hiroo fujishima

ブランディング&クリエーター

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北海道札幌市中央区
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hiroo fujishima

ブランディング&クリエーター

  • ●NY  My favorite New York 38(MoMa)

    2010/06/21

    ■USA

    My favorite New York
    MoMa


    素材の研究発達が生み出した新素材と
    コンピュータ・・まさに日進月歩で
    表現手段も含めて変化し続ける中で・・

    アートとデザインの境目は今までも
    なかったし・・これからもジャンルとして
    区別していくのは無意味なことだと言える。

    そして・・美術館のポジションもどんどん
    変化を続ける・・。バブル期には日本でも
    沢山美術館は建てられたが・・
    今やほとんどの美術館は赤字施設で存亡の危機
    なのだ。ポリシーと目的がはっきりしないまま
    作ってしまって・・・パラパラと脈絡のない
    展示をするだけでは拝観者は来るはずもない。・・

    新生MoMaはミュージアムショップを核として
    世界中をマーケットとした美術館に生まれ変わった・・。
    先見性とマーケットリサーチ、ネット通販と
    メンバーシップ性と時代にマッチした戦略と
    戦術で展開している。

    補助金にすがる形で税金を蝕む公立の美術館、
    企業の税金逃れの企業美術館・・それらに
    明日はないと言える・・。

    【PHOTO】旧MoMaの裏庭

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  • ●NY  My favorite New York 37(MoMa)

    2010/06/21

    ■USA

    My favorite New York
    MoMa


    旧MoMaでのお気に入りのスペースは
    野外展示の為の裏庭のスペースであった。

    スチール製の椅子が置いてあって・・
    当時は喫煙の為のスペースとしても使用していた。
    高いビルの谷間で、広いと言えるスペースでは
    なかったが・・ランダムに置かれたスチール椅子と
    石の床のコントラストはなかなかよかった。

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  • ●NY  My favorite New York 36(MoMa)

    2010/06/20

    ■USA

    My favorite New York
    MoMa

    当時、MoMaに入って最初に見たのは・・
    空中にぶら下げられたヘリコプターと
    初期のポルシェ・・・

    鉄とガラスが素材の現代社会を象徴するような
    展示物であった。・・

    いかに夢物語のデザインをしても・・
    素材や素材の加工技術が伴わなければ
    夢物語のデザインは世に出ることはない
    という事なのだが・・昨今の素材や
    素材の加工技術、接着技術の進化は
    これからのデザイナーに「魔法の杖」を
    与えた事になる。

    展示物の中にはステンレスの鏡面加工
    を施した家具やアルミ合金とクローム
    メッキとプラスチックのトースター等
    様々なモノが展示されていた・・

    新しい美術館ではそれらのカテゴリーは
    かなり圧縮されていて・・・
    「モノ展示」というよりは「新しい時代の感覚展示」
    という流れになっていて企画展にポイントを置いている。

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  • ●NY  My favorite New York 35(MoMa)

    2010/06/20

    ■USA

    My favorite New York
    MoMa


    はじめてニューヨークを訪れたときに
    真っ先に行ったのがMoMaだった。

    学生の頃から憧れていた美術館だったので・・
    運命の人(笑)とでも出会ったかのような
    衝撃と嬉しさで隅から隅まで見て廻った・・。

    そこに「アンディーウォーホール」や
    「ハーマンミラー」があって・・
    当時の私は舞い上がった!・・

    ウォーホールは画集でしか見たことがなかった
    ので・・その現物の大きさに感激し・・
    本当にキャンベルがアートになってると確信
    したり・・私の部屋にある椅子が展示されてる
    事にも感激!・・

    それ以来ニューヨークを訪れた際には欠かさず
    MoMaに足を運んだ・・。

    2002年だけは建て替えの為に立ち寄る
    事が出来なかったが・・その後日本人の設計者
    による新しい建物がオープンして・・
    早速見に行った。

    新しい日本人設計者による建築は称賛されては
    いたものの・・スタイリッシュになってしまった
    その建物はが私の目にはチョッと物足りなさを
    感じるように映った。

    【PHOTO】Museum of Modern art(旧、近代美術館)

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  • ●NY  My favorite New York 34(HappyHoliday!)

    2010/06/20

    ■USA

    My favorite New York

    「モノからコトの時代への変化」と言われてから
    もうずいぶん時間が経過している・・。

    簡単に言うと物(モノ)では、心を豊かに出来る事に
    限界があるということに気づきはじめたという
    メーセージだったのだが・・

    どの企業を見てもモノを作って売るという事に
    集中していてモノによって得られる幸福感や
    その企業の商品によって得られるサービスの
    充実を拡大して企業力を高めるという事には
    至っていない。・・

    世界で一番、器用に正確なモノは作れても・・
    世界で一番愛される企業になる事はない
    最近は日本の企業を見ていてつくずくそう思ってしまう。

            ◆

    【PHOTO】エンパイヤー展望台


    写真に写った彼らの手にはそれぞれ“デジタルカメラ”
    を手にしている。彼らは、そのカメラが日本製であろうが
    韓国であろうが又は中国製であろうが、綺麗に写ってさえ
    くれればどこの国のモノでもかまわない・・

    生産国やブランドによる価値観が必要とされなくなった
    商品カテゴリーにおける競争は、今後益々激化するだろう。


    商品性能に格差がほとんどなくなってしまったら・・
    商品の選択肢は「イメージ」や「好き嫌い」となり
    イメージやデザインの仕事をする者にとってこれからが
    本当の真剣勝負の時代と言えるように思う・・。

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  • ●NY  My favorite New York 33(HappyHoliday!)

