川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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川瀬大樹

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川瀬大樹

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    Works 305
  • ギャラリー巡りをして

    一日の時間をアート巡礼で消費して履き潰す。そんな感覚が
    とても好きなのだ。大阪の私営地下鉄を乗り継いでゆくので
    一日乗車券は必須でございます。
    朝から電車に乗って日が陰る頃にやっとこさ
    巡礼を終えて家路へと帰る。そんな一日を歩き通しながら
    行脚するのが休日のつつましやかな贅沢絢爛な楽しみ方でございます。

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  • 月と猿のアートイラスト同時並行で

    月と猿を二点同時並行で描いております。
    普段、相容れぬ異質な組み合わせですねー。

    白の無地が目立って気持ち悪かったので
    コンポーズブルーを画面へと
    勢い満タンでぶちまけてやりました。
    空気の層が、つつましやかに、流れている状態、
    画面から出てこれば良いのですが..なんとも難しい。

    アラクレ大猿王の方は前回のF30号サイズが
    縦構図だったので、今回は横スクロール画面を
    立ち回り思案中でございます。

    どちらも、やっとこさ、大まかな形の骨組みが出来て
    きた状態なので、さらにここから、細かい作業を
    モチーフへと探り探りしながら、9月上旬には
    完成させたい感じですよ、うん。

    ピースサマーは今日が搬入日だけど郵送する形を
    取ったのでどんな空間になってるのか、
    日曜行ってからのお楽しみでございます。

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  • サントリーミュージアム休館

    天保山アートミュージアムで、
    作品展見れるのも今年で見納めか。
    休館するらしいね、今年一杯で。
    http://www.suntory.co.jp/culture/smt/

    ちなみに海遊館はサントリーとは別のとこが経営してるみたいなんで
    来年以降も変わらず運営されるみたいなんだなぁー。
    このニュース聞いた時、海遊館の魚達は、
    どうなるんやろうかぁぁーーって心配しとりましたが
    一安心でございますね。
    情報調べる内に、どうやらサントリーミュージアムが出来る
    以前からあったみたいです。そういえば小さい頃
    何度か行った記憶があるかなぁ..「笑」

    関西で現代アート、むしくは現代に息づく作家作品を
    大々的な形で見渡せる、希少な美術館施設だって
    良かったんだけどなぁ。毎年、億単位の赤字負債が
    続いていたらしいので、止む終えずなとこは、しょうがないか。

    あっ、そうそう、ピースサマー2009はハイアットで
    参加出展しとりますので[m:1]http://moonstruck.in/
    明後日の8月28日「金」〜9.2「水」
    まで南港にある高級ホテルハイアットギャラリーで
    開催されます。フライヤーに誤りが一部あったみたいで
    11時〜17時と記載されておりますが
    正しくは19時迄でございます。
    ハイアット、大阪駅からの無料シャトルバスで行くと
    所要時間30分で着くらしいのでご利用くださいー。
    最終日の水曜は作品展15時迄なのでご注意くださいね。
    ちなみに30の日曜は14時半くらいから在廊しているかと思います[m:31]

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  • よつばカフェギャラリーや奈良町とか

    よつば時代から、僕の絵のファンでいてくれとる
    栄長さんから暑中見舞いの、ありがたい絵葉書が届いた。
    なんかめちゃくちゃ嬉しい気分ですよ、とても
    富士山みたくほっこりと盛り付けられた、イラストを眺めながら
    今年の夏こそはかき氷を食べねばと強く
    心に誓いを立てたのでした。

    よつ葉カフェの日浦さんにも挨拶にそろそろ
    行きたいな、うん。結婚されてオメデトウって
    鹿の缶バッチ携えてゆこうと思うんだ。
    ホント、日浦さんには、お世話になりっぱなしで
    感謝しても、しきれないんです。
    http://www.h7.dion.ne.jp/~yotsuba/yotuba.html

    奈良町の、ゆっくりと時を刻む空気感がたまらなく
    好きだし愛おしいんだよ。よつばカフェの二階に僕の
    展示を見に来てくれた大勢のお客さん達。
    懐かしいんだなぁ、すごく。
    そこで出会ったかけがえのない人達。
    素朴で、のどかな土地柄を
    人柄へと写し出した様な人らが僕はたまらなく大好きなのさ。

    奈良町と自分とのカラーは抜群に良くて。
    そして世界で一番素晴らしくて素敵すぎて、
    最高で極上のよつばカフェに出会えた事が
    自分のアーティスト根幹、深々と
    生きずいているのだと、
    最近つくずく実感しているんです。

