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2021/04/05
性の問題点としても、江戸時代を挙げる。何もかも過ぎた後に生まれた文明である。古も平安も武士も戦国も、色々あったあとで、つくられたのだから、芝居に関しては手書きの究極をいって居たと思います。「色」で頭がおかしくなるような、何かそういう垢抜けた、アバンギャルドでした。自然が有って、造形が有って、
歌舞伎には歌が有り、詩が有り、蒔絵が有って、因縁〈スピリチュアル〉が有る。そんな物は先鋭されてあるに決まってる。
時代のキーワードは、詰まるところ「価値観」である。えっ、そこが価値なの?!価値観とは、人の深いところと云う意味で、即ち美学だ。美意識のずっとずっと高い所だった。城と、ずらっと並んだ漆喰の真っ白な家々と自然。それらに"恵まれた"、美意識が我々とはもう異なり、それは高い所だった。
その思い出を残す程度にランクの下がった我々は、どう考えて行けばいいのか、失ったのだ。日本の事を考えるとき「外国人」に一度なるらしい。今見つめてみてどうだろう?
昔、見据えられた世界との未来はどんな物だったのか。
西洋化して、街はこんなにふわふわする事で、もう一度外見的な天下を取り戻そうとしている。「心の目」はそうであっても「目も心」だと聞く。
人は、どんどん美しいものを求めるが、最初に持っている、予め持っている、備えている価値観には、あらゆる漫画に出てくる船や宇宙船のオプションのように気付かない。
青い鳥ではないが、結局それが最も美しく、何をもからモノを手離す事が出来るくらいの全てであろう。
最近はフランス的なモダンが流行っているが、流行こそは風通しが利いて良いモノのようにも思うかも知れない。我々の浮世と云うのは、夢を支えるからだ。
しかし着地する地が「想像」にしかない。
逆に想像ならある。
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2021/04/05
近年、私たちは変に気高くて受け止めることをしない。
戦争がカッコイイのも確かに有り、迂闊に死として生きれるから、今の重い苦しみから抜け出せる、ひょっとするとファンタジーかも知れない。厳しく考えると、ただ性からは、逃げられない。人のカッコよさって、一番平和な江戸時代は3百年続いて、そこに一番カッコ良い人が居る。文化的なところに、やはり、勉学として存在者はいる。
この事でも、戦争を盛り上げるのは「性」で有るし、性はまた〈精神として〉進化的なものです。君臨して、人間の究めとして、有り、
諦めなければいけないのは、早く!と云うなら、現に自己が持っている文化と思いの中で、真っ先にカッコ良くならなければいけない。
映画やアニメなど、私たちにはメディアが有って、自意識が絡むが、この性にとっての雲のようなものを「疎まずに、有るだけの」とまでの状態へ跳躍しなければならないのだが、。性にとって一番怖ろしいのは恋をする事で有って、これは自己の一番言い難い事を、冷静に言葉として突き付ける行動の事だ。言えないのなら別れが有る。自分を自分に出頭させる、怖ろしいことなのだ。何がお前を良くも悪くも燃え付かせたのか、感知、知識しなければならない。そうでなければ、ただ迷妄とフィクションに幕を閉じる。恋をしなくては、考えているだけでいい、「私」にとって一番重い。自分を良くも悪くも燃え付かせるもの、そこに男だの女だのはない。これが「性」。
と、思うと身で争(たたか)う暇が実は無くて、恥ずかしめに遭う方がより自己の文化を、それは広げる。
それと繋がるのが、いじらしさとして染める大阪の「ボケ」る事の様な、ヴァギナの花。こういう最も大切な事は、難波京(726年)へと残っている。現存している。
戦死者や英雄的なその様な悲しみや賢さが美しかったとして、自意識に絡まって苦しいだけの、現代であるがそれ程馬鹿では無い。同じ事だ、だったら考えて努力して精神をお互い近付ける。
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2021/04/05
ソウイウコトニシテシュギや
ヨクバカリなど
嫉怪のすむ地獄が右にあって、
すぐ左に、楽しい黄金の天国がある。
いつも長い事、何で気付かなかったのか、私たちは大体右側の地獄に向いていて、いつも苦しかった。「馬鹿にされるわ!」と横のY!氏に一言を吐き、
「軽やかな心で」Y!氏が云った。
彼のナーバスなココロを少し恨んだ。恨んだら疑問の石々に埋まり、小さく整頓された。
「仏は皆、眉目秀麗ですね。あらかじめから「そこ」という地にお生まれになった事が重要かと。私はあなた様が思うような運命に嫌われたかも知れないが、人生は豊かです。平和のもとで文化が成り立って居る事を、知識として知りました。それを未来に伝えたい。知れる事にも醐味があり、笑顔が止まりまへんなぁ。」
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