川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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川瀬大樹

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川瀬大樹

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    Works 305
  • アートな確立を巡る冒険^^

    【クリマv26来場者数
    】土/25,700名 日/31,203名、2日間合計56,903名 
    数の規模がやはり関西とは桁外れに違うよね〜。

    関西では5000人くらいの数が、
    10倍以上の集客率って事は
    関西のフェス10回分出場するに相応するわけだし
    クリマで数を一回分に圧縮できるとも捉えられるよね。
    もちろん、冬クリマも参戦やね。

    例えば仮に春秋のデザフェス2回で12万人、
    夏冬のクリマ2回10万人に全て4回分出場したとしたら
    年に20万人もの人の居合せる集客ある場所に
    絵を放り込めると言う事になる、これは凄い事やなぁ。
    関西で地味に活動してるだけでは、ここまでの集客を
    年間通して確保する事など到底不可能だし、
    これを上手く有効活用してゆけば
    アートマーケットに自身の作品を流通させるのを
    大幅に短縮できるな。つまりワームコーロを使い
    一気に行きたい地点まで瞬間移動させちゃうみたいな^^
    この辺りの事を考慮した来年以降、デザフェス年2回、
    クリマ年2回の遠征スケジュールを実行させてゆこうと思う。

    常に流れ行く時間に杭を打ち続け、先手先手を
    頭フル回転させながら考えてゆかんとね。
    この差が絵の売れ行きを
    大きく作用するのは語るまでも無い。
    きっちりと説得力の持てる表現力+それを自己プロデュースさせる能力
    この二つの力点が画家の将来を大きく左右してしまうだろうから。

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  • 興味のある鑑賞者に向けてレペゼン

    20代の頃はカフェギャラリーで積極的に
    絵を発表する事が多かった。けれどそれが大きな盲点を
    生んでいた事に経験積み重ねる内に気付いてきた。
    8日に参加した京都アートヴィレッジでも同じ様な事が
    言えると思うのだが、駅構内で通りすがりの人に
    アート作品を発信する行為は、いささか無理が
    ある様に思えた。通行の往来が一日数万人近く
    あったとしても、それは一般のアート世界とは
    まったく掛け離れた場所に居る人達がほとんどで。
    その人達に向けて絵画作品をアピールさせながら見せても
    反応は気薄で、イベントに出てるこちらサイドとしても
    手応えが感じられず、イベント終了後、重たい空気が自身を包むのだ。

    これがクリエーターズマーケットやデザフェスの場合だと
    始めからオリジナルのアート作品に興味持ってくれる人々が
    チケットを購入して、わざわざ足を運んでくれるので、
    真剣に作品を吟味しながら鑑賞してくれてるのが、
    作り手の方へと、ひしひし伝わってくる。
    例え同じくらいの集客率で人の波が数万人であっても
    見せる事の意味合いが全然違ってくる様に思う。

    カフェギャラリーでの無料個展ってのが、いろんな所で
    募集してて、それにあやかり展示させていただいた事が
    昔は多々あったのだが、無料と言っても結局その経費に
    かかるお金はカフェを楽しみに足を運んでくださった
    お客様の財布から捻出されているからね。
    しかも、その人達にとって、さほど関心の無い
    アート作品がお茶をエンジョイする机後ろの壁面に
    ドデンと主張しながら飾っているのだから、
    ありがた迷惑と言っても過言じゃないと思う。
    展示するアーティストにとっても、関心が気薄な人達に
    見てもらうのだから、
    メリットとなる決め手がこれと言ってあるわけでは無いしね。

    結論を簡潔的に申し上げると所詮アートに興味無い人は
    興味無いままで完結してしまうと言う事なのだ。

    興味の無い人に無理強させて発信させるのではなく、
    興味を指し示してくれる土台をしっかりと見極めて
    有機的なアート栽培を心掛けたいものだな。

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  • 7月関西での展示、告知一覧

    http://oldtimes.jp/
    早稲田大学の近くに在るゴシックな佇まいが印象的な
    ドラードギャラリーで明日から
    生き物を題材にした展示会が開催されます^^