    奈良1300年祭が来年催され、それに合わせ
    壮大なアートプロジェクトが
    起動し始めているとフライヤーずてに知る。
    なので来年は奈良へと回帰するぞぉぉ!!
    よつばキャフェでも
    カナカナでも
    上三条でも、ドドンと真正面から構えて作品発表
    する事、固く..決意したんだ!!!
    奈良町が自分のイメージソースの起動原点であり
    こればかりは、何がなんでも絶対に外せないし譲らない

    一般のアートとは無縁の人達に僕のアートを
    提示していたあの頃。目がキラキラと光輝き、喜びに
    満ちた表情で帰ってくれる姿が今でも目に焼きついてて
    離れないんだ

    味に飢えた玄人ばかりを相手して一体
    なんになろうか?それじゃあ、アート雑誌の中だけの蛙に
    過ぎないし、逆もしかり。アートを普段から、たしなむ
    習慣の無い素人にも分る視点と
    玄人を納得させる耐久力と奥深く色濃い、その人独自のオリジナルな
    存在感の両方を合わせ持つアート作品。
    この二つを共有させられる様なアートが自分の中で
    最も理想的で、目指すべきアート表現なんだと思います。

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  • アーティストとしての出発点

    部屋を整頓していたら、ふと大分昔の
    展覧会フライヤーが目に飛び込んできまして..。
    いやぁ、懐かしいなぁ..ここが僕の作家活動の
    初めて開催したグループ展、始まりの原点なんだよね、うん。
    メンバーは
    藤田ユウゴ君、福田利之さん、山本彩友美さんと
    僕を含む四人で奈良の浮遊代理店カフェで開催。

    今でこそ福田利之さんは、スピッツのジャケット手がけたり、
    フォト絵写真集や子供向け絵本なんかを発表したりで
    一般的にメジャーになってるけど
    当時はどうだったのかなぁ?少なくとも
    現時点よりはマイナーであったはずだし、A4くらいのサイズ、
    当時は四万円程度で買えたはずなんです。今では葉書サイズですら
    五万円の高値が付いてて、数年の内に
    絵の金額が大幅に跳ね上がった事を実感..。

    藤田君は当時、高校を卒業して間もないくらいで
    僕より3つ年下やったかなぁ。
    彼はとても現実的にあの若さで物事を考えれる人だった気がする。
    要するに大人なんですよ、視野がリアルなくらい。
    フライデーの展示が終わって
    音楽方面に興味があり、一時絵をお休みしていたんだったかな。
    それからしばらくしてから、アートジャムが京都の
    文化博物館で開催されまして。たしかジャムが出来てすぐの年
    だった様な。これもFMが絡んでいて倍率が難関で
    審査通るの、すごく険しい。僕は受けて落ちたんだけど
    受かった人の名前がネットで公開されるんです。
    それに藤田君の名前が載ってましてー。
    まっ、僕は落ちて気分悪かったから
    会場には見に行ってないけどな〔笑〕
    そこからしばらく月日が流れ、802のオーディションたるモノに
    受かったと人ずてに聞く。この時、初めてディグミーの
    存在を知る事となる。

    802のカフェで藤田氏が個展を開催
    したのをきっかけに初めて、心斎橋のディグミーーアウトへ
    足を運ぶ事となったのです。ポートランドでのグループ展やら
    作品集へのプレスなど、思えば随分と大差を
    つけられたものだな..うむぅ。

    もう一人の山本さんは元々パソコンを巧みに操るのが
    得意な人でして。猛勉強の末、資格を取ったりなんかして
    東京のデザイン関係のお仕事をしてはるらしいです。

    フライデーグループ展当時、僕は22歳でして。
    そこからしばらく製作発表し続けてはきたけど、
    今一つ目に見える形で成果は上がらずでしてねぇ。

    展示場所を借りれば、
    そりゃあ、反応は、まかりなりとも返ってきますよ、いろいろとね。
    始めのグループ展の時は第三者の声が大変貴重な
    経験でありがたく、それを聞きたいがために
    頻繁に在廊を奈良の
    浮遊代理店〔カフェギャラリーだったけど今は無い〕
    に行っては終わる頃まで
    居座っていたよなぁ。はじめの一歩はそれでいいと思う。
    けれど少しずつ鑑賞者の反応を展示期間に聞くだけでは
    満たされない部分の欲望が渦巻いてきまして。
    もっと目に見える形となって自分へと描いた作品が
    自身へと還元してほしいと思う様になってきた。
    絵を売ってゆきたい、次に繋がる話がほしい、
    アートで自分が思いがけない所まで連れて行って
    ほしいと考える様になってきた。

