川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

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    Works 305
  • 図像8合目であたふたと〜

    もうちょい、あと少しな、図像8合目くらい。一週間切ると
    さすがに焦る。まぁ、仕上がらない場合、その作品出さなければ
    よいのだが、それではあまりに完成予告をしてしまった
    自身がかっこわるいよなぁ..と思うからねぇ「失笑」
    画面に挑み行く前は、闘争本能と戦意全開ミナギリなのだけれど、
    絵筆入れ終わる頃には、かなり心身クタクタ消費いたすんは、
    毎度の事ではあるし、仕方ないのだけれど。
    終盤向かうにつれ、絵筆入れれる範囲歩数が
    限られてきて、それらを見極めながらの作業がひとひと続く〜。
    降ろし立てのウルトラマリンブルーとコバルトブルーが
    残り、後わずか。この作品が完成するまで
    燃料持ってほしいところです。「買いにゆくの、めんどくさい」

    初日は車で行くのか、スクーターで行くかで、
    かなり迷いに迷うよなぁ。
    二日連続、堺までは、かなりガソリン食らうので、郵送で先に
    送ってしまうべきだろうか。最小限のコスト抑えての
    プランをあれこれ考えながら、同時に使うべき所では
    お金を出し惜しみなくザックリ使ってゆかんと
    よりよい成果得られないのは
    過去の失敗談踏まえて充分理解しているので。
    準備や用意の方、周到にテキパキこなしてゆかなくては〜。
    忘れ物しない様に、何度も何度もチェックを繰り返しながら、
    後一週間、じっくり、事をこなしてゆくのだ。
    なんだかんだで、8月、9月のスケジュールも
    みっちり埋まってきたから、うっかり抜け落ちない様に
    コピー用紙へとメモ書きしてゆかなくては。

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  • 勢いストローク!!

    絵には、瞬発的な爆発力が必要不可欠であると
    つくずく痛感いたす〜。勢い良く形態を描き進め、
    色を画面上で次から次へと掛け渡しながら
    膨らませ塗り込んでゆく。足したり、削ったりの編集作業を
    ひたすら繰り返しながら推し進めてゆくんです。
    メインのオオトリ図像が仕上がるかどうか
    不安というよりか..、必ず仕立てるのだよ!と、
    ここに戒めとして決意表明、むしくは
    ホームラン予告の如く描き記す。
    最近まで、うんともすんとも言ってくれなかった
    F20サイズにようやく波がやって来て
    それなりに対話する事出来てきました。

    ゴッホの作品に強く胸打ち、惹かれるのは、
    心の中に沸々と湧き上がる心象風景を燃え滾る、むしくは
    煮えたぎる様なパワーで描き表している所に
    魅了されるのだと思うのだ。うねり狂うドラゴンの様な
    太巻き線や、眩くて溢れんばかりのぎらついた
    エネルギッシュな色合いだとか。
    それらが蒸気機関車みたく見る側へと
    蒸気音鳴り響かせながら、眼前へと押し迫り見るモノの
    視線を釘づけにするのです。

    最近描いていて思うのは、テニスをするかの様に
    絵筆を豪快走らせて打ち、乱打繰り返すみたいに、
    身体全体突き動かし、汗をしたたらせ、息継ぎ必死でしながら
    途方もなく繰り返す..。それはまるで
    激しいスポーツの感覚に近いんだよねぇっと
    つくづく思うのだ。なので緩くチマチマした、か細い作業ばかりを
    画面上でしていたのでは小奇麗にただ、まとまっただけの
    お上品な面白みに事欠ける、鈍感な作品になってしまう気が
    するんです。それがたとえ、気の遠くなる長い時間を
    その作品に費やしたとしても。
    ザックリ、勢い噴出する感じでガシュガシュ絵筆を
    まさぐりながら入れてゆきたい気分です。
    図像が雑であるとか荒いという場合、冷静さを
    自身が見失っている時だから
    力を邁進注ぎ、情熱の灯火宿しながらも、冷静さや客観視を常に
    投げかけ入れる視線合わせ持ちながら
    作業更新してゆきたいと思います。
    さぁ、さぁ、あと少しでコンプリートさせますよ。
    月末の真夏決戦まで後10日〜。

