川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • 的外れなOBにはならずにゆこうよ

    作家活動は持続的な資金力と作品枚数の
    集積によるものだと言うのが
    僕のモットーであり、ここが正に基盤となっている。
    けれど、続けてゆけば、いつか目が出て花が咲くのか?と
    言われれば、そうではないと思う。

    同時代のアーティストと自身の立ち位置を常に
    見比べながら、その都度、検証を繰り返し、
    間違いや補わなければいけない改善点、修正点を
    見直してゆく事が大事であり重要。

    努力は間違った仕方でするなら、やらない方が良い。
    勉強も同じく的外れな箇所を見直さなければ
    場数を積み重ねても、
    意味がないし、得るモノが無きに等しい。
    自身の金銭に対する投資だってそうだ。
    ありもしないオアシスへ向けて砂漠地帯を
    突き進んでいっても、喉が干からびる様に、
    資金を溝に捨てるのと同等であるんだよ。

    これらをまとめると、間違った努力や勉強方法、
    ありもしない大きな夢に向かって投資するのは、
    全てにおいて自身をマイナス方向へと突き進めてしまう。
    それなら始めの段階から盲点に気付き、
    マイナス方向から
    初期段階0地点まで引き返す事が賢明な判断の様に思う。
    自身と同等、10年近く作家活動を続けている同期について
    言うならば、僕以上に活動範囲を広げて
    シーンの中央へと邁進していってるタイプと、
    それとは逆に10年続けていても、
    これと言ってパッとした成果が上がらず、地団駄踏んでいる
    的外れなOBの哀れなる存在が気にかかる。

    彼らは活動歴が長いと言うだけでアートシーンに対して
    何かを成し遂げた様な偉そうな態度を取るが
    現状は作家活動1年目や2年目で頭角表した
    勢いとパワーのある若手の方が遥かに優秀で
    栄えある成果を叩きだしてるのを、遠目に僻んでる。
    哀れな末路漂う背中を見ていると同期として複雑な気分になってくるのだ。

    正しき努力の仕方や勉強法、有機的な資金投資などを
    プラスのベクトルへと傾く様、常に自身にクエッションを抱きながら
    改善修正を加えながら
    活動を続けてゆこう。そうしないと..。

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  • 移りゆくアートな時代の転換地点

    時代と共に人類が築き上げてきたシステムというのは
    少しずつ移行しながら改変してゆくものなのだ。
    同じ型のシステムのまま、それを継続してゆくと
    それが老朽化してゆき、
    有機的な機能がいずれは出来なくなってくる。
    これまで培ってきた歴史や文化を受け継ぎつつ
    新しい思想や価値観を上乗せしながら更新させてゆくのが、
    本来あるべき正しき伝統の継承.・継続の仕方なんだろうね。

    アートの世界でも、近年それが転換期を迎えているのが
    作家活動していて沸々と実感として湧いてくる。
    経済が潤っていた80年代の日本では
    バブル真っ只中の渦中で絵の値段が高騰し
    飛ぶように作品が売れた時代あったのだ。
    それがバブル崩壊後、
    不況の下降線を辿る時代へと移った時、
    価格価値以上に値段価値が高騰してしまった状態の作品が
    負の遺産として取り残されてしまったのだ。
    つまり売れた後の居場所が無い。