    上記の福田氏や藤田氏はそれを目に見える形で
    具現化していて、彼らがとても
    羨ましかったし、自分も同じ土俵場で活躍したいと
    狂おしいまでに願い、渇望しました。

    やっとこさそれが少しずつだけれど、投げかけた
    波紋を自分自身へと返せる様に、まかりなりとも
    なってこれた気がするんです。
    なので石の上にも三年だとか、引き潮に耐えるなどの
    名台詞が自分にはぴったりと当てはまる感があるなぁ〜〔笑〕

    自分の生命が続いてゆく限り、叶えたい願望を
    願わくば実現させるため、アプローチを必死んなって
    かけていってる現在。
    CDのジャケットを手掛けたい!
    美術雑誌への作品掲載&インタビュー、小説の挿絵や
    作品画集なども熱望!海外での展覧会、コマーシャルギャラリーへの
    所属願望だとか、絵を常設していただけるカフェや
    個人邸宅への設置場所、美術館への作品永久保存や
    30歳になるまで、通過したい、いくつかのコンペティションなどなど。
    自分がこれから成し遂げたい
    大いなる無限に連なり広がってゆく夢を
    製作意欲ますます増大させ
    上昇志向、上へ上へと向かわせてゆきます〜。

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  • 製作佳境

    埋まらない、終わらないとグデグデ毎度の事ながら
    心でぼやきながら製作してゆく内に
    終着点が近づいてまいりました。画面がそれを告げて
    くれるんです、ラストは近いと。
    一点の作品を始めから仕上げるまでに、どれほどの
    労力や膨大なエネルギーと時間、無数の夥しい感情を経験
    しただろうか。画面が終着を迎えるにつれ
    名残惜しさと同時に、気合を踏みしめてフィニッシュさせないとなぁ..と
    二つの相反した感情が交差し、どよめいてくる。

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  • アートストリーム2009ファイル製作

    出展数が去年の半分。ただでさえ倍率が高い
    イベントなのに、そこからさらに絞り込むとはねぇ〜..。
    ただいまポートフォリオを製作中でして、インクは6000円パックのを
    思いきって買ったんですが、印刷用紙が今度は
    底をつきてしまいまして〔笑〕

    チャンスがほしいんですよ。次に繋がる可能性を
    追い求めて、関西のアートイベントへと
    自分が作り上げた作品を放り投げている感じでございます。

    昨年から流れがなんとなく上手い具合に繋がって
    いる様な気がするんだなぁ。
    亜蛮人年末企画公募展でキリンと晩餐と言うタイトルの
    作品をギャラリーオーナーに四万円で買い取って
    いただきました。半分はこれからの応援の気持ちを込めて
    とのこと。そのお金で5月に亜蛮人で個展を
    開く事出来ました。期間中ディーラーの方に
    F50サイズの作品を四万円でお買い上げ
    いただきました。絵に価値を見出してお金を
    払っていただくのって、作家の励みになり
    絵描きとしての誇りや自信を強く持てるので
    とても必要で大切な事だなぁと。

    そんで今月のアートワールド。今後繋がりの持てる
    素敵なお話もいただき、グッズ売り上げも絶好調〜。
    アートイベントのメイン作品である大作F50サイズが
    45000円で売れるというサプライズもあり、良い風に
    流れが循環してきている感じです。次から次へと
    自分の投げた波紋が自分自身へと返ってきて、展示後に
    作品が活躍できる場を設けられる機会が増してきたのは
    ホント最近自分の中でホント嬉しくて、やっと長い地道で
    コツコツとした下積みが少しずつ実を結んでくれた
    感じです。けれどここで安住なんてしてられません。
    8月のピースサマー、こみまる展や11月の個展など
    自分のフィールドをどんどん広げて拡張させてゆきます。

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  • ピースサマー、16会場ギャラリー提携大型イベントに参加

    http://www.peace-summer.com/
    16会場のギャラリーが提携して開催される
    ピースサマーが来週からいよいよ開催
    されちゃいますっ!会場によって開催日や休廊日が
    まばらなので、確認しながら予定を組んで
    全て回りきり制覇しないとゆけませんねー
    それぞれのギャラリーでテーマが決められていて
    そのお題に寄り添った課題作品を描くんです、うん。
    ちなみに僕が出展してるのはGallery at the HYATT 2で
    天保山よりさらに向こう側にあるらしい高級なホテルの
    一室がギャラリー空間になってる
    場所で展示させていただきます!
    〔ハイアット行くの今回が初めてなんです〕
    テーマは平和なので、普段どおりの、のほほんテイストな
    素朴アニマルを提示する事にいたしますっ!
    なのでタイトルは奈良町なバンビ♪でございます☆
    よつばキャフェ時代の..つぶらなで柔らかなハイジテイストに
    原点回帰した様な、そんな感じだよなぁ。昔の奈良鹿バンビ君が
    舞い戻ってきましたよっと

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  • 堺アートワールド最高で最強でした!!

