岡田千夏

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京都府京都市

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  • インサイド・キャット

     夏休みなので、子どもたちを連れてピクサー3Dのアニメ映画「インサイド・ヘッド」(原題Inside Out)を見に行って来ました。
     お話もよかったですが、一番面白かったのは、物語のあとエンドロールの横に流れるおまけ映像に出てきた猫のネタでした。猫のことを本当によく知っている人が作ってるんだなぁと感心しました(上のイラストはそれとは全く関係ありません)。
     なので、猫好きの皆さんは、「インサイド・ヘッド」を見に行かれたら、お話が終わっても立ち上がらずに、ぜひ猫が出てくるまで見てから帰ってくださいにゃ。

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  • 子猫が来た!

     先週、我が家に新しく子猫がふたりやってきました。
     サバ白の「まる」と茶トラの「ぼん」です。ふくちゃんを拾ってきたのと同じ公園に捨てられていたのをもらってきました。
     子猫を迎える日の前日、丸くなって幸せそうに眠るみゆちゃんを見るにつけ、この平穏な生活が明日終わってしまうと思うと不憫でならなかったのですが、やはり予想通り、子猫の登場で、みゆちゃんふくちゃんはすっかりすねて、みゆちゃんは子猫がいる居間から一番離れた廊下の奥の棚の上、ふくちゃんも一番遠い部屋へ避難して出て来なくなりました。子猫たちが無邪気に近寄ると、鼻にしわを寄せて「フーッ、シャーッ」、ふくちゃんが怒るところなんて、初めて見ました(というより、ふくちゃんは最初子猫たち対面したときには、鼻で挨拶して、それから逃げていったので、みゆちゃんが「シャーッ」と怒るのを見て真似をしているのではないかと思うのです。ふくちゃんはいつもみゆ姉ちゃんの真似をしますので…)。
     子猫たちは可愛いのですが、みゆちゃんとふくちゃんには申し訳なく、気を使いました。猫助けと思って引き取ったものの、やんちゃで早朝に運動会を始める子猫たち、すっかりいじけてしまったみゆちゃんふくちゃんを見ると、元の平穏な生活が懐かしくなりました。
     が、食いしん坊のふくちゃんが、まず子猫たちと打ち解けはじめました。というのも、子猫に用意したキャットフードがふくちゃんの好みだったようで、一緒に食べるようになったのです。やがてみゆちゃんも徐々に慣れてきて居間で寝るようになり、一週間経って、ほぼ平常の生活に戻りました。いまでは、家に4匹猫がいるっていいなぁ、と思います。
     昨日今日は、みゆちゃんがまると鼻で挨拶するようになったので、仲良くなったのかな!?と思って期待して見ていたら、挨拶してから低い声で「うぅ〜〜」と唸ったりしています。が、ふくちゃんが家に来たときのように、きっともうすぐ仲良くなってくれるでしょう。

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  • 猫のおひげのお守り

     猫のお守りを作りました。
     袋状になっているので、中に大事な猫ちゃんのおひげを入れてお守りにします。
     私も床にみゆちゃんふくちゃんのひげが落ちているのを見つけると、つい拾って集めてしまうのですが、なんと猫のひげには、厄除けや金運、またヨーロッパでは恋のお守りの力があるといわれているそうですよ。
     普段は、そういう迷信の類は全然信じていないのですが、こと猫に関係してくると、なんとなくご利益がありそうにゃ気がしてきます。(ご注意、ご利益があるのは自然に抜け落ちたひげだけです、間違っても無理矢理抜いたりしませんように。)

     8月にある風の倶楽部の「私のお守り展」に出展しますので、よかったら見に来てくださいね。(なんだかんだいって、結局宣伝でしたー)

