岡田千夏

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京都府京都市

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  • 桜の季節

     今朝、川端通を通ったら、鴨川べりに植えられた桜が、枝の先のほうでちらほらと咲き始めていた。木全体は、今にも開きそうなほどに膨らんだつぼみで、濃いピンク色になっている。咲けば淡い色の花であるが、つぼみの段階では、花びらの色がぎゅっと凝縮したような濃い色に見える。
     花開き始めた桜を見ると、何となく憂鬱な気分になる。それはまったく馬鹿馬鹿しい理由からで、花が満開になれば一生懸命眺めなければならない、しかしどんなに眺めても眺めつくす前に花は散って、桜の季節はもう終わってしまう、そういう心配が先にたって、憂鬱になるのである。いざ旅行へ行ってしまえば楽しいのだけれど、実際に行くまでは、あれやこれやと心配事ばかりが気になって気が重くなる、私はそういうタイプの人間である。
     しかしそれと同じで実際に花が咲くとやはりうれしくて、よその庭の塀の向こうに、大きな早咲きの桜の木が満開になっているのを見るや否や、憂鬱な気分はどこかへ消えてしまった。
     川端通の染井吉野も目に見えるように開花が進んで、夕方ふたたび通ったときには、薄いピンク色の夕靄の中に、開いた花は朝よりもずっと増えたようである。

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  • 糺の森のポニー馬車

     下鴨神社の糺の森で「ポニー馬車」というのをやっているというから、馬を息子に見せてやろうと思って行ってみた。
     駐車場に車を止めて表参道に向ったが、どこにも案内は見当たらないし、ちらほらと表参道に入っていく人々はゆったりと散歩でもしているようで、馬車を目当てに人だかりが出来ているわけでもなく、第一、肝心の馬車そのものがどこにいるのかわからない。
     本当にやっているのか心配になったが、しばらく歩いていくと、道の左端に、「ポニー馬車乗り場」とマジックで手書きされた写真つきの小さな看板があった。それでポニーはどこかしらと眺めると、森の中をまっすぐに伸びた参道の、神社に突き当たる手前の鳥居の前を横切る道に、茶色い馬の影が木の間に遠く見えた。
     そのあたりでうろうろしているようだから、早足になって近くまで行ってみた。ポニーというのは子供が乗るくらいの小さな馬だと思っていたので、それに馬車を引かせて大丈夫なのかなと心配していたのだけれど、実際のポニーは思っていたよりもだいぶ大きくて、頑丈な体つきをしていた。そして、やっぱり馬だから、とても優しい目をしている。瞬きすると、まるでブラシみたいなまつ毛がぱちぱちした。
     やがて、お客を乗せないまま、馬車は森の道のほうへゆっくり移動していった。馬の首に下がった白いたてがみが、まっすぐに切り揃えられて、さらさらしていた。

    (前回ミッキーマウスが犬を飼っていることを非難した手前、今回猫が馬車に乗る絵を描くのは何となく気が引けます…。絵を描こうと、撮った馬車の写真をよくよく見ると、馬車を引かされるポニーはベルトをぐるぐる巻きにされていて、なんとも気の毒な感じがします。)

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  • ネズミの飼い犬

     中学校のときにアメリカの教育番組のセサミストリートが流行って、クラスの友達は、やれエルモだとか、クッキーモンスターが可愛いだとか言ってキャラクターのついたグッズを集めていたが、私にはみんなの言う可愛さがまったくわからなかった。
     同様に、ウォルトディズニーのミッキーマウスが好きな人も多いようだけど、私は嫌いで、あのネズミのいったいどこが可愛いのかわからない。もっとも、ディズニーのキャラクターが全部嫌なのではなくて、二足歩行していないリスとかウサギとかは可愛いと思う。特にバンビは子供の頃から大好きで、映画を見て、絵本も持っていたし、最近廉価版のDVDも買った。
     ミッキーマウスについて奇妙に思うのは、ネズミのくせにプルートという名前の犬を飼っていることである。それでいて、同じイヌ科のグーフィー(たぶんオオカミ?)は、あと足で立ち服を着て、ミッキーと同様、人間らしく振舞っている。
     しかし、この問題はミッキーマウスだけにとどまらない。オランダのイラストレーター、ディック・ブルーナが生み出したうさぎのうさこちゃん(ミッフィー)は、単純な線と明るい色ですっきりとした可愛らしさが描かれていて、ミッキーマウスのようなどぎつさがまったくないから好きなのだけれど、このうさぎもやっぱりスナッフィーという犬を飼っていて、ほめたり叱ったり、飼い主然としている。
     さらにエスカレートすると、パンも犬を飼うようになる。友人が子供にアンパンマンのビデオを貸してくれたのだけれど、「うさぎくん」とか「ねこちゃん」といったそのままの名前を付けられた動物のキャラクターが、服を着て靴を履いて幼稚園に行って、人間の子供のように振舞っている中で、チーズというアンパンマンの犬だけが、二足歩行こそ許されているものの、服も着ていないし「わんわん」としか言えない普通の犬である。もっとも正確には、チーズはジャムおじさん(人間)の飼い犬かもしれないけれど。
     ところで、猫を飼うネズミとか、猫を飼うウサギというのはいまだ見たことがないと思うのだけれど、私が見過ごしているだけなのかしらん。

