サカグチテツキヨ

グラフィックデザイナー

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大阪府

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http://www.fengfeeldesign.org/
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サカグチテツキヨ

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サカグチテツキヨ

グラフィックデザイナー

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  • kado the 108Z

    2014/09/05

    制作

    アドビイラストレーターにてアウトライン化した著作権フリーの角の装飾活字を108の系統で10種類ずつ1080個の装飾。

    詳しくはこちら→ https://www.facebook.com/media/set/?set=a.768953546498976.1073741850.148278955233108&type=1

    パッケージ内容:
    価格:1,080円(税込)
    全てがアウトライン化された1080個の形の違うオブジェクト
    「kei the 450」をバンドル
    ※ver10の(.ai)に統一しております。

    ご購入方法は、メールにて、
    件名を「kado the 108Zの購入」にて、お名前(本名でお願いいたします)と、その他何かありましたらご記入いただき、( printers_flowers@fengfeeldesign.org )までご注文ください。銀行振込になりますので口座など追ってご案内いたします。

    クレジットカードでのご購入はこちらからご利用いただけます→
    https://gumroad.com/l/ybOU
    ※クレジットカード手数料として200円いただいております。
    ガムロードでの購入は入札制とさせていただきます。
    1,280円以上を入札後ご購入いただけます。
    また、20,000円以上入札していただきましたら、こちらの裏ルート( https://note.mu/fengfeeldesign/n/nae455eef0f01 )を適用させていただきます。

  • くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji" 版について

    2012/03/24

    制作

    http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?eid=807288

    design fengfeeldesign (http://www.fengfeeldesign.org/)
    processor from cosmotech (http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ )

    版についてです。1つの版をくるくる回して0度、90度、180度、270度で4回押したんですが、箔押しだからこそのやり方だなあと感じました。インクだと、混ざってしまうので、まさに、それこそ重ねて行く状態を検証するにはもってこいの方法です。それぞれの版が様々なパターンで絡み合うように版の方も配置に工夫を凝らしてます。元々、「PRINTERS''FLOWERS "fuji"」は回転させた時に凄い良い感じになっていたので、どんなに複雑に配置しても成立するであろうと予想してたのですが、想像以上に今回の「くるくる」にハマってくれたような気がします。工夫した部分としては、複雑な部分と単純な部分を回転軸を中心に外側に波紋が広がるようにした事です。これもインクだと混ざってしまってごっちゃりしちゃうんですが、箔の重なる&被せる効果で、なんとも魅せてくれるものに仕上がったように思います。色が違うというか、物質そのものに変化がある事は、押せば押す程に絵に変化が現れるので、版が既に回転している状態、つまりは、円を描く状態にはしない事を目指しました。箔の扱いの難しい所でもあると思うのですが、押せば押す程に、それこそ色が増えるのではなくて、物質が増えていくので、先ほども書きましたが、階層が出来上がるのですね。階層が出来上がるという事は、一番下の絵が見えなくなるという事でもありますし、立体感が増します。ただ、それは幾つもの版を考えぬいて配置した場合によるもので、大抵の場合は、ぐっちゃりになります。それが良い意味でも悪い意味でもあるのですが、素材として高価なものですし、ハッキリ言ってもったいないという印象を持ちました。今回は1版を4種類の版を4回押すという方法でしたが、ある意味で基準だったのかなと感じました。一定の密度を持った版において、回転させつつ4回押すと、こういう感じになりますみたいな。でもやっぱ4回押したからこその、しかも箔だからこその表現だったのですよね。インクだったら、理屈的には2版でいけるんです。それも面白い表現にはなるだろうけど、この感じにはならないだろうなと思います。ボクはずっと、箔と対峙した時から、「被服」という視点で見てきました。重ね着をしていくというか、刷るというよりかは、乗せるという感じで。1つずつの箔でも力強い色ですし、表現としてもめちゃんこ良いんですが、やはり、この「くるくる」を見てしまうと、重ねる表現をもうちょっとやりたいなと感じてしまうような気がしますし、まだまだ可能性があると考えています。


    モノトーンバージョンの写真はこちら→ http://www.facebook.com/media/set/?set=a.313305645397104.74368.148278955233108&type=1&notif_t=like

    CMYKバージョンの写真はこちら→ http://www.facebook.com/media/set/?set=a.313308175396851.74373.148278955233108&type=1

