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2010/11/15
行ってきましたぁ、直島に一泊二日旅行で!
一年近く前から、暖めていたプランがようやく実現できて、
良か良かな気分です。
感想は..至福最高で贅沢な二日間でしたよ〜^^
13日
アート仲間のタカ氏とLACCA氏の京都新撰組で
早朝7時に、眠気催す中、京都改札西口に集合後、
そこから香川行きの高速バスに乗って一路高松へ。
高松港から直島行きのフェリーに乗って、
午後1時半くらいに直島到着。
途中、フェリーから鬼ヶ島が見えたり、
宗教的な気を操る奇怪なおばちゃんに絡まれたりいたしましたが..、
港が見えて来て、芝生に赤いカボチャ発見出来た時は
かなりテンション高揚いたした感じなんです^^
港に到着後、徒歩で散策がてら、曲がりくねった一本道を
地中美術館までひたすらテクテク歩いてゆきました〜。
レンタルサイクリングや、
ベネッセミュージアム行きのバスに乗ると、
かなり短縮して行けますが、今回は直島の土地をじっくり
噛み締めながら、時間かけてゆくコースで出向く事といたしました^^
傾斜のきつい坂を駆け登り、海や山や空を一望見渡しながら、
ようやく頂上付近に位置する地中美術館へと到着いたしましたー。
入場料2000円は、ちと..驚愕いたしましたが、
館内の建物や作品には、かなり魅入られた感じなんです!
地中美術館は常に常設展示での展示会になっておりまして、
いわば美術館そのものがアート作品なんだという印象を受けました。
床や天井などに施された仕掛けに
目をくべらせながら、部屋から部屋へと行き来いたしました。
こじんまりした迷路の様な館で
不思議感覚が常に身体へと伝わってくるんです。
特にウォーターデ.マリアの部屋が抜群に素晴らしかった。
人数限定での観覧なので、少し待ち時間を要しますが、
中に入ると、階段中央に真っ黒い球体が添えられていて
階段が長々と上の方まで続いているんです。両端に設置された
オブジェが黒いマテリアルに反射して、神秘的な
この世の世界とは思えない
浮世離れした表情や時間軸が立ち現れてくるんです..。
地中美術館の展示を見終えた後はリーウーファン美術館へと
足を運ぶ事に。こちらも美術館が作品と一体になっていて、
奥へと続く枯山水に、ずしりと鳴り響いた岩が共に
レイアウトされてたり、外側に天高く聳え立つ石碑が
優雅な出で立ちで迎えてくれてたりいたすのです^^
そんなこんなで田舎道をさらに奥へ奥へとと突き進み、
ゲストハウスにようやくチェックインいたしました。
穏やかな風景の中にあるログハウス風味のお家なんです。
休憩を少しはさんだ後、夕食後、直島銭湯に行って
一日の疲れを取る事といたしました^^
ゲストハウスから100円バスが港まで出ていて、それに
揺られながら、直島銭湯へと赴く〜。
中のお風呂は南国テイストな、あしらいになっていて、
象のオブジェが上の方からこちら側を見下ろしていたり、
奥の密封ガラスの中には、熱帯植物が覆い茂っていたりと。
程よい具合でお湯に浸かった後は、直島で一件しか無いという
貴重なコンビニエンスストアーでお酒を買って、
バスが来るまで港付近で光るカボチャの内部探索したり、
お酒飲みながら笑い談義に花が咲いたりいたしとりました^−^
夜は疲れたので、それなりにぐっすり眠りこけ、
次の日を迎える事となりました。
14日
恒例の新日曜美術館を見た後、10時遅めのチェックアウト〜。
前日のハードスケジュールのため、三名ともこの日は
かなりヘロヘロな感じでして..笑
町屋やカフェや民家などを巡り歩いた後、昼食を
港前にあるシナモンで食べました。
直島カレーは、フレンチかつシーフード風味でいて、
品のある美味しい味わいでしたー。
その後、ぶらぶらした後、港近くの休憩室で
フェリー出向までスヤスヤ小休止^^フェリー出向前に
海に泳いでる魚を目で追いかけたり、遠くに霞んだ景色を、
ぼんやり眺めた後、宇野行きのフェリーで
直島に別れを告げた後、岡山から高速バスで
ユラユラ揺られながら、京の都へと無事帰宅いたしましたと
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2010/11/12
昨日は北加賀屋での個展搬入でした。
無事設営が出来、今日から二週間、待望の開幕でございます!