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  • 眉山.ホッタラケの島レビュー^−^

    ツタヤの更新葉書を持って、カード更新へと出向く。
    旧作無料券をいただいたので、準新作も含む三本を
    一週間レンタルいたす。さっそく2本続けて鑑賞。

    眉山「びざん」簡潔レビュー
    四国.徳島の町並を一望しながら見守るかの様に聳え立つ眉山。
    病気の知らせを聞き、急ぎ足で東京から駆けつけた主人公の咲子。
    母のお龍は、気立て強くて真っ正直で少しだけ威圧的な
    側面匂わせる気丈な母親なのである。
    女出一つで今まで32年間、咲子を育ててきたのだ。
    次第に病状が悪化、腫瘍が全身へと転移してしまい
    車椅子での生活を余儀なくされる。そんな母と最後に
    なるであろう地元特産の阿波踊りを見に、母と子、
    親しい間柄の人達で観覧行くのだ。そこで32年前に分かれた
    父とお龍が感動の対面を果たす。阿波踊りを中央挟んだ
    客席と客席の向かい、目と目をしばらく見つめ合いながら
    永久の別れをするのです。無くなった母のお龍が生前、
    医学生達の解剖実習に使うための身体の提供契約を
    交わしていたんです。その時に書かれた
    メッセージカードが娘咲子へと手渡される。
    そこには短いながらも娘に対して目一杯の愛情が
    集約され込められていて、かなり感動いたしました..。
    「咲子、あなたは私の命です」

    続いて..ホッタラケの島を簡略レビュー
    人間がほったらかしにし、物が不必要となり、忘れ去られた
    モノ達を拾い集めて出来た国、それがホッタラケの島なのです。
    主人公の遥は、ふとしたきっかけで、
    子供が使うゴム飛行機を持ち去ろうとしていた子狐追いかけ
    ホッタラケの国へと行く事に。そこで数々の困難を乗り越え、
    母が生きていた頃に貰った手鏡を取り戻すのだ。
    人が一番ホッタラかしているもの..それは、過去に体験した
    数々の眩くキラキラ瞬いていた思い出達なのかもしれませんよねー。
    日本CGのぺッタリした安上がりな感じは、
    どうしてもハリウッドCGに比べると劣化してしまいますが、
    その辺りは内容やアイデア工夫で
    減点ポイントをカヴァー出来る感じですよね、うん。

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  • 借り暮らしのアリエッティー鑑賞.ネタバレ注意^−^

    待望のジブリ新作、参拝して参りました〜^^
    物語がシンプルでいて、すっきりストレートに纏まってて、
    シロクロ分かりやすい印象でした。
    カラスや猫や草原だとか家、葉っぱなどが
    小人からの視線で眺めたら
    とてつもなく大きな世界に佇む生き物ばかりなのですよね。
    決して人に姿を見せてはいけないんです。
    それは自分達が住まう領域を危険に
    晒す事になるのだから..。借りぐらしとは、人間達の
    住居スペースに小人達が夜な夜な忍び込んで
    少しづつ、ほんの一欠けらではあるけど、食料や日用品などの
    物資を拝借いたす行為を言うのです。14歳になったアリエッティーは
    父親と始めて、借り暮らしを行いに、古く寂れた別荘宅へと
    侵入するんですが..。そこに一時滞在していた心臓を病んだ
    少年に目が合って見つかってしまうのです。
    始めての借り暮らしで見つかってしまった事に対し
    しょげて落ち込むアリエッティー。
    父は優しく手を差し伸べ、微笑みかけながら
    こう言うんです。「済んでしまった事を悔いても仕方ないよと」

