川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • 屋台独自な味を頑なに探究

    セブンイレブンってありますよね。
    あれの意味って朝の7時に始まり
    夜の11時に営業を終えるっていうのを表してて、当初はね。
    けれど、今ではどのコンビニも
    24時間営業が当たり前になっちゃってて。
    大手のマクドナルドや吉野家とかも
    昔は、開始と終わりの時間がきっちり定まってたんだけど。
    この24時間営業ってのが効率かつ合理主義の
    最も分かりやすく象徴している、一つの形だと思ってて。

    何処かが始めに封を切っちゃったから、それに対抗しようと
    他のチェーン店もこぞって24時間営業にしちゃった感はあるよね。
    始め16時間くらいだった営業時間が他のコンビニが17に
    引き上げちゃって、さらに対抗しうるため、どんどん営業時間を
    拡張して、その行き着いた先が究極のフル稼働で動かす
    24時間いつでも稼働している状態なわけで。
    こうなると、次は値段による鍔迫り合いで他店より10円でも安く、
    さらに20円割引で..みたいな感じで、
    逆にゆとりがなくなってきちゃうよね。
    そんで肝心の従業員達は最低限の賃金、
    特にアルバイトなんかは時給750とかで、
    無理な要求.難題突きつけられながら
    シャニムに重労働強いられてて、裏舞台を覗いてみると
    凄惨極まりないわけで。一見華やかで活気ずいてる
    大手チェーン店だけど、舞台裏は、大体そんな現状なわけで。

    僕の目指す方向軸はそれとは、真逆で一見非効率に見えるだろうけど、
    着実に手堅く一手を担う、例えるなら小さな屋台ラーメンなんだ。
    小さな限られたスペースを保った屋台のリヤカーを
    引いて、いろんな土地での自身が頑なに突き詰めてきた
    秘伝のスープをじっくりと長い時間かけながら伝播してゆく様な、
    そんな風なビジョンを持っていて。
    お店に入れるスペースは限られてるから、
    一度に数人くらいしか席に座れないし、
    秘伝で拘り抜いたラーメンを出せる量も限られている。
    営業時間も、時間どおりに開いて、
    スープが完売するか、営業時間が訪れたら
    本日は店じまいする、そんな気構えで何十年と
    小さな屋台を運営出来れば、それはすごい事だし、
    そうあれる様に日々、腕を磨き上げながら
    絵筆を握りしめ、鍛錬に励んでいるんだ。

    あくまで資源を競うのではなく、資源を分かち合う。
    作家それぞれが高め合った境地へと、
    鑑賞者が自身に見合った屋台へと足を誘う。
    10人10色の作家屋台から
    各自が好む、おのおのなる味の店へと
    鑑賞者は足を運んでくれれば、それで良いんじゃないかな。

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  • 在庫と調整

    細川氏が去年辺りから良い具合で
    絵が売れてきだして、安心している。
    細川君は何かと面倒な男で
    絵をマイペースで描くのは良いんだけど、
    それ以外の事は全くしないし出来ない。
    つまり拙者が今まで作家活動を
    全面的にバックアップしながら
    プロデュースしているのだ。
    アスペルガー症候群という病気を持ってて
    本人いわく、自身が好きな事には
    とことん熱中できるみたいだが、
    興味.関心ない事は
    からっきし、やらないし出来ない。
    部屋を掃除しないので
    自宅の小部屋が
    ゴミ屋敷みたいになってて、
    よく人が住んでるなぁ..と関心するんだ、いつも。

    さてさて、去年は西脇サムホールを出す様に強く
    言い聞かせたら出展して、無事入選果たしたみたいで、
    今年はアートムーブ絵画コンクール2013を出す様、
    強く勧めたら出す気になってくれたみたいで、
    やれやれ〜と思いつつ.、
    上手く軌道に乗ってほしいと切に願っているのだ。
    さてさて、もう一つ悩みがあって、
    サムホールサイズだが、良い感覚で奴の絵が
    売れだし、それも良かったなぁ..と言える反面
    問題があってさ。
    細川氏は油彩でかなり長い時間かけて描くわけよ。
    サムホールも、場合によっては
    一か月とかかかるらしくて、手元に在庫が無いわけ。
    彼に限らず、そんな贅沢な悩みを抱えてしまった
    上昇軌道に乗りかかってる作家さんって
    周りにすごく多いと思う。
    この在庫と調整について、今日は書き記そうと思う。