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  • ふくちゃんの不思議な食いしん坊能力

     うちでは、いつでも手軽に野菜を食べられるようにと、ミネストローネ風の具沢山な野菜スープを常備菜として置いているのですが、だいたいいつも入れるのが、玉ねぎ、人参、セロリ、しめじ、ひよこ豆、コーン、トマトの水煮、ベーコン、ローリエの葉っぱ、ツナ缶なので、これを作っているとふくちゃんが寄ってきます。(もちろんツナ目当てです。)
     最初のころは、ツナ缶を開けるときのぷしゅっという音を聞きつけて、たとえ寝ていようともベランダにいようとも、すぐに「にゃーん」と鳴きながらやって来ていたのですが(さすがに缶詰の区別は付かないので、コーンの缶詰を開ける音にもとんできて、なんだ、ツナじゃないやとがっかりすることも多々あります)、そのうちに、ツナの缶を開ける前、まだ人参などの野菜を用意している段階から嗅ぎつけて、にゃーにゃー鳴きながら尻尾を立てて私の足元をうろうろするようになりました。
     まだツナ缶の音もにおいもしていないのにわかるなんて不思議なのですが、でも毎回冷蔵庫から出した野菜を洗ったり切ったりする頃にやって来るので、もしかしたらふくちゃんの頭の中では「野菜スープに入れる野菜のにおい→もうすぐツナが出てくる!」という結びつきが出来ているのかもしれません。とくに香りのきついセロリなんか怪しい気がします。
     この仮説を証明するかのように、先日シチューを作ったら、野菜を切っているときにふくちゃんがやってきました。使った野菜は野菜スープと重なるものが多くて、玉ねぎ、人参、セロリ、しめじ、じゃがいも。でもツナは入っていなくて代わりに鶏肉やエビ、ソーセージです。しばらくにゃーにゃー言っていましたが、「きょうはツナは出てこないよ、ごめんね」と何度か言い聞かせると、肩を落として(いるように見えた)向こうへ行ってしまいました。
     今度は、直接セロリをふくちゃんに差し出すとどんな反応をするか見てみたいです。

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  • ふくちゃんは湿布がお好き

     ふくちゃんが、突然、床の上に落ちている白い小さな四角いものに、横顔をすりすり擦りつけてはそのままごろんと転がり、ぐねぐねのたうっているので、いったいなんだろうと思ってかがんで見ると、前の日に子どもが左手の小指をボールで突き指したので貼っていた湿布がはがれて落ちたものでした。
     そういえば、指に湿布を巻きつけているときも、足元をうろうろしていたけれど、湿布が好きなのか…でも、こんなにすりすりして、猫にとってからだにいいものかわからないので、床に引っついていた湿布ははがし取りましたが、そのあとも湿布が張り付いていた場所の床のにおいを執拗にくんくん嗅いでは、顔を擦りつけ、ごろごろ、ぐねぐねしています。
     猫って、ハッカの匂いが好きなのでしょうか。マタタビの西洋版といわれるキャットニップというハーブは和名が「イヌハッカ」だし(なんで「キャット」が「イヌ」になるのかわからないのですが)、その昔実家にいた初代猫のタヌキが、歯磨き粉にくんくん鼻を近づけたあとぱくっとやって、そのあとしばらく、なんだか口がおかしいと白いよだれを垂らしながら顔をしかめてぺろぺろ舌を出したり引っ込めたりしていたというエピソードにも通じるものがある…そう思ってネットで調べてみたら、湿布が好きな猫さんというのは一部にいるらしいのです。湿布に含まれる冷感のためのミントがマタタビに似た成分を持つとかなんとか。
     それならばふくちゃんのためにうちでもキャットニップを栽培しようかと、本気で考え出した次第です。

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  • 京都の水無月

     今年の初水無月を食べました。
     前にも書きましたが、水無月とは、三角のういろうの上に小豆がのった京都の和菓子です。ずっと、日本のどこにでもあるお菓子だと思っていたのですが、最近になって、関東の友達に「水無月ってなに?」と聞かれ、京都(およびその周辺?)にしかないものだと知りました。
     京都では、6月30日の「夏越祓(なごしのはらえ)」という神事に食べて、一年の前半の罪や穢れをはらい、後半の無病息災を祈願するそうです。
     京都の和菓子屋さんやスーパーに、今くらいの時期から並び始めます。(伝統を重んじて、6月30日しか売らないお店もあるそうです。)

     油断していると、甘党のふくちゃんにぺろっと舐められてしまいます。(虫歯になるのであげませんけど。)

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  • 晩秋の野良猫たち

     夕方、猫タワーのかごの中で寝ていたみゆちゃんが、電光石火のごとくタワーを駆け降り、窓辺へ走り寄ってじっと外を見つめた。ふくちゃんはよく裏庭や隣家の屋根に遊ぶ小鳥ににゃっにゃっと呼びかけているけれど、みゆちゃんのこの動きは珍しい。反対に、ふくちゃんはいま、一緒に寝ていたかごの中に起き上がって、きょとんとしている。
     みゆちゃんの横に並んで外を見ると、裏の家の一階のトタン屋根の上に、大きな猫が二匹、対峙している。一匹は近所でよく見る黒猫、もう一匹はトラ猫だった。
     この黒も相当大きくてふてぶてしい面構えの猫だけれど、トラの方はさらに黒が小柄に見えるほど大きく、毛はばさばさでえらの張った、野良の中の野良といった感じの猫である。
     二匹は微妙な距離を保って動かずにいたが、そのあいだの空気は意外と緊迫したふうではないように見えた。ふたりはすでに知り合いで、それを確認しようとしているのかしらと思ったが、しかし猫のことなので、突然飛び掛らないという保証もない。
     人が見ているとわかったらけんかはしないだろうと思って、窓を開けて、ケンカしたらダメよと呼びかけたら、二匹ともこっちを向いた。その隙に、黒はするりとトタンの塀の陰にまわって、そこに素早くマーキングをして、あとを追ってきたトラと一瞬睨み合ってから、塀と家屋のあいだの細い隙間にするりと飛び下りて見えなくなった。
     トラは、黒が消えた隙間に自分も下りようかと迷った様子で、数回前後に足踏みをしたが、えらの張った頭では入りそうもなかったのか、結局塀の外側へ降りて、これも姿を消した。
     しばらくして、みゆちゃんがまだ窓の外を気にしていたのでまた見たら、トラはまだそこいらをうろうろしていたらしく、瓦屋根の上にいた。その日は、年の瀬の寒さと予報されるほどよく冷えて、日が暮れた薄墨色の中に立つトラが哀れに思われたが、当の本人はそんなことは気にもしていない様子で、ごわごわした虎毛の背中を瓦屋根の上にしゃんと伸ばし、にゃおにゃお、と鳴いた。

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  • 親ばか猫写真

    もう、あまりにも可愛かったので。
    外出から帰ってきたら、ふたりでかごで寝ていたのでしょう、
    にゃあに、と寝ぼけたような顔で、並んでこちらを見ていました。
    可愛すぎて、親ばか猫写真でしたー。

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  • 猫の歯ブラシマッサージ

     少し前のことだけれど、朝、子供を小学校へ送り出して一息ついているときに、母から電話が掛かってきた。用件は、「いまNHKのアサイチで、猫の特集やってるよ」ということであった。母はこのように、ときどきメールや電話で猫関連情報を教えてくれるのである。
     番組は猫と暮らす上でいろいろ役に立つ知識を紹介する内容で、その中に、猫の針治療士さんが伝授する歯ブラシを使ったマッサージ方法というのがあった。
     歯ブラシは毛先のざらざらした感じが猫の舌に似ているので、ちょうどよい刺激を与えられるらしい。まず背中を上から下へとんとんと歯ブラシで軽く叩いてツボを刺激し、次にお腹を毛の流れと逆の方向になでる。
     モデルになっていた黒猫は、治療台の上でうっとりとした表情で伸びていたので、本当に効くのかしらとさっそく買い置きの歯ブラシを一本持ってきた。
     みゆちゃんの背中をとんとんと叩いてみたがいまいち反応はなし。が、歯ブラシでおでこをなでてあげると、これはかなり気持ちがよかったようで、頬や口、鼻を歯ブラシにこすり付けてきた。あごをかいてやると、もう幸せでたまらないという、こちらもたまらなくなるような顔をして、あごを突き出してごろごろと小さくのどを鳴らしている。やっぱり歯ブラシは効くらしい。
     私の立場からすると、歯ブラシよりも自分の手で直接みゆちゃんをなでて(それに、できれば頬ずりなんかもして、結局嫌がられるのだが)、スキンシップしたいところだけれど、これほどまでに喜ぶのなら仕方がない。それに、口の端をめくれ上がらせて奥歯もこすり付けてくるから、猫に多い口の病気を予防するための歯磨きトレーニングになるかもしれない。そんなこんなで、私の狭い机の上に、新たに歯ブラシが常設されることになった。
     ところで、最近やっとブラッシングに慣れたふくちゃんに(今まではブラシをかけようとすると、ブラシにじゃれてかけられなかった)歯ブラシも試そうと肩の辺りに近づけたところ、ぱっと振り向き歯ブラシを見ると、なに、なに、それなに?とちょっと怖がったような顔をして、あっちへ跳んで逃げてしまった。
    (また、番組を教えてくれた母に、「歯ブラシ試してみた?」と聞いてみたら、「試したけど、あんまり…」という答えだった。)

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  • 猫ベッドに入ってみる

    テント型猫ベッドにみゆちゃんが寝ているところへ、
    自分(私)も頭を突っ込んで一緒に寝るととても幸せなことに気づきました。
    過去にもいくつか猫ベッドを使っているのに、
    どうして今まで気づかなかったんだろう??
    で、みゆちゃんはというと、ちょっと迷惑そうな顔をして立ち上がり寝る位置を変えましたが、
    出ていくまではしませんでした。(私のアタマが邪魔で出られなかったのか?)

    ふくちゃんとふたりで入っているところに頭を突っ込めたら幸せ倍増なんでしょうけれど、
    それは大きさ的にちょっと無理なんだろうな…

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