    今の時代、作家活動して間もない時に
    高いレンタル料金をギャラリーへと支払って
    個展しても、作家に得られるメリットが極端に少ない。
    来る人も極々限られたわずかな身内や
    関係者だけに終始してしまうのだ。
    ここ数年、ギャラリーの在り方も変わってきていて、
    ギャラリーでは
    多人数企画公募展という公募展覧会が
    活気と熱を帯びて各地域で盛んに開催されてる様に思う。
    展示出来るのは一人一点のみだが、大勢の作家が
    近作をギャラリーに持ち寄り、
    それが50.60人くらいの規模として
    それぞれの作品が集まって、一斉に鑑賞.観覧出来るのだ。
    作家1人、1人がDMを配り歩き、
    ソーシャルネットワークや口コミなどで宣伝告知するので、
    展覧会の集客量も、うなぎ昇りに向上してゆき、
    会期中は終始ギャラリーに人が絶えない。
    出店料も値段がとてもリーズナブルで
    平均してどの多人数公募も展示料金が
    大体約3000円程度。
    参加者の人数が数十人単位で集まり
    箱代2週間分くらいのレンタル料金が
    そこから徴収できるので
    会期も2週間で開催される所が多いのも
    魅力的な要素の一つではないだろうか。
    開催期間が長ければ長いほど、
    より多くの人に自身が進撃に取り組み制作した作品を
    見て貰える可能性を帯びてくる。
    多人数企画公募の最大であり一番の特徴は
    会期中交流会が開催される事ではないだろうか?
    会期中の土日だとか、オープニング及びクロージングなどに
    多くの出店作家が会場に集まってくるのだ。
    これは絵が単に会場へと飾られるだけではなくて、
    そこに展示しているクリエイター達の
    生の息遣いを直接聞ける大変貴重なチャンスに恵まれるのだ。
    以前から興味持ってた作家と直に話す事も出来るし、
    絵描き同志で絵の物語を相互に語り合ったり、
    それぞれが持つアート情報を交換したり、
    意気投合して、グループ展やアートフェスでのシェア展示をしたり、
    お互いの絵を作品交換したりする関係にまで
    発展する場合も多々あるんだ。

    個展を開くってのは、順序的に、
    こう言った多人数企画公募展であるとかグループ展、
    アートフェスタみたいな
    アーティストと集客率が
    膨大な数で来場するイベントなどを経過して、
    自身の周りに支持者や認知度が高まってきてから、
    ようやく最後に辿り着く場所が個人によるエキシビジョン、
    つまり集大成となる個展なんだと思うんだ。

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  • 長距離走者の内なる孤独

    作家歴が来年でようやく10年目を迎える。
    長い様で短く、短い様で長かった。
    毎年馴染みのギャラリーの何周年記念とかに
    参加していると「川瀬君は活動歴長いんですよ」って
    紹介されるんだけど・・。
    僕からしたら、始めの10年は、いわば、
    第一関門をようやく突破出来た様な感じで
    まだまだ先は長く、この道のりは死ぬまで続いてゆくんだと思う。

    つまり自身、一生画家でありたいと思うし、そのつもりでいる。
    モノを作っているから、画家だとか絵描き・クリエーター、作家などと
    認識され、そう呼ばれるんだけど、モノ作りを辞めてしまえば、
    画家でも作家でも絵描きでもクリエイターでも、
    そのどれでも無くなるんだな。

    アートフェスタや多人数企画公募展などで
    多くの素晴らしき仲間達と僕は出会ってきた。
    イベント終わり、別れる時は互いが笑顔で握手なんかも
    交わしたりしたんだ、懐かしいな。
    「じゃあ、またね、また次の展示会で!」そう言いあって
    名残惜しさを残してサヨナラした仲間達。
    その多くが、それきりで、それから再会出来てないんだ。

    今何をしてるのかな、

    作家以外のやりがいや生きがいを見つけたのかな?

    絵が思うように描けなくなったのかな、

    それとも経済的に作家活動を続けられなくなったのかな・・。

    長距離走者の孤独を背負いながら、
    僕は絵筆を握りしめ、走らせてゆく。
    絵のイベントで出会った人達ってみな良い奴で
    何より利害関係無しに純粋な形で、個々の世界を
    それぞれ表現し合ってるから、
    すぐに壁をとっぱらい仲良くなって打ち解け合える。

    社会に出てからはそうはゆかないしね。
    高校の先生が「学生の時、巡り会った友達は
    一生涯付き合える大切な仲間だから大事にしなさいね」
    と言ったのが印象に深く残ってる。
    社会に出てからは、まず目の前に
    お金の利害関係が働き先で絡み、競争意識なんかも
    互いに会社の中で生まれてしまう。
    だから学生の頃みたく
    深い仲になって繋がれる友人というのは出来ずらいんだと思う。
    けれど、アートの世界はさっきも述べた様に利害を取っ払った
    純粋な場所と場所とで出会えるから、
    すぐに馴染めて仲良くなれるんだろうな。

    僕は一生涯アート人生を通じて
    一生付き合える友達が欲しいと切に願っている。
    昔懐かしき頃から今の状況、そして数年、数十年先の未来を
    生き抜いて笑い合える関係を、同じ世代を生きる作家達と
    築き上げてゆきたいし、
    そうなってほしいし、そうあってほしいんだ。