    少年とアリエッティーは、二転三転した後、ようやく
    心を通わせるのですが、
    お手伝いさんが、悪巧み企てて、小人を捕らえようと躍起んなり、
    結局最後は、長く住み慣れた暮らし快適の土地を
    泣く泣く去らねばならなくなるんです。
    クライマックスシーンでは、木の棒の上に登って目を
    ピタリ同じ視点へと合わせた、少年とアリエッティーが
    プレゼントを交換いたすのです。
    アリエッティーは結んでた髪の結いを少年に渡し、
    少年は冒頭で借りぐらしを、し損ねた角砂糖を
    アリエティーへとプレゼント。美味しいハーブティーが
    これでようやく作れるのです。
    明後日には手術を控えた少年が、その後どうなったかは
    描かれておりません。それは、見る側それぞれの
    考える隙間に出来た余白へと想いを馳せて捉えるべきなのでは
    無いでしょうか?金色のヤカン船に乗って川を下へ下へと下ってゆく
    アリエッティー親子と新たに出来た仲間の小人は
    この後、何処に新たな住まいの土地を見つけ、
    物語の先をクルクルと紡いでゆくのでしょうかねー^−^

    堺アートワールド、だいたいの位置を把握するため、
    小品を大まかにレイアウト。横幅1.8メートルなので、
    適度な空き間隔を間合い取りながら、作品達を組み合わせて
    ゆかないとゆけませんからね〜。

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  • 蟻とスティッチ.詩の朗読会

    http://curasanchoku.cart.fc2.com/?page=4
    東海地方に出展していた産直アート展が終わって、
    オンラインで半年間作品販売を移行していただいております^^
    そして、主催者さんから産直展での売り上げ詳細送っていただき
    驚いたのは..、作品がなんと..
    一点ばかし売れてるではありませんかぁぁ!!^−0^
    今月はnanoギャラリー、産直アート展と合わせて
    立て続け短い周期で勢い良く三点ほど売れておりましてー。
    なので、飛び跳ねハイパーうれしゆすですよぉぉっと

    新作は色トーンと形を簡潔に絞り込みながら、まとめ上げた
    象徴主義的な系統作品へと仕上がりました。
    今月末までに後2点ばかし小品が仕立てられれば幸いであります。

    昨日はソーイングギャラリーに、蟻とスティッチ.詩の朗読会と
    語り部&ウクレレライブに
    あじこさん、タカ君と行ってきました^−^
    蟻とスティッチというのは、ソーイング.詩の朗読勉強会で
    集いし方々が、ユニットを組んで
    それぞれが自身の思いを詩に綴って
    ギャラリー空間で発表する、いわば詩の
    お披露目展示会なのであります。
    一人一人が大事に胸の内閉まってはいる、けれど
    外側へと放り出したい情念の篭った想いが
    言葉に乗せられ、聞き手へと運ばれてくる感じでした。
    大切な家族や身近な人の事を紡ぎ出した詩が
    全体的な傾向として多かった気がいたします。
    正直な態度や誠意を持って吐き出された言葉や文章って
    凛としていて、健気で美しいよなぁっと、
    率直思える気分に浸れますよね。

    ウクレレライブでリズミカルな波が出来る。そして締めは
    永井さん年季とコクがある人生観反映された
    語り部口調の弾き語りでフィナーレ。
    ぐぐっと迫り来る滲み出た声色宿っている気がしました。

    その後、アークオアシスデザインの品揃え豊富な画材屋で
    油彩のホワイトだとかイベントで使うアクリル絵の具などを
    補充いたしたり。休日はいつも以上に広大な
    パーキングへと車がギチギチした状態.狭い間隔で
    駐車しとりますなぁ..。テラス出た外側に設置された机に座り
    たこ焼き頬張りながら話し込む。これから面白い遠出旅行だとか
    ワクワク出来る企画構想が9月以降いくつか予定で
    実現出来そうだから、かなり今から楽しみであります^−^

