なんでもござれ..が現代美術なのであれば、
これほどそっけ無くて、味気無いモノは他に類が無い様に思うなぁ。
そうでは無くて、自由度の高い現代アートでも、
自身の作品作りでルール作りを設けて、制約を施すのが必要不可欠なんだと思う。
それが作品を支える軸となり、最小限の空間からでも無限の可能性を導き出せるのだ。

サッカーが何故あそこまで多くの人に支持され、
熱狂と感動の渦を巻き起こせるのかには確固たる理由がある。
それは足だけしか使ってはいけないと言う
極限的に厳しい制約状況下の元でプレイヤー達が
頭脳.気力.精神力などを最大限に搾り出し本領を発揮し挑みゆく姿勢が
人々の心に大きな揺さぶりを掛けれるんだと思うね。

もしかしたら、もしかしたらの時のために
そこより先へとチェスを打ってゆくみたいな。
絵を通して結果が出せた場合は
その先の事は、そんなに深く考え込まなくてよいと思う。
シンプルに答えは出ている。勝ったらまた次の1チャンスを
勝ち取るために、新しい作品をクリエイトしてゆくだけなのだ。

けれど、これが結果を出せなかった時はどうするのか。
それは、その先の2歩、3歩、4歩先まで
突き進んでゆく航路を、どの様なルートプラン駆使しながら
駒を揺り動かしてゆくかだと思う。イメージしたプランを
明快に構築させておくと、躓いて転んだ後も
さほど動じる事無く、次なる策へと乗り出せるのだ。

具体的に今年の12月迄の計画を書き記してゆくと、
9月韓国でのKIAFアートフェアがある。
そして10月に心斎橋でアートストリームが開催される。
この二つの大舞台で転げ落ちた場合の事を
念頭にシミュレーションしてゆく。
韓国で絵が全く売れなかったとする。その場合、売れ残った作品は
ｓｏｈｏアートギャラリーの
クリスマス展へと巡回させるプランでゆきたい。
お手軽価格で作品購入出来る、プレゼント特別企画なのだ。
これでも売れなければ、2012年度のデザフェスへとさらに巡回。
それでも駄目な場合、最後の駆け込み寺
ギャラリーｓｏｒａでの2012年秋に開催される
サムホール5000円均一展で、ギリギリの勝負を掛ける。
最終的に絵の値段とは自身が決めるものでは無く、
買ってくださるお客さんが、その値段価値に見合うと
思えば、購入されるので、その辺りも考慮しながら
値段変動を書き加えてみるのも、謙虚なやり方だと思う。

そして10月のアートストリーム。これも最悪のパターンを
想定シミュレーションした場合の、次なる二手三手を
取り揃え、事前に用意させてゆくのだ。
額込みのサムホールが売れ残った場合は
冬に開催されるサムホール展に巡回させる。
額無しのサムホールはKIAFと同様、来年の
デザフェスへと巡回させる感じなのだ。
後、来年売れゆきが良くて、立地条件最高の場所での
個展も検討している。ここでサムホールは1万円均一に
統一して売り捌く事といたしたいが、このプランは
12月迄の自身が叩き出したトータル結果と
照らし合わせた上で考慮させるつもりだ。

12月に東海地方で開催されるコンペ。これもKIAFで
売れ残った場合のパターンを視野に入れ、自信作の
Ｆ4号をコンペティションへと送り出す予定。
これももちろん賞狙いで、次なる繋がりを得るために
必要なカードとして有効打を放てる可能性あると思う。

9月の東京でのオークション展。これも
売れ残れば10月頭には自宅へと返却されてくるので
アートストリームでの展示販売に望みを託したいと思う。
そしてアートストリームでも駄目であれば..、
12月のｓｏｈｏアートギャラリーで開催される
クリスマス展にエントリー候補として選んでゆくつもり。