    ■入手方法
    この印刷物を配布したい役立てたいとお考えの方が対象となります。枚数上限は各種50枚(応相談もしくは提案いたします)ずつ。 件名を「くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji"入手希望」にしていただき「お名前」「ご住所」「配布目的」「その他、雑談」を<give_me_work@fengfeeldesign.org>までお送りください。
    基本的には、ボクが面白い!と思った方にお渡ししますので、お断りする場合もございます。
    その場合もキチンと納得のいくまでお返事いたします。

    ■入手方法その2
    西田辺に直接取りにくる&雑談してくれる人にお渡ししたいと思います。
    ご希望の方はお気軽に<give_me_work@fengfeeldesign.org>までご連絡ください。

    ※今回、加工をしていただいたコスモテックさんでも紹介していただいております。作品の詳しい解説はこちらを見ていただくと一目瞭然です。是非ご覧ください!
    →(http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51732004.html)

  • くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji" CMYKバージョン

    2012/03/24

    制作

    http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?eid=807287

    design fengfeeldesign (http://www.fengfeeldesign.org/)
    processor from cosmotech (http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ )

    こっちの方が実は好評なんですよねえ。つまりが減法混色的なエッセンスを織り交ぜた箔の組み合わせになっているんですが、プロセスカラーそのものが目の錯覚を利用したものであり、基本的には微妙な差異はあるものの、絵の具を混ぜた状態を効率よく作り出した状態と言えるのです。という事は、特定のパターンによる掛け合わせを行えばそれが可能になる訳で、箔も恐らくは理屈的には可能なはずなんですが、実際やったら、どうなるのかドキドキな感じなんですが、普通に考えて、こういう感じで色んな感じの顔料箔が絡みあっているのも恐らく初めてなんじゃないでしょうか。モノトーンバージョンに関しても同じ事が言えるんですが、このCMYKに関しては、最後に黒を押すまでは、個々の色存在感が薄くなるような気がしました。一応、色としては減法混色の体を成していますが、絵の具のその場合と比べると、どちらかというと、加法混色に近いように感じます。と言いましても、互いに補色の関係にあるので、分けるには、いささかの疑問を感じますが、インクのプロセスの場合と比べるとやっぱちゃうのだよなあ。何が違うかは分かりませんが、重ねたときにそのまま混ざる事がなく、もちろんプロセスカラーの掛け合わせも同じだし、その原理とか色そのものも違う事は分かるんですが、色が全面に出ている割には、控えめな感じに仕上がったように思うのです。予想では、もっともっと色が全面に出て、黒の顔料箔が混ざるのかなと考えていたのですが、実際のところは逆に黒が最後キッチリしめた!という感じになりました。いや、充分なくらい色が全面に出てるんですがwそれでも、なんとも不思議な感じに仕上がったように思います。黄色の顔料箔がホントいい味出してるし、赤と青の組み合わせがウマい事に場を作っていて、ホントいいなあ。いやでも、個人的にはマジで網での掛け合わせが非常に見たいです。誰かやってくんないかな。。。てな訳でCMYKバージョン!本当にに素晴らしいものが出来上がりました!


    全ての写真はこちら→ http://www.facebook.com/media/set/?set=a.313308175396851.74373.148278955233108&type=1

    ■入手方法
    この印刷物を配布したい役立てたいとお考えの方が対象となります。枚数上限は各種50枚(応相談もしくは提案いたします)ずつ。 件名を「くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji"入手希望」にしていただき「お名前」「ご住所」「配布目的」「その他、雑談」を<give_me_work@fengfeeldesign.org>までお送りください。
    基本的には、ボクが面白い!と思った方にお渡ししますので、お断りする場合もございます。
    その場合もキチンと納得のいくまでお返事いたします。

    ■入手方法その2
    西田辺に直接取りにくる&雑談してくれる人にお渡ししたいと思います。
    ご希望の方はお気軽に<give_me_work@fengfeeldesign.org>までご連絡ください。

    ※今回、加工をしていただいたコスモテックさんでも紹介していただいております。作品の詳しい解説はこちらを見ていただくと一目瞭然です。是非ご覧ください!
    →(http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51732004.html)

  • くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji" モノトーンバージョン

    2012/03/24

    制作

    http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?eid=807286

    design fengfeeldesign (http://www.fengfeeldesign.org/)
    processor from cosmotech (http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ )

    自分のなかでは黒メタリックって結構、鉄板になりつつあるような気がします。箔押しでの大発明と言っても過言じゃない気がする。黒メタリックの表現の繊細さと、それにも増す力強さは、インクじゃ無理な表現だなと感じます。霧がかる。アヤトリ。万華鏡。それらのキーワードがハマる加工だと思います。今回、思い入れのある「Fuji」の使用というのもあって、回転軸を中心とした、存分に魅力が発揮出来る配置になっています。もちろん、箔押しの色んな重ねの把握と、箔の特徴を見る事の出来るデザインに仕上がりました。それと把握出来る程度と、把握出来ない程度の、微妙な範囲を施す事で、箔にも偶然性が発生するように心がけました。微睡みのような、抜かない版にし重なる版にする事で、箔の厚さ、重なりの表現を実現出来ましたし、なんと言っても、言葉で表現出来ないくらいに素晴らしい出来になったと思います。もし、これを網がけにして写真を表現出来たらとゴクリとします。最近の技術としては、白の部分も刷るやり方があるんですが、もし、この箔で写真という方法を構築してしまえば、作家にとって、印画紙に続く、デジタルで作品を作る為の大きな可能性になるような気がします。箔は、表現の生々しさが特徴です。崩れそうで崩れない。その儚さは今までの印刷とは違うものを感じます。ついつい、色の強さから、その強さだけを全面に押してしまったり、可読性を心配するところですが、この箔と付き合うという事は、少しベクトルを変える事で、無限大に表現が可能であると実証出来たように思います。今回の作品ですが、作家の方に見せる機会が多く、その感想が「手描きに近い」でした。たしかに版そのものも手描きや手仕事に近いように仕上げましたが、ボクも同じ印象でした。版であると同時に、その箔そのものの表現は手描きに近いのです。それがなんと、黒メタリックの方がそうであるという意見もいただいたのには驚きでした。顔料箔は下手な人が描いた感じになっているwとの事で、それは今後の課題になるかと思いますが。メタリック箔に関して言えば、イラレのデータの時点でのクセを大きく反映(つまり詳細に押せる)するので、そう感じたのかなと。まだ、顔料箔に関しては、まだまだ出来る事がありそうな気がいたします。

    全ての写真はこちら→ http://www.facebook.com/media/set/?set=a.313305645397104.74368.148278955233108&type=1&notif_t=like

    ■入手方法
    この印刷物を配布したい役立てたいとお考えの方が対象となります。枚数上限は各種50枚(応相談もしくは提案いたします)ずつ。 件名を「くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji"入手希望」にしていただき「お名前」「ご住所」「配布目的」「その他、雑談」を<give_me_work@fengfeeldesign.org>までお送りください。
    基本的には、ボクが面白い!と思った方にお渡ししますので、お断りする場合もございます。
    その場合もキチンと納得のいくまでお返事いたします。

    ■入手方法その2
    西田辺に直接取りにくる&雑談してくれる人にお渡ししたいと思います。
    ご希望の方はお気軽に<give_me_work@fengfeeldesign.org>までご連絡ください。

    ※今回、加工をしていただいたコスモテックさんでも紹介していただいております。作品の詳しい解説はこちらを見ていただくと一目瞭然です。是非ご覧ください!
    →(http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51732004.html)

  • くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji"

    2012/03/24

    制作

    http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?eid=807284

    design fengfeeldesign ( http://www.fengfeeldesign.org/ )
    processor from cosmotech (http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ )

    くるくる、1つの版で回転させつつ、0度、90度、180度、270度で4回押してます。紙はチップボールを使用。毎度ながら、今回もコスモテックさんにお世話になりました。種類は2種類で、モノトーンバージョンが、黒メタリック箔、白顔料箔A-2(厚いやつ)、黒顔料箔、白顔料箔A-1(薄いやつ)の順番に押してます。それぞれの箔がそれぞれの厚さ重なりによって、彩りも含めてスンゲー美しく仕上がりました。もう1つがCMYKバージョン。文字通りCMYKの顔料箔を4つ押したバージョンです。箔という名の色の存在感を知らしめられる可能性の感じる一品になってます。とまあ、それぞれの解説はそれぞれでやるものとして、今回、実は無料の配布はいたしません(申し訳ないです…)。少しベクトルを変えたやり方で配布を考えています。それは、これを最大限に役立ててくださる方、もしくは渡す価値のある方に渡したいのです。というのは、視点として、ボクはボク自身の身なりなどはどうでも良いのです。ただただ、この素晴らしい紙と、素晴らしい加工が素晴らしい環境でシーンでたくさん使われる事を、単純に凄く願っているのです。それには、ここで無料で配布するよりも、これを役立ててくださる方の手元に渡った方が、効果が大きいと考えてます。なによりも面白い。ボクが、ボク自身がどうなるかよりも、それが、この印刷物をもっと素晴らしい状態にしてくれる人に多くの枚数を渡しますので、伝え広げて欲しいのです。そうする事で、全てが面白くなると思います。ボクが渡す事も面白いし、渡された人も面白くなる。それをまた渡された人も面白い。とくにシーンは限定いたしませんが、例えば、デザイナーの方がこれを多くの枚数をサンプルとして手に取った場合はどうでしょうか。加工はきっとコスモテックさんがする事になれば、紙がチップボールが使われる事になれば…etc。この方法はホントに果てしなく、ほんの少しだけど、デザインや印刷が面白くなる方法だと考えています。この視点にご理解をお寄せいただける方!お待ちしてます。ぜってー面白いからやろうぜ!