昨日は夕方、大阪の天王寺まで繰り出し、
今回、搬入をお手伝いしてくれるタクマさんと、
なのギャラリー前で合流〜。
北加賀屋での展示では、いろいろ的確なアドバイスや
貴重な意見を言ってくれたり、
テキパキ動いてくれて、大変助かりましたわ、ありがとう^^
搬入時間より、大分早くクビレ邸に到着〜。
クビレ邸の隣にあるパーキングの車輪留めが
石で固定されてまして。
かなり重味ある止め石を持ち上げるのに少々
手こずりながらも..、なんとか退けて、駐車完了〜。
狭い路地界隈にある場所だから、一方通行の標識がとても多くて、
しかも夜で真っ暗闇なので、標識を見落としがちな
感じなのですよ[m:78]
積載したF50号、計四点と中サイズの小品数点を
ク.ビレ邸内まで運び入れ、搬入作業開幕〜〜^−0^
青い光を放つ、フォースな様相漂いし、高速電動ドリルを
オーナーの佐藤さんからお借りいたし、
打ち込むたび青光りしながら閃光迸らせる
パワフルドリルに終始テンション高鳴る〜^^
1階中央の壁面にメインのドラゴン四体、横に並ばせ、
側面壁に、持参していた小品をいろいろ
レイアウト変更加えながら、最も、しっくり来る位置に
飾り付けれた感じです。壁がすごく硬くて、ドリルで打ち込まないと、
うんとも、すんともしない壁面なので、今回、画鋲の出番は
一切ありませんでした。
二階の方は山本さんっていう、写真家の方が個展されて
おりますー・淡くて艶やかな写真世界を展開されとりました〜。
以前SOHOアートギャラリーの二人展で
作品を拝見した事があるんです、うん。
そんなこんなで、今回はパワフルで持久力豊富なタクマさんの
大活躍もあって、奮闘しながらも二時間ちょいで
個展レイアウト終了いたしました^^
というわけで今日から、二週間、無休で開催されてるので、
よければ見に足を運んでくださいませ〜。
http://kitakagaya-cv.net/川瀬大樹個展
2010.11.12〔金〕〜25〔木〕15時〜23時迄
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2010/11/10
個展、個展と言えど、今回で12回目。1回目ん時は
緊張感や恐怖感とかで、先行き不安だったけど、場数を
踏んでゆく内に展示自体は現場で
なんとでもなる感じになってきました。
空間レイアウトも、始めの頃から昨年辺りまで
欲張りに欲張って、作品を数多く持っていっては、
それらを全て飾りつけてたんだけど..。
最近は一つ一つのビジュアルに、
ゆとり持ってディスプレイきっちりいたしたく思う様になりました。
売る場合とかを見越してだと、サムホールなどの小品を
3段くらいズラリと壁に重ねていってレイアウトするのも、
有りだとは思うんだけど、基本、魅せる事を前提に据えながら、
一つ一つの図像をきっちり
際立たせれる様にしなくてはいけませんよね。
当たり前と言われれば、当たり前の事なのかもしれませんが、
ついつい空間に欲を張ってしまう悪い癖があるもので..〔笑〕
もう一つは空間を、どんな風な具体的イメージで見立てたいのか?