    僕の場合、瞬発的な爆発力で描けるから、描くのは
    やや早い方だと思っている。
    それが幸いしてか、在庫自体は、なんとか賄えてる。
    売れたら売れた分だけ補う。
    今年は17点原画が販売に繋がったので
    それよりも多い作品数20点を
    二ヶ月目標に作り出そうと考えてて。
    リアルタイムで常に新しい絵が
    日々アトリエにて制作されてて。
    これと同時にこなしている事があって。
    制作過程の作品は、あくまで展示会など、これから開かれる
    目標に向けて制作を進めているんだ。
    けれど、手元にある完成されてて、
    押し入れに眠りし作品の事も
    同時に考えながら戦略を練っている。
    手元にある完成品を流通.回転させながら、
    マーケットに浸透させゆき、
    同時に作品制作を推し進めてゆく。
    この二つを同時展開させる事で、
    完成作品は常に月の中の
    何処かで転がし影響力を与えてゆきながら、
    支持者を増幅させてゆく。
    それと同時に未来へと投げ打つロンギヌスの槍となりうる
    発展途上の未完の作品を完成へと近づけ、
    その時が来たら
    確固たる役割を果たしてもらうべく、
    二人三脚なる戦術論を構えながら
    牙城を着実に一手ずつ切り崩しながら、行進しているんだ。

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  • 一浪時代の記憶

    浪人生活を一度だけ経験した事あるんだけど、
    あれはきつい反面、絵の基盤を鍛えられた。
    現役の頃は学校がまずあって、それに向けて
    家と学校を往復するわけでしょ。
    周りには、先生やクラスメイト、
    友達なんかも居て、大きな組織の箱船の中で
    共に生きているわけで。

    自身が美大行くために浪人した予備校の研究所は、
    かなり少人数で現役の学生入れても10人程度なわけよ。
    普通の何処にでもある
    民家の二階で、デッサンや色彩の実用的な
    基礎を一年かけて、みっちり時間かけながら叩き込まれたわけ^^
    あの頃の特異な経験は今もすごく
    自身の中で息づきながら活きていると思う。

    高校を卒業して、浪人生活が始まるんだけど、
    これが、かなり精神的にきつくて、孤独な思いを
    嫌ってほど経験してさぁ..。
    高校の同級生達は専門学校とか短大に進学しててさぁ^^
    たまに集まるんだけど、
    彼女出来たとか、コンパしたとか、進学先の友達の自宅で
    誕生日パーティーしたとかね(笑)
    周りは華やかで、自身は家と研究所を毎日、地味に
    往復してる感じだって。なんか、その当時は
    進学した連中が心底羨ましくて、恨めしくて「笑」

    浪人した頃を振り返って思うのは、あの一年を
    よくぞ耐え抜き生き延びてきたよなぁ..、って
    我ながら呆れつつも関心するんだよ。
    浪人した事により、今まで当たり前にあった
    先生や仲間や同級生達と離ればなれになって、
    離島にある牢獄に1人取り残された気分なってさぁ。
    美大研究所の一週間のスケジュールを
    ざっと大まかに述べると、
    月、火、木、金 14時〜21時まで絵の鍛錬「居残りも日常茶飯事」
    土曜日は比較的楽で10時〜13時半くらいまでだったけど^^
    春季講習や夏季講習、冬期講習なんか、もっと
    ハードでさぁ。10時〜21時、週5とかね(笑)
    その頃は、それまで一日中、
    絵を描くなんて事はした事なくて。
    高校時代は美術実技の課題こなして、家ではノートにラク描きする程度。

    今思えば、この頃のサバイバルして耐え抜き
    生きながらえた熾烈なる一年が、
    自身の制作基盤なってる気がするんだ。

    制作って、気分が乗らないとか体調不良だとか、
    いろいろ起こってくるんだけど、それでも日々キャンバスに
    絵図を描き記してゆくのが、画家と呼ばれる人達でしょからね。
    この事を早い段階の浪人時代、
    身体と心に痛烈なる鞭をビシバシ打たれながらも
    一度も逃げずに耐え抜いた、一年があったればこそ、
    毎日絵を頑に描き、想いを貫徹させる事が
    出来るんじゃないかなぁと思うんだ。
    浪人時代の、毎日絵の基礎鍛錬をする事が容認された
    自身の人生経験の中で類まれなる貴重な一年として
    今も深々と記憶の奥底で
    魂の情熱として燃え上がりながら息づいているんだな。