この様にして、良い人と巡り合えず売れ残ってしまった
作品達を次なるスペースへと解き放ち、
嫁入りさせるチャンスを確保させるためなのだ。
何より自身の絵をより多くの人に知ってもらい
支持者を一人でもたくさん拾い集めるには、
少し先の光明が持てる未来まで見越して
駄目だった場合のパターンからプラスベクトルへと
塗り換えてゆく事が大事なのではないだろうかと思うなぁ。

http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/
ワシントンナショナルギャラリー展を会期初日に観覧＾＾
印象派のオールスターが豪華絢爛に勢ぞろいしとります！
特にモネの傘をさした貴婦人の絵と、アトリエ庭を描いた作品は
美術教科書に代表的に取り上げ載るくらい有名な作品なのですよなぁ^-^

そしてゴッホの今回飾られてる自画像は初来日らしい。
青白く不気味な表情浮かべた顔つき、
豪快ウネリを上げるダイナミズムな線に背筋が凍りつきました〜。
入場料1500円と、ちとお高かったですが、
ちょうど同じ美術館で開催されてるパンリアル展が
半券提示で無料観覧する事が出来ます〜。それでもパンリアルは人気が無い「笑」

クリエイター分母が多すぎるのに対し
整備されたマーケット分子が数に限りあるのは誰もが承知なのだ。
つまり椅子取りゲームの要素を秘めている。
人と同じルートでは渋滞はまぬがれない。
自身で形成したナビマップを有効活用させ、
脇道から侵入するコースで走った方が結果として、
自分の目的ポイントまでより早く着けるのだ。

目的を遂行させるために、公式なアカウントで侵入する事が
必ずしも良い結果を齎すとは限らない。
非公式な方法論や手段を駆使させ、掲げる目的へと到達する事が、
時には必要だと思うのだ。
スタンダードに整備されてる道路が必ずしも安全に通れるとは限らない。
凸凹ヌカルンダ路面の方に金脈を見出す可能性を賭けてみよう。

明日は天王寺なのギャララリー、フリーギャラリーデイに参加＾＾
モノ作りする人なら誰でも無料展示および販売する事が出来る
得々で素晴らしい展示会ですので、飛び入り参加とかしてくださいね！
今の段階で参加確定者は川瀬大樹、細川高文、蛇目、 三名が16時〜19時迄、
なのギャラリースペースに絵を飾りつける予定。

http://nano-gallery.com/　
明日11日　14時〜19時迄開催されるフリーギャラリーデイ。
各作家の作品をゆったり心行くまで眺めながら、
自身も展示参加やパフォーマンスなど
表現に関わる事なら何でも自由に催す事が出来ます＾＾
アートストリームのフライヤーもたくさん用意してお待ちしてます！

そして明日は毎年恒例のボローニャ見に西宮へ。
南港で開催されてるフィンランド作家の展示会も良さ気なので覗いてみよう。
笹部で絵の具ホワイト購入も忘れずに。
ボダイジュや中崎も時間に余裕あれば行きたいけど、
時間配分が行ってみないと分からないなぁ。
午前、完成間近のサムホール仕上げてから行くかどうかも迷い所。

エミリーローズ鑑賞、実在したお話を元にされた映画。
悪魔に憑かれてしまった少女エミリー。神父の悪魔祓いも空しく力尽きる。
霊や悪魔など人界を越えた領域は確かに存在する。
科学だけでは決して実証されないゾーン。
悪魔は人を殺めるだけの力があり、夜中の3時に活動が最も盛んになる。
キリストが処刑されし時刻の逆時間。

キリンのクビレラインの細さをミリ単位で微調整している感じなのだ。
これの全体的な比率が目利きでピッタリ決まれば、
おのずと洗練された美しいプロポーションを生み出す事が出来る。
目を細めて全体フォルムを細い絵筆で削り出したり付け足したり、
微生物追う狩人の如く施してゆく。神経尖らせた絵仕事がモノを言うのさ。

一見画面が完成したかの様に見える所から、さらに一歩踏み出しを入れ込む。
鑑賞者が気付かない様な細部迄きっちり手作業施し空白を埋めゆく。
この徹底したこだわりが、作品の質をさらに高みまで引き上げてくれるんだと思う。
もうこれ以上、画面を弄れないと心が嘆き始めた地点から
本当の戦いが待ち受けているんだと思う。