    いやぁ、素晴らしいの一言につきるねぇ!!!!
    イベント大盛況、満人御礼状態でした〜〜〜〜。
    よくぞ堺の地でここまで人を呼び集めはったよなぁ..と
    主催者の敏腕プロデュース、むしくは
    マネジメント能力の突き抜けた
    高さに圧巻で感謝感激の雨アラレでホント
    敬意を表彰させていただきますよぉーーーーー笑笑

    始まる前に集客が仲間内だけだとか、暇すぎて
    小説一冊ぺロリ読了してやるよ!!..とか懐疑の目で予想して
    ボロカスに批評しまい誠に申し訳ありません...ペコペコペコ
    来年あれば是非とも
    参加させてください、アートワールド2010に
    フライヤー1000枚、僕が責任持って綺麗さっぱり
    配布させていただくので!!

    開催日が雨で
    しかも御堂筋の最果てのあの世の異世界な、しがない
    堺市民会館にも関わらず、常に人が会場内を盛大に
    巡回している状態でして..。見下しまくりの堺の町が
    この日を界に綺麗な都、住みよい堺へと自分ん中で
    180度価値観のベクトルが変換いたしましたよ!
    堺ってなんて煌びやかで潤い豊かな都
    なんでしょうか!!鳥が囀り、
    天使や妖精〔日浦さん、むしくは山村姫〕がハープを
    奏でながら、束の間の休日をのんびりと
    エンジョイしているかの様ですね、わぁはははははっ

    ポストカード200円のが19枚、缶バッチ400円が一個、
    シール300円が一枚売れまして
    グッズで僕よりも、もっと遥かに売り上げて商品が完売している人も
    たくさんいましたが、自分の中ではかなり上出来かと!
    グッズ売り上げ計4500円ナリ
    それプラス、かなり有り得ないミラクルなキリストが
    降臨するに匹敵するであろう奇跡が
    舞い降りてきまちてF50サイズの
    今回展示した中で一番大きいサイズの絵に
    惚れ込んで買ってくださった
    お客様がいましてぇぇーーどふぃゃぁぁぁーーー
    自宅が堺市内だとの事で展示終了後、会場で合流した後、
    僕の車に乗って案内していただき、家の方まで
    宅配する運びとなりました。路面電車が走ってる道路を通り抜け
    狭い路地を進みゆくと、リフォーム、むしくは新築
    したばかりの豪華絢爛な邸宅へと到着。

    会場でご一緒だった奥方様が
    玄関でお出向かえしてくださり
    正面には、だだっ広い大きな真っ白く高い壁が
    キリンエンパイヤステイトを暖かく
    お出迎えしてくれてる様でした

    ご主人さんが、〔ホントええ買い物したわ、これに
    勝るモノはないよねぇ..〕、と購入してくださった
    作品を揉めてくださり、ホント目頭が痛く
    しばし歓喜しておりましたぁぁ..。原画作品を買われるのは
    初めてとの事。しかもちょうど壁が寂しくてどうにか
    しないと..と悩んでいた所、自分らの好みに
    ぴったりな絵に巡り合えて、何かの縁だねーと言ってくださり
    ホントそうやなぁ..て心底思いました..。

    今回のイベントで最高に理想的だったのは
    アート関係者以外の一般人のお客さんが
    アートを身近なモノとして親しみ、目をキラキラと輝かせ
    堺アートワールドをワクワク気持ちを高ぶらせながら
    存分に楽しんでくださってる姿がホント最強に
    良かった!!自分が最も待ち望んだ、一般の生活にアートが
    自然と癒合された社会であり世界。

    このイベントで次に繋がる様な大きなチャンスが出来
    多くのアート仲間も会場に足を運んでくれ、たくさんの
    お客さんと言葉を無数に交わし、反応がダイレクトに耳へと
    振動して木霊してきましたーー。もう、堺アートワールド最高!!
    一生寄り添ってついてゆきますからねん☆
    関西圏で個展を数万円払って一週間するより
    遥かに価値や意義を見出せるイベントでした。
    〔出展料わずか3000円〕
    僕の今まで参加したアートイベントん中で間違いなく
    一番素晴らしく素敵でしたよ、ありがとう、わぁぁぁん

