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2010/07/23
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
1821年に始まったトルコからの独立戦争で
イドラ島の人々が海上戦闘で活躍したと記録があります。
港近くには、今も当時の砲台がそのまま残っています。
また、静かで、のんびりしたイドラでは観光客やリッチな
リゾート客目当ての芸術家が世界中から集まっているとの事・・
世界の芸術家の卵たちが集まる「芸術家の島」。
心の癒される島です。
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2010/07/23
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
迷路のような小路を進むと・・
家の庭先にあるレモンの木が沢山ついているのを目にする・・
ギリシャに限らずヨーロッパの南に位置する地域では
秋から冬に大きな実をつけている・・
●
ヨーロッパの絵画を見ていると・・
いわゆる「レモンイエロー」という色がよくつかわれて
いるのを見かける・・
この「鮮やかな黄色」はとてもきれいな色だが・・
絵画の顔料としては有毒性の物が沢山あり・・
最近はチョッと問題を起こしている・・。
子供用の玩具の塗料で、価格的にも安価な科学顔料を
使用してしまうという問題です・・。
今は、天然素材からつくった顔料で塗装する事が
常識とはなっているが・・・まれに有毒顔料での
事故をニュースで見ることがある・・。
※写真のレモンイエローはまさに自然の色・・
レモネードにして飲みたい!
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2010/07/23
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
イドラ島の小路は・・
坂道で折れ曲がりながら
迷路のようにつながっていて
それぞれの住居を囲んだ塀や壁は
真っ白に塗られていて・・太陽の光を浴びると
とても明るく眩しい・・。
明るい色彩は、はじめての場所でも
楽しく散歩を楽しむことができた。
住居の窓枠や扉や木戸がカラフルな色彩で
塗り分けられていてとてもきれいだ。・・
●
白く塗装されているのは・・
もともとは直射日光を反射させて
夏の暑さを和らげる為だったと聞く・・。
今は、観光の為に行っているという
理由の方が優先するとの事・・。
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2010/07/22
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
港から少し歩くと・・
上に向かう沢山の階段やスロープがある。
ホテルも坂を登らないと行けない・・
もちろん車寄せは無く、狭い道に面している。・・
観光資源は・・「車の無いゆったりとした時間」と
荒涼とした丘陵地帯の風景・・そして海の幸。
※地中海クルーズの大型客船も沖合に停泊して
客は小舟に乗り換えて島を訪問する・・。
●
考え方によって、何が「観光資源」となるかわからない・・
これからの時代は益々こんな島が注目を浴びるのではと思う。
実際にアメリカからは「セントマークス」や「ドミニカ共和国」
フランスからは「カナリヤ諸島」スペインからは「イビサ」等が
人気のスポットになっている・・。
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2010/07/22
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
車がいない・・バイクがいない・・
「イドラ」はエーゲ海に浮かぶそんな島
交通手段はロバか馬・・車は使えない事もあるが・・
使用が禁止されている。
坂道の細い路地が複雑に入り組んでいて・・
山の上にあるホテルへ行くにも荷物はロバに運んでもらって・・
ロバに乗るか・・徒歩で行くしかない・・
エコというか何というか・・
じつにゆったりとした静かな島である。
●
「知る」と「見る」では大きな違いがある・・。
車の無い社会を思い描いて創造することはできる・・
車が無いと不便だろうなぁ〜っととっさに思うが・・
実際に見てみると・・不便が当たり前で・・・
何か“ゆったり”“じっくり”という事が・・・
これもなかなかいいんじゃないか?・・と思えてくる。
ガソリンエンジンが発明されたほんの少し前までは・・
世界中のあちこちがこんな感じだったのだろうと
想像してしまう。
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2010/07/21
On a Greek trip
The Aegean Sea
Hydra(Idhra)
イドラ島
「イドラ」という島の名前は、古代に水源があった事から
「水」(ギリシア語: Υδρέα、ローマ字:Hydrea)という言葉が語源とされている。
現在はすでに湧水はなく飲料水等の生活用水は本土から運んでいるとの事。
島の荒涼とした風景と点在する宗教施設ははるか紀元前の風景を想像させ
チョッとタイムマシンで時間をさかのぼったかの錯覚を覚える。
●
20世紀が石油を求め紛争が起きた世紀・・
最近、学者の説によると・・21世紀後半からは
水が新たな紛争の火種になると予想する者もいる・・。
あるいは・・ベニスが水没の危機にあるとか・・
また、少し前までは水をボトルで買って飲むという必要が
なかった我々も・・いつしかペットボトルの水を買いこんで
飲料水としている・・。
水の価格がガソリンの価格を上回っていても・・
何の疑問も持たない生活となってきている・・。
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2010/07/21
On a Greek trip
The Aegean Sea
ギリシャの総面積の20パーセントはエーゲ海に
点在する島々で・・地中海の往来にはとても
理にかなった地形だった事がわかる。・・
●
「カオス(混沌)」から生まれた「ガイヤ(地球)」
地中海を中心とした世界観が世界の常識だった時代・・
まだ地球は平面であり、象が支えた大地という考え方
の時代・・
現代からみるとかなり混沌とした社会であり・・
神話の世界での「ガイア」がやっと表現されつつ
あった時代・・・その時代の世界観と・・
今の世界観・・地球は球体で・・五大陸が存在し
多様性が重視されながらも「絶滅危惧種」が沢山
リストアップされて・・・
今なお各地では戦争が絶えることが無い世界・・
どんどん進んで来たはずの現在も「カオス」の時代
という点では大差ないのかもしれない・・。
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2010/07/21
On a Greek trip
The Aegean Sea
ギリシャが最近ニュースとなったのは・・
「アテネオリンピック」と「政府破たんの危機」と
いった感じだろうか・・。
オリンピックでアテネの街は整備されて
空港や高速道路、地下鉄等も快適になった。・・
その一方で政府の財政は厳しさを増して
国債の評価は下がりユーロ圏からの債務は
これ以上無理という状況に陥っている。・・
観光が主な産業の柱となっている割には
いまひとつ“さすが”という事もなく・・
古代ギリシャの遺跡を公開して木戸銭を得ている
だけという感じもする。・・
人々の様子を見ていても「勤勉(はたらきもの)」と
いう印象はまったくないが・・
明るく陽気なところが魅力かもしれない・・。
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