    夕飯は自宅へと招き入れ、鉄板焼き。肉を火で炙りながら
    ワイワイ談笑しながら、良い一日を過ごせました〜。
    それにしても、帰りの電車を乗り過ごすパターンは、
    なんだか絵描き間で恒例行事みたくなっておりますよねぇ..「笑」

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  • 2010展やら横尾忠則.束芋展観覧

    夏の0000ギャラリー「オーフォー」の2010展は
    京都一集客力ある三条ストリートに面した
    同時代ギャラリーで行われます!それに出展する作品一覧を
    ずらりと14点ほど並べてみました。
    古いのでは2005年製作のから、2010年最新バージョンまで
    様々な技法や切り口で描き出してる感じですかね。
    http://www.0000arts.com/jp/?page_id=16

    横尾忠則と束芋を大阪国立で鑑賞して参りました^−0^
    なんだかどちらも奇怪傾き具合な世界観が
    インパクトあって特徴的なのですよね。横尾のポスター全集は
    壁面上部までみっちりと貼り付けられており、上の方
    頻繁に眺め続けていたから、首がかなり痛くなりました..。
    横尾作品のグラフィックって
    なんとも言えない品の無さだとか、悪夢的なイメージ抽出が
    脳裏に、ガッツリ乗りかかる様に
    ハイジャックしてくるのです。
    禁断の果実をガブりと齧りついて、味を
    目の当たりにしてしまった様な気分なんです。
    なんだかそれが、フラフラと心地良かったり。

    束芋のアニメーションは真っ暗な暗室に2階会場が
    黒布で覆われており暗がりん中、恐る恐る
    突き進んでゆくと、天井や床面に映像が流れゆく雲の如く
    空間移動しながら写し出されているのです。
    たくさんの泡が床下からシャワーみたくプカプカ膨れ出してきたり、
    畳部屋がテトリスパズルみたく怪奇に変容しながら
    泥臭い生活リズムに開いた狭間映像を覗きみたり..。
    絵巻形式で壁伝いにキャラクター一群が動き連なった線画展示を
    暗がりから、ほのかに照らされた照明頼りに垣間見る。
    冷えた怪談的な空気観を背筋へと、のしかけながら
    嗜んでみるのも、この季節にピッタリ良い感じですかね、うん。
    http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html

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  • プレデターズを熱く語る

    プレデターズを鑑賞したので、とりあえずレビューを。
    プレデター1作目.2作目の現代版リメイクかと
    思いきや..1.2の続編にあたる今作。
    目を覚ませば上空から真っさかさまに下降してゆく
    冒頭シーンで幕が上がる。何故、いきなり空の真上で
    目覚めたのか..この時はまだ誰しもが知る術を知らないのだ。
    同じ条件で地上密林ジャングルへと放り出された
    見ず知らずの男女7人の人物達。特殊部隊出身者であったり、
    日本ヤクザやら殺し屋、死刑囚など多種多様。一つ共通しているのは
    職業や経歴が普通では無い人達ばかりであるという事。
    広大で境界の末端が存在しないジャングルに漠然と投げ出された
    彼等は、いわば捕食者プレデターにハントされる
    格好の的であり、娯楽としての獲物なのである。
    今作はプレデターが住まう惑星へと拉致された
    地球人達がモンスター跋扈する凶暴極まりない惑星で、
    己の生死を賭けて生き残ってゆこうとする
    不毛なる物語なのである。
    今回のプレデターで分かった事。彼等は二種類の
    種族に分けられていて、凶悪なエイリアンのプレデター内でも
    狩る方と狩られる側に分けられているという
    驚くべき事実があるみたいだ。
    光源に身を浸透させ、透明状態で姿を覆い隠しながら
    人よりも一回り大きな体格で、
    熱探知しながら襲い掛かってくるのだ。
    なので密林に潜もうが闇に身を忍ばせようと
    問答無用ですぐ様、発見されてしまうのである。
    最終的にプレデターの宇宙船を奪い、生まれ故郷地球へ
    帰ろうとするのだか、作戦は失敗してしまい
    生き残った二人は、この獰猛過ぎる
    プレデター星へと残らなくてはならないのです。
    そしてまた新たに地球から拉致されて来た人間達が
    上空から気を失ったまま放り出され、緊急パラシュートで
    モンスタージャングルへと降り立ってゆくのだ。

