Ｅxpression of Central Park

「The resident of the park」

公園内で良く見かける愛すべき住人・・
どれぐらいの数がいるのかは知らないが・・
本当によく見かける・・。

人慣れしていて・・ベンチに座っていると
すぐ近くまで寄ってくる・・。・・

　　　　　　　●

日本の東伊豆では、外来種の「タイワンリス」が
ミカン等の果樹園を食い荒らす被害が出ていて
地元の人たちはたいへんご苦労なさっていると聞く・・。

電話線のケーブルを切ったり電線を噛み切り
停電させたりと外来種の動物被害の１割を占める
までになっているという・・・

時間経過とともに・・
外来種の動植物が日本の自然環境や生活者の
リスクが高くなってしまう・・

私がなぜ固有種に興味を持つようになったか？！・・・
それは、マーク・ロゴ・コンセプトなどの
プランニングをする場面では
地域の特性や固有の花、動物といった
地域ならではの
地域になくてはならないという
基本条件の一つが「自然と背景」なのである・・

つまり・・その地域に沢山その動物がいたり
その花が沢山咲いているというだけの事実で
ブランドコンセプトを組み立ててしまうと・・
本来、地域の持つ姿とは遊離してしまう可能性
があるという事にもなりかねないからだ・・。

新聞、雑誌、ネット・・と様々な資料やデータに
目を通すパターンは、今ではすっかり生活の一部と
なっていて毎日世の中の動きを見る事が楽しみの
一つとなっている。・・

Ｅxpression of Central Park

セントラルパークはとにかく散歩をするには
最適のロケーション・・
季節をとわず四季の流れも鮮やかに
心を和ませてくれます・・。

季節ごとのイヴェントもスポーツからアート、
コンサートとバラエティーに富んだ内容で
繰り広げられています・・・

定期的に入園できない日が決まっているが・・
それ以外にも休む事もあって・・
そんな日に当たってしまったら
マンハッタンの南の先端にある「バッテリーパーク」を
散歩するのもいい！・・・

　　　　　　　　

Ｅxpression of Central Park
Jacqueline Kennedy OnassisRESERVOIR

沼のアッパーイースト側・・
ここから反時計回りで徒歩で１５分ほどで
テニスコートがある・・そこは５０面もある大きな
テニス施設である・・。

この辺のリッチな住宅から徒歩でテニスに出かける・・
又はこの辺で準備体操をしてジョギングに出かけていく・・
マンハッタンのなかなかいい日常の情景である・・。
大都会でありながらこんな環境で生活できるという
ロケーションはなかなかないだろうなぁ〜・・

東京なら、さしずめ青山に住んで代々木公園と明治神宮
を散歩するという感じか？・・しかし・・東京では
テニスのスタイルで原宿の信号を何カ所も越えていかなきゃ
ならないから・・ＮＨＫの近所に住んで代々木公園へ
散歩という感じかなぁ？・・・

理想的には青山１丁目に住んで明治記念館方面へという
感じで・・帰りにセランでサンデーブランチがいいなぁ〜・・
しかし・・・あそこから千鳥ヶ淵まではちょっと遠いなぁ・・

Ｅxpression of Central Park
Jacqueline Kennedy OnassisRESERVOIR

公園内を東西に横切る幹線道路意外では
自転車が禁止となっていて・・・
このジョギングコースも自転車は不可・・。

“シャーロット”がジョギングしていたのも
ここのコースである・・。

　　　　　　　　●

テレビのニュースで・・
今ニューヨークで行われている国連総会の様子を
リポートしていたが・・世界各国から沢山の関係者
がマンハッタンに集結している様子をつぶさに説明・・

驚くのはマンハッタンのホテルの宿泊代がいつもの
価格の３割〜４割の高騰！・・旅行者にとっては
チョッと迷惑な話・・・

Ｅxpression of Central Park
Jacqueline Kennedy OnassisRESERVOIR

「ジャックリーン・ケネディー・オナシス・リザボー」
の周りの道には貯水池側に金網のフェンスがあり
半分以上は水辺に近づく事ができないようになっている。

都市の「貯水池」としての機能はすでに果たしていない
との事で、埋め立ててしまうという意見もあったらしいが・・
野鳥の繁殖地となっている事や水辺の風景を残したいという
市民の声があってそのままの形を残す結果となったらしい・・

　　　　　　　　　　●

東京にも昭和初期まで残されていた沼などが今では
ほとんどが埋め立てられてしまっていて、当時の
地図や写真にかすかに残っているだけというところが
ほとんどで・・今ではそこにビルが立ち並び、昔の沼の
上に建つマンションに住む住人さえ自分の住む場所が
数十年前まではボートが浮かびトンボが飛び交う沼
であった事を知らない者もいる・・・

