揶白 (KF)

絵画

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  • 芸術という言葉は早い

     

    人生上がる、と考えていたが靄が晴れて下り道のその行きが光るのを見る。自信という言葉が新しく、それなりに辛い思いをしていた自分は忘れてしまう。一番辛かったのは小学校だったと、それを思い出す。

     

     

     

     

    一面は、南方熊楠の植物園のような草木だ。この海で、大学時代の友達と泳ぎ、浮き輪やビートバンで浮かんで、目が合うと笑いあっていた。大学は、大人の考えをするところ。想像は夢と心で解読する。人は人と手を取り合い道を上るが、頂点からの行き方がわからず朦朧としていた。私が地図を持ってるので、充てにすると良い。

     

     

     

     

     

     

     

    こちら私から幽霊が発生しているのではなく、現実を捨てて遊び過ぎて肉体から浮いたひとを良く視ることがある。分かりやすく言ってこういうことだ。

     

    大体はすぐ上がり戻ったり守られるが、いろんな色、ものに埋まった幽霊だが、ぽつん、と残るひとがいる。そういったひとは釈迦に呼ばれもう戻らない。

     

     

    後に、過ぎ去って穏やかになりました。よりも、一緒の方が良いだろうと今日道を歩いていて思った。

     

     

     

     

     

     

     

     

    大学中退後、絵画を上達する為に一人っきりで籠り続けた結果、自分は頭がぼーっとするだけだった。

     

     

     

    それで、ほぼ二十年後自分が考えるのは、

     

    製作をする日々、その場の製作だ。製作にたいしての成功よりも、ただ何か作りたい、と言う自分のような者のために、

    日々を繰り返す、そうやって生きていくことを考える。完成品という現物がないけど過程があり、身体を動かすことで心が広がり、語ることが出来るなら良いと思うのだ。こういう風に油が伸びる様な、それが仲間でもなく、成長する大人の製作仲間。語ることが出来たら、間に似たような物があり、同一感、同一視するような人でも個に目を動かすことが出来る。

     

    現物より過程、そういった枠を考えている。線か手前にはっきりあると感覚にゆとりが出来、人の存在する緊張感は張り布に馴染んでいる。よって場を求める。

     

     

     

    そういった場は佇み方を知ってる者に伺う。私はバイトを定着させなければ、精神もいそがしくガレージ代を払えない。一安心出来たら、あの日から止まった自分の活動の続行することが叶う。

     

     

     

     

     

     

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