川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • 老朽化した場所に新たなる息吹の種を

    神戸の古手にある画廊は膨大な顧客を抱えていて
    その上顧客達が、画廊にて、たくさん絵を購入する事で
    賄いを立てているみたいなんだ。某画廊について
    いろいろ作家仲間から、そこのメリットとデメリットを聞いて
    すごく納得しながら興味深い話をいろいろ解説していただいたので
    今日は、その事を中心に描き記そうと思う。

    神戸某画廊は1人で画廊を運営されていて。
    つまり箱をワンマンで維持しているわけ。
    大阪のここ数年で出来て間もない
    新しくフレッシュな企画画廊だとスタッフを含めて
    数人で運営されてますよね。それの理由の一つが
    親方が箱から出張で出ている時、スタッフに
    自身が運営している拠点となるギャラリーを任せながら
    親方の方はアートフェアだとかデパートで企画された
    展示場での営業に乗り出せるわけで。
    けれど神戸の某ギャラリーは一人で全て賄っているため
    アートフェアなんかの遠征には、乗り出せないわけ。
    国内でコマーシャルギャラリーが国内外のアートフェアに
    乗り出す一つの理由は、新しい顧客を確保しながら
    自身が運営拠点としている箱のネームバリュー、つまり認知度を
    高めてゆきたいわけよ。そのために外側の開かれた場所へと
    新たなる資源を開拓しながら、自身が経営拠点として構えている箱へ
    還元させたいわけなんだな。
    ここでまた、某画廊に話を戻すけど、
    ここのギャラリーの強味はすでに
    膨大な顧客を自身の手元に
    長い営業努力の末、獲得していてさ。
    なので外の開かれた場所へ
    出てゆかなくても運営してゆけるわけね、今の所は。
    けれど一つ大きな問題点があって、ここの画廊が
    抱え持ってる顧客ってのが、年齢が平均したらかなり高齢みたいで。
    大体平均したら70〜80歳、つまりもうヨボヨボのヨレヨレなわけよ笑
    この顧客達が、数十年先まで生きているはずも無くて、
    つまり新手の若い顧客、つまり30〜40くらいの、顧客を
    自身の運営しているギャラリーの上顧客として
    これから確保してゆかない事には先が無いわけで。
    まぁ、けれど今抱えている顧客も話聞いてたらエグイよ〜「笑」
    ギャラリーに来て、「これと、これと、.この作品を」って具合に
    指で指して、数点まとめて取り置きしてゆくわけ。
    そんで先に50.60万くらいが口座に振り込まれ、
    「後もう1点ほしいんだど、振り込んだ額で足りる?、調整しといて」みたいな会話を
    平然としているわけで「笑」
    まぁ言ってみたら裕福な富裕層だから出来る買い方なわけで。

    ここの画廊の魅力で面白い話がまだあって、
    大丸とかデパートで売られてる数十万クラスの
    いわゆる大家が描いた作品ってあるじゃない。
    それを競りとか掘り出し物として直に仕入れたのを売ってるから
    デパートで買ったら何十万する絵が、ここでは数万円単位の値で
    買えちゃうわけ「笑」なので、中流層でも、ここの画廊で
    奮発して買おうと思えば、デパートクラスの絵が
    大変リーズナブルな価格で
    手に入れられるわけで。まぁ、おおやけにしちゃまずいけど..、
    それを売りに、中流層で若い顧客をこれから確保してゆく事が
    この画廊がこれから何十年先、経営を維持するための
    重要なキーの一つとなってくるんじゃないかって、話を聞いて
    なるほどなぁ..と思ったのでした^^

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  • 一年という名のサイクル

    描きって、言ってみれば、
    当事者どうしだと思うんだよね。
    つまり同じマウンドにてプレイしている
    プレイヤーとプレイヤーなんだな。
    だから外野で、ゆるりと観戦してる場合じゃないんだ。
    お互いフェールドの中央で
    過酷なるプレイを繰り広げている者同士なんだから。