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  • 喜びを分かち合う.共有できる相手

    当時、30歳を目前に悩んでた事柄が一つあって。
    過去の偉人画家達を見渡してみると
    独身者を貫き通し、天涯独り身だった人が数多く存在する。
    伊藤若冲は生涯独り身で
    朝から晩まで絵を描き通す事に没頭し、絵に全てを
    費やしたし、ゴッホも生涯独身の身だった。
    現代のトップアーティスト、村上隆や奈良美智なんかも
    40歳半ばを過ぎた現在も独身生活を送っている。
    マヤマックスもそうだしなぁ。
    彼氏及び彼女と言うのは作りたくて
    すぐに出来るものじゃないと思うし、
    その時、運命的な巡り会わせが巡って来ない事には
    一緒にはなれないとは思う。

    けれど僕の場合、過去の美術の偉人達の
    独身者達を俯瞰して、
    僕には到底無理だなぁと思ったんだ。
    つまり35歳となり40と年重を折り重ねてゆく上で
    出来事や記憶を共有してくれる恋人が
    僕には必要だと思ったし、心底ほしいと強く願いながら
    その時が来るのを待ち浴びていた所はすごくある。
    30歳を過ぎて自身が最も得意とする題材、
    キリンモチーフを主軸に掲げて
    アートマーケットに放り投げてゆこうと
    決意表明してから
    メキメキとアートマーケットに着実なる形となり
    絵が浸透、流通してゆく様なった。
    これを2年目には
    小原画という手軽なサイズと手軽な価格で
    手に入れる事が可能な形へと落とし込み、
    さらにそれが勢いに拍車をかけて
    クルクルと好循環する形となり周り出してくれた。

    そしてちょうどその頃の一年目の
    ジラフを御旗に掲げた時期、
    運命的な恋人と巡り会えたのが、
    自身の中で大きな転換期と相成った。
    それまで独り身で絵を描いてた僕にとって
    これはとてつもなく大きな出会いだったし、
    二人称で自身が作家活動する中での
    記憶や出来事を
    最も近くて親しい間柄で共有し合いながら
    共に喜び、分かち合える人が出来たのは
    至福とも言い切れるくらいの至極なる幸せを手にしたんだ。

    ちょうど自身が手掛けた作品が
    アートマーケットの循環軌道に
    少しずつだけど、ようやく乗り出した頃から
    付き合い出した人なので、
    その辺りもすごく励みになっていると思う。
    つまりキリンモチーフを御旗に掲げ乗り出した
    無名だった僕が
    着実に手堅く成果を上げだした頃に、
    最も近くで支えながら、励まし、応援サポートしてくれた人なので、
    その事への敬意と感謝の気持ちは図りしれないくらい大きいと思う。

    アートイベントがあり、フライヤーを僕が渡せば
    必ず見に来てくれて、絵が売れたり賞を貰ったり、
    企業とのコラボアイテムが
    商品化された時など、いの一番に喜んでくれたんだ。
    目に見える形で具体的なる成果を上げた時、
    それを喜びながら分かち合える恋人が出来た事が
    ここ一二年の出来事で何より大きいし、ありがたい事だと思っている。

    もうすぐ彼女は新しい歳を迎えるぐ誕生日なので、
    コラボで商品化されたピンクの名刺ケースを
    プレゼントで、あげる事を約束したんだ。
    ピンクのジラフが
    これからは、いつも彼女の名刺ケースとして
    イベントのお友をしながら手助けするであろう。

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  • 内から外に、外から内堀へ

    とにかく人が身内以外来ない..。
    初めてのグループ展や個展などで
    こんな経験をしているのは、どの作家にも、ほぼあって
    一度は通らなくてはゆけない関所なんだと思う。
    個展やグループ展を開催しても
    作家活動始めた当初は仲間内、身内しか来なく
    展示期間が空しく終わり、幕を閉じたなんてのが
    苦い経験として、在ると思うんだ。
    もちろん、身内、仲間内が
    会場に時間を作り駆けつけてくれるのは、
    すごくありがたい事だと思うし会場に
    訪れてくれて全く問題無いんだ。
    けれど、この現実を目の当たりにして
    まず考えるのは、もっと身内から離れた
    第三者に対して
    自身が凌ぎを削りクリエイトさせた作品を
    魅せなくてはゆけないと言う
    使命感や欲望が渦巻いてくると思うんだ。
    これが初めの段階ステップ1、第一歩に該当すると思う。

    見ず知らずの初めて自身と出会い
    先入観無く絵を見てくれる人物。
    初めて目にする作品に立ち止り、その作品が
    解き放つ輝きが素晴らしく、ついつい絵の前に立ち止り
    鑑賞してくれる第三者との出会いを
    どのクリエーターも
    強く願っているのは一つの揺るぎ無い事実なのだ。
    けれど、ある程度外界に絵が認知され
    作品が頻繁に売れる様になってきたり、
    コンペなどで賞歴など
    実践的な目に見える形で第三者へと名が知れ渡り
    認められる様になって来ると
    気持ちに余裕やゆとりが生まれ出てくるんだ。
    そうした時、ふと原点の身内、仲間内に改めて
    視点がフォーカスしてくる様になるんだ。
    内堀を固める事の重要性、
    まずは身近、仲間内の間柄、側近と呼べる密なる人物達を
    再度味方として絆を深く結べる様、取り入らなくては
    いけないと考えていて。