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  • 起きて見る夢物語

    作家活動を始めたのが22才の夏の訪れが始まる頃だったかな。
    母校の恩師にグループ展に誘われ、声をかけてもらったのが
    全ての始まり。ここが僕の作家としての始発点であり出発点。
    始めの頃はギャラリーが何処にあるのかとか、発表場所は
    どうやって選べばいいのか、右も左も分からない状態の
    0からのスタート。これは当然、どの作家も同じだと思う。
    始まりはみな同じ、ここから作家としての方向性だとか
    それぞれ思い描くビジョンなどが枝分かれしてゆくんだと思う。
    発表を開始した当時は、とにかくいろんなギャラリーを巡り歩いたし、
    DM置き場などから情報を収集して、そこから新たなギャラリーへと
    足を運んだり、アートイベントやギャラリー公募などの
    情報を拾い集め、参加したものだ。

    自身が今の時点で振り返り思った事は
    過去の自身が発表した
    数々のイベントで惨敗を繰り返した中で、周りの出展者である
    作家達、いわばライバル達の成功が、率直に羨ましく神々しく輝いて見えたのだ。
    アートストリーム2005が僕の初めて参加した
    アートフェスタだったけど、これが情けないくらい惨めな
    結果に終わったのだ。机にたくさん刷って並べて
    その背後にはイーゼルに原画を立て掛けてみたのだけど、
    誰も僕のブースを見ていない。
    ディスプレーも単に並べただけだったし、
    何より肝心の作品が見る者の心を打ち鳴らすには
    まだまだほど遠くか細いモノだったんだろうな。
    周りの人だかりが出来て、絶えず商品化したグッズが
    販売へと結びついてる作家に憧れを抱いたし、
    賞などを貰って表彰台に立ってるクリエイターに
    僕もいつか肩を並べてなりたいと思った。
    5年先、10年先までの自身へと投資する様な
    心構えで、それを目標としてやってきた感じかな。
    石の上にも三年と言う昔の人が考えた
    台詞があるが、僕は芽が出るまで22歳から30歳まで
    8年の長き歳月を費やした。これは何度か
    ブログでも書いたけど、要するになりたい5年先、10年先の
    未来設計図がイメージとしてまず頭にあって、それに向かい
    数年かけてそれを成し遂げるため、自身が設定した
    到達地点まで寡黙に突き進んできた感はすごくあるよ。
    夢は起きて描くモノであると思う。起きて描き起こした夢ってのは
    具体性を帯びて突き進んでゆく場所が明確だからさ、
    そこに向かい続けてゆけば、いつかは到着出来ると思うんだ。
    寝てる中での夢はビジョンが曖昧で不確かなるモノだから
    夢の中でしか、願いは叶わないんだな。
    自身の起きて描いた夢物語は、アートストリームで
    僕なんかでもいつか賞を獲れるようにって、2005年の時は
    思ってた。それが7年の歳月を経てようやく
    掴み取る事が出来たんだ。大勢が見守る中での
    表彰式で賞状を授与された時は
    最高に気分が高鳴り高揚したなぁ。
    他にも当時、思い描いたいくつかの起きて描いた夢が
    ようやくやっとこさ、この手に掴み取る事が出来たんだ。
    アートサイトでのピックアップインタビュー、作品の受注依頼、
    企業とのアート作品の商品化コラボ、絵でレンタルの出店料を全て賄う、
    絵を嫁入りさせた後も繋がり持てる根強いファンの獲得などなど。
    これらの事柄は全て、作家活動を始めた頃
    想い描いて憧れだった、起きて見る夢だったんだな。
    起きて見る夢は長く険しいトンネルを抜けて、
    それでも引き返さず進んでゆけばいずれは
    出口へと辿り着き、その先で待ち構えている未来設計図を
    自身がモノに出来るんだな。アートの世界はサバイバル。
    他者との勝ち負けじなんかじゃないんだ。生き残ったモノが
    その栄光を最後には掴み取り、自身の両腕でそれを
    力強く握りしめられるんだ。

