る方が
    断然タチが悪いんですよ、うん。行っとけば良かったぁぁ!と
    思う展示を何度か見逃しておりまして。それが今も後悔の念となり
    ずっと心の奥底でくすぶっておりますわ「笑」

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  • こみまる展2009今年も入選しました!

    2009/09/18

    活動記録

    薄っぺらな通知書だったので、
    今年は審査落ちかぁ〜〜って
    落胆して封を切りましたら、
    今年も無事、こみまる展公募入選いたしました!
    そういえば、去年も封筒薄っぺらかって
    あかんのかぁ!!..とか嘆いてた気がするなぁ「笑」
    http://www.sutv.zaq.ne.jp/ckbni208/

    ○こみまる展について
    江戸末期に建てられた浜屋敷を
    再生した民家で、この空間へ現代に息づく作家達の
    作品を飾りつけ、新たな価値感や意味合いを
    生まれさせるというコンセプトの展覧会でございますー。
    浜屋敷が様々な現代アーティスト作品と兼ね合い
    融合し、響き、協調し合いながら、イメージスープが豊かに
    膨らみ、増幅してゆく様を拝観しにきてください

    期間中は浜屋敷民家で現代アートトークショーが
    開催されたり、その後に交流会で手作りの温もりが一杯
    詰まった、おでんやら、おにぎりなどを会場で
    ホクホク召し上がる事が出来ます!
    アーティストトーク+食事会込みで1000円と
    なんともお得パックな金銭で、宴を楽しめますです
    ちなみに誰でも参加可能なので気軽にお越しください。
    詳しい告知はまた日程が近づいてきてからいたします

    やっとこさ屏風絵が終わりに近づいてきて
    手応え噛み締めながら、製作打ち込めました。
    世界が鼓動を上げ、脈打ち、生命の息吹が空間全体へと
    鳴り響き、木霊してきた!なのでラストは近いよ!
    最後は気合と根気で捻じ伏せるっきゃないね。
    焦らず慎重に着実な1手1手を念頭に置きながら
    緩やかなフィナーレを飾りたいと思います。

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  • よつばカフェギャラリーから屏風絵が開幕

    2009/09/17

    活動記録

    画像はよつばキャフェで4回目の個展、感動!?の
    フィナーレ迎えた時の鹿図爆龍絵巻「笑」
    これから一年後ちょいの
    2009.5月末に大阪日本橋ギャラリー亜蛮人で
    さらに連結した屏風絵図を発表させる事となる。
    いやぁ〜〜〜やっぱ、よつば最高やねぇー!!
    待望のよつば5回目のぉ..個展ぉぉ..
    実現可能なら..やりたいなぁ笑

    刻と共に自分の手のヒラからするりと、すり抜けてゆくモノがあれば
    それと同時に手にする事が出来る新たな何かも確かに
    存在する訳で。これからそれに向けて
    気を取り直し、歩んでゆきますよっと

    ええと..ですねーもっか、検討中のアートイベントが12月
    ありまして。京都みやこめっせで開催される
    アートフェスタ、その名もアートダイブ。
    http://www.artdive.net/
    いろんなタイプのブースがあって、パネル敷居無しのから
    パネル設置ブース、奥行きが90センチ幅のやら180センチまでのだとか
    最大5メートルまでの空間をゆったりとレンタル出来るなど
    レパートリーに、とんでおります。
    ただねぇ..出展料が馬鹿高くて、このイベント
    大コケした場合、クリエイターから一揆、反乱が
    モンスターハウスみたく
    巻き起こるんじゃないかぁぁ!..ってくらい金額がねぇ..。
    パネル無しの1番面積が狭いブースで7800円..。
    これに、パネルを付け足してゆくにつれ、値段が
    うなぎ登り式に跳ね上がり、数万単位の
    大枚が必要になってくるんだなぁー..。
    この条件でアーティストがどれほど集まるのか
    見物だとは思うし、関西アートイベントでは異例中の高さだから
    これ仕掛ける側も相当肝が据わってるよなぁ。
    ずっこけた時、非常に恐いかなぁっ..て思いまして。

    関西の土壌ってあくまで庶民ベースであって
    それを見越して金銭的な面で負担がかからない様に
    一工夫をどうにかしないといけないと思う。
    アートフェスタって
    どちらかといえば高価な作品より手頃で身近に、たしなめる
    アートグッズを物販するのがメインな訳で。
    それに値段的に考えてこの額は芸祭だとか
    デザインフェスタに近い様な価格設定になっている訳ですよ。
    エントリーする側は当然それらに匹敵する様な
    大喝采なイベントに相当するのであろうか?と半ば疑問に思うわけで。

    う〜んーーー..貧しくて限られた資金しか無い
    ボンビなアーティストが
    大多数であるからさぁ。
    なのでどこまで、このイベントが、いかに魅力的な
    要素を秘めているのかを、仕掛ける側は
    出資するアーティストサイドに対し、具体説明出来るかどうかが
    エントリーの行方決まって
    くるのではないでしょうかー。初めて開催するイベントだし
    どこまで、このアートイベントが
    関西の発展途上なアートシーンを底上げしてくれるのか
    もっか楽しみではありますけど♪う〜ん...一番安い
    ブースで試しにエントリーしようかどうか、
    思案中でございまする

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  • イラスト的概念を打ち破るアートな要素を内包

    2009/09/16

    メモ

    その時限りで消費され、その場限りのインスタントで
    消え去る尻軽な安っぽい画は一枚たりとも描かないぞ。
    アートとは消費だとか流行などとは180度ベクトルが
    対極に位置する揺ぎ無きモノである。

    僕の表現は典型的なイラストと称される
    目の前上っ面だけで
    淡々と眺められて
    表面の味だけを噛み潰すだけの代行的な代物であってはならない。
    鑑賞者が見る時代や時期によって
    様々な解釈や捉え方を投げかけられる様な。
    アート的要素を作品内に深々と内包させた、
    見飽きない強い強度の備わった画を
    常に心がけているし、そうありたいと切実に願うのだ。

    ただ寡黙に画面と向き合い、日々限られた
    スタミナをキャンバスへとぶつけ、抗いのた打ち回る。
    時に眉間へとシワを寄せ、引きつる様な形相で
    必死に踏ん張り、作品世界へと身を委ねる。
    苦しくて息切れしそうで不毛な傾斜段階を乗り越え、その先に
    見え隠れしている確かな感触を導き出す。
    険しくて困難な思いが、描く過程において、幾度と無く
    覗かせてきて、こちら側へと襲いかかってくるんだ。
    いくつもの峠を越えた先に
    ようやく一点、この世にただ一つだけの
    自分ワールドが立ち表れてくれるんだよ。

    たかが一点だけではないか、と思うなかれ!!
    軽々しく期日まで仕上げろだとか、
    絵描きは食えない
    非効率な道化師であるとか、ぬかす愚物者達よ。

    一点仕上げる事の重みを身体全身で身を震わせ
    毎度、毎度、命からがら完成させてゆくんだ。
    獣道な苦行と歓喜の渦の両方が交差する
    アート街道一本道をモンスターダンジョン奥底まで
    意気揚々と突き進んでゆく事にしようか。

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