川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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川瀬大樹

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川瀬大樹

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  • クリエイティブな日常

    媚を諂って売れ線で押し進めている不恰好な図像なんかよりも、
    進撃に自身の作品世界と対峙しながら掘り下げ.向き合い、
    色濃い色を滲ましてる図像の方が
    後々残ってゆくだろうし、長いサイクルで俯瞰してゆけば
    自ずと後者の方が結果的には近道になるんだろうなぁ..と
    ふと物思いふけりながら、今日も絵筆を走らせる。
    変にデザインに歩み寄ってビジュアルとしての分かりやすさ.
    見栄えの飾りやすさを重視するより
    奥底に突き抜けてゆく絵の方が
    断然パワーがあるし、見ていて飽きがこない。
    短い目先の利益だけで簡略的に動くのでは無くて
    長いスパンで作家活動を精進してゆきたいものでありますな。

    僕のサムホール価格は現在1万円。この価格は自身がまず
    出来上がった図像を目利きで判断し、
    自分の絵は現在、このくらいの価格価値であると判断して
    プライスを決定するのであります。

    このサムホール1万を仕上げるのが早い作家.中間くらいの絵師、
    長い時間をかけて図像が完成する絵描きの三パターンに分けて
    論じてみる。まず図像を落とし込むのが抜群に早い作家。
    この者は絵を売って生計を立ててゆく上で
    最も職業画家として適している。
    長い時間かけて作り上げてゆくサムホールも、
    一日で仕上げたサムホール作品も、付けられたプライスが
    同じ1万円なのであれば、作品としての値段価値は等価なのである。
    僕の場合、手仕事が早いわけでも遅いわけでもなく
    ちょうどそれの間くらいの速度だと考えている。
    作品を生み出すスピードだけは年数を積み重ねても
    そんなに大した変化が無く変わらないと思う。
    これは言ってみれば各自の作家が持っている属性の様なもので、
    長いスパンかけて画面と向き合って、
    より良い作品に絵が光り輝く人もいれば、
    逆に短いリズムでスピーディーに仕立てる方が
    絵力を宿らせれる作家もいて千差万別なのである。

    再度、値段的価値の話に戻してみよう。
    絵の値段って、掛けた手間隙だとか捻出された画材費が
    換算されるわけであるが、最も重要なのは
    各自の作家が絵に映し出した手仕事の質の高低ではないだろうか?
    同じ条件でサムホールキャンバスに絵の具セットを渡された
    二人の人物に例えてみよう。
    一人は美大に入り立ての、絵を本格的に学び始めた美大生
    作品数はまだ少しばかりで
    技術経験も基礎的な土台程度。
    もう一人は卒業して展示経験がそれなりにあって
    描いた数も枚数をこなしていて、技術や世界観の軸が
    きっちりと安定している。
    この二人が大体同じだけの日数で、
    同じ条件の画材を駆使してサムホールを仕上げたとする。
    これが誰にでも出来るアルバイトだと
    同じ日数、たとえば一日働いて貰える金額が5千円だとすると
    二人とも均等に5000円の日給が支給される。
    所が絵の場合だと、この様に均等には
    値段は当然ながら決められないのだ。
    同じギャラリーで各自が自身に見合った手仕事での
    価格設定で販売して絵が両者共に売れたとしよう。
    二人とも赤丸が付いたのだが、美大生が売れた絵は5000円で
    卒業生の売れた絵は20000円と約4倍にも値段に大差が
    出たのだが、これは二人の絵の中で展開されてる
    簡略的に言ってしまえば力量の差の開きなんだと思うのだ。
    つまり特殊な技能が要求され、長く費やした時間や
    画材費にまとまったお金が要求されたとは言え、
    目の前に出現させる図像がその値段に相応する価値を
    兼ね備えていなければ、たとえ5000円であろうと3000円であろうと
    それに見合う需要者など決して現れてはくれないのだ。

    絵に付けた値段を決めるのは最終的には自分では無くて、
    表記された価格見て
    それに相応すると決定下し買っていただく購入者なのだから、
    絵を買う者に最終的な価格決定権がある様に思う。
    仮に1万円では絵が全く売れなくて、値段を8000円に下げて
    販売して買い手が付いたのであれば、それに見合う
    価格価値であると買い手が目利きして
    購入したのだから、その作品に対する一つの
    価値目安になるのかもしれませんね。

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  • 今週金曜から大阪日本橋.亜蛮人ギャラリーで個展します!