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  • ヤングアーティストジャパン開催中です

    http://www.tagboat.com/event/2012YAJ5_c/index.html

    東京デザイナーズウィーク祭典の一環として
    今年はヤングアーティストジャパンがTDW会場内にて開催されます。
    10.30「火曜日」〜11.5「月曜日」 
    11時〜21時 最終日は18時まで

    月曜日に日帰りのトンボ帰りで
    東京まで行ってきました〜。新幹線のぞみ、往復25000円は
    ちと高いけど、抜群に早い^^
    12時半くらいには会場で黙々と設営しつつも
    向かいの出展者やアート仲間と話し込み、なんだかんだで
    帰るの遅い感じでしたけど..。週末の金曜日から夜行バスに
    揺らり揺られながら、土曜日朝には東京入りいたします。
    土曜、日曜、月曜日の3日間、みっちり腰を据えて在廊
    いたすのでよろしく!そんで僕が居る時に来た事を知らせて
    いただければ無料の出展者パスの予備が手元に
    一枚だけあるので、入り口まで迎えにゆくから
    是非とも遊びにいらしてね^^

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  • 個展する順番.順序

    美大を卒業にしてすぐに個展、
    美大在学中に個展を開催、
    むしくは作家活動初めて間もない頃に個展..。
    この手合いのケースの大半は
    半ば失敗する形で
    幕を閉じるのだ。要するに手順の踏み方が違うんだよね。
    つまり発表歴の浅い内に個展を、いきなり開催しても
    自身のキャパ「容量」がそれに見合ってないし、
    何より自身を目当てに足を運んで
    赴いてくれる人って言うのは
    身内ノリ、家族、親戚、友人、恋人と
    普段顔を合わせている様な親しい間柄だけに
    終止してしまってる事が多いと思う。血の繋がりが深い人達が
    展示会に来てくれるのは、すごくありがたく嬉しい事ではあるが
    それだけで幕を下ろしてはいけないんだよ。

    例え話で言うと漫才師を志すお笑い好きな仲間内だけで、
    笑い合ってるってのは
    真に面白いとは言えないよね。
    顔も名前も知らない第三者が
    それをふと偶然聞いて、「この人達のトーク、すごく面白いなぁ」って
    聞き耳立ててくれれば、
    本物の良さがそこには滲み出ていると思うんだ。

    学園祭のメジャーバンドを
    ただコピーして演奏してるだけなのは、
    ただのクラブ活動でのお披露目会であってさ。
    オリジナル曲を作成して路上で演奏してると
    ふと通りかかった
    見ず知らずの人がピタリと足を止めて
    その演奏者の近くに佇みながら
    曲が終わるまで聞き入っている。
    そして自主制作したCDを一枚買ってゆき、
    次回もまた演奏してるそばで音を聞き入ってくれてる。

    絵の世界もそうだと思うし、どの世界でも
    この事柄は同じだと思うんだ。
    ギャラリーで展示してたら、ショーウィンドウに
    飾っている絵に目を留めて
    ギャラリーの中へと
    見ず知らずの誰かが入ってきてくれる。
    じっと絵と対話しながら
    その後、会話がそこから自然な流れで成立してゆく。
    プロの世界は厳しい。
    けれど自己満足の小さな枠をはみ出した先に在る
    初対面の人達と、表現の場から
    新たなコミュニケーションが生まれ
    小さな輪が大きく外へ外へと膨らんでゆく。
    始めは個展をするよりも、
    アートフェスタや多人数企画での作品展で
    発表をこまめに繰り返しながら、
    少しずつ自身の作品世界に
    魅力を感じてくれる人を探し出しながら
    巡り合ってゆけば良い。
    それの集大成が個展開催する事であって、
    そうなれば、自身の枠の外で培い積み上げてきた
    大きな達成感や充実感が生まれるのだから。

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  • ここ数年で構築したきビジョン

    現在の自身の絵力や現時点での立ち位置では
    万単位の原画を売るノウハウや
    流通経路を持ち合わせていない。

    あるギャラリストとお話した時、興味深かった内容が
    頭に染み付き、印象に残った。
    アートの世界で絵をマーケットに浸透させる土台ベースを
    作るには大体200〜300点くらいの作品をマーケットに
    押し広めなくてはいけないのだと。
    僕の絵の場合、実際、万単位で一点の絵が売れるのって、
    年に数えるほどしかなくて。なので諭吉単位の作品を
    数百点、アートシーンに流通させようとした場合、
    単純計算したら20年くらいは最低かかりそうなんだ「苦笑」
    なので上記の方法論でやるには
    途方も無い話で、アートシーンにネームバリューを
    築き上げた頃には、杖を突いたおじいちゃんになってるわけで..。

