岡田千夏

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京都府京都市

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  • 大猫への道?

     子猫のふくちゃんが家に来てから7ヶ月、胴回りも太くなったが、もちろん背も高くなって、とうとうみゆちゃんを抜かしてしまった。並んで立つと、肩の位置がふくちゃんの方が少し高い。伸びたらものすごく長いし、普通に寝転んでいても、膨張色で大きく見えそうな白いみゆちゃんよりも、ふくちゃんの方が黒々とどっしり大きい。もっとも、体重はちょうど今どちらも同じで4kgである。
     子猫のときからほかの兄弟たちよりもひとまわり大きくて(それゆえ、本当に兄弟なのかしらという疑いはある…)、まだ公園に残っているふくちゃんの妹(?)とよく遊んでいる父によると、ひとまわり違うという体型差は今も保たれているらしい。
     去年の夏の終わり頃の生まれでまだ一歳になっていないのにこの大きさだから、もうしばらく成長して、最終的には大型の猫になるのかもしれない。
     とはいえ、からだは大きくなっても中身は子供のままで、庭に出ては虫を追ってとび跳ねているし、みゆちゃんも、ふくちゃんが自分より大きくなったことなんかちっとも意識している様子はない。相変わらずじゃれあって遊んで、追いかけっこをするときには、いつもみゆちゃんが追いかける側である。

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  • ふくふく ふくちゃん

     以前には、みゆちゃんも開けられないスライド式の窓を上手に開けて、自分で庭に出て行き感心されたふくちゃんだけれど、手や鼻の先をぐいぐい一生懸命使って自分で開けるよりも、窓の前にしばらく座って、人が開けてくれるのを待つほうが楽だと覚えたのか、近ごろはあまり自分で開けようとしなくなった。
     このあいだもそんな風にして庭を眺めて待っていたので、窓を少し開けてあげたら、さっそく外へ遊びに行こうと窓の隙間に頭をくぐらせ、そして、なんだかもぞもぞしてなかなか進まないと思ったら、おなかが通れないでいた。
     昔、みゆちゃんもそういうことがあったけれど、ついこのあいだまで子猫らしいほっそりした体型だったふくちゃんが、早くも同じ境地に達してしまったか。
     態度もおなかも、少し大きくなったふくちゃんであった。

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  • 朝顔衝動買い

     ホームセンターに、猫の草と金魚の水草を買いに行ったとき、売り場に並んでいた朝顔の苗に何となく目が行って、三つ買ってしまった。
     朝顔を育てたりするのは、小学校一年生の理科の授業以来で(私の小学校では、一年生で朝顔、二年生でおしろいばな、三年生でへちまをそれぞれ理科の時間に育てた)、夏の朝に朝顔の花が見られるといいなと思ったことと、窓の外に蔓を伸ばさして葉を茂らせれば緑のカーテンになって室温を下げ、エアコンの電力消費量を減らして二酸化炭素を削減、という売り文句にひっかかったことが理由である。別に人一倍エコに関心があるわけでもないけれど、「緑のカーテン」とかいう言葉にはわりと弱い。
     庭に面した家の台所は東向きで、真夏の朝には入ってくる日の光がかなり暑いから、そこへ朝顔を植えたプランターを置くことにした。朝顔の葉で窓をばっちり覆えるように、高さ2メートルほどのつる植物用の網も買ってきて吊り下げたが、二週間経つけれど、いまいち、成長がよくないように見える。余所のお宅の前には、もっと早くに植えたのであろう朝顔が背の高さよりも伸びていて、もうきれいな大輪の花を咲かせているのを見たりすると、まだ15センチほどの高さしかない家の朝顔に焦りを感じる。果たしてうちの朝顔は、夏の盛りまでに緑のカーテンになってくれるのかしらとかなり疑わしく思いながら、毎日伸びろ伸びろと水をやっている。

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  • びっくり夕立ニャ!

     昨日は夕方に雷が鳴り出して、窓からひんやりした風が吹き込んでカーテンをばたばたさせたあと、大きな雨粒がばらばらと落ちてきた。庭にいたふくちゃんを呼んだら、ニャ〜と鳴いてあわてて駆け込んできた。
     裏のトタン屋根を打つ雨の音が、ドタドタやかましい。ふくちゃんはたぶん去年の夏の終わり頃の生まれだから、あまり夕立を経験したことはないのかもしれない。びっくりして、興奮したように部屋の中をあちこちダダダーッと走り回った。
     おーい、ふくちゃん、大丈夫だよ、と呼びかけたりしているうちに、走り疲れて床の上にのびのび横たわったので撫でてやると、ごろごろのどを鳴らした。
     こういうとき先輩猫のみゆちゃんは、おそらく堂々と余裕をもって構えているのだろうと思って見回したが姿がない。探してみると、洗濯物干しに掛けたタオルの下の、かばんの陰で、こっそり猫座りしていた。みゆちゃんも怖いの、と聞くと、まるでいつもと違った、甘えたような小さな声でにゃあと鳴くので、可笑しくて可愛らしかった。

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  • 爪切り平気ニャ?

     抱っこして爪を切ることと、そのあとおやつをもらえることを関連付けた結果、みゆちゃんが爪切りを我慢できるようになったという話は以前に書いたけれど、このあいだ、椅子の上で気持ちよさそうに眠っているみゆちゃんの後ろ足の爪が伸びていたから、こっそり爪切りを出してきてぱちんぱちんと切ったら、嫌がるどころか、驚いたことにごろごろのどまで鳴らしはじめて、問題なく切れてしまった。
     切れたからよかったのだろうが、これは腑に落ちない。納得できない。
     爪を切られてのどを鳴らしたりするのは、とにかく撫でられるのが大好きなデビンちゃん系のキャラクターで、みゆちゃんではない。
     今までなら、熟睡中でも爪を切ろうものなら、足を引っ込めるか逆に爪を立ててくるか、あるいは噛み付いてくるかといった反応だったのに、にこにこ目をつぶってごろごろというのはどうも張り合いがない。
     ただ寝ぼけていただけなのか、大人になって「猫」が丸くなったのかわからないけれど、何となく複雑である。
    (ちなみに、ふくちゃんもなでなで大好き猫なので、寝ているあいだに、肉球を触ろうが爪を切ろうが、全然気にする様子はない。)

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  • ヨコアナvol.2出ました〜

    2009/06/08

    お知らせ

     横浜のファッションブランド、ROUROUが発行するフリーマガジン「YOKOHAMA ANOTHER(通称ヨコアナ)の第二号が出ました〜。
     オールカラーで、ファッション、グルメ、エンターテイメント情報が盛りだくさんです!(私もヨコアナを見ていて、中華が食べたくなって、近くのお店に食べに行きました…)
     私の猫マンガ、「中華街のミケ」も4本立てで載っています。
     ROUROUのお店はもちろん、横浜のホテルなどに置いてあるそうなので、お近くに寄られた方は、ぜひご覧くださいね!

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  • のびのびふくちゃん

     外出から帰ってくると、件の椅子の上で伸びきっているふくちゃんを発見。椅子からはみ出しながら寝ています。
     暑がりのふくちゃんはのびのび、ゴムみたいによく伸びます。しかし暑いとはいえ、まだ30度には届かない程度。今からこんなに伸びていて、真夏は大丈夫かしらとちょっと心配です。

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