    一年と文字に書き起こすと、わずか2文字なんだけど、
    一年で大きく周りの状況下が変化している事を沸々と実感するんだ。
    一年前は勢いあったプレイヤーが陰りを見せて、
    逆にルーキー同然で相手にもしてなかった
    プレイヤーが頭角を発揮してきたりと。

    生きてる作家ってタイムリーでいて、自身ともリンクしてくるから
    決して他人事として見てなんかいられないんだよな。
    周りのクリエイターが陥ってる立ち位置に自身が
    近々、同じ境遇なってるかもしれないんだからさ。

    さてと、一つの山場、デザイン画が、一区切りしたので、
    後は完成を待って
    僕が手がけた絵図が、どういう波紋を
    投げかけれるかなんだけど、
    それと同時にすでに次なる山場へと
    登山を始める下準備を始めている所なんだ。

    歓喜なる喜びは一夜にして終わりを告げて、朝には
    冷静なる面持ちで、
    次なるビジョンへと駒を推し進めるプランを
    計画している自分がいて。

    フリーランスはいわば一期一会なる架け橋なんだ。
    常に新しい策を練り上げながら一手、一手をアートシーンに向けて
    スピーディーに動き回りながら繰り広げ、展開してゆくのだ。

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  • 企業とのコラボ名刺、本日より発売です^^

    http://www.artamira.jp/artist/taiki_kawase
    ついに..いよいよ..契約先の企業様から
    第一弾の木製名刺入れがアルタミラサイトにて購入できます!
    高級感溢れる木地にプリントされた
    ホエールやキリンの、ほのぼの和んだ名刺ケース^^
    自分自身が、今すごくほしくてやばいです..興奮&感動&感涙..。

    この他にも第二弾ブックエンド、第三弾コースター、
    第四弾の掛け時計などが商品化する予定で
    着々と準備が押し進められながら計画中であります^^
    インタビューも、もう少ししたら掲載されて、
    今年5月くらいまでには全ての商品が
    出そろうかと思います^^
    いやぁ..、まさか自身の描いた絵図が
    こういった実用性帯びた商品になって展開するなんて、
    半年前には想像もできなかったよなぁ。展示場での
    人と人とを結びつける出会い、それらの円が縁となり
    新たなるステージを用意してくれるんだなぁ。

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  • 有機栽培によるアートなる実りを

    自身の中で最もなりたくない画家のお手本でいて
    反面教師ナンバーワンは、ビンセント.ファン.ゴッホなんだ。
    ゴッホに憧れて画家を志す..みたいな人達を
    現代になっても、ちらほら耳にするけど、
    本当になりたいの?って、問いかけたくなるんだ。

    ゴッホは生きてた時、売れた絵が生涯でたった一枚ぽっきり。
    絵の題材のモデルを知人にして貰ったお礼にと
    プレゼントした作品が納屋の雨よけとして
    使用されてたり、周りからも感情の起伏が激しくて
    はた迷惑な人物として認識されてたみたいで。
    恋愛においても自伝映画で見たんだけど
    激しく言い寄りアプローチかけてしまい、
    結局情熱注いだ恋も片思いのまま砕け散り実らず、
    天涯独身だったみたいで。
    ゴッホが生きてた当時、作品は全く売れはしなかったけど
    同時代の画家達はゴッホの才能を認めてたんだって。
    けれど、絵の凄さは認められても気質の激しさから
    あいつとは友達になれない..と、愚痴をこぼしてたみたいで..。

    僕がなぜゴッホを反面教師にしているかってのは、つまり
    書き述べた不幸な末路を生きてる内に辿って生涯を終えたから。
    墓に入った後に絵が世界的に評価されて、数十億の値段で取引され
    ゴッホ目当てにお世界中から集まれる魅力があっても
    本人不在でこの世に居ないのであれば、本人にとっては
    なんの意味も成さないって事なんだ。

    現代の作家って過去と現在、そしてこれから先の未来があって、
    タイムリーであり存在自体がリアルなんだよね。
    自身は世界的に評価されなくても良いと思っていて
    あくまでローカルによる地域性からレぺゼンさせて、
    それを目の届く範囲内で受信してくれれば、それでよいわけで。
    実りある形を自身が実感して随時確かめながら
    有機的なる栽培を生きている時に肌で体感できる方が
    心身ともに健全であり健康なわけよ^^