    ■入手方法
    この印刷物を配布したい役立てたいとお考えの方が対象となります。枚数上限は各種50枚(応相談もしくは提案いたします)ずつ。 件名を「くるくる万華鏡 on チップボール feat. PRINTERS''FLOWERS "fuji"入手希望」にしていただき「お名前」「ご住所」「配布目的」「その他、雑談」を<give_me_work@fengfeeldesign.org>までお送りください。
    基本的には、ボクが面白い!と思った方にお渡ししますので、お断りする場合もございます。
    その場合もキチンと納得のいくまでお返事いたします。

    ■入手方法その2
    西田辺に直接取りにくる&雑談してくれる人にお渡ししたいと思います。
    ご希望の方はお気軽に<give_me_work@fengfeeldesign.org>までご連絡ください。

    ※今回、加工をしていただいたコスモテックさんでも紹介していただいております。作品の詳しい解説はこちらを見ていただくと一目瞭然です。是非ご覧ください!
    →(http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51732004.html)

  • neovintageのリスタートについて

    2012/02/18

    制作

    http://www.miwakazuki.jp/neo_vintage/

    なんだろうかねえ、ホント、なんなのだろう。同じ事を繰り返していると思う。作る事そのものが過渡期にある今、思う存分にお金がかける事の出来ない今だからこそ、何か、次のステップになるようなクリエイティブがしたいとずっと考えていたんだよね。多分、ボクも含めてだけど、ミワくんも、もう少しお金を貰ってもいいと思うし、もう少し評価されていい、それくらいの技術も知恵も持っているはずなんだよね。ボクに至ってはスゲー貧乏だし、多分、これからの30代、少しでも傾いたら終いかな。今も結構ギリギリ。歯医者さえ行けない。想像するだけでホント恐い。でも、やめられねー。なんか、バカだなあと感じつつも、ごまかしごまかしの15年だったような気がします。確実に全ての分野で、お金をかけて作る人達の人数が減っていると感じます。前はもうちょいなんか良い話しあったんだけど、最近はてんでダメです。お金無くても良いもの作ればいいじゃんは美談でしかない。ある程度いくと、銭がいるんだよ!めちゃんこいる!ありえないくらい!悔しいです。結局、やれてもお金がある場所が無いと皆止めて行く。其処が最高に面白くない。かつての芸術が成立しなくなったように、もはや、デザインの成立も難しくなっている。自由に作りたい!その為には銭がいる。ストレートに言います。これから、自殺行為当然の腹くくりで、このクリエイティブを成立させようと思っています。お金持ってる人達へ、お金ください。そして、この世界を是非に成立させて欲しい。金かけて続ける事さえ出来れば、スゲー事になる。こちとら、時間掛けて、自分の生命を維持する時間削って、これからこのクリエイティブをやっていきます。そして、目にして、感動して、何か感じる事があったら、応援なんていらないです。もっと見たいんだったら、無償のお金をください。この芸術を、クリエイティブをどうぞよろしくお願いします。

  • 楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字

    2012/02/07

    制作

    http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?eid=807279

    design fengfeeldesign
    processor from cosmotech (http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ )

    パチカ&OKフロートと花形装飾活字の「PRINTERS''FLOWERS OLDTYPE 001」を使用しました。詳しいレポートは激アツにこれから何回かに分けて書いていこうと思いますが、まずはジャブ的にご紹介させていただきます。パチカ&OKフロートは加熱した版を押すと透けるという特徴のある紙です。今回「加熱押し」「加熱浮き出し」「加熱押し(裏から)」「空押し」の4種類を2つの方向性で、思考し構成しました。1つは、重ねず閲覧するタイプ、そしてもう1つは重ねて、全ての重なりの反応を見れるというものです。それぞれの反応がホントに素晴らしく、そして新しい感覚と表現への扉になるように思いました。感想としては、「紙が溶ける」が近いかもしれません。蝋に近いというか、変形ではなく、やはり「溶ける紙」というのが、一番強い印象のように思います。しかも液体になったまま固着するようなそういうイメージを抱いてしまいます。