一秒でも長く絵筆握りしめ、一枚でもより多く作品を生み出し、
一箇所でも数多くの取っ掛かりを1チャンスとして掴み取りたいのだ。
一人でも多く自分を支持してくれるモノ達と出会いたいし
一人でも多く僕の作品を世間に認知させてゆきたい。
時間の合い間を縫って一分でも時間が出来れば
ドローイングする事を心掛けてゆきたいんだなぁ〜。

表現を下支えするテクニックは無いよりも
在る方がより良い図像を画面へと打ち出せる。
描きたい世界を立ち表そうにも、
それを描く腕が不慣れでギコチ無くては
思い描いた図像に到達する事が出来なく、もどかしい思いをする。
作家活動始めた8年前は
単体でしか動物を画面に納められ無かったり、点の精度に纏まりを欠いていた。

作品が一点仕上がると、その日、時間がまだあったとしても
別の作品に筆を入れる気持ちが無くなってしまう。
いわゆる燃え付き症候群。完成したとたん、
メラメラと沸騰していたお湯が蒸発してしまい熱が冷めてくるのだ。
けれど一晩寝て明日になれば
また新たに新作を描きたくなる気持ちが蘇ってくるので眠りこける事といたそう。

三瀬夏之介×池田学の対談本読了〜。
通ずる所と相反する対照的な側面を持つ1973生まれの彼等の活躍に期待が自ずと膨らむ。刺激を存分にいただいた事だし明日は朝から晩まで
ノンストップな製作へと繰り出し新作を上げる事といたそうか。
今日は筆の速度が少し遅めだったので、消耗したＭＰを回復すべくぐっすり眠ります！

台風の影響で風がビュンビュン吹き荒む中、
車に乗ってアートストリーム説明会へ！
今回は従業員通路から出入りして従業員食堂で食事が出来るらしい♪
14階の展示会場はオープンな窓から
心斎橋の町並みが一望できる贅沢な眺めでした！
Ｂ2サイズポスター、大阪市営地下鉄全駅140箇所の
公共広告コーナーに掲載されるらしい！
そしてＡ4サイズのフライヤーは30000枚も刷られたみたいだから、
このアートイベントに対しての気合い入り方が半端無いです〜＾
＾かなり大々的に関西全域に広く宣伝.配布されると思うので、
驚異的な集客人数なる事に対し期待が膨らみます！
Ａ4フライヤーの掲載作品一覧の表面、24番が僕の掲載作品です！

ジャケットアート展で作品購入した有果里さんの作品が
本日クロネコで自宅まで届きました＾＾
昔の日本民話連想させる様な、
大らかでのどかな安らぎと希望が作品に宿った世界観。
いつまでも飽く事無くじっと眺め続けていられる作品なんだなぁ..と
自室飾りかけて思いける。自然の奏でしリズムが溶け合いながら響いてくるなぁ。

ライフを初日に鑑賞〜。
それぞれのアニマル達による生命ドラマをドキュメントした作品。
追われるモノと追跡するモノ。
狩る側と狩られるサイドの生き物。
地獄谷温泉では身分の高い猿だけ温泉へと浸かる権利が在るのだ。
普段単独で狩りをするチーターなのだが、
特殊なケースで兄弟三匹でガチョウ仕留める貴重シーンがあったり＾＾

コモドオオトカゲは体長3メートル、体重140ｋｇ。
乾季の季節、水が干上がり動きが鈍くなった水牛に噛み付き、
滴り落ちた血を辿り、匂い嗅ぎつけ群れで水牛近くへ寄ってくるのだ。
水牛が息絶えるまで執拗待ち構え、死に絶えた後、
自身の体重と同じだけの肉を喰らい尽くす。
ゆえにわずか30分ほどで水牛は骨と化すのだ..。

台風の接近速度遅すぎです..。
明日アートストリーム説明会が昼から大阪で在るのですが、
果たして大阪迄辿り着けるかな..。
電車は止まって動かないかもだし、
バイクで行こうにも125ｃｃで止められる駐輪所限られてるし
何より台風で閉まってるかもだし、
車だと渋滞に巻き込まれる可能性もあるし、雨だし交通量多そう〜。