    今年の始め、ドラードで開催された
    小さな絵の大博覧会で
    ドラード特別賞をありがたい事にいただき、
    今回、その賞の特典として
    招待作家としてお招きいただきました、感謝〜☆
    7月7日の土曜日の七夕から16日、月曜日祝日まで
    9日間の開催です^^ちなみに水曜日は休廊なのでお気をつけくださいね〜。
    12時〜20時 最終日は18時まで

    http://kyotoartvillage.hannnari.com/
    そして7月8日は、京都のZEST御池の地下街で開催される
    京都アートビレッジに初参戦いたします!
    通行の往来が一日数万人見込まれるらしいので、
    その内の少数で良いから足を止めて作品とじっくり
    対話してくれる人が居ればいいな。
    アートフェスやギャラリーとは違い、数万人とは言え、絵に興味の無い人は
    多分、横目でも見てくれるかどうか妖しいので、
    その中に紛れ込んでる、あくまで絵に関心を
    寄せてくれる人に向けて発信してゆきたく思います^^
    開始時間10時〜18時まで

    http://sora.swee.to/
    そして、そして、大阪空堀町で毎年開催される
    サムホール151人展に参加します!参加するのは
    実に二年ぶりですかねぇ。151人全ての作家作品が
    なんと5000円均一で買えちゃうのです、びっくり...。
    SORAのオーナーいわく、お花を買う様な身近な感覚で
    アート作品を買って、自宅に飾り付けてほしいという想いから
    年に一度、大規模な人数を募り開催されるのです。
    僕も、その心意気に共鳴して、普段10000円で展示販売している
    サムホールの絵を今回だけ特別プレゼントハイパー価格で、
    上記に掲載したジラフ.プラネットlovesを5000円にて
    展示販売しちゃいます^^
    今年はギャラリーがどんなテイストの151人色に
    染め上がるのか、来週が待ち遠しいですねん♪
    7.16「月」祝から28土曜日まで 会期中無休で開催
    13時〜20時まで 最終日16時まで

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  • クリマその後、思わず嬉しくなる感想が^^

    izaneさんのブログで僕の作品の事を
    書いてくださってて、その記事が
    あまりに嬉しくて思わず目から涙がこぼれおちた..。

    記事一部抜粋
    まず、どーんとあったF50号サイズの作品の美しさにやられてしまいました。
    こんなのが家に飾れたらどんなに素敵だろう、と思いましたが、
    わたしには大作を買う勇気はありませんでした(涙

    小さな作品をほほえましく見ていると、
    作家本人が現れて挨拶をかわし、しばらくお話させていただきました。
    川瀬さんのお話はとても興味深く、まだまだ駆け出しの・・というか、
    この世界に本気で飛び込もうと決意してまだ1年少しのわたしには、
    とてもためになることを沢山知っていらっしゃる、というのを感じて、
    もっといろんなお話を聞きたかったですが、とにもかくにも川瀬さんの作品がひとつほしくなってしまい、一つ購入。

    現在、どこに飾ろうか目下検討中であります。

    ポストカードやイラスト集以外で、人の作品を買ったのはこれが初めてで、
    ものすごく興奮してしまいました。・・というか、
    喉から手が出るほど欲しくなった作品は、川瀬さんのキリンが初めてでした。

    ケチ性格のわたしですが、さすがに大作購入は頭にありませんでしたが、
    小さな作品は、ほぼ見た瞬間から、
    「とりあえずどれにしようか、買ってどこに飾ろうか」を
    真剣に悩むほどには魅力的で。

    こう言った感じで、人と人との縁や絆を繋ぎ合せてくれるから
    アートイベント、たまりませんね^^

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  • クリマ川瀬ブース、大盛況&赤丸で大成功でした^^

    いやぁ..、終わりよければ全て良し!と言う名台詞が在る様に
    そんな言葉で締め括るに相応しき
    今回のクリエーターズマーケットでした^^

    一日目、午前3時に起きて、
    車で3時間ちょいかけ名古屋まで行ってきました。
    クリエーターズマーケット会場の駐車場前から
    車の大列が長々と連なってまして、
    パーキング入るまで一時間以上かかってしまいました。
    そして搬入のディスプレーをなんとか終えて一日目が
    開始いたしたのです。入り口前には
    大勢のお客さんが入場するのを
    待ちに待ってる様な印象でした。

    1500円の手の平サイズ小作品の大判を
    開場しばらくたった頃に買って頂く!