    こちらのポストカードサイズの「楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字」を無料にて配布させていただきます。

    ■入手方法
    <give_me_work@fengfeeldesign.org>まで、件名を「楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字のポストカード希望」にしていただき、本文には「住所」と「お名前」を記入しお送りください。また、大阪の近辺の方は、西田辺に直接取りに来てもオッケーです!お待ちしてます。

    ※今回、加工をしていただいたコスモテックさんでも紹介していただいております。作品の詳しい解説はこちらを見ていただくと一目瞭然です。是非ご覧ください!
    →(http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51727198.html)

  • プラモデルを撮影するようになって。

    2011/02/24

    制作

    という訳で、ミワくんの作品が第2回モデラーズギャラリーコンペ MGC2 に参加中です。投票お待ちしております。てな具合なんだけど、いやホントよろしくお願いします。テキストのリンクから投票ページに飛べます。まさか、自分がプラモデルの撮影をする日が来るなんて思ってもいませんでした。というのが本音なんだよね。15の時から写真の勉強を始めて、今に至るまで、プラモデルというものを撮るなんて意識さえなかったし、どこか見下していたところもあったんだよね。プラモデルといえばボクなんて小学生の時にBB戦士を作っていたのが関の山だし、中学に入ってからは見向きもしなくなっていた。ミワくんの面白いところは、それが幼稚園の時から始まって今に続いているという事、そして今の作業に繋がっているって事なんだよね。実はすべての源泉がプラモにあるっていう。しかも今もそれが止まらずに続いている。ミワくんの作るという要素そのものが全部詰まっているというか、同じ意識で手を動かしているというか。だから多分、このプラモデルという構築がミワくんにとっての先端のモノづくりの現場なのだと、ボクは考えています。これが元になって、SFシリーズ(アイフォンカバーやデジカメカスタム)やギターへのカスタムに息づいてるのかなと感じていて、その息吹をミワくんの作ったプラモデルを撮影する事で、より近く直に感じる事が出来ているんだよね。写真というのは、作ったものの魂というか、物質として形状も含めて、その意図や歴史みたいなものを撮影者がどのように感じ取るか、そして被写体との対面、ファインダーを覗いた時の感動の部分がその写る像に大きく影響する。その中で、初めて撮影したボールなんかは、最初は戸惑ったものの、撮っていく内に、その深い作りこみにのめり込んでいったのを覚えていて、あの感覚というのは、プラモに限らず、ミワくんの作り出すものすべてから同じものを感じとれてきて、同時に写真は真実を写す鏡でもあって、少しでも荒いところがあると、如実にその真実を映し出すんだよね。その面でいうと今回のコンペ作品は究極たっだ。ある種の生け花に近い感覚を覚えたし、むしろ、生け花そのものだったように思う。ある種の限定的な世界で組み込まれた1つの美として捕らえるなら、このプラモデルもまた、方法論を確立さえすれば、気品あふれる存在として写真に残せるような気さえする。今回は写真は全てストレートフォトで構成し、フォトショップ等で直接変更は加えていません。必要最低限、色味の部分を調節しただけです。それくらい、このモノづくりは良かった。おのずと撮りたい角度、撮るべき角度が導かれる感じ。何を表現したい明確な事と、物体そのものの存在感が合わさって、そのおかげというか、本当に素晴らしい撮影体験と、その完成を見させてもらってます。ぜひ一度、ミワくんの作品を見てあげてください。そして、もしよろしければ、投票いただければなと思います。