これが有るのと無いのとでは、スペースに持たせられる強度が
ガラリと変わってくる様に思う。
初期の頃は出来たモノを、ただただランダムに、
つらつら並べつけるだけの、味気無いモノだったからなぁ..。
回数を積み重ねてゆく内に次回の展示場所で
表現したいイメージプランが次第と思い浮かぶ様になりました。
今回は一階の壁面にドラゴンが左右向き合った作品が
四点、横スクロールで並びます。今回のメインビジュアルとして
空間を彩りたいと思います!それらと合わせて
中サイズの色味が渋い色調アニマル達を
側面空間に同調させる形で飾りつけたく思っております。
大体の完成予想図は出来てるので後は、
現地にてアドリブと直感効かせながら
作品空間を臨機応変に構成いたしたく思いますー。
北加賀屋ク.ビレ邸 川瀬大樹個展
201011.12〔金〕〜25〔木〕迄 15時23時
http://kitakagaya-cv.net/
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2010/11/09
久々のギャラリー行脚へと行ってまいりました!
今回は上村松園の展覧会が
京都国立美術館で大人気開催中だったので、
そちらも途中で観覧いたしました〜。卓越した凛と伸びゆく線と
色鮮やか気品漂う色彩に、うっとりしちゃう感じでした。
描かれた画面の、次に起こりうる出来事を予感させられる感じで、
目に見えない空気までもが空間の中から
香り立ってくる凄みがありましたー。
風が何処からともなく吹き付けてるトーンが出てたり、
花の匂いがこちら側へと湧き立ちながら伝わってくるみたいでして。
きっちりとディフォルメされた意匠が着物の柄に
ばっちし極め飾られていた所も、お見事でアッパレでした。
ギャラリー巡りは、すずき、虹、はねうさぎ、
射手座、同時代、青い風、
イムラアート、ヒルゲート、ニュートロンなどを観覧いたしました。
今週のオススメ、むしくは良ろしかった感じなのは、
すずき、虹、イムラアート、ニュートロンの四箇所を推奨いたします^^
ギャラリーすずきは、白く塗りたくられたキャンバス地に
モデリングペーストの大きな水溜りみたく痕跡が
ドッサリと深く刻まれている感じでした。
和的な間を連想させる様な
瞑想感が、よりよい響き出てた感じなんです。
ギャラリー虹では、キャンバス空間の断片に
閉じゆく花が添えられた感じで描かれていて、
刻の移ろいゆく切なさや脆さを
垣間見てる空気が流れておりました。
イムラアート
モノクロームで色面構成され作品展。
悠々自適、キャンバス内を彷徨い歩く熱帯植物の
巨大なビジュアルが目の前へと押し迫ってきました〜。
ニュートロン
モナリザを匂わせる様な現代風にあしらった聖母像を展開。
腕や顔、唇や目などから、祈りが立ち込めてきそうな
崇高なる面持ちが強い印象として残る作品でしたね。
そんなこんなで、製作の方は、
クリエイターズマーケットに向けて
小品をせっせと作り始めてます。
モデリングペーストや砂、ジェッソなどで
膨らみ帯びさせた作品を軸に同時並行しながら
進めてゆきたく思います〜。
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2010/11/08
ひたすら原生林を突き進んで描く感じの..引き篭もり
スタンスで絵を黙々と制作しとります。
いやぁ..、ずっと画面と対話してると
、かなり気持ちが混沌としてきますなぁ..。
クリエイトする苦しみを直に噛み締めながら
モノ作りしとる最近でございます。
けれど切り詰めて描いてゆくと
思ったより大分良いペースで図像が仕上がってきますねー。
しんどい、しんどい..と呟きつつ、作り出す事の至福なる
喜びもそれと合わせて体感出来てる内は
まだまだ続けてゆけますよ〜。
この作品が北加賀屋に出展する
個展でのラストビジュアルとなりそうです。
なんだかんだで後3日後には搬入なのですよ..。
夜の8時から北加賀屋クビレ邸で搬入だから
終わって自宅帰ったら、確実に日を跨ぐ感じだよな..。
なので栄養ドリンクを久々に買うことになりそうです〔笑〕