    1100円手の平小原画も2点ばかり販売成立^^
    一人目は見知らぬ女性のお客さんに。
    2人目は亀岡に引っ越された作家仲間のイズミさんが
    仲間を引き連れ、
    亀岡のイベント案内を持ってきていただきました^^
    そして、小さな子ジラフを気に入ってくださったみたいで
    売約いただいた後、閉館前に再度ブース
    訪れ買っていただきました^−^

    3000円の原画作品をツイーターで知り合った
    女の子に買っていただく。会うのこれが初めてだったけど
    すごく話が弾みました^^前々からジラフの作品
    すごく気にいってくださってて。実は一点モノの作品
    買うの、これが初めての経験だとか〜^^

    一日目、売り上げは、それなりではありましたが、
    自分が思ってたほどは売り上げ伸び悩んだ感じでして。
    日曜日、雲行き悪い中、大丈夫なのか
    不安な空気が自分の周りにも流れておりました「苦笑」
    1日目売り上げトータル9900円ナリ

    2日目
    クリマで絵はデザフェスほど勢い良く売れない!!..っと
    土曜日、多くの人に愚痴りながら向かえた日曜日だったのですが..、
    この日は土曜日よりも人の入りが凄まじく
    雨の中、開場は熱気でムンムンしとりましたぁ^^
    しかし2時前くらいまで
    まさかの0でして、売れる気配が無くて、
    もしかしたら今日は0のまま終わってゆくのかと、
    少々ふて腐れ気味でブース在廊してました..^^
    しかしですよ〜、2時を過ぎた辺りから...一気に流れが
    良い方向へと傾きながら転がり出してですね!
    サムホール作品10000円が二点立て続けに!売れたんです!
    一点目は夫婦でこられた方が一点、

    トロピカルジラフを購入していただきました。
    そしてもう一点は、しゃがみこんで
    絵と長い時間対話されてる同い年くらいの男性の
    お客様が、星空とジラフを購入していただきました!

    それから、カップルでこられた方が二組ほど
    夕方に居たのですが、3000円と3200円の原画を
    それぞれ買っていただきましたぁ^^横に並んでどれを買うのか
    相談されてる姿、とても愛らしかったです^^

    2500円のダンボールジラフを、クリマ終わり間際、親子連れの
    お客様に購入していただく。ダンボールで素材が出来てるのを
    説明したのですが、それでも
    この作品が一番お気に入りだったみたいです^^

    名古屋クリマにご同行したlaccaさんが
    クリーミーな子ジラフを購入していただく〜。
    最近の色合いがお気に入りらしい。

    まぁ..、そんなこんなで..、クリエーターズマーケット、
    イベント途中まで
    どうなる事なのか、不安と焦りと儚さで..一杯でしたが..
    見てくれる人、注目してくれる人が大勢ありなのと
    作品が10点以上売れたのとで
    結果的に大盛況+、絵の方もきっちり販売へと繋がり
    たくさん嫁がせる事出来たので、
    トータルとして見渡せば、成功で次回の冬クリマも..、
    是非とも出たいなぁ〜と..
    思っちゃったのでした「笑」

    クリエーターズマーケット
    土曜日9900円販売成立 日曜日31500円販売成立
    両日売り上げ合計41400円ナリ^−0^

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  • クリエーターズマーケット招待A−25ブース詳細^^

    http://www.creatorsmarket.com/ 
    明日から名古屋で開催の
    東海地方最大級.クリエーターズマーケットに
    土日の、両日参加してきます!

    昨年、ギャラリー龍屋主催のタツコン2011で
    クリエーターズマーケット賞を受賞しての招待作家として出展なので
    期待以上の人だかりにしないとですよ〜^−^
    川瀬ブースを沸騰させます!

    とりあえず..明日は午前の3時から車を名古屋へと向けて
    高速ノンストップで走ってゆくので
    早朝から夕暮れ時刻まで、フルハードボイルドな
    一日となる事、確実請け合いなんですからね!

    さてさて、デザフェスみたく小原画が勢いよく
    続々と嫁いでくれるのか!?基本クリマはクラフト色、
    つまり実用性重視なグッズや雑貨が主導権を握り締めているので、
    その辺りとの兼ね合いもあり、さぁて..どうなる事やらですよ!