    自身が生を受けているタイムリーな時間軸において、
    その時、その場所で自身が提案した野菜を、
    鑑賞者がまったり味わっているのを
    随時見てゆく方が断然楽しいしね。
    絵が売れたとか、絵がコンペに通ったとか、
    招待で展示にお招きされたなど、生と共に寄り添いながら
    実りをその年々や、春夏秋冬におけるそれぞれの季節から
    具体性帯びた形で味わいながら
    収穫する現場を如実と噛みしめてゆきたいんだ。

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  • かもめ食堂なる外部へのアクセス

    四畳半の慎ましやかなるアートスペース。
    それが僕の営みし、その名も、かもめ食堂。
    まぁ、映画で付けられてた
    タイトルまんまなんだけどね..笑
    僕はこの限られた範囲内で
    ローカルな事を日々紡ぎあげながら
    ローカルなる場所から出来上がってきた作品達を
    日夜発表しているのであって。

    つまり自身が目の行き渡る、目が届きし範囲内が理想的なんだな。
    箱のスペースは、それ以上でもそれ以下でも無く
    一定の許容量を、保ちながら維持してゆくつもりでいる。
    箱の範囲がミニマムなモノだから、常に整理整頓、
    後片付けをするのが日課なっていて、
    許容量をこえるキャパの
    摂取量は必要なくて、外界から漂いし漂着物を
    常に自身の目利きで判別しながら精査している感じなんだ。

    素朴なる街並みが印象的な、
    その中にひそやかに佇む小さき食堂が僕のいわゆる
    活動拠点であって。けれど小さき食堂に引き籠ってばかりは
    いられなくて。生身の本体と魂の根源を宿した作品を
    随時飛ばさなくてはゆけないと言う事は前回書き記したと思う。

    コラボというキーワードも前回から出てきだして、
    これは言い換えれば共存.共生からなる成り立ちへと還元される。
    絵を発表すると言う行為は全てにおいてコラボという意味合いへと
    変換出来るんだと思うのだ。展示場での人とのコラボ、情報の提示及び共有、
    代理店のギャラリーであるとか、大きく切り開かれた
    アートフェス.アートフェアなどによる
    共生.共有.共存による個々なる集積による関係性。

    それらのコラボを誰とするか、どの場所で展開しながら
    今の立ち位置より先に駒を進めてゆくかを常時考えながら
    慎ましやかなるかもめ食堂で想いを巡らせた絵図達が
    今日もまた一枚出来上がってゆくのだ。

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  • 慎ましやかなるかもめ食堂

    僕の立ち位置は慎ましやかなる、言わば、
    個人が運営経営している、かもめ食堂。
    箱の整理整頓.後片付けまで全て1人で
    黙々淡々と、こなしながら
    細々と静かなる魂の情熱を沸々と燃やし日々営んでいるんだ。

    けれど、当たり前の事かもしれないけど、決して作品発表は
    1人の力だけでは到底成し遂げられない。
    常に製作者は創作した現物「原画作品」を
    生身の本体である自分自身と
    ワンセットになり、外側の開かれた主張代理スペースへと
    運搬しない事には何も巻き起こらないし、
    0を1には変換出来ないのだ。

    創作活動を、かもめ食堂にて、こなしつつも、
    絵の発表の主軸は
    外側の世界へとドンドンと
    自身の足を使いながら持ち出してゆく。

    ふと思ったのは、スペースを提供されて
    発表するって言うのは
    コラボレーションする事なんじゃないかな。
    共同提携でその場を維持しながら活かす様な。
    提供スペースーと作家個人個人によるコラボレーション。
    その先に在るのは箱から着火する飛び火なんだと思う。
    箱でたき火していて、そこへと人が集まってきて
    新たなる何かが巻き起こる。