新シリーズ.バシリスクドラゴンも
なんだかんだでこれが四作目となります。
個展会場一階の壁面に互いが対決している風なコンセプトで
飾りつけようかと考えております。
細くて、しなやかなフォルムを絵筆で、しゅしゅりと
描き出してゆく作業がかなり好きかもです。
今月はノンストップで静止せず、描き出せるだけ描き出す勢いで
たくさん枚数こなしてゆきます〜。なので、嘆きとかを
ブログで愚痴愚痴言ってる事多々あるかと思いますが、
毎度毎度の事だと思って、
失笑しながらスルーしちゃってくださいね^−^
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2010/11/07
今日は親友のタカ君に、カフェドマルシェ搬出を手伝ってもらう。
無事一週間、何事もなく展示会を終えれる事が出来ました。
来週も、立て続けに企画個展が続くので、今回のメインである
鹿の対極させてあるF50号作品二点に加え、
新作の描き下ろしであるF50号を合わせて北加賀屋クビレ邸にて
飾りつける予定でございまする。
北加賀屋の個展搬入は、ありがたい事に
お手伝いさん一人確保したので、いろいろと意見聞いたり、
アドバイス伺いながら展示作業進めてゆけれたらなぁと思います〜。
今日は搬入後、近くの画材店で買い物済ませた後、
外のテラスで今後の事だとか、
お互いこういう風にありたいであろうビジョンを
長々と語らい合う。良い具合でお互い来年に向けて
しっかりとした目的意識を明快に言い合えた事が、
今回一番の収穫だったよなぁ。
そして夕食は今、巷で流行りの!?、トマト鍋を食しました^^
柔らかに、とろけたトマト、ジャガイモ、カボチャ、茄子などが
甘み効いて入っており、一見フレンチ風味なニュアンスを
醸しだしてる様な目新しさで美味しゅうございました^^
直島行きのスケジュールもメールで確認後、
ようやく、前々から熱望および待望していた直島に
来週の土日行く事となります!!アートやってる人であれば
一度は訪れないと損をする..と言われている様で、
これから中毒的に何度も何度も訪れちゃいたくなる
アートパラダイスとの事らしいので、
いろいろと探り探りしながら目一杯楽しんでゆこうかと思います☆
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2010/11/06
頭の熱ヒートを、ヒンヤリと冷却する感じで
睡眠をグッスリ取って、次の日迎えると、
昨日まで行き詰っていた事柄だとか、次にどの様に
画面へとアプローチかけていいか悩んでいたモヤモヤが
紐解かれ、あっけなく解決出来る時があるんです。
睡眠を挟むと、イメージの整理.整頓が無意識の内に
沸々と織り成され、目一杯溢れ返っていた
キャパ要領が消化されていってる感じなんです。
もう一つ、絵を煮詰め描き描きずっとしてる日は、
鮮烈なる夢を見るケースが多いんですよ。
起きた直後は、かなり明瞭かつ鮮明に覚えていて、
頭の中でイメージの洪水が
渦を巻きつけてる感じなのです。しかも最近の夢の特徴は、
普段接している身近な人達が僕の夢ん中に度々登場してくるんです。
何かしら自身と関連する出来事の記憶を
共有したり、その人が僕にとって強い影響力を占めていたりと..。
製作をぶっ通して完遂した後は、かなりお腹も減って、
食欲が旺盛になってる気がする。自分が思っている以上に
製作と言うのは心身共エネルギーを
かなり消費する行為なのである事を実感いたしました。
計画性と実行力および実現力。なんとか期日までに
仕上げようと目的意識をしっかり持って製作に励むのは
とても重要であり、モチベーションの歯車に油注ぐ
大いなる役割を果たしてくれる様に思う。
ただし期日までに筆入れして、それでも完成および
自身が納得出来ない未完の所が
多々目立つ作品であれば、お目当ての展示会が来ても、
出展するのを見送るべきだと思うんです。
自身が納得出来るクオリティーになった時に
満を持して、ようやく投入すべきだと思うし、
延長さして次回の展示会に持ち越すのも、
冷静なる決断なのではないかと思うんですわ。
さぁ、さぁ、残り後4日で..