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  • 作家とリアルファイトマネー

    作家活動の方でも、少しずつではありますが、
    収入がちょっっとずつ入る様になってきました^^
    それは大変ありがたく素晴らしき事なのですが、
    自身はお金が入ったらその分だけ、豪快に使ってしまうので、
    もっとシビアにルール定めて
    押さえるべきとこは、きっちり押さえる癖をつかないと
    いけないよなぁ..ってつくづく思うんです。

    昔の名台詞に一円に笑うモノは一円に無くって言う
    名言中の名言がありますが、正にそれをお手本据えて
    計画的に出し入れせんといかんですなぁ。

    同じ大阪向かうにしても、どのルートが最も安く
    辿り着けるかとか〜。ランチでも100円ほど節約する気持ちで
    ご飯食べる心構えであったり、当然画材は
    大阪で最も安い笹部で買いだめするとか。
    多分他の画材メーカーと比較すると、
    ここで基本買えば、他で買うより年に
    数万円の節約になるからね、うん。とにかく安くて神がかってるので。

    今回クリマもF50号サイズ、クルマに押し込みました、無理クリ..。
    前の席二人なら、なんら問題無いのですが、今回後ろに
    一人乗せる事になり、計3名で会場行くので、
    かなり後ろのスペースがキチキチで申し訳ないけど、
    宅配で往復すると、このサイズだと4000円かかるので、
    ここでも節約^^窮屈な感じで申し訳ないけど「笑」
    自動車で高速使って行くので
    一人辺り6000円ずつ割り勘で行きます。
    これで三人やから18000円から、高速料金、ガソリン2往復分、
    パーキング代を捻出。
    近鉄特急で行くとしたら往復8000円するから、ここでも、節約、節約。

    まぁ..こんな風に書くとケチんぼな感じしますが、節約が積もりに積もれば、
    年に数万円の開きにまで膨れ上がるので
    1円でも多く手元に残すハングリーな気持ちは大事な訳ですよ、うん^^
    でも、クリマで万が一、馬鹿売れした時は
    パッと景気良く、同行した仲間に普段お世話なってる
    気持ちとして日本一美味しい富士味焼きそばを
    クリマ会場で奢っちゃうけどさ「笑」

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  • 最後まで生き残りしモノ

    アートの世界で言うセンスと才能といわれる事柄を
    僕は自分の中で区切り分けているのだ。
    僕の中でのアートにおけるセンスというのは
    先天的なモノだけど、後天的努力でも
    磨き上げながら作り上げる事だって出来るとも思ってて。

    先天的センスの持ち主は、作家活動始めてすぐ目を惹く
    魅力溢れるモノを作品内部に兼ね備えている。
    色彩感覚が人よりも生まれつき豊かであったり、
    並外れた画力で想い描いたモチーフを
    変幻巧みに描き分けれたり、枚数少ない内から
    独自性豊かな世界観が絵に滲み出てたり。

    そして、アートでいう所の才能を率直に言い表すと、
    最後まで描き続けてゆける人の事を僕は差すのだ。
    素晴らしい作品を生み出すクリエーターってのは
    星の数ほど存在してて、
    それと同時に途中でリタイヤして
    絵筆折ってしまうモノ達も
    また星の数ほど存在するんです。

    僕より後から始めて実り多き結果出した
    僕よりハイセンスなアーティスト達を数多く見てきたけれど、
    みんな何かしらの理由で作家活動を中断、
    むしくは引退していってしまう。
    その間、ずっと一定リズムで絵を黙々と
    描き続けてきた僕は、先に走っている作家達に並び、
    追い抜いたってだけの事であって。
    つまりアートはサバイバル、いわば生き残ったモノが
    最終的に手に入れたかったチャンスへと
    到着するんだと思う。

    辞めていったモノ達の代役が僕に繰り上げて周ってきたとも
    捉える事が出来るし、先に走ってた走者が離脱した事によって
    自分が想定してたより、手にしたかったモノを
    少しだけ早く掴み乗れたとも思っている。