    コラボからコラボによる連鎖が
    一つのコラボ協定を結んだ始発地点から
    横へ横へと
    転がりながら飛び火リレーをしてゆく様な。

    例えるなら、オルゴールミュージアムとか
    東京で出会った企業とのコラボ「共同」が
    分かりやすい例として挙げられるんじゃないかな。
    TDW「東京デザイナーズウィーク」の
    YAJ「ヤングアーティストジャパン」にて
    ブースをレンタルにて提供、いわゆるここで
    箱とのコラボが実現するわけで。
    かもめ食堂からの外界へと
    踏み出した第一段階がここ。
    その次に、企業の方がデザイナーズウィークを
    目当てに観覧に来てたら、偶然YAJのアートブースで
    自身のカラー「好みによる作品」と合致した作家を見つける。
    いわゆる、ここが提供された箱から
    火種が横へと飛び火してゆく第2段階。
    その後、企業の方からメールをいただき、直接会い、
    お互いのより良い理想とするメリットが合致して
    契約が実を結ぶ結果となる。
    そして職人と作家の中継地点を結ぶ企業とのコラボ企画が
    実現して、原画作品を元にデザインされた商品が
    市場へと流通する飛び火。
    これが第3段階目の飛び火であると思う。

    第4段階目のシフトは商品化された波紋が
    どう言った影響を及ぼし
    面白い現象が巻き起こるのか、
    まだそこの火種へと着火してないから
    現時点では書き表せないんだけど、
    つまりそういうプロセス「過程」のコラボを
    担保に連鎖繰り返してしてゆく事なんだと思うんだ。

    オルゴールミュージアムとのコラボも、同じ様な感じで。
    まず個人の創作活動者が
    0段階としての前提としてまず存在してて。
    完成された作品を
    アートストリーム「審査通過後に設けられたレンタルスペース」による
    多人数作家でのブース出展によるアートイベントが
    第一段階による始発点であって。
    そこから鑑賞来られた
    オルゴールミュージアム学芸員の方に
    作品が飛び火してスカウトされ、
    オルゴールミュージアムでの
    作者と場によるコラボ展示へと転がり込み、
    そこから新聞やテレビなどへとミュージアムを基盤にした営業が
    飛び火して、
    そこから多くの火種が影響力を生み出し、
    第三、第四のウェーブとなって
    横へ横へと
    据え広がる飛び火が大きく燃え上がってゆく。

    箱はいわば、個人のクリエイターと、
    スペースとのコラボ「共同企画」であって、
    そこから火種を飛び火させながら波紋を
    より遠くの場所まで据え広がらせてゆく事が出来れな良いなぁと思う。

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  • 愚直なる受注制作

    愚直なる誠意を頑に貫徹させる。
    この事柄をキーワードの御旗に掲げながら
    受注依頼の作品を展開している。

    それについて思ったのは、
    僕は限りなく愚直なる画家なんだと、
    イメージを絵筆からキャンバスへと出力しながら思った。

    娘さんの誕生日にクジラを..って言う話が10月くらいかな。
    依頼主の川合さんから、ありがたい事にいただき、
    そこから新たなる新天地が生まれた。
    それも元々は
    一枚の作品から転がり出した円であり縁なんだと思っている。
    昨年デザフェスの後から、
    ずっとブログを欠かさず拝見してくださり、
    フェイスブックでも友達なって、
    縁から生まれいずる
    奥ゆかしき出会いに、とても感謝している。
    依頼の作品って言っても、F4サイズの一点のみなんだけど
    このサイズだと僕の場合、3日あれば
    仕立てる事が可能な大きさだし、現に手元に
    いくつかのクジラ達が息吹を上げながら完成しているんだ。

    普通の受注依頼のスタンダードなやり方だと
    出来上がったのを画像で確認していただいた後、
    郵送で送れば、すぐに完了、任務終了になるわけじゃない?
    けれど、僕はそれを敢えてしたくなくて。
    まどろっこしく非効率でいて、途方も無い
    時間のかかるプロセスを踏む事になるんだけど、
    今回紹介するのは、
    不器用でいて愚直なる僕なりのプレゼンテーションにて
    受注依頼を成し遂げようと思い一つの方法論へと至ったのだ。