    会う事が初めての第三者を味方に付ける事は
    自身の確固たるスタイルや
    その人ならではの持ち味が出だし、
    絵のクオリティーが安定してくれば、
    あのずと鰻昇りに着実なる形となり
    増えてきてくれる様に思う。

    身内の関係性も絵図に
    着実な成果が上がれば
    風当りが緩くなっては来るが
    エールを送ってもらうためには、
    もう一歩踏み込んだ地点での
    プレゼンテーションが必要となってくる。
    恋人や家族、絵とは所縁の浅い友達などには、
    目に見える形で成果を
    随時報告してゆく事が大事なのではないだろうか?
    自身30歳を目前にキリンモチーフを
    主軸に構えながら最も得意とする題材を基盤に
    展開する事で、自身でも驚くほどの成果を
    目に見えるビジョンとして
    立ち表わせる事が出来た様に思う。

    世間でいう所のブレイクがようやくここ一二年の間で
    立ち上げる事が出来たし、イベントや展示会に出展すれば
    展示した分だけリターンさせれる様になった。
    こうなれば周りの反応も違ってきて、
    それらの成果を随時、プレゼンテーションと言う形で
    提示する事により、
    自身の成し遂げようとしているビジョンに対して、
    風当りが強かったのが緩和して
    少しずつではあるが、もう少し長い目線に立って
    応援してやろうかと考えていただける様な
    ムードを生み出せる事が出来た。

    自身の親はアートストリーム2012での賞の特典で
    画集にしていただける賞の事を
    報告したら、一冊プレゼントしてほしいと言ってくれて、
    喜んで一冊渡す事と相成った。
    企業とコラボでの名刺ケースが完成した暁には
    サンプルで頂けるのとは別に、三種類の名刺ケースを
    自ら自腹切って購入してくれ、手元に保管してくれている。
    他にも展示会のDMが出来たら随時見せて一枚渡す様に
    心掛けているし、絵が販売に繋がれば、一点ずつ丁寧に
    説明をしながら、何処の会場でどんな系統の作品が販売に
    繋がったのかを事細かに説明する様にしているんだ。
    そうする事で自身が画家として
    具体的にどの様な成果を上げ
    着実に少しずつではあるが、成功を手している事を
    如実に見せつける事で安心感を芽生えさせ、
    今ではあまり文句を言わなくなったし、
    その分こちらとしても
    気を散らさず制作に落ち着いた気持ちでのめり込めるんだ。

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  • 500点を目標設定

    確固たる目的を掲げながら突き進み、オールを漕げば
    おのずと、到達地点へと距離を縮めてゆく事が出来る。
    目標地点をまず設定しない事には、それを成し得るための
    登山は出来ないし、まずは辿り着きたい場所までの
    区切りを設定してみるのが必要なんだ。
    去年の三月に
    小原画のポストカードサイズ原画を主軸に
    数千円のお手軽価格にてお買い求め出来る
    小作品を自身の御旗に掲げる戦略..戦術として展開し始めた。
    もうすぐ、その戦術をマーケットに落とし込んで
    一年目になるんだけど、ありがたい事に
    昨年78点にプラスして今年13点の売り上げを合わせたら
    91点にも昇る売り上げ記憶をアートマーケットに
    抉り込み爪痕として残す事が出来たんだ。

    小作品を主軸に構えた原画作品を
    五年の長き歳月を費やし
    500点嫁入りさせる事を目標にしながら
    制作に勤しんでいるのだ。
    ただし5年というのは、あくまで目安で、
    仮にその掲げた500点に到達しなくても、
    そんなに落胆する事もないだろうと考えている。
    目標に到達するに越した事はないけれど、
    それよりも、まずは設定した地点へと
    限りなく近づける事の方が大事な様に思っているのだ。

    例にあげると500点の嫁入りに到達せず
    5年トータルのリリースが450点だったとしよう。
    50点満たないとしても、それは6年目に
    かなり高い確率で500点へと到達出来ると思うんだ。