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  • オディロン.ルドンを見に姫路まで

    行って参りましたぁ、オディロン.ルドン巨匠画伯を
    拝観しに姫路まで。午前八時半に家を出たのですが
    着いたのは正午を回っておりまして..。
    日光がぎらぎらと照射してきて暑くて酷いです〔笑〕

    新開地駅から山陽電鉄に乗り換え約一時間ちょい。
    直通姫路特急下車した後、
    姫路駅からのバスに乗り姫路市美術館へ、やっとこさ到着〜。

    庭園が綺麗に整備され、所々に彫刻が飾り付けられていて
    レンガ造りなコクの効いた洋館風建物でした。

    美術館内ではモノクロ、黒を基調とした版画作品が横並びに
    ずらりとラインナップされ展示しておりました。
    ルドンの想像世界って、今、日本で活躍している
    クリエイター達に多大な影響を与えてるんじゃないかと
    作品をまじまじ見ながら思いましたね。
    顔のついた、にっこり笑みを浮かべている蜘蛛だとか
    魚に人の顔が入り合わさったイビツな趣きをした魚類など
    何処となくあの漫画家やアニメーターが
    触発されて絵にサンプリングしたんではと思わせる
    イメージがちらほらと。
    ルドン展、遠くまで足を運んだだけの価値ありました〜。
    奥ゆかしき風合いの画面、吸い込まれそうな
    空気感のするモノクローム版画が
    高揚的な気持ちへと精神を感化。

    最近の製作で絵がもっと見る側へと勢い良く喰らいついて
    押し寄せる様な。そんな狂気なる
    野性味暴発な破壊衝動。その事象に対し
    物凄く惹かれるし
    それを画面に召喚させたいんだな。同時代むしくは
    同年代に生きる
    何人かの作家さんの影響がとても強いのは言うまでもないか、うん。

    その後、姫路城の通天閣てっぺんへと
    石畳階段を汗だくで駆け上がり見てきました笑
    吹き抜けの木枠窓から、するりと流れてくる夏風が程好くて心地良い。

    そんなこんなで姫路から梅田に着いたのは五時前で
    ギャラリーは本町一箇所に絞り込み巡礼開始!
    http://mumble-mumble.com/tsukiyo/index.html
    月夜と少年では樹海たる展覧会が開かれております。
    深く覆い茂った屋久島の風景を写実的に捉えているも
    写真だけには収まらない、絵から発せられる生暖かい
    植物のさえずりや心地よい木漏れ日の光が人の手を
    介して、神秘で柔らかなリズムとなり
    鑑賞者の身体をふんわりと包み込んでくれる様だ。

    ギャラリー58では墨を基調としたシワくしゃ和紙に
    挿絵風味な軽やかなタッチの展覧会が催されている。
    http://gallery-den.net/muscat2/
    フワフワと浮かび上がった飴の様な雲に
    お星様がキラキラと瞬きながら、線路のレールが
    そこからちらりと顔を横切らせる。作品をぐるりと一周して鑑賞
    してたら、なんだか昔懐かしの紙芝居屋だとか
    おばあさんが常時店番をしている駄菓子なんかが
    脳内を駆け抜けてゆきました。前近代的レトロな名残りを彷彿させて
    くれる路地だとか人やモノってなんだか良いですよね、うん。

    最後は御堂筋に乗りNANOギャラリーへ。
    http://nano-gallery.com/
    ここのボランティアスタッフ登録をしに来たのですが
    のりまきさんが不在で、開催中の展覧会を
    見させていただき、しばし待つことに。専門学校生三人による
    脳内セミヌードたる展覧会でございますー。会期中
    絵の具で床にペイントしたりなんかしていて、そのブース内
    来訪者スペースにマジックで僕も絵を描き描き♪
    無事、のりまきさんに書類も渡して、登録完了。
    これから毎月自宅へと大量のフライヤーが送られてくるでしょう。
    200枚くらいを基準にお願いしますー。

    最後は天王寺駅構内で久々のモスバーガー。
    ダブルチーズバーガーを注文、具がバーガーからトロトロと
    滲み出てきてくるよねぇ。お腹にずっしりと
    ボリューム全開で少しばかしスタミナが回復いたしました。
    いやぁ..それにしても今回の姫路はとにかく遠かったです〔苦笑〕

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