    2010/06/19

    ■USA

    My favorite New York

    ニューヨークに“メリークリスマス”は無くなった・・
    以前はクリスマスにニューヨークへ行くと
    ホテルでもレストランでもお花屋さんでも
    レジでお金を支払ってお釣りを受け取るときに
    『MaryChristmas♪』って言ってくれた・・。

    しかし、近年・・MaryChristmasとは言わずに
    “HappyHoliday!”と言うように変化したのです。

    様々な人種が様々な宗教を信仰して・・
    同じ街に住んでいるという環境がキリスト教の
    お祝いのメッセージでは都合が悪いという事に
    なったという事なのです。

    当然、MaryChristmasがショップディスプレーや
    POP等に表現される事はなくなった・・。

    多民族、多宗教、価値感覚の変化に新しい
    アメリカを感じるのである。

    キリスト教信仰の少ない日本では
    商業クリスマス主義と言うかなんと言うか・・
    今だに12月にはMaryChristmasと書かれた
    広告が目につく・・。

    日本は正面からまじめに広告をつくってないのか?
    もう少し文化に対しての配慮をして対処する必要性を感じている。

    【PHOTO】エンパイヤー展望台
         ※エンパイヤーに集合したサンタクロース?!とおもいきや
          ニューヨーク観光に来た高校生の団体・・。

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  • ●NY  My favorite New York 32 (OLD&NEW)

    2010/06/19

    ■USA

    OLD&NEW

    ボストン美術館にしろメトロポリタンにしろ
    「JAPAN」のブースへ行くと・・
    江戸時代に花咲いた“浮世絵”“水墨画”が
    かなりのウエイトを占めて展示してある。・・

    欧米から見た日本のアートはどう彼らの目に
    映っているかがうかがえる。・・

    最近のアニメブームの捉え方にも日本国内とは
    チョッと違ったとらえ方をしていると思える
    むきがある。

    私たち日本人の感覚では漫画は漫画であり
    娯楽誌とTVの中の表現手法という感覚が
    多くを占めている・・。もちろん欧米でもコミックや
    アニメとして評価されている事には間違いないが・・

    日本の子供たちが楽しむコミックに欧米の
    の子供達も熱狂するという現象を、もうひとつ
    違った角度から捉えて価値評価しているという
    状況にある。

    その価値評価のベースにはアメリカンコミックや
    広告POP等をシルクスクリーンで見事にアートに変貌させた
    ウォーホールの感覚がどこかに影響しているのでは?
    と思えてしまう。

    日常の生活の楽しみが時代を越えて
    クリエイティブな感覚のフィルターを通過させる事で
    アートが生まれるという事になる。

    OLDはNEWであり・・日常生活の楽しみから
    生まれるのは「アートの種」なのかもしれない・・

    スタイルだけにとらわれて創作していては、やがて
    時間の彼方に消えて行く事になるだろう。・・

    【PHOTO】エンパイヤーステート屋上の売店
         ※キングコングのマグネット:表情がユーモラス

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  • ●NY  My favorite New York 31 (OLD&NEW)

    2010/06/18

    ■USA

    OLD&NEW

    私たちがデザインしたり創造したりする
    とはいったいどういう事なのか?

    過去に体験した事や見聞きした事を
    素材に,今必要な要素だけを抜き出して
    組み立てるという作業なのか?

    まさか,そんな単純な事であるはずが
    無い。頭の中に蓄積された様々な要素を
    何らかの化学反応をさせて新しいイメージやモノを
    生み出し表現する…。

    オリジナリティーを追い求める事と
    過去の記憶の素材との葛藤が常につきまとう…

    過去にあった潮流(トレンド及び流行,スタイル)
    を徹底的に研究して,その時代背景などに
    ついても大いに研究する。さらに…今,世界では
    何が起きているかを肌で感じる事を欠かさない…

    現代は,超情報化社会だと言う…じゃあその
    情報って何なんだ?「テレビ,ラジオ,新聞,雑誌,ネット…」
    それらがそうだとしたら…それらは「すべて,今以前の事」
    つまり過去の事をダラダラと伝えているだけの事なのであり

    メディアの伝える事に未来はただの一つも無いのである。
    誰かの目で見てそのフィルターを通されてしまったもの
    だけを見てオリジナリティーなどつくれるはずがない…

    クリエイターは,自分の目で直に正確に過去の事と今を見て
    吸収しながら頭の中で熟成させて未来を作るものなのだと思っている。

    【PHOTO】エンパイヤ−ステート屋上の売店にて

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  • ●NY  My favorite New York 30 (The roof where the world is seen)

    2010/06/18

    ■USA

    The roof where the world is seen


    北方向、ロックフェラーセンタービルとその向こうに
    セントラルパークが見える。

    街を歩いているうちはビルの谷間という感じで・・
    時間帯によっては陽が射し込まない状態になるので
    夏は日陰で涼しいが・・逆に冬は冷たい風と陽が
    射してくれないぶんとても寒く感じる。


    【PHOTO】エンパイヤーから北方向

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  • ●NY  My favorite New York 29 (The roof where the world is seen)

    2010/06/17

    ■USA

    The roof where the world is seen

    マンハッタンの北東方向の景色。
    イーストリバー沿いに国連ビル、その左に
    クライスラービル、さらに左にパンナムビル・・
    クライスラービルはすでにクライスラーのもの
    ではなくなっているし、パンナムも同じである・・。

    世界中のマネーが集中しては拡散するというのを
    繰り返しているのが摩天楼なのである。・・

    しかし、40階50階というビルが眼下に見える
    という感覚は不思議な感覚である。・・

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