北加賀屋の個展に出せる作品へと
仕上がるのだろうか?自身がゴーサイン出せない場合、
悔しいけど、次回の企画展示まで最新作のお披露目は
お預けになるんだけど、全力で4日間粘りに粘って
描いてゆきたく思う所存ですよ!
さてさて、本日でカフェドマルシェの企画個展も
あっけらかんと終了でございます〔笑〕
何かしら目に見える形で手応え感じられないと、
展示会やった実感だとか、高揚感ってのが
今一つ得られない感じかもですなぁ。
とりあえず、何かしらの形で今回展示した作品達が
観覧してくれた方達の片鱗でいいので、
何かしらの影響力を持ったものである事を切実と
願うばかりでございます。
来週は企画個展第二弾開幕でございます。
気持ちを新たに切り替えて、頑張ってゆきますよ〜
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2010/11/05
今の地点から、ほんの少しばかり背伸びする感じなんです。
現在より一歩先に見え隠れしている何かを掴みたくて、
画面を探り探り。10月とは対照的に
ひたすら篭って製作する日々が続いております。
10月は企画する側に回ったり、展示がいくつも
重なったりして、結局小さい作品が2点ばかし
コンプリートしたのみでしたからねー。
10月末辺りから、ようやく作家らしいスタンスで、
突き詰めながら画面と向き合い、
孤高に対話出来てる感じでござります。
やはり直に画面と触れ合う事で垣間見えてくる
様々な事柄と言うものを再認識出来るんです。
作品作らないでいると、楽ではあるけど、
あっけらかんとしていて、充実感に事欠ける気がするんだよね。
苦しい事が多々起こる中で、それらの難題を、
なんとかかんとかしながら、クリアーしてゆくのが
好きなのかもしれませんね。
思いどおりにスラスラ行くはずなんて、絶対ありえないんだ。
何かしらのアクシデントやハプニングが毎度、毎度、立ち起こり、
それらと対峙しながらラストまで劇が突き進んでゆくんだから。
いやぁ..、一難さって、また一難ありですなぁ。
けれど、触らなければ、見えてこない風景ってのが
着実にあって、それを忘れたくないために、
常に感じていたくて作品作りを進めてゆくのかもしれませんね〜。
さてさてカフェドマルシェでの個展も残り後2日のみです。
それが終われば北加賀屋での企画個展が控えているので、
気を抜くわけにはいきませんなぁ^^
カフェド.マルシェ 川瀬大樹個展
2010.11.1「月」〜11.6「土」11時半〜8時迄
http://www.neyagawa.info/cafemarche/
北加賀屋.クビレ邸 川瀬大樹個展
2010.11.12「金曜」〜11.25「木」迄
15時〜23時会期中無休.最終日は17時迄です。
http://kitakagaya-cv.net/
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2010/11/04
一点作品が出来た後に、妙に纏わりつく安心感。
これが少しばかし厄介でして..。
仕上げた直後、気が緩んで、さぼりがちな緩い空気が
自身を誘惑し包み込むのだ。これを跳ね飛ばして、製作を次から
次へとビシバシ続投させないといけないんだ。
1日.2日の休息のつもりが、
気がつけば二歩.三歩後退してしまうという衰退に陥ってしまう事を
恐れとして心の片隅に持っていないといけないんだよね。
コンプリートした次の日、しっかりと別の作品に触れれる、
強固たる意思の強さが僕には必要なんだ。
描き上げた時の線の勢いをすぐ様、
次の画面へと乗り換え、更新させなくては。
一点でも多くの作品を描き出せれる様に、そして一秒でも長く
画面と戯れていられる様、
時間の合い間、合い間を縫って製作に没頭してゆきたいのだ。
なんだかんだで、モチベーションの維持って