皇居のお堀と不忍池がやっと残ったという感じだなぁ〜・・

Ｅxpression of Central Park
Jacqueline Kennedy OnassisRESERVOIR

セントラルパークの貯水池
その名「ジャックリーン・ケネディー・オナシス・リザボー」
故ケネディー大統領夫人の名がつけられた貯水池で
86丁目あたりから96丁目まで広がる貯水池を周回する
約2.5KMはジョギングコースとして有名・・。

そのコースに面してこの記念碑がある・・
この記念碑は歴代最も若く就任したニューヨーク市長
「ＪｏｈｎPurroy Mitchel」（1879年7月19日 - 1918年7月6日）
のもので、当時（1914〜1917）34歳のニューヨークの市長は
「ボーイ市長」とよばれたらしい・・

　　　　　　　　　●

若い市長や大統領が誕生する国は、あらゆる事に可能性が
高いと感じている・・つまり新しい事を否定しないという
事が成長の原動力ということなのかもしれない・・

人間は「経験」を重ねる事で正確さや成功の確率が上がるが・・
「経験」が豊かな事で「事」の恐ろしさや「成功体験」から
なかなか新しい事に挑戦するのは難しくなるという矛盾・・

Ｅxpression of Central Park
[CHILREN''S ZOO]

DELACORT CLOCK

「記憶」と「記録」・・

自分にとっての“写真”とは・・

ファインダーをのぞいてシャッターを押す・・
目のまえの光景の記録をフィルムに残す・・
この記録は自分が今の状況の記憶を思い起こす為の
「鍵」だと考えています。・・

一枚の画像から沢山の情景が思い出されます・・
記憶の引き出しを一つ開けると次から次へと
関連する記憶が蘇ります・・・

写真を撮ったその場に至るまでの道程や
その頃、親しくしてくれた人々の事・・
その人たちに教えていただいた事・・
記憶の奥深くに眠っていた出来事が
鮮やかにその情景が蘇ってきます・・

Ｅxpression of Central Park
[CHILREN''S ZOO]

DELACORT CLOCK


写真の整理をしながらネガやポジをスキャナーして
デジタルデータとしてパソコンに取り込みの作業をはじめて
この数カ月・・・フィルムの時代には海外で写真を撮っても・・
今のデジカメのようにその場でチェックはできない・・
帰国して現像所に出すまでは、はたしてどう映っているのかが
すぐには確認できなかった・・

露出のアンダーや手ぶれなど様々なミスがそのまま
フィルムに残っていて・・・それを見るたびに
「あぁ〜おしい事をしてしまったぁ〜・・」と
二度とふたたび撮れないようなロケーションや
チャンスに限ってミスをしていた自分に反省しながらの
写真の整理が続いている・・。

もう少し早くデジカメがこの世に誕生していて
欲しかったなぁ・・。

　　　　　　　　　　●

９月も４週目になると、朝晩は札幌でも
チョッと寒いと感じるぐらいの気温になってきた・・。
大雪山連峰では紅葉がはじまり来週には初雪という
季節に入った・・。

Ｅxpression of Central Park
[CHILREN''S ZOO]

DELACORT CLOCK

セントラルパークは本当に都市の中のオアシスと
いう表現がふさわしい・・この動物園は比較的南側に
位置しているが・・もう少し北側まで歩いて

ダコタハウスの近くにStrawberry　Fields（ストロベリー・フィールド）
にはジョン・レノンのイマジン碑があったり・・
バード・ウォッチングも楽しめる木々が生い茂るThe　Ramble（ザ・ランブル）は
世界有数の鳥類がたくさん生息している鳥類保護区となっていて
小川も流れ、とうていマンハッタンにいるという感覚はない・・。

Ｅxpression of Central Park
[CHILREN''S ZOO]

DELACORT CLOCK

動物達はとてもリアルで・・
擬人化されていて
いかにも楽器を演奏しているという様子と
ゆっくりと回転する事でとても愉快です。

　　　　　　◆

最近のテレビコマーシャルを見ていて
気になる事がある。・・

実写の猫や犬をＣＧで加工して・・
実際にはあり得ない動きをさせている映像に
とても違和感をかんじています。・・・
本来の動物の動きにも面白動きは沢山あるのに・・
あえて猫に笑顔の表情を加工してしまうのは
どうにも納得がいかない・・・

結局・・・発想が貧困というか・・ＣＧ加工を
するという事が目的で・・「おもしろいだろう！」と
いう短絡的なセンスのなさに情けなさが残ってしまう・・

もっと、子供達や私たちにほのぼのとした優しさを
表現して見せてくれるようなコマーシャルディレクターの
出現を待つしかないのかなぁ〜・・