    実はマーケットに、ここ2.3年以内で数百点、絵を流通させる
    方法論が、僕の持ちネタに、たった一つだけあって。
    その秘策をこれから書き記したいと思う。

    今年に入って、ポストカードサイズのフレーム板に
    絵の具で直接ジラフをペイントさせる手頃価格での
    小原画を製作しだした。これが思いの他、売れてくれて。
    今年の現段階で2500円〜6500円までの
    小作品が25点販売へと成立した。

    今年、数千円に押さえた原画作品を本格的に
    腰を据えて作り始めて
    それを販売して思ったのは、潜在的に絵を所有したいと
    思ってる人の数がすごく多い事に対しびっくりした。
    それと同時に絵を一つでも多くの人の元へと
    嫁がせる事に対する
    喜びを大いに味わいながら噛み締める事が出来た。

    お金の有り余ってる富裕層に向けた場所に放り込むのでは無く、
    一般のサラリーマンや主婦、学生など、
    手持ちの財布と相談し合い、
    吟味しながら買える範囲の人達に絵を所有してほしいと思ったんだ。
    もっと絵を身近で手の届く範囲の人達にも、
    鑑賞する事の楽しみや
    絵を飾りながらエンジョイするアートライフを味わってほしいんだ。

    絵を嗜む事は
    日々の生活に潤いを齎し、心を豊かに耕してくれる。
    きっと絵のある生活が、今居る現在より
    物事に対する見え方に新しい視点を付け加えてくれて、
    新たな何かが、そこから始めてゆけると思うんだ。

    ここ2.3年で200点くらいの作品を嫁がせる事が目標なんだ。
    これからもいろんな場所で絵を発表すると思うけど、
    絵が嫁いでゆく度に自身の絵に興味を示してくれる人が
    着実に一人ずつ増えてくれると思うんだ。

    現在だってブログ見てくれて、ありがたすぎるくらい嬉しくなる
    感想や叱咤激励をいただいたり、
    ツイーターでエールをくれたり、
    メールで作品のその後の様子を
    画像添えて送ってくれたり、
    反響は作家活動始めた頃に比べたら
    大きなウネリへと変化を遂げてきている。

    何処かの会場で
    ジラフの絵を見かけたら、その反応が声になって
    自身へと木霊してくれたら、最高に嬉しいなぁ。

    「関西のギャラリーで見たよ」〜っとか、

    「サイトの絵を観覧したよ」っとか、

    「委託してるお店でポストカード買ったよ」っとか、

    「ブログの告知で会場まで足を運んで作品展来たよ」、

    みたいな声を聞けるのが
    作家活動してて何より嬉しいし、
    ありがたく励みになってるんだな。

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  • ドラードでノスタルジック展、明日からです

    http://oldtimes.jp/
    9.28「金」〜10.8「月」まで
    早稲田ドラードギャラリーで開催の
    ノスタルジック展に出展いたします〜。
    今回の作品は6年くらい前に描いた
    奈良町時代の作品をドラードにて
    飾らせていただきます☆大分前の絵ですが、
    自分ではお気に入りの一枚なんです^^


