サカグチテツキヨ

グラフィックデザイナー

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大阪府

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http://www.fengfeeldesign.org/
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    Works 36

サカグチテツキヨ

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サカグチテツキヨ

グラフィックデザイナー

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  • Mujika Easel

    http://www.fengfeeldesign.org/print_pub/

    http://www.mujika.net/

    この音を作っている人はどういう人なんだろう。かれこれ10年くらいずっと聴いていたけれど、それがホント分からなくて&いつもなんかこう節目というか、作業の最中、というよりかは、帰ってくる場所みたいな、そんな存在でした。最近、会う機会があって、ふわわーっていろんな謎が一気に溶けた感じがして、でもまだまだ、もっともっと会ったり喋ったりしないと、それが形になっていかないんだろうなという実感もありつつ、せっかく会えた事だし、やっとMujika Easelの事を紹介出来るなと思いました。なんでまた、PRINT PUBで音楽の事を!?な感じなんだけど、音楽の事を分かっていない僕が、タラタラとレビューなんぞを書くのは小門違い&恐れ多いし、それは同時に本人に伝える事になるだろうから、でも、そういうのは、出来れば直接会って伝えたいなと(何書いてんだか…。でね、先日、お会いした時に案外盛り上がった話しがあって、それは多分、ここで書いた方がいいのと、こんなに素晴らしいアーティストが居るよ!っていうのをダブルでお伝え出来るし一石二鳥じゃないかという事で、実は、ご本人様に会員になっていただきつつ、是非に彼女のMujika Easelの音楽に触れて貰えたらなと考えております。Mujika EaselのCDはジャケットがもの凄く凝っていて、以前に一度、相談を受けたのだけど、あの時の僕では多分、それを成就出来ないなというのがあって、お断りした経緯がありました(先日会った時にかなりの平謝り…。それくらい、たかだかジャケットなのだけど、中の音源が滲み出ているような、魂の感じる工夫が凝らされていて、それらをご紹介する中で関節的にMujika Easelの魅力を知ってもらい、サイト「 http://www.mujika.net/ 」に全てが書かれているので、是非に一度耳にして欲しいなという意図をバラしつつ進めていきたいと思います。まず、お話の中で一番に印象強かったのは、その全てが「内職」で行われている事です。会員様の中にも、この「内職」を経験した方というのはおられると思いますが、なんとアーティスト本人がそれを「内職」し完成させて→納品というプロセスを踏んでいたというものです。しかも加工数が何十とか何百ではなく、1000枚単位でそれを行っていたらしいのですが、その上に、本人が直接、印刷屋さんに足を運んで交渉しつつ話しを進めるなど、その熱意に驚かされたというか、自分の作ったものに最後まで責任を持っている事に凄く感動をいたしました。ちゃんと「竹尾の見本貼店」に足を運ばれて紙を選ぶとか、デザイナーいらないんじゃ…という行動を起こされていたんですね。僕は、この話しを聞いた時、感動と同時に反省の念を覚えました。デザイナー何やってんだこんにゃろ!みたいな。Mujika Easelの廻りにMujika Easelが満足、納得のいくようなデザイン、印刷が相談、頼める状態に無かったって事だよね。金銭的な問題を通り越して、なんかこう、ああ、しまったなあ、という気持ちでいっぱいになりました。僕個人としては、この状態というのは、Mujika Easelだけの話しではなくて、ほとんどのアーティストが同じだと考えています。つまりデザイナーとアーティストが近く無い。デザイナーが圧倒的な商売人に成り果ててしまっている。こんなにもアーティストが熱を帯びて作っているのに、デザイナーは何やってんだ!と居たたまれない気持ちでいっぱいだったりします。印刷や折りは加工でやって貰いつつ、「内職」で両面テープで10カ所くらい自分で貼り合わせるとか、既製の封筒を「内職」でクシャッとするなど…etc。ホント、デザイナーは何をお高く止まっているんだろうと、お話のなかで色々と作る事への情熱というか、到達したい地点に、なんとしても辿り着こうとする意志みたいなものは、そこらへんのデザイナーには到底真似出来ない強さを感じる事が出来ました。こういうのってホント見習いたいです。僕は、グラフィックデザインは音楽と密接に関わるべきだと思うし、お互いに引率し合う存在であればなと望んでいます。今回、Mujika Easelとの出会いはその思いを強くする意味でも大きかったし、是非、そんなMujika Easelとfengfeeldesignでなんか一緒にやれたらなという思いでいっぱいになりました。そして、音楽をに耳を傾けてみてください。グラフィックデザイナーは、音楽家やその他の形にしたい人の印刷や、それに伴う加工、の良い翻訳家でありたいと願うばかりです。