    所詮センスなんてのは、磨き続けなければ錆びが出来て、
    ホコリ被ったまま地中へと埋ずもれてゆく。
    けれど描き続ける才能があれば、
    常に絵に対し、研ぎ澄ました磨きをかけて
    作品の質をより良いモノへと維持できるのだ。

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  • アートはいわば長距離サバイバル

    作家活動始めて、来月でいよいよ9年目に突入いたします。
    いろんな数々の、ほろ苦いエピソードや
    恥ずかしい思い出もちらほら含みつつ、
    なんとか幸いにも、無事作家活動を続けてこられました。

    よく交流会の自己紹介で「川瀬君は作家活動歴が長くてね」っと
    紹介されるのですが、僕からしたら、全然長くなんかない。
    8年目にしてようやくアートマーケットで戦える土台、
    いわゆる骨組み基盤が一区切り完成した程度で、
    いよいよスタートラインから
    ピストル鳴らされて走り出せる段階に入った所だと思っております。

    デザフェスで今年10万売り上げたのも、個展で4万円近く稼げたのも、
    ようやく勝負できる水準の力が自分に宿ったからだと思ってて。
    もしデザフェスに作家活動始めたばかりの僕が
    仮に行ってたとしても、
    結果は惨敗な感じに終わってたと思う。
    2900ブースもアーティスト達が
    軒を連ね、壁面や床を飾り付けてる光景は正に一つの
    アートな大都市がビックサイトに形成されてる様であって。
    そうなると似たり寄ったりな作家ブースって言うんは淘汰されて、
    人の入りがさほど良くなくて、大勢の人がブースを横に
    通り越してゆくだけに終止してしまうと思う。
    やはり頭一つ突き出た作家達のブースは
    自分も含めて人だかりが出来る。
    その理由は、その人が持つ個人の世界が色濃くて
    そこでしか見れない、その空間でしか味わえない魅力で
    一杯溢れているからなんですよね。

    その事を理解せずに単に集客が多いから
    作り上げた作品がデザフェスやクリマでは売れると
    勘違いしているのであれば、それは大きな間違いなわけで。
    似たり寄ったりでドングリの背比べをしているクリエーターのうちは
    地元関西であろうと東海地方であろうと関東の土俵だろうと
    付いてくる結果はさほど変わらないと思う。

    やはり日々画面に向かう
    ひたむきな姿勢や継続してゆく力が、
    いずれは独自のスタイルを長い時間かけながら
    ゆっくりじっくりと形成するんだと思いますねぇ。

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  • 絵との対によるコミュニケーションの大事さ

    昨日は久々に朝から夕暮れ時まで
    ギャラリー巡りしてました。
    やっぱり個展いいなぁ〜って思ったし
    作家が成長するために
    通らなくてはいけない橋なんだろうなぁとも思いましたね。

    一つの空間を一人の作家が一から全てを構築させ
    そこに今現在持てる自分の世界全てを表出させる行為が個展なわけで。
    作品図像対、鑑賞者による静かなる
    一対一のマンツーマン会話がすごく心地良くて。
    生駒で見た足立さんの個展は地下のギャラリー暗がり漂う
    黒い壁面にボンヤリと図像が浮き出てくる様でして。
    異界的な妖しくも神秘性漂う空気感を孕んだ女性像達が描かれていました。
    それらと一点ずつ自分のペースに合せながら静かに対話を
    重ね合せ鑑賞する事で、頭の奥底へと
    それらのイメージが漂流してくるんですよね。

    大阪日本橋の亜蛮人パンダン展にもオープン開口一番に
    足を運び73名による作家の作品一点.一点と
    真っ向から向き合い、対話。期間中交流会が開かれ
    夜から大勢の参加作家さん達がパーティーへと
    訪れるのですが、その時は人が多くてゆっくり落ち着いて作品と
    鑑賞出来ないのが、正直な所なんです。
    交流会の時はギャラリー場が宴会空間に化けて、
    宴会ありきが前に押し出てしまい、その事が去年から
    ひっかかってたので、今年は鑑賞は鑑賞、
    交流会は交流会と住み分けをさせて、
    夕方再度、亜蛮人へ訪れて
    作家さん達と軽く交流いたしたのです。

    そんなこんなで昨日はギャラリー行脚と
    トーク疲れで、帰ってから朝までグッスリ眠る事が出来ましたとさ^^

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