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  • 卒業式の日の心残り

     中学校のとき、卒業式が終わって、次のホームルームの時間のために講堂からクラスルームへと渡り廊下を歩いていると、隣のクラスで同じクラブの友人がうしろから私の肩を叩いて、放課後にクラブの集まりがあるからねと教えてくれた。クラブの顧問の先生がこの春異動になるから、送別会をするというのである。
     ところが、ホームルームが終わって、同じく異動になる担任の先生にみんなで花道を作ったあと、仲の良かった友達と話が盛り上がって、どこかに何かを食べに行こうという話になり、私はすっかり、クラブの送別会のことを忘れてしまった。
     ドーナツ店で友達と楽しく時間を過ごして、みんなと別れたあと、私はクラブのほうをすっぽかしてしまったことに気がついた。すっかり時間も遅くなって、もう後の祭りである。
     顧問の先生とは、一度喧嘩をしたことがあったから、なおさら、行かなかったことを後悔した。美術の先生で、どこかの短期大学の講師として招かれていくということであった。ときどき個展を開かれていたから、今もどこかのギャラリーで個展があれば、行って、そのときのことを謝ろうと思い画廊の案内などを見ているのだけれど、いまだ、果たせずにいる。

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  • 春のメジロ

     いよかんを袋で買ったら、五つ、六つ入っている中に、汁気がほとんどないかすかすした不良品が一個混じっていた。不味いのだが、鳥だったら食べるだろうと思って庭の木に刺しておいたところ、そういう代物は、やっぱり鳥でも不味いらしい。木の高いところの枝先に訪れたメジロは、頭をきゅっきゅっとひねって、そこにあるのが不味いいよかんだと確認すると、これじゃあ結構ですと言わんばかりに、さっと飛び立って行ってしまった。
     あるいは、もう春になって、ほかにも食べるものがたくさん出てきたから、庭のみかんを食べに来る必要がなくなったのかもしれない。メジロは花の蜜や果物などしか食べないのかと思っていたら、昆虫も食べるらしい。このあいだ、アマチュアの映像大賞か何かをもらった人の作品をニュースでやっていたけれど、メジロの子育てから巣立ちまでを記録したもので、巣の中で大きな口を開けて待つ雛鳥に、親のメジロがバッタのような緑色の虫を与えていた。
     そうかと思ったら、その後みずみずしいみかんを庭に出しておいたら、ヒヨドリもメジロも食べに来た。来てくれるのはうれしいけれど、やっぱり春日の庭でみかんをつついている姿は、どこかしら違和感がある。お山へ行って、昆虫や春の花の蜜を食べなくてもいいのかい、と心配になる。
     それでもやはり、一日に訪れる回数はだんだん少なくなっていて、今日はメジロもヒヨドリも一度も姿を見せなかった。今朝出したみかんが真新しいまま、明るい陽光の中でしんと木に刺さっているのを見るのは寂しいけれど、でもそれでいいのだと思う。今芽吹こうとしている木の葉がまた散っていくまで、しばしのお別れ、それまでにもときどき姿を見せてくれたら、なおうれしい。