作家にとって、必要不可欠な要素でして。
アウトサイダーの様に、描きたい衝動が即効直結して
瞬時描ける体制を保てれば良いのだけど、
実際には、そんな都合よくいかないものなのです。
美術書を読み漁ったり、作家さんのブログ一覧読みふけったり、
行きたい美術館や、押さえておきたい気になる作家さん展示を見に
足を運んだり、絵描き間で言葉を紡ぎ情報交換したり
アート持論ぶつけ合って熱を帯びさせたり。
加速し助走を加えた状況下を常に仕込んでおく事で
画面との対話に、すぐ様取り掛かれる状態を
キープさせておかないとなぁ。
外側に刺激スパイスを追いかけ拾い上げた事柄を
自身の作品世界へと還元させ、奉仕させてゆくサイクルを
常日頃から心がけておく必要性があるのだ。
そうでないと慌しく流れ行く日常生活に
押し流されていってしまうので、
常時、杭打ちしながら、描く事への渇望を風化させず
追い求め.向き合い.探し続けれるかどうかが、これから先ずっと
描く事を継続するための大事な鍵になってくる気がするんだよね。
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2010/11/03
新作のF50号サイズ、
バシリスクチャンバードラゴンが、苦闘の末やっとこさ完成〜。
久々に、かなりもがき苦しみながら、眉間にシワ寄せ、
製作いたしてました..。個展になんとか間に合って、よかった。
現時点で持てる技量や感性を総動員掻き集めたので..、
これ以上でもこれ以下でも無い、
現時点での等身大である自身を出し尽くしたつもりです。
お前の図像はこの程度のモノか!、と
罵声や批判浴びせられても、回答は現時点の自分の技量は
このくらいなんですよ〜、と開き直るしかないですねー。
さてさて絵本について、なんばパークス展で、
なるほどなと思える事をお客さんが話してくれて、
そのとおりだよなーと、しっくり納得いたしました。
絵本や詩画集などの印刷物は一人歩きする。
●買って貰った人を通してさらに
別の人の目に触れ、伝達し行き渡る。
●アート仲間の保育士さんが買ってくれた詩画集を
大勢の園児達の前で読み聞かせてくれると言ってくれた。
この場合、一人の大人が大勢の子供達に読み聞かせる事によって
周りの10〜20人くらいの子供達の心に絵と文章が
軸となる箇所から広がり帯び、認識され、伝播しゆくのだ。
一つの印刷媒体を通して
多くの人の心へとギフトさせられる、絵本だとか詩画集などの
アートグッズに対しての可能性について少々考えてみたり。
ポストカードに対しても最近、ふと思う事があって。
イベントやグループ展などで、最も定番となって
多く扱われているアートグッズはいわずと知れたポストカードなのだ。
僕が思うに比較的多くの人は、自身の所有コレクションとして
お気に入りの作家さんカードを買っている様に思う。
僕も良いよなぁ..と思う作品絵葉書を購入後、クリアーファイルに
保管している事が多い。時たま、部屋の壁にインテリアの一環として
飾りつけてるケースもあったりするんだけど。
使い方の用途、用途は人それぞれで、この使い方が
正しいなんてのは、てんで無いのだが、メッセージを
書き添えた後、絵葉書に切手を貼り、人の手から人の手へと
バトン繋げてゆく使い方って、一番健全で素敵だよなと、
個人的には思っているのです。オリジナル絵葉書に
各自が綴りし文体合わさって、郵便物を
通して誰かの手元へと届けられ、受信される。
なんだか、そういう風に一人歩き出来る形で
自身の表現した物がふわふわ、タンポポの綿毛みたいに
飛んでいって、何処かの名も知らない誰かの場所まで
運び出され、漂流してくれるんって、とてもロマンチックで
胸踊る素敵な感じではないですかなぁ^^
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