    目標ってのは、確固たるビジョンを
    ゴールとして設定、つまり設ける事により、設定した本人が
    そのビジョンに向けて、ありとあらゆる策を算段しながら
    考え抜けるという所に大いなる利点がある。
    一度決意を断固に固めながら決める事で、
    設定した目標を御旗に掲げる事で
    とにかく頭を使いながら、その都度考え抜きながら
    マーケットに対して、現時点で出しうるだけの知恵を
    最善となり絞り上げながら、強固たる精神を貫徹させゆき
    制作にも取り組めるというものなんだ。
    一つの自身が掲げだビジョンに言える事は
    自身が身を削って描きあげた作品を
    500点嫁がせた到達地点の先に
    ものすごく面白い出来事が
    巻き起こってるんじゃないかって事なんだ。
    その到達した先から見える絶景なる景色を
    なんとしても眺めたくて、
    今日も通過点を一つずつ着実に
    一歩踏み込み踏み入れながら制作に打ち込むんだな。

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  • 魅惑のビジュアル

    漫画の吹き出しが去年の末くらいからかな。
    ちょくちょく、ジラフや新モチーフのホエールに
    登場する様なってね。
    漫画は少年時代から現在に至るまで
    ジャンルの垣根を越えた、ありとあらゆる作品に
    目を通してて、かなりの漫画フリークなんだけど笑

    幼少期の優秀なる脳へと与えたまう影響化は、
    計り知れないくらい大きかったから、
    僕にとって、漫画やアニメやゲームから
    インスパイアさせゆき、
    作品にジョイントしてゆく方法論が、しっくり馴染むし、
    土台ベースはやっぱ、そこなんだよね。

    美術館でゴッホやピカソ、印象派を観覧しても、
    それは一鑑賞者としてのお客でしかなくて、
    自身の画風に影響及ぼすなんてのは無くてさ、
    刺激スパイスを貰いに行く程度なんだ。
    最近吹き出しが誇張、拡大してきて、
    描き出すモチーフよりも巨大化してきたんだ。
    この事について今日は書き記そうと思う。

    吹き出しの拡大、巨大化、
    主軸とした題材、つまり、ジラフやホエールよりも
    敢えて大きく描こうとしたのは何故か?
    これも幼少期から
    脈々と連なる漫画やアニメ、ゲームからの
    影響化がとてつもなく強いよなぁって思った。
    ドラゴンボールZがアニマックスで放送されてて、
    平日の8時〜9時は、二本立てで、これを必ず見ている。
    幼少期.少年期の柔らかい脳の時から、
    何度も見ているけど、今回それとクロスして、ダイレクトに
    イメージが鑑賞する事で脳へとハイジャックしてきたのだ。

    ドラゴンボールで言う所の気功ってあるじゃない?
    カメハメハとか元気玉、魔閃光などの放出技。
    僕の吹き出しで意図しながら描いてる
    吹き出しってあれとリンクしてくるんだよ、すごく。
    特に最近、吹き出しがキャラより大きく肥大化してきたのは
    元気玉からの影響が強くて。
    あの超必殺による特大玉、
    あの感じ、すごく良いよね、とか思っちゃってさ「笑」
    そこから、もう少し掘り下げて考えていったら、もう一つ
    リンクしてくるイメージソースを発見してね。

    格闘ゲームってあるじゃない?3Dじゃなく2Dの方の。
    僕の場合、あの2D格闘ゲーム、
    つまりアーケードゲーム全盛期大盛り上がりの頃に
    少年時代過ごしてて。移植されたスト2とか、
    がろう伝説、侍スピリット、バンパイヤ、豪血寺一族まで..笑、
    数々の格闘ゲームに戯れながら
    少年時代を共に過ごしたのだ。
    アーケードからテレビゲームに移植したのも、
    すごくプレイしたけど
    真骨頂はアーケードゲームやったなぁ。

    ゲームセンターで最新のスト2ターボや、がろう伝説が
    入荷した時は、興奮抑えきれなくて笑
    ターボや、がろうスペシャルでは、超必殺技って言うのが
    ゲームシステムに導入されてさ^^いわゆる元気玉の様な、
    形勢逆転、一撃必殺による逆転技ね(笑)
    ゲージが相手から攻撃受けると減ってゆき、メーターが
    残りわずかになったら、赤く点滅してくる。
    そうなれば、超必殺技が使える、そんな仕組みなってたと思う。
    この、各キャラクターに設けられた超必殺技が
    とにかく、かっこ良くて、それが出したいがために
    難しい入力コマンドを必死で修行してさぁ笑
    特に気功系統の超が付く、必殺技が、
    たまらなくかっこ良くて、病みつきなってしまったんだ。
    巨大な玉が地中から吹き上がり、それが爆発して
    噴火する、がろう主人公、テリーボガードの
    パワーゲイザーとか、ああ言うのすごく好きでして。
    凝縮した内なるエナジーが外へと膨れ上がりながら
    大きな形となり、ふっくら、ずっしりとした
    イメージスープの塊が浮き出てくる。
    そんなビジュアルイメージが、自身すごく好きだから、
    これから、ふくよかなる気功を巨大化した
    ビジョンが作品世界に次々と展開しながら
    登場してくる様になるんじゃないかな。