    さてさて、象のファントムを
    はみ出す勢いでクローズアップさせた新作が完成いたしました^^
    作品を同時並行しながらの製作でしたので立て続け、
    図像がコンプリート出来ました。

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  • おんさ展搬出

    突然の集中豪雨に見舞われる事が多い今週。
    すごい雨量で雨粒が降りしきって、しばらくすれば
    何事も無かったかの様に空は元どおり戻り
    スコール鳴り止んでゆくんですよね。

    おんさ展前半が終わり、イトヘンの搬出へ。
    多くの作品は搬出を終えたみたいでガランとした壁に
    取り残された作品が所々壁面へとぶら下っておりました。
    イトヘンオーナーの角多さんに挨拶を済ませ
    冷えたお茶をいただいた後、しばし話し込みその場を後にする。
    身近で親しみやすい距離感で展示できるおんさ企画に
    来年も是非、参加いたしたいと心底思いましたね。
    大きな目標が一つ。いつか招待作家として招き入れられて
    イトヘンで個展開ける様になりたいのだ。なので
    腕をとことん磨いて、日々切磋琢磨励んでゆきますよ、うん。

    新作、銀河鉄道に乗りそびれたラマ!がコンプリート。
    コーナンで買ってきた柔らかな板に
    ボールペンでコリコリ描いてゆきました。
    これに紐をつけて展示スペースへと吊るせる状態に
    いたしたいと思いますー

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  • コラージュ思考.考察

    コラージュを日本語率直に訳すると貼り付ける。こちらの方が
    意味合いとして、しっくり理解出来、飲み込みやすいな。
    ほんの少しだけ、部分的にだけれど、サンドペーパー切れ端を
    コラージュさせながらボールペンへと掛け合わせ描いてゆく。
    自分の中でコラージュは、あくまで主役図像に
    寄り添いながら脇へと添える感じが要素として強い。
    あくまで手描きで描いたビジュアルに
    拡張むしくは延長する形式を取っているのだ。

    ボールペンやマジックを使った
    線画において有効的だと思った事をいくつかメモ書き。
    ボールペン筆致を誤って強く塗り込みすぎてしまい、
    黒味ががり、そこだけポカリ浮き上がったフォルムが
    やけに目立ち失敗してしまう。
    そこが際立っている限り絵としての違和感は
    拭い去れない。とっさの思いつきで誤ったその上に
    黄土色の紙を貼り付けてみて、その上面から
    新たに形態を描き加えてみたら、ざわついた濁点が
    払拭されたのだ。これはアクリル絵の具でいう所の塗り潰し、つまり
    書き足したり、削ぎ落としたりする編集作業にあたる
    感じがするのだ。ただ、ボールペンの修正による張り合わせの場合、
    あくまで緊急的な応急措置として、手を打つべきだと思う。
    あまりにあざとく張り合わせ、縫いつけた箇所が
    そこらかしこに点在すれば、描く事を軸に展開した表現世界が
    見るも無残に音を立てて崩壊してしまう
    危険要因、孕んでくると思うので。