    それはデザインフェスタまでの5月迄に、
    つまり依頼受けた10月から
    約8カ月の期間内に、
    メインモチーフのジラフと並行しながら
    多種多様なホエールをデザインフェスタまでひたすら
    描き溜めると言う
    愚直で邁進なる行為を貫徹させたいと考えている。
    これが僕から依頼主の川合さんへと送る
    精一杯の誠意であり、今出来うる
    最大限のメッセージだと思っていて。

    デザフェス会場には依頼されたF4サイズを起点に、
    それ前後のサイズが
    備品パネル壁面にずらりと一堂に並ぶ様な
    レイアウトにしようと思う。
    つまり、依頼主は数あるクジラの中から
    宝玉なる心の奥底へと突き刺せる様な作品一点を
    選びだし見つけていただければ
    画家冥利に尽きるんだ。
    そのためには数をこなさないと
    嫁入りさせたいと思える作品を
    僕にはクリエイト出来ないと思っている。

    依頼されて一点のみだと、それが、その人にとって
    良い絵なのか、嫁入りして飾るまでに値するかどうか、
    いささか怪しいものである。
    プロなら一点のみで勝負!なんて
    声も聞こえてきそうだが、僕は心底、買い手の方が
    欲しいと願い、自然と手にしてくれないと、
    嫁入りさせる意味が無いと思っていて。
    依頼して一点を描きあげて、
    それで割り切ったビジネスとして
    完結させる様な事をするのであれば
    絵を売るよりも、もっっとより効率的で
    健全たる職業が山の様にある訳だしね。

    8か月かけて、制作活動、数百時間の道のりを経過して
    生み出された十数点にも及ぶホエール。それまでに費やした
    時間と労力とお金の中から選び抜かれゆく
    数十枚の内の、たった一枚の絵図。
    これぞベストな、これしか他に無いと心底思える一点を
    ビックサイト会場にて
    見出していただければ幸いであります。

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  • 束縛と解放

    画廊が作家を飼い犬の様に束縛して飼い殺しにする
    近代においての、閉鎖的なる囲いは切り崩れつつある。
    箱の意味合いも変化の軌跡を遂げて、狭く限定された
    小さき箱のみに置いて絵を展示発表する意味合いが
    薄れ始めている様に思う。

    僕の場合、フリーランスの画家として
    活動する上で心掛けている事がある。
    それは鑑賞者を縛らない、囲わないだ。
    作品展の告知はいろんな場所で積極的にしてはいるけど、
    それがイコール来てください的な強制、強要的なPRは
    決してしないし、そんな事はしたくない。
    何気に告知している情報を見て、行ってみたいなぁ、とか、
    近くに来たから行ってみるか、とか、
    なんとなく気になるし、いっちょ覗いてみるか、みたいな
    緩くてブラリと立ち寄った感覚的なノリで訪れてくれれば
    幸いであり嬉しいんだ。ふらりと、匂いに誘われて入ってきて
    気の向くままに眺めて鑑賞してもらい、
    ブラリとまた自然な成り行きでギャラリーを後にしてほしい。
    囲いや束縛たるモノは一切要らないし僕は必要としない。
    僕は自由きままに風が指し示す方向へと
    足を運び、その土地.その場所でしか巡り会う事の出来ない
    作品と絵とを仲介的なる介入者として巡り会わせているんだろうな。


    リュックサックを背負って煙のマジナイが指し示す方角へと
    羅針盤片手に握りしめながら一期一会なる旅をするんだ。

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  • 亜蛮人での二人展.中間報告

    亜蛮人の二人展、自身が予想してたより
    遥かに人の入りが好調でビックリ.シャックリしとります〜。
    土曜日はギャラリーに訪れてくださった方が
    「交流会してるの?」って言うくらい賑わってて..。