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  • リターンさせながらマーケットに流通させゆく

    最近見に行った展示会やアートフェスなどで
    作家とお話をしていて、共通する悩みというのを
    抱えていて、確かにそれはあるよなぁ..と
    しみじみ思ったのだ。1月に個展行った
    会場の作家さんが言ってたのは、
    最近は休みの日以外は
    一日2時間絵を描くのがやっとだと言っていて。
    それは何故かと言うと、以前は働き先で
    ハーフタイムとフルタイムとを組み合わせながら
    生活するための仕事に勤しんでおられて。
    けれど勤務年数が長くなるにつれ
    会社サイドから即戦力として信頼され、
    フルタイム勤務での
    生活に全てのシフトが切り替わり、
    現在はさらに忙しく働いておられて。

    もう一人は心斎橋のイベントでブースが近くだった
    アルバイトされながら画業に勤しんでいる人とお話したんだ。
    そちらも似た様な悩みを抱えていらして。
    当初は週四勤務で
    残りの3日は作家活動および制作活動に
    勤しんでおられたんだけど、
    こちらも勤務先から
    長きに渡る業務から信用が芽生え、
    週5勤務に変更され
    それの合間を掻い潜ってのイベントとの同時進行で、
    オーバーヒートされておりまして笑

    そうなんです、お金と時間、時間とお金ってのは
    密接なる隣り合わせな関係により
    親密に密着していて、
    双方のキワドイ、バランスを維持させながら
    生活するために必要な仕事と、
    お金にはならないけど充実感に満ち溢れた、
    個々ならではの芸術ワークを邁進しているんです。
    お金になる仕事って
    働けば働いた分だけ金銭が
    労働者に払われるから。
    そちらに負荷をかければ
    金銭面では多少なりと余裕が生まれてくる。
    しかし、ここで問題なのは、生活するために必要な資金は
    あくまで生活を維持させるために使うべきであり、
    残りの補わなくてはゆけない場合の
    補足資金として芸術活動に投資する様な
    意識で挑まないとゆけないと思う。
    何故なら、生活するためのお金はあくまで生活を安定させ
    潤すためのモノで、発表には投資的な意味合いで後々の
    リターンを想定して使用しないと、単に発表を淡々と繰り返し
    お金を浪費させゆくだけに終始してしまうと思う。

    ではどの様にすれば、作品がマーケットに浸透しながら
    自身の認知度や支持者が増えてゆくのかを、何度も
    書いているが、敢えて前述に述べた事柄と
    リンクさせる意味合いで書き記そうと思う。
    始めの始発、つまり出発点においては生活するためのお金で
    余った資金部分にて
    投資を前提に使う事は大いに賛成だし、
    むしろ始めは誰もが、この先行投資から
    スタートを切ってゆくと思うんだ。

    そこそこのお金があれば誰にでも発表可能だし
    どなたにも開かれた場所を提供してくれるのが
    レンタルシステム主流となっている日本の文脈であって。
    そこから次の段階へと踏み入れられるか否かが
    作家活動を流通させながら
    続けてゆけるか否かの別れ道になってくる気がするんだ。

    次の段階って、リターンに辺ると思うんだ。
    原画でもグッズでも良いし、それはその人ならではの
    持ち味を存分に活かせる魅せ方で構わない。
    それらを流通、つまり目に見える形で販売させる事で
    活動するための資金を作りあげる事が出来るんだ。
    これを継続的に続けてゆければ、
    支持者は自ずと鰻登りに上昇してゆく。
    こうなれば、生活するためのお金は生活するための
    仕事で賄えて、作家活動、創作活動は
    作品発表する上でのリターンしてきた資金繰りで
    全て補う事が可能になってくる。
    つまり生活する資金で発表しなくても、自身が手がけた
    作品を直にマーケットへ流通させ
    発表を継続的に続けてゆく上で
    自分が手がけたオリジナル作品が
    ふり幅を利かせながら回転.流通してゆき
    作家活動の土台が安定してくる。良い意味合いでの
    好ループ、好循環なるサイクルを生み出し、
    それがメインエンジンとしての起爆剤を担いながら
    今よりも広く知られた場所にアート作品を定着させれるはず。