    もう一つ、コラージュ手法で良い手立てだと思ったのは、
    板パネルに始発の段階で
    完成図像支持体をペタリと張り合わせてみる。
    ↑画像は10角サイズ板に描かれた作品を0号サイズの水張り施した
    板パネルへとボンドで接着させたのだ。
    つまりイメージの中心軸が装置として
    存在しているから、コラージュされた模様を紙サイドまで
    延長しながら引き伸ばし構成する事が出来る。

    左端にぺタリと取りつけた、サンドペーパーの文字や記号から
    自身の奏でるイメージへと科学変化を引き起こさせ
    新たな模様を誘発。つまりコラージュする事で、そこの
    出発点を媒介しながら、スヤスヤ眠っていた
    自身のイメージソースが目覚め促し、出発点のコラージュと
    溶け合い、融合.時にパチパチスパーク撒き散らしながら
    反感、共鳴経過しながら全体的なイメージの渦へと
    統合してゆける様な実感をいたす。

    今後はコラージュ技法にもアプローチかけながら、
    実験.研究を積み重ね取り組んでゆきたいところである。

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  • アート大阪やササラサラ交流会&搬出

    まずは京都駅ビル内にある
    伊勢丹美術館でにゃんとも猫だらけ展を鑑賞。
    浮世絵の中に登場する猫達が
    はしゃぎ踊ったり、飛び跳ねたり
    人間の着物着てみたり、だまし絵に化けてたりと。
    いろんな仕草やポーズの猫達を一枚一枚の絵から
    探し当てて見るのが、なんだか無性に
    楽しい気分浸れる展示会でした。

    その後、ARTOSAKAアートフェアを見に大阪へと出向く。
    昨年に引き続き堂島ホテル8.9.10.11階の部屋を
    オール貸しきっての開催。今回は値段が手頃な
    プライスで売られていたのが全体傾向で多かったのと、
    総合的にたくさん赤丸ついていたのが今年の特徴として
    目立っていてお祭り.活気づいてる印象でした。
    ホテル展示ならではの
    ユニークな見せ方も目を前のめり惹く感じですかね。
    浴槽にキャンバスが埋没していたり、机の蓋が開けられていて
    作品が顔をひょっこりと覗かせていたり。
    床カーペットに、まんま放り出され設置している大胆不敵な
    作品もあったりなんかいたしましたー。
    徐々に人で会場溢れ返ってきて
    まさしくごった煮状態でした..。狭い通路を行き来する人達と
    ぶつからない様に気をつかいながら、ゆっくりしたペース配分で
    進んでいったので、じんわりした疲労感が
    後々、身体へと荒波押し寄せてくる感じでした〜。

    その後、nanoギャラリーの搬出へ。
    ↑画像作品が二点も立て続け売れていてびっくり!
    しかも同じ人が二つまとめて大人買いしてくれたそうで^−^
    ポストカードや缶バッチの売り上げも、かなり好調でした。
    自分の作品展示の中ではnanoギャラリー企画が意外と一番
    反響良くて、期待していたおんさ&パンダン展の方は
    あんまり成果上がらず..がっくしな感じなのです。
    企画内容自体はどちら良い出来具合ではありましたが〜。

    そんなこんなで交流会に各自持ち寄られた王将餃子.シュウマイ.
    焼きたてピッツアやらミスドドーナツ.ポテチやイカするめなどを
    満腹ほうばりました^^お酒やオレンジジュースなどを
    も並行しながら、ガブ飲みいたす。そうこうしながら
    話し込んでいたら終電前に差し掛かり急いで切り上げ
    電車へと乗り込む。最終的に自宅二駅前止まりの
    近鉄最終便に乗り込み..
    そこから二駅先まで徒歩で歩きながら帰宅したのでありました。
    帰る前にコンビに寄ったらワンピースの今週号がすでに
    入荷しており、日を跨いでしまった事をひんやり実感。
    新展開はルフィーに、海王の二番手だった、めいおうレイリーが
    一つの提案を促すという、大変冒険意欲引き立てる
    予感内容へと動いてゆきそうですね、うん。

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