    とにかく一日でしゃべれるだけ喋って、
    楽しかったけど、同時に人酔い&人疲れしちゃうくらい
    ヘトヘトなっっちゃいました^^
    去年からすごい勢いで
    アートシーンにて頭角表してる、あかださんとか、
    前々から気になっていた作家の谷口さんが徳島から
    わざわざお越しいただいたり、テンションが高鳴りました..。
    作品仲間で絵のファンの依実さんが、
    トロピカルでトキメクお菓子のお土産プレゼントしてくれて、
    絵の方も長い時間、じっくり魅入ってくれてました..「感涙」
    揚羽さんと初めてお会いして、初対面だったけど
    すごく話しやすい方だったので、たくさん言葉を紡いで
    ほんわかおしゃべりいたしました。
    韓国のアートフェアで絵が飛ぶように売れる橋本さんと
    マニアなアートトークしたり、YODの看板ともいえる
    谷川千佳さんが..なんと..二人展を見に..亜蛮人へと
    来訪くださり震えが止まりませんでした..「感服」
    他にもたくさんの方とお話しして、ここだけでは
    書ききれない感じですが、とりあえずは中間報告という事で^^

    二人展も今日を含めて残す所、後2日です^^
    アートスペース亜蛮人.川瀬大樹.蛇目二人展
    1.21月〜1.29火 13時〜20時 

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  • ワンピースにたむろする猛者達^^

    コンビニってあるじゃない?コンビニエンスストアね^^
    毎週月曜日になると
    毎度見られる恒例の光景が在るんだけど。
    雑誌コーナーのジャンプ置いてる所に
    たむろってる方達いますよね^^
    あれって、みんなワンピース目当て、
    ワンピース読みたいがために、たむろってるんです。
    ジャンプを、ガバっと広げて立ち読みを展開する男衆達を
    毎度、ファミマやローソン、セブンイレブンなどで
    お見受けいたすのだ。
    あの光景って、ついつい微笑ましく思っちゃうんですよぉ^^
    並んでる男どもって、いろんな系統.地位やステイタスが
    それぞれカテゴライズ出来るわけで。
    昼休憩に訪れた工場のあんちゃんだったり、
    若い学生だったり、
    近くの子供だったり、サラリーマンだったり..。
    置かれている立ち位置はそれぞれ違えど、一つの目的、
    つまりワンピースの続きが知りたいがために
    横並びにずらりと軒を連ねた状態で並んでいるわけで..^^
    これって、大衆芸術の瞬間的な浸透率の凄まじさであり、
    超特急で伝播する凄さでもあるよね。
    あれは素直に羨ましくもあり微笑ましくもあるんだ。

    ふと、週刊連載などを手掛けてる漫画家見て思ったのが、
    現代アートの世界と一つ大きくリンクする所があって。
    例えば今日ジャンプが発売だとして、
    完成され刷られた漫画を
    男衆達が貪る様に立ち読みしている。
    作者の尾田栄一郎は
    その頃、物語の続きをアシスタント達と必死になりながら考え、
    リアルタイムでペンを走らせながら制作していると思うんだ。
    言わば描き手が居るから
    読み手がそれを読めるわけで、逆もしかり。
    読み手が居るから描き手も
    絵図を描き続けてゆけると思うんだ。

    我々は言ってみれば宇宙船地球号の同じクルー「船員」なわけで。
    アートの世界やこの世界そのものが、全てにおいて
    そこへと集約され帰依してゆく様に思うんだ。
    同時代の空気が一つに繋がりを帯び、ジョイントしてくるんだ。
    作家の個展が開催していて、
    同時代に息をする鑑賞者が足を赴き、
    絵を、まじまじと鑑賞してる間にも、
    描き手である画家は
    リアルタイムな動きで絵図を進行している。
    それらが相互に響きあっていて。

    物語の話に戻るけど、毎週のように絵図から繰り広げられる
    ストーリーを楽しみにしているファンが居て、
    それを同時刻の作家が日々タイムリーに描き起こしながら、
    それは増殖し続けてゆくんだと思う。
    自身もワンピースの漫画家みたいに
    新作の絵を楽しみにして待ちわびてくれてる人達が
    周りに少しずつ寄り集まってきてくれたのが、
    ここ一二年の強味であり自慢でもあり誇りなんだ。

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