    さぁ、時間は待ってはくれないよ。
    スピーディーにアクションを巻き起こしながら、
    各自が魂を削り上げて生み出した作品を
    世に誇らしく羽ばたかせてゆこう。

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  • 地道なるアートな営業努力の賜物

    最近はギャラリーへ気になる作品を
    観覧行くのとプラスアルファーで
    営業周りしているんだ。
    絵はギャラリーやアートフェスなどで発表してる時だけが
    売り込むチャンスではないし、
    あくまで現実の展示スペースは仮設にすぎない。
    つまり次なる展示場所までの繋ぎを
    どの様に間をみっちりと
    詰め込んでゆくか否かなんだと思う。

    ツイーターやフェイスブック、ブログ、
    アート作品画像添付サイトなどによる常時作品掲載は、
    自身の作家活動の継続性を保つために
    必須だと思うし、常にアートな情報を発信し続けてゆく事で
    輝ける鮮度を維持しながらキープしているんだ。
    昨日は展示込みの営業に大阪へと繰り出した。
    昨日経験した一矢なるアクション「動作」が思わぬ
    波紋となり自身へと次々と還元されたので、いささか驚いている。
    その事を今日はここに書き記そうと思う。

    前にも書いたけど絵の展示をする、
    作品を発表ってのは0だった可能性を
    一へと引き上げる事なんだ。
    一になった波紋がどんどん横へ横へと
    大きく連なりながら円を膨張.拡大させてゆく事で
    可能性の種は2.3.4.5.6.7と
    それに呼応しながら膨らんでゆくんだ。

    昨日の出来事がまさに、それで、自身のやりたかった事柄が
    目に見える具体的なビジョンとなり、
    目の前へと立ち現われてきたんだ。

    昨日、中崎町のキリン専門雑貨店に
    1月分のポストカード売り上げ金を、いただきに足を赴いた。
    すると驚いた事に3500円のポストカードサイズの
    原画作品がネットにて販売へと繋がったと
    報告していただいたのだ。
    宝塚の方買ってくださったと聞き、もしやと思い、
    以前宝塚のギャラリーで
    サムホール額込みの絵を購入していただいた事があるので、
    もしかしたら同じ方なのでは?と店主さんに投げかけてみた。
    メールでその事を購入者様に聞いていただいたら返事で
    川瀬さんの作品をもう一点所有しております..と
    返事返ってきた事を教えていただいたのだ。

    この事は以前発表で投げかけた1が次なる2へと
    繋がった良い例だと思う。
    縁が円を生み出し次なる波紋ドライブを
    水面へと発動させゆく。

    その後、SOHOへはセイントバレンタイン展の搬入へと訪れた。
    こちらも自身の仕込みとしては
    重要なるアクションを担っていて。
    ここで開催される展示会で作品を3点エントリーさせ、
    可能性の種を発芽させる事が目的。
    いわゆら3へと繋がる波紋ドライブ。
    バレンタインにちなんだ
    プレゼントを主軸に企画された販売メインのアートギフト展。
    ここに絵を投げ入れる事で、押し入れ眠っていた作品を
    もしかしたら嫁入りさせれるかもしれない可能性を宿していて。
    その可能性にコインを掛けるための一手なのだ。

    次なる4へと導くオーバードライブ。
    これは先月開催された亜蛮人での二人展。
    それに来訪された谷町9町目にて
    出来たばかりの新しいギャラリーオーナーさんが来訪され
    小原画を大変気に入ってくださり、二人展で購入していただいた。
    KUという名称のギャラリーで、
    そこにお礼がてら挨拶しに赴いた。
    その時にオーナーさんと再会を果たし、
    ちょうど4月辺り空きがあり、
    ギャラリー招待としての企画で
    若手作家さんと2人展を開催してほしいと、
    ありがたいお話をいただけたのだ。
    ちょうど4月は予定入ってなかったので、
    こんな良い話がいきなり舞い込んでくれるなんて
    思ってもみなかったので..、とにかく興奮して
    心の中でガッツポーズしてしまったのだ笑

    一つのアクションが長きに渡る
    地道な発表と継続的な活動から織りなす確かなる力となり
    実を結んでき出した、ここ一二年の作家活動。
    アートシーンに一手投げ入れても
    反応が無い時期が活動1.2年目の時は
    ずっと続いていたので、今の劇的変化の状況下が
    まるで夢を見ているみたいに思うんだ。