    ●ポストカードについて再考
    今年に入って原画作品を前に押し出す形で
    ポストカード刷るのを極力控えておりましたが、出展イベントを
    トータルで見渡した結果、展示する場所によっては有効打であると思うし、
    その辺りは今後、臨機応変に対応してゆきたく思いました。
    例えば、関西の様にグッズが主流であり
    絵を買う事が一般的に
    浸透してない土壌ではポストカードを主体に添えて
    展開しなくてはいけないと、痛感させられたんです。
    原画を所有する事に
    関心無い人や興味の示さない人に
    絵のみを見せても、土台無理な話であって。
    それよりも柔軟に
    そのスペースの気風を読み解きながら
    それぞれの場所に見合ったベストな展開方法で攻めるべきだと思うんです。
    例えばデザフェスだと小品や中サイズの原画も
    流れが良ければきっちり売れてゆくし、クリマの場合なんかだと
    グッズ系統が主流とは言え、数千円程度の手身近で手頃な
    価格サイズの絵の場合、販売へと実を結ぶ事も可能だから。
    しかし関西の場合だと、やはりライトなユーザーに関して言えば
    絵を所有すると言うよりかは
    ポストカードを手に入れる感覚の方が
    馴染みや親しみが近くて、違和感も無いんだと思う。
    なので、こう言ったポスカに需要が傾くイベントでは
    今後はポストカードを軸に添えながら、プロモート、つまり
    宣伝を掛けてゆきたく考えている。
    ポストカードと言う印刷媒体に自身の図像をプレスさせる事によって
    それをきっかけにして、自身の絵に興味を抱きながら入ってきて
    関心を寄せてほしいと思うのだ。
    印刷媒体の力を侮ってはゆけない。
    今月は25枚、ポストカードが売れて、僕の知らない何処かの
    誰かが手にしてくれた事になる。それが元で今後展示するイベントで
    自身の絵を事前に認知してくれる人達が増えてきてくれる様に思う。
    画集見て興味が湧いて、生の作品見たさに
    美術館へと足を運ぶ人がいる様に、
    ポストカードをきっかけに、興味が芽生え
    その作者が出展するイベントでや個展、グループ展、または
    ブログやアート作品を掲載している作品画像サイトへと
    アクセス試みてくれたりする事だってあると思うんだ。
    全ては一枚のカードから興味と言う名の芽が芽生え、
    その先にある好奇心へと繋がって道が続いてゆけば良いな。

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  • 絵と生活

    秋はイベントが盛りだくさんですが
    その分、出展料だとか、交通費、画材費などの捻出が激しくて、
    その分、絵で稼いでプラマイゼロの所まで持ってゆかないといけません〜。

    今年での現段階で、原画とグッズ合せて23万円..。所属してない絵描きとしては
    ちょくちょく売れてるかもしれませんが
    やはり、おこずかい程度の収入にしかならないのが現状〜。
    生活費を稼ぐ仕事で安定させて、
    画業の方では出展料、画材費、交通費の負担を減らすために
    絵をきっちりプロモートかけながら売ってゆく。

    この二束草鞋で、
    なんとかギリギリのライン上ではありますが、
    作家活動を続けてゆけるのは、
    この上なくありがたい事だよなぁと、
    最近つくづく思うんです、うん。

    雑貨屋さんとかでも聞いた話、
    雑貨業一本では生活が無理なのが
    圧倒的多数みたいで、他の職業と掛け持ちで
    お店を切り盛りされてるとの事。
    逆に、それが普通で当たり前の事なのだと思えて
    少し安心いたしましたけど^^

    貧乏暇無し、現代社会ではワーキングプアと言う
    言葉で言い表されるけれど、
    貧しくても好きな事をずっと続けてられるんだから、
    その辺は愚痴をこぼさず、なんとか頑張って精進してゆきたいですなぁ^^

    いやぁ、それにしても..9月から12月までの出費がかなりやばい..。なんとか
    一点でも絵でキャッシュバックしないとですよぉ〜「笑」

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  • 堺アートワールド2012参加してます^^

    http://www.n-a.jp/sakai_art_world/index.html 
    明日.明後日の土日、
    堺市産業振興センターにて開催される
    堺アートワールド2012に参加いたします☆

    アートマーケットでは100組近い作家達が
    自ら手掛けたオリジナルアート作品.グッズなどを
    直接展示販売いたしますよ^^

    今週はクロネコヤマトでの5連勤がようやく
    幕を閉じて..、明日、明後日と堺市まで
    スクーター乗り、片道2時間半の距離を
    爆走した後、展示搬入サクサクすまして
    12時から17時までアートワールド2012が
    開幕されちゃいます^−^

    明後日も交通費節約のため
    スクーターで根性と気合入れて
    堺まで赴いてきますよ、うん^^

    さてさて、2日間、どんな素敵な出会いや出来事に
    遭遇するか今から待ち遠しいです(=⌒▽⌒=)

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