  • 花形装飾活字を愛でる その193

    2011/02/08

    制作

    http://www.fengfeeldesign.org/

    むむ、なんだか見本ばっかなのも気が引けるのでなんか書く事にする。うーん、何書こうかな、まったくのノープランだからなあ。解説しようと思っていたのだけど、なかなかそれに向けた時間がとれないしなあ、かろうじて、組み見本てな具合なんだけど、でもやっぱ、知恵にも層があって、なんとも、この配布プロジェクトに関していえば、有償無償関係なしでサービスでもボランティアでもないんだよなあという事です(どういうこっちゃ)。是非、立ち向かってきてください。そしてわからない事があったら、グラフィックデザインの分野においては色々と相談に乗る事が出来るよ。それが依頼であっても、作る時の疑問であっても、それは変わらないです。なんというか、こんなのデータでしかないし、結局は使う人間の面白さにこそあって、もっと言えば、これを理解し知を深めさえすれば僕なんていらないんだよね。もしくは、このデータでさえいらないものになる。だってこんなの自分で作ってしまえばいいんだもん。これが、この花形装飾活字を使って金儲けなんて考えてないです。本当に金儲けしようと思うなら、こんな安い値段で売らないし、もっと違う方法でアプローチしています。別に配布する事が主の目的でもないとも言っておきます。もちろん趣向として面白いからやってるという一面もあるけど、それを掲げてやっているというものではありません。ボク自身が、作る事を作る側に提供する立場に立ちたくないんだよね。どちらかというと、これを手にした人と同じポジションでいたいんです。作る事が作る側のものだけであっていい訳がない。出来上がりの完成ばかりを手に入れて嬉しいですか?その点でいえばデザインは諸刃の剣でもあって、手に入れる側の知恵を押さえ込んでしまっている傾向にある訳で。消費者がバカであればあるほど、金は稼ぎやすいもんね。それだけはホント避けたいです。ボクの理想はどの地点においても消費者を作らない事です。全ての人間が使用者である事です。誰も買わない、買う事がない、売れないモノ作りが原点です。そういうヒントも花形装飾活字に隠されていると思ってます。作り方が変わるという事は売り方や、お金の発生の仕方が変わるんですよね。それこそ持続可能なデザインとは何か。の答えに凄く近いし、根本的な構造は、提供する側が腰を低くする事じゃない。どれだけ分かってるやつと行動を共にし、生んでいくか、今の広いフラットな構造では何も生まれないし何も発生しない。お金という基準では知恵が反映されないと思うんだよ。お金で反映されるのはせいぜい価値であり、それそのものの根本を表わすものではないんじゃないかな。もっとミニマムに、狭いフラット世界をまず作る事。それが、この花形装飾活字をウマク使うコツだと考えています。だからこその文章3000文字です。知恵こそが対価であり、いっそ、1文字10円でもいいけれど、そんな気持ちで送っていただけると嬉しいです。自分でお金を作り出してみてください。自分自身の手で価値を生み出し、それを対価として、この花形装飾活字を得てみてください。お待ちしております。あれ…oldtype001とは関係ない流れになってしまった…。ま、いっか。

  • 平仮名書体「みずくさ」について その6

    2010/12/21

    制作

    http://www.fengfeeldesign.org/

    漢字との相性について。非常に悪いですwというか、そういう事をするんだったら、ちゃんとそれぞれの書体がある訳だし使えばいいんだよ。って説明はマズイかなあ。当初の計画だと、もう少し漢字に歩み寄る予定でしたが、というか、そういう風に作ったからそういう事なんだろうけど、まあ、見ての通りです。右から一般的な、ゴシック、明朝、楷書、おまけに教科書体です。そもそも異形のものをくっつけてたダメだったという話なのかなあ。ここは多分、肉の付け方でスゲー変わってくるんだろうなあという印象でした。恐らく、肉の時点で漢字の要素をふんだんに取り入れる事で、それは可能になるのだと思うのですが、今回の「みずくさ」にはそぐわないのと、一旦、これを作っておいて、次の段階として、パターンを形成した方が納得出来そうに思ったからです。ただ、漢字との相性が完全にダメという事ではなく、むしろボクとしては新しいマッチングの仕方をしていると思うんですが、悪いというよりかは、なんか見た事が無い感じかなあ、こういう使い方でも、もっと探せば相性の良さはアンドモアな気がします。実は使い方次第では、そのポテンシャルのは全てでは無いんですが、まるで、日本語書体と英字書体の組み合わせた時くらいの違和感というのは簡単に発生が可能だというものです。もっと言えば、中国語書体と日本語書体を分離出来た瞬間でもあります。の話は次回以降になるので置いといて、この平仮名に合うというのは非常に難しく、バカとハサミは使いようという言葉があるように、これにはこれの使い方がある訳です。ただ、今回はこのように並べる事で、この「みずくさ」という立ち位置を示す事が出来ればと思いました。使えない訳じゃないし、これについては数回に渡ってお伝えしたいのです。それくらい、漢字と平