  • 紙様大阪降臨(星の王子様ニューヨークへ行く的な)

    http://www.fengfeeldesign.org/print_pub/
    http://www.facebook.com/media/set/?set=a.310242865722466.73313.100002102656640&type=1

    紙様こと紙で作った文房具をやっとこさ見る事が出来ました。場所は大阪のペーパーボイス。「東京製本二世連合会」の30周年記念をきっかけで作られたそうな。1つ1つのアイテムの解説の前に、まず、これが作られた事の奇跡にまずは賛辞と拍手を贈りたいと思います。もっとこういうのやったらいいんだよって、心の底から思うし、こういうのが、もっともっと知られるべきなんだと、PRINTPUBは小さい声だけど、ここで全力で掲載します。それくらい、加工の技術が凄いのと、新たな発見がいっぱいあったりと、まず、見て損は無いのだよね。先に書いておきますると、平和紙業のペーパーボイスの大阪、東京で両方で見れます。見る時は予約が必要との事で、大阪の場合はフクダさん、東京の場合はニシタニさんに言ったらいいみたいです。このキーワードで分かんない場合や、紙の代理店とは関係を持ってなくて、頼み難いとかだったら、大阪でしたら僕経由でもお願いしまするので、声かけてもらえたらと思います。いや、マジで一回見といた方がいいと思います。なんか作ってる時のやったるぜワクワク感がスゲー伝わってきて、こっちまで、なんかやりたくなるのと、なんというか、知らない加工と加工屋さんの名前が、いっぱい分かって、頼むぞー!ていう感じになります。大体、製本屋さんとかあえてここに!ていう事なんてそんなに無いしなあ。きっと知らないだけで、製本屋さん毎に得意分野とかオンリーワンな技術とか絶対あるもんね。そういう片鱗だけでも味わえるというのは、刺激的で良いと思います。モノとしては、鉛筆、消しゴム、クリップ、定規、筆箱、メモ帳、製本自体にも色んな技と工夫が使われていて、大興奮です!(ちなみにfengfeeldesignの実家は文房具店ですw。まず、鉛筆ですが、これがまた面白い!黒鉛に新聞紙をキュウキュウにクルクル巻きにしているという一品です。僕はこれが一番気に入ったんですが、もったいないけれど、色んな紙でそれやったら面白いだろうなあと感じました(クレーンレトラとか…。それが鉛筆である事も面白いのですが、巻くという技術は新しい表現にめちゃくちゃ使えるような予感です。