    24歳の暑い真夏に、京都の新京極通りにある
    ホワイトキューブで初個展をしたのが、今からおよそ6年前くらいに
    なるのかな、うん。とにかく初の個展とあって
    車一杯に作品を積み込めるだけ積み込んで、
    積載量満タンな状態で京の都迄、車を走らせたのだよ。
    駐車した立体パーキングから300メートルくらい先にある
    建物4階ホワイトキューブ迄、何回か往復して
    パーキングとギャラリーを行ったりきたり..。
    引越し業者の気苦労を、なんとなく体感したような。

    二回目は大阪のホワイトキューブだったかな。
    今でこそ、大阪行く迄のルートをきっちり覚えてるんだけど
    初めて行った時は緊迫感満開だったんだよなぁ..。
    とにかく大阪は車の流れが速く、車線もやたら多くて。
    間違った車線へ入ると、元の地点へ戻ってくるまで
    かなり苦戦を強いられたり。

    奈良のよつばカフェでは
    なんだかんだで四回も個展してんですよ。
    今でこそ言えますが、ギャラリーオーナーの
    日浦さんに、ほのかで甘酸っぱい恋心を寄せておりまして^−0^
    奈良町が醸しだす、古めかしく安らぎに満ちた
    空気感が、とても心地よくて、何よりよつばカフェの
    素朴で柔らいだ佇まいの建物と
    僕の描くアニマル作品とが相性抜群で
    今迄展示したギャラリーん中でベストワンだったと思います。

    カフェドマルシェでの展示では
    絵が立て続けに売れて、この頃から絵が短い周期で
    ありがたい事に、ちょくちょくお嫁ゆく様になりました。

    ギャラリーの随所にオーナーこだわりの家具やアートグッズが
    常設されてる物静かな空気感が印象的なギャラリー月夜と少年や
    これから北加賀屋で周囲をアートの街へと
    活気づかせ染め上げようと企んでいるクビレ邸での
    企画個展なんかもありました。

    そして..変人.奇人の巣窟で有名な..濃度が、まりお流ラーメンに
    匹敵するアンダーグランドなギャラリー亜蛮人で
    12回目の個展を開催させていただきます。。
    自由気ままに作家のやりたい方向性を汲み取り尊重しながら
    引き出してくれる自由度が高い開放的ギャラリーであります。

    2011.715「金」〜19「火」迄
    アートスペース亜蛮人
    川瀬大樹個展 アボリジニなアニマルワールド展
    13時〜20時迄開催
    16日の土曜日夕方17時くらいから、慎ましやかに
    交流会を開催いたすので、皆様どうぞよろしくお願いします^^
    http://www.aband.jp/

    PS.池田でのコケラオトシ2と亜蛮人での搬出.搬入が
    モロ被りしちゃいましたので、50号の最新作お披露目は
    月曜日迄とさせていただきます。月曜の営業時間終了後、
    車に積載して持って帰るので、最新の絵が見たい人は
    月曜日迄に来訪するか、20日から阪急池田構内で
    開催されるグループ展、コケラオトシ2へと足を運んで
    くだされば幸いであります。両方見に来ていただくのが
    一番ベストでありがたくはありますが「笑」

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  • アート大阪にて

    大家と呼ばれる名を馳せた絵師や
    墓の下に眠る巨匠作家らの絵よりも
    同時代性を兼ね備えた自身と年齢が10才前後くらいの作家の絵が
    一番フレッシュでいて最も栄養いただき
    創作意欲に情熱の灯火を燃え滾らせてくれるんだな。
    アート大阪で自身と年齢層の近い作家達の作品を観覧し
    絵の世界に魅了されながら刺激満杯いただいた昨日。

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  • アートサンタフェに出展いたします!

    http://www.artsantafe.com/
    アメリカニューメキシコ洲のサンタフェで
    今日から開催されるサンタフェアートフェアに
    SMサイズのキリン作品を一点、出展させていただいております^^
    サンタフェはニューヨークに次ぐ全米第2位の美術市場でして、
    街には芸術に深く携わる人々が暮らしております!

    なんだかんだで個展まで約一週間..頑張りすぎず
    ほどほどに頑張ります^−^

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  • 大阪堺のバンブーにて後輩の個展告知案内^^

    http://www.hotpepper.jp/strJ000018686/ 
    昨日から大学の後輩でアート仲間の
    杉本あゆみさんの個展が堺三国ヶ丘のバンブーで7.3〜9.3迄の約二ヶ月間開催されます!爽やかな空気が作品の中から流れていて
    透明色で重層的な色合いの風情溢れる佇まいに、うっとりいたしました〜☆

    そして奈良が世界へ誇れるマリオ流ラーメンを今日も飽きずに語ります!
    マリオ流最高峰の富士山ラーメン。
    これの濃度がとにかくやばいらしく
    化学調味料を一切使わず作った濃厚スープ、
    自然界でこれ以上濃ゆい濃度が無いくらいの、
    ギネスなコテコテ極上スープらしい。
    これを発明した店長のマリオですら、
    このラーメンを食すのは無理だと言い切っているくらい
    世にも恐ろいアルティメットラーメンなのです!

    昨日も搬入&搬出終わりに
    マリオ流の礼儀作法を学ぶべく恒例のマリオへ。
    ついに濃度15.霧島ラーメンをオーダーする事と相成りまして^^
    テーブルへと運ばれてくる瞬間、
    賑わっていた店内の空気が一瞬静まり返る「笑」
    とにかくスープ濃度が激やばでして..。
    表面に幕が張っていてスープは飲んでると言うよりかは食べている感じに近かった^^

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