    さらに5へと続くお話が帰宅後に待っていてくれててさ。
    フェイスブックページ開いたら、
    今週発売されたばかりのジラフ名刺ケースが
    画像アップされてて..。
    アートストリーム2011で僕の絵を
    購入してくださった方が仕事のお友にと、
    ジラフの木地名刺を購入された事を報告してくださり、
    本当嬉しくて、びっくりもした。

    昨日は、そんなこんなで、
    立て続けに波紋が連鎖していった一日で
    今年のさらなる手応えを
    実感出来た実り在る1DAYと相成りました^^

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  • マーケットに一矢を投げ入れる

    二人展、最終日の火曜日午前、策を一矢、投じるべく
    トランスナショナル2013を見に行く。
    実は今年は予定的に行く気なかったんだけど、
    一手を投じるべく
    唯一、会場行ける初日の午前を狙って赴いたのだ。

    僕の場合、フリーランスな画家、
    つまり小さな食堂を拠点に発信しているわけで。
    それには絶え間ぬ地道な足を使いし
    営業努力が求められるわけで。

    料理って誰にでもできる。
    上手い料理を作るにはそこそこの修練がいる。
    そして、自身が作った料理をお店にて提供し
    お客さんに売る場合、その支払っていただいた賃金に見合う
    対価、つまり確かなる腕が必要とされるんだ。
    さらに難しいのは、利益を出したお店を一定の収益上げながら
    維持させる事。つまりは長く続けてゆく事が最終的に
    求められてゆくんだと思う。
    僕が小さな食堂画家として次に到達しなくてはゆけないのが
    一定の安定した収益をキープしながら、永続的にお店を
    何十年、つまり一生涯続けてゆく事なんだと思う。

    けれど小さな食堂に後継者はいらないんだ。
    僕一代限りの
    こだわりを頑なに探究し続けた味を
    生涯現役を貫き通して、
    お店にそれを維持できるだけの人達が
    食堂へと来訪してくれればそれで良いのだ。

    話を始めの段階へと戻そう。
    何故今回、午前のスケジュール、つまり制作する事を
    押しのけてトランスへと足を運んだのには
    一つの大きな理由があって。
    それは2月に開催されるセイントバレンタイン展の参加を
    直接オーナーと交渉するために会場へと出向いたんだ。
    ここは公には他のギャラリーと違い、
    多人数企画での公募はしてなく
    トランスもオーナー自らスカウトした精鋭達が
    会場を陣取っているので一定のクオリティーを保てている印象を受けた。
    つまりSOHOは建前はレンタルギャラリーを名乗っているけど、
    じつはコマーシャルギャラリーの流れに
    限りなく近い方向性を打ち出してて、プロ意識がとても強いんだ。

    なので顧客への宣伝.告知も徹底していて、
    本拠地として構えているSOHOアートギャラリーも
    千日前大通りに面していて、開放的なガラス扉が外から
    中の様子を伺い知る事が出来て、ギャラリーに外側扉から
    興味持ってくれる割合が非常に高く、通りがかりの通行人が
    中へと入ってきて、絵を買ってゆく事もよくあるのだ。
    トランス会場は初日でバタバタと慌ただしい様相を呈していたけど
    4階に上がり絵を眺めているとオーナーさんの方が
    話しかけてくれて。トランスの内容や最近の近況などを報告後、
    タイミングを見計らって毎年2月に開催される
    セイントバレンタイン展の事を訪ねてみた。今回も
    トランスに力を入れた分、セイントの方は人数の集まりが
    まだ少ないみたいで。そして参加する事を承諾していただいた^^
    出展料が3000円かかるが、サムホール一点でも売り上げれば、
    それで利益はまかなえる。今回はF6サイズまでの大きさ3点まで
    出展可能との事だったので、3点でエントリーするつもりだ。
    こう言った形で予定を一詰め込んで有機的なサイクルたる
    きっかけを生み出す事で手元から、
    もしかしたら一点また新たに
    嫁入りさせれるかもしれない可能性を作り出せるのだ。
    自身の手元にはサムホール作品が大分
    描き溜まってきたので、それをSOHOの販売メインの
    バレンタイン展において、流通.回転させながら
    アートマーケットに役割を担う事目的とした一石として
    投じようと思った所存なのです。

    http://soho-art-gallery.com/SoHo/Welcome.html
    セイントバレンタイン展 SAOHOアートギャラーにて開催
    営業時間12時〜19時 2013.2.12「火曜日」〜17「日曜日」 最終日17時まで
    5000円.10000円.15000円.20000円の
    4パターンの価格設定の中から
    作品をお買い求めいただけます。バレンタインの贈り物として
    アート作品を贈ってみるのも良いかもしれません^^

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