  • コスモテック @ PRINT PUB

    2012/05/04

    活動記録

    http://www.fengfeeldesign.org/print_pub/

    コスモテック

    コスモテックさんです。そうです、あの!箔押し屋さん!!去年あたりからお世話になってるんですが、なんかもう僕の中では箔押しの事ならコスモテックさんって事になった気がします。申し分ない技術力と探究心と挑戦欲を兼ね備えた箔押し屋さんは、いくつか押し加工屋さんの箔押しに触れてきましたが、ここに勝る所は無かった印象です。とくに青木さんの存在は凄い大きいです。凄く話しを聞いてくれるし、メールの返信が鬼早い!青木さんのコピーロボットを100体くらい作って、いろんな印刷所に配置したら、いっぱいいろんな事が変わるんだろうなと思います。コスモテックの在り方に凄い賛同するし、いろんな人に紹介したいです。それくらいなんか良い風が吹いているというか、技術以上に人がホント素晴らしいです。もちろん技術も素晴らしいです!一番聞く感想が「綺麗に押せている」というもの。これって凄く単純で当然じゃんみたいな話しなんだけど、それを越えた綺麗さなんです。まず、皆さんおっしゃっいます。その反応の一番大きかったのが、「楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字」です。渡した方には紙の押し具合への研究がキッチリと成されている結果だとおっしゃっていただけたり、同業者さんからは、ウチじゃ無理!宣言をいただいたりと、色々とご意見をいただきました。青木さんは「じゃ、まずやってみましょう」ってすぐ言うイメージなんですが、この差って充分に現実化します。頼む側からすれば、やってみたい訳で、そこらへんが僕が一番コスモテック並びに青木さんに惹かれた所なのかもしれません。「じゃ、まずやってみましょう。」が言えるのは、凄く勇気が居るし、デザインする側に寄っていて、かつ、自分達の技術に自信があるからなんだろうなあという印象です。僕はアイデアとか無いからなあ。そういうのん考えるのスゲいめんどいし、むしろそういうのを考える人が居てくれるくらいが助かる感じなのです。なんというか昔から細かい作業が嫌いだし、だからこそグラフィックデザインなんですが、だって、そういう難しい所を全部やってくれるのが印刷加工な訳で、その中でもコスモテックさんは技術が凄くて、細かい事が嫌いな僕の話しを青木さんが聞いてくれるんです。いや、ホント有り難いです。デザイナーに細かい作業押し付ける印刷屋も、細かい作業をデザインの時点で仕組んでしまうデザイナーも、ナンセンスだと思っています。それを謳歌したのが、「箔押し五重奏、パターン装飾@秋バージョンのポストカード」と「箔押し六重奏、パターン装飾@秋バージョンのポストカード」になります。版に起こす作業こそ時間かかりましたが、パターン図案そのものは、完成までの実質的な時間というのは、そんなにかかっておらず、ある一定のルールと個々のデッサンが出来ていればすぐなのですね。実はそんな難しい事はしとらんのです。ただ、それが箔押しだった事と、コスモテックさんの技術によるものであり、そして話しを聞いてくれたのが青木さんだったという奇跡が、今回のこの印刷加工されたものを生み出した一番の要素であると思います。だって、形になるまでは、単なる夢で妄想ですからねえ。いや、ホント、素晴らしいものに仕上げていただいて感謝です。また、この密度でやりたいなあ。このコスモテックさんのブログももちろんの事、青木さんのツイッター( https://twitter.com/cosmotech_no1/ )もめちゃんこ面白いです。是非フォローしてみては。んで、一度ここの箔押しは体感しといた方がいいと思います。箔押しへのイメージがガラリと変わりますぜ。実際、僕がそうだったし。

    ■最近のコスモテックさん
    『OKフロートの新しい見せ方』 通称「ハッキング」

    PROJECT:
    箔押し五重奏パターン装飾@秋バージョンのポストカード
    箔押し六重奏パターン装飾@秋バージョンのポストカード
    2012年fengfeeldesign年賀状
    2012年コスモテック年賀状
    クレーンレトラによるデボス&エンボスfeat花形装飾活字
    楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字
    くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS’FLOWERS “fuji”

    「PRINT PUB」では印刷の世界を、ほんの少し楽しくする様々な活動を行なっております。クローズドになりがちな印刷(PRINT)を公開(PUB)する事によって、その世界を紹介したり構築したりします。基本的には、fengfeeldesign、寅屋、その周辺の印刷や動きが見える場所として、これから少しずつ形にしていく所存です。「PRINT PUB」がきっかけになり新たな印刷の世界が生まれる事を期待しております。
    ■会員の募集
    「PRINT PUB」では会員の募集をしております。メンバーになる事により印刷トライアルや、情報の共有など「PRINT PUB」に関わる全ての動向に参加する事が出来ます。会員になる為の条件は以下の通りです。
    ・「PRINT PUB」での印刷トライアルへの積極的な参加をしていただける方。
    ・「PRINT PUB」に印刷所を紹介し、その紹介文章を書いていただける方。
    ・「PRINT PUB」に自身の印刷トライアルを紹介し、その紹介文章を書いていただける方。
    ・「PRINT PUB」にて自身の本名や活動の紹介を許可していただける方。
    ・「PRINT PUB」に資金を出してくれるパトロンになってくれる方。
    ※こちらからお声掛けさせていただいた方は例外とさせていただきます。
    以上、条件を満たされる方なら誰でも会員になる事が出来ます。また会員の皆様には「PRINT PUB」会員の証明として、ナンバリングとお名前の入った会員証を後日お送りいたします。会員希望の方は、< print_pub@fengfeeldesign.org >まで件名を「会員希望」にしていただき、「お名前」「会員証の送付先」とともに会員一覧に掲載して欲しい情報などを書いてお送りください。お待ちしております。

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