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2010/05/31
アントニ・ガウディ(Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet, )作の「カサ・ミラ」(1906〜1910)
100年前に建てられたこの建物・・
ある意味では未来的・・見方によっては原始的イメージ・・
自然界の造形美を人間の手で作り上げている。
ヨーロッパの街風景の中でも特に印象に残る建物だ。
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2010/05/31
これは?・・アートか?
ビュフェで食事をしていたら・・
隣のテーブルにいた子供が・・
しきりにこちらを気にしてチロチロと
見ているので・・何かしてあげようと
思って・・結局・・
皿の上に絵を描いて見せた。・・
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2010/05/31
BritishMUSEUM ・・
都市を訪れたとき・・美術館巡りは
欠かせない・・。
日本に来た時には長蛇の列と・・
絵の前に立ってもゆっくりと鑑賞も
ままならないような巨匠の作品を
ゆっくりと堪能する事ができる
絶好の機会なのである。・・
仕事の関係で数名のチームで欧米
へ行くと・・
「ゴルフチーム」と「美術館チーム」
の二手に分かれた行動となる・・
ゴルフチームは芝を見ながらビール。
美術館チームはミュージアム併設の
レストランでランチという結果となる。
【PHOTO】BritishMUSEUMのビュフェ
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2010/05/29
最近、流行のデザイン生活雑貨や家具を見ていると・・
華美な装飾系ではなく非常にシンプルなデザインの
モノが主流である・・。
ゴシック、ロココ、アールヌーボー、デコ等々
様々な様式がある中で、今の時代の生活感覚にマッチ
しているのが、まだ「様式名」のないシンプルなライン
のデザインなのだろう・・
単純明快でシンプルなラインを無限の直線や
カーブから導き出す作業はことのほか難しい・・
人間の目の構造や機能の特殊性や錯覚を踏まえた
うえでのシンプルさが求められている。・・
創造の海の海表面に現れ、陽の光をあびて宝石が
ごとく輝く水滴には、想像を超えた水面下の水滴
の連なりがあると考えた方がよい・・。
CGで簡単に思い描いた直線や曲線がワンクリックで
自由に描けるのはコンピュータやそのソフトを作り上げて
きた無数の才能がそのワンクリックに凝縮されていると
いう考え方ができる。
【写真】※DESIGN MUSEUM 生活用品展示
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2010/05/29
札幌は、ここしばらく雨か曇りという天気だったが・・
久しぶりに今朝は快晴!・・カラッと晴れてて気持ちのイイ朝だ。
◆
デザイナーを志す者、クリエイティブな仕事の現場で仕事をする者。
描くのが趣味の人、画家・・等々・・そのすべての人々と
かつて創作をしていたピカソやゴッホ、ミケランジェロやダビンチ
まで・・それらが属するモノは「創造の海」であると考えたら・・。
我々はその海の水の一滴という事になる・・・
その海の海水面に現れた面に属しているのが、陽の光を浴びる
作品という事になる・・。
その海面に荒々しく雄大に北斎の波のごとく立ち上がる波もあれば
静かに月の明かりを照り返す水面もある・・・
どれが良くて・・どれが悪い訳でもなく、そのすべてが創造の海
なのである。・・
いろいろな事を学びながら深海から海面に向かって立ち昇る海流
がごとく自分を磨きあげる人々や黒潮のように世界を駆け巡る
作品を残す人・・
私は、世界各国の美術館やギャラリーを見て廻って感じたこと・・
そしてロンドンのデザインミュージアムを見て感じたこと・・
それが「創造の海」という表現なのです。
【写真】※DESIGN MUSEUM ファッションの歴史展示
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2010/05/28
DESIGN MUSEUM
場所はテムズ川沿い、ロンドンブリッジから徒歩10分・・
Design Museum London
住所:28 Shad Thames, London SE1 2YD
時間:10:00〜17:45
料金:大人 7 GBP/学生 4 GBP
TEL:+44 20 7403 6933
【写真】※デザインミュージアム
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2010/05/28
DESIGN MUSEUM
テレンスコンラン氏がサッチャー首相に提言して
オープンしたデザインミュージアム・・
新しい生活のスタイルやレストランの総合的な企画
などライフスタイルの情報発信ができる次世代のイギリス
の為の基礎として提案された施設。・・