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  • 春風邪長引く

     風邪がいつもより長引いている。自分には珍しく少し忙しかったからかもしれないが、私などが忙しいと言っても知れていて、本当に忙しくて風邪をひいても休んだり出来ない人は、大変だと思う。
     昨日の夜は、ゆっくり寝て休もうと思っていたのに、詰まった鼻が気になってなかなか寝付けなかった。そういうときは、風邪薬でも飲めば症状が楽になってよく寝られるのだろうけれど、私はあまり薬を飲むのが好きではないから、結局我慢して通した。薬が嫌いといっても、別に何かの根拠があるわけではなくただの食わず嫌いで、いざ飲んで、いったんその効き目を経験したら、単純にすごいなあと驚いたりする。タミフルと異常行動の関係について、真偽のほどはわからないが、実際に自分が飲んだときには感動した。すぐにすうっと楽になって、それまでうんうん唸り声が出てしまうほど苦しかったのが嘘のようであった。なんとすばらしい新薬だろうと思った。
     大人になってからはあまり高熱が出ることもないのでもう見ないけれど、子供の頃は、熱が出ると決まって同じような夢を見た。何もない白い空間に、ただ黒い糸だけがあって、熱が上って苦しいときにはその糸がもつれたようにくしゃくしゃになる。少しおさまって楽になると、糸はまっすぐに水平にぴんと伸びる。場面は変わって、狭い暗い部屋に大きな重くて黒い物体がぎゅうぎゅうに入っていると、ひどく苦しい。あるとき、そんな夢を見たと言ったら、弟も、細部は違うけれど、熱が出たときはだいたい同じような夢を見るといった。さらに、親戚が何人か集まったときにその話をしたら、来ていた一人が、自分もよく似た夢を見たと言った。血がつながっているから、頭の構造も似てはいるのだろうけれど、そういうところまで共通しているとは、なんとも頭の中の不思議という感じがする。

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  • 春風邪

     風邪をひいた。
     風邪をひくと、お腹が減る。風邪にかかると体力がいるから、お腹がすいてご飯を食べるのは理にかなっていると思うけれど、風邪をひいたら食欲がなくなるという人から見れば、ずいぶん奇妙なことらしい。もっとも、お腹がすいて食卓についても、いつもよりは食べられないから、少しは食欲が減っているのだろうけど、それでもお腹は鳴る。
     急に春らしくなって、頭では春うららに喜んで、暖かくなったことについて何の悪いことがあろうかと思うのだけれど、からだの方は、急な気温の変化にとまどって、免疫機能なんかが低下するのかもしれない。心で感じたのと同じようには体はいかない様である。
     皆さんも、季節の変わり目、体調にご注意ください。

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  • ポチとタマ

     新猫タマがやって来たために、外の居場所を奪われたポチは家の中で過ごす時間が長くなったが、そのポチに続いてタマもまた家の中に入って来るようになった。
     要領がいい猫で、すぐに懐いて甘えるから、一番新顔のくせに、もう古くからいる猫のように家の中に馴染んでいる。ポチにまで甘えるしまつで、朝起きると、ポチの胸の辺りに自分の顔をこすりつけて挨拶する。はじめポチは迷惑がって、ときどき猫パンチをお見舞いしたりしていたのだが、それでも擦り寄ってくるタマに根負けして、このごろは首筋の毛を舐めてやったりしている。
     要領がいいといえば聞こえがいいけれど、タマはいい加減な猫で、警戒心というものがあまりない。まだ実家の人間に完全に馴れていない頃、風邪をひいたので、寒いだろうと思って外の箱で寝ているタマの頭から毛布をすっぽりかけてやったら、いつまでも頭から被ったままで、すぐそばを通っても、ちっとも起きない。周囲の様子が見えないというのは、元野良の性分からすると落ち着かないと思うのだが、タマは気にならないらしい。
     唯一抱っこが平気な猫もタマで、ちゃめやみゆちゃんなら、抱っこしても30秒も持たずに腕を蹴って逃れていくのに、タマはごろごろ言いながら、目を閉じ、手足を伸ばしていつまでも抱っこされている。
     その鈍感さのおかげでみんなに可愛がられるのだから、タマは得な猫であるが、かわいいばかりで、はきとしたところはちっともない。寝てばかりである。猫には活発なのと不活発なのがいて、デビンちゃん、ポチ、ちゃぷりも寝てばかりの部類である。
     反対に、ネロやちゃめ、みゆちゃんは活発で遊ぶのが好きだ。先日も、みゆちゃんが部屋の隅からビーズの玉を見つけて転がしてくるので、向こうへ投げてやったら、追いかけていってまた転がして戻ってきて、投げろと言わんばかりにビーズの前に座ってこっちを見つめている。そんな遊び好きなみゆちゃんだから、子猫の頃に遭った交通事故で一時は車椅子生活になるとまで言われた怪我がすっかり治り、十二分に走り回れるようになって本当によかったと思う。

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  • 猫のひと睨み

     表で、かあかあ、があがあとカラスの合唱が聞こえていたので、はっと思って外に出たら、十数羽の黒い影が一斉に飛び立って、出していた収集前のごみを食い散らかされてしまった。うちはまだいい方で、数軒向こうの家の前では、ごみ袋が通りの真ん中まで引きずられて、惨憺たる有様である。前にニュースで、首都圏あたりではカラスが街で群れているのが問題になっているという話を聞いたけれど、人事ではないらしい。
     驚いて一度は飛び立ったカラスだが、賢い鳥だから、私のことなど恐れるに足らないとちゃんとわかっていて、人がいなくなればまたごみを漁ろうと、屋根の上や電線の上から遠巻きにしてこちらを伺っているその視線が、頭の上に感じられるような気がする。同じ鳥なのに、庭にやって来るメジロやヒヨドリと違って、カラスには可愛らしさが全然ない。鳴き声もそうで、かあかあ、があがあ、まったく人を馬鹿にしているような声で鳴く。散らかったゴミを片付けている私のすぐ真上にいるカラスが、かかかか、かかかか、と鳴いている。明らかに嘲笑しているようである。
     実家はここよりだいぶ山が近いので、少し事情が違うかもしれないが、よく外猫用に置いてあるえさを狙ってカラスが飛んできた。えさを散らかしてしまって困るので追い払うのだけれど、ちょっとやそっと脅かしたくらいでは、賢いカラスは応えない。はじめは、家の中から物を投げつけるジェスチャーを見せただけで逃げたのだが、数回やるともう嘘だとばれて逃げなくなってしまった。そこで、窓からネロの顔をのぞかせてみたところ、カラスは一目散に飛んでいって、しばらくは戻ってこなかった。トラ猫のひと睨みは効果がある。
     みゆちゃんも、メジロとおしゃべりばかりしていないで、少しはカラスを追っ払うくらいしてくれないかと思う。しかしみゆちゃんのとぼけた顔を窓から覗かせたら、逆にカラスに突っつかれそうで、甚だ心もとない。

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  • 憧れのヨーロッパ陶磁

     国立博物館の前で母と待ち合わせた。乗り物が大好きな息子の手を引いて、母が乗ってくるはずのバスが博物館前の停留所に止まるのを待っていたが、約束の時間になってもちっとも現れない。今度こそおばあちゃんが乗っているかなと言いつつ何台もやり過ごして、おかしいなと思っていたら、自分が時間を一時間間違えていたことに気がついた。
     昼間はだいぶ気温が上がるというので、もうダウンのコートはやめて、薄手のジャケットを着て行ったが、日が差すと暖かいけど風はまだ冷たい。あたりが少し暗くなって日が陰ると、寒くてからだが引き締まる。見上げると、青空に浮かんだ小さなちぎれ雲にちょうど日が入っていて、すぐにまた顔を出すかと思ったら、意外に雲の端っこのあたりでぐずぐずしている。
     ようやく母がバスから降りてきて、お昼がまだだったから、博物館の入り口のところにある「からふね屋」に入って、子供用の椅子はあるかと尋ねたら、愛想のいい男の店員が、あるにはあるが、がたがたしていますと答えた。
     開催中の特別展覧会の内容は、日本とヨーロッパ各国とのあいだで修好通商条約が結ばれてから150年であるのを記念して、近代の日本人が出会ったヨーロッパの陶磁器と、それに合わせて、ヨーロッパ陶磁に影響を受けた日本と中国の陶磁器である。
     ヨーロッパの陶磁器、特に真っ白な磁器というのは中国の磁器に影響を受けたものであるというから、そのヨーロッパ陶磁から影響を受けた東洋の陶磁器というのは、何かの縁のような感じである。そうして見ると、西洋的なデザインの中にも、どこかしら東洋の要素が含まれているような気がする。陶磁器というひとつの形態の中に、遠くはなれた東洋と西洋の文化が融合していると考えると興味深い。
     面白いと思ったのは、ミントンとかウェッジウッドとかマイセンとか、ヨーロッパ製の陶磁器のどれにも、純日本的な名称が付けられていることである。ミントン社のリスが描かれた色鮮やかな皿は「金彩色絵栗鼠文皿」、マイセン社の勿忘草が浮き出た砂糖入れは「色絵勿忘草飾合子」。日本人が持ち帰ったり、ヨーロッパから寄贈された作品には、みな日本で日本の名前が付けられたらしい。非常に西洋的な図柄の作品に和名は何となく違和感があるような気もするけれど、現在の、外国語の名前をそのままカタカナ表記したような名称より面白くていい。
     会場には、贅を尽くしたマイセン磁器のテーブルセッティングも展示されていたが、あんなに美しくて高価な食器では、自分のような小市民は落ち着いて食事が出来ないだろうと思う。まさに、展覧会の名前どおり、「憧れのヨーロッパ陶磁」なのだろう。

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