ファッションから建築、工業生産品に至るまでありとあらゆる
領域でデザインに関する関心度が高まってきている現在・・
イギリスは後れをとっているという事がベースにあって・・
かつて「大英帝国」とまで言われ様々な分野で先進的で
世界をリードしてきたイギリスがイタリアやフランスに
かなわない事・・それが「デザイン」なのです。・・
かつて、蒸気機関車を走らせ、地下鉄を世界に先駆けて
導入し・・コンコルドを飛ばした国。そんなプライドを
かけての新しい動きの初めの一歩がこのミュージアム
なのです。・・・
「重い、暗い・・」のロンドンのイメージとは全く違う
新しい感覚の施設。・・NYのMoMaとは比較にならないほど
小規模・・
【写真】※デザインミュージアム(テムズ川沿岸)
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2010/05/28
THE CONRAN SHOP
店内を隅から隅まで見て廻った・・
ショップをリサーチする場合、本当に
自分の視点が正しいかという確認の為に
何度も見直す・・。
たまたまセール直後や商品の入れ替え時期に
あたってしまった場合は店が荒れていて
自分の評価が正確に出せない場合があるからである・・。
物販店の場合はその可能性はそう高くないが、
飲食店の場合にはその可能性がかなり高い。・・
なぜかと言うと飲食店の場合には刻々とアイドルタイム
と繁忙タイムが入れ替わり立ち替わりというケースが
あって・・その波がいつどうなっているかが
店の評価に大きく影響するからである。
で、コンランショップでは・・
やはり商品を「モノ」として売っているという
印象が強い・・「モノ」がから生まれる空間や
「モノ」から発信されるであろう“感動”が
想定されてしない。
ロンドン市内の別のショップでは家具を中心とした
MDであったためか、とてもセンス良くまとめられて
いて、いいなぁ!と感じたのに・・
本店の店は、インテリアデザインのスタッフだけで店舗を
つくってMD(家具以外の商品)までそのデザイナー
が担当した場合におきる状態だと想像できるなぁ・・
インテリアデザインの視点だけで店舗を作った場合に
商品をカテゴリー、サイズ、色彩等の論理的な整理を
してしまう。結果として「スッキリ+サッパリ+カッコよく」
になってしまって・・・客がワクワクしない沈んだ
店舗になってしまう・・。
あぁ・・他人の仕事は客観的に見えるなぁ〜・・
【写真】※コンラン本社
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2010/05/28
THE CONRAN SHOP
「見せているのか?売っているのか?」
という疑問・・
セレクトショップなのか?・・雑貨屋なのか?・・
“モノ”を売るのか?“センス”を売るのか?・・
やはりピントが絞り込めていない店舗なのである。
ロンドンに初出店した時のユニクロを見たときと
同じ印象なのである・・
ロンドンのユニクロも同じだった・・。
「センスなのかプライスなのか?品ぞろえなのか?」
また「誰に売ろうとしているのか?」・・
やはり焦点のぼけた出店は大失敗に終わった・・。
今は、これだけ物流と情報が世界中を駆け巡っていて・・
世界のどこにいてもどんな買い物でもできる時代
という前提を忘れた出店だったということだろう・・。
「モノを売る時代からポリシーとセンスを売る時代へのシフト」
ができない限り新しいブランドは成立しないと言える。
世界を見て廻る事はとても良い刺激になる・・・
テレビやネット、雑誌と今や情報はなんでも手に入っている
と勘違いしている人がいる・・。
それは、とんでもないことだ・・・
その、あなたが今日手にしてる情報も画像も・・
誰かのフィルターを通した偏った情報である事に
早く気がつかないと手遅れになる。・・
“セグメントや整理は自分でやれ!”というのが持論である。
【写真】※コンラン本社 SHOP
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2010/05/28
THE CONRAN SHOP
コンランショップに入って・・
瞬間に思ってしまうこと・・。
正直言って、一時代前の百貨店といった
イメージなのである・・
もちろん、置いてある商品単品というより
全体イメージの印象である。
中途半端にショーイングされているコーナー
の連続であり、さらに意味もなく同じ商品が
横一列に棚に載せてあったり・・
プライスの表示が統一されてなかったり・・
さすががっかりしてしまう。
「ショールームならショールームらしく!」
「売り場なら売り場らしく!」という徹底が
なされていないのが見ている方を辛くさせて
いる・・。
興味をもって楽しみながらウィンドーショッピング
というならもう少しましなショーングをするべき
だし・・・買い物を楽しませるなら商品の陳列を
もっとぎっしりと品ぞろえをして・・消費者を
“ウキウキ・・ワクワク”させる見せ方が必要だ。
購買層のターゲットがあいまいで輪郭のない
ショップといった感がある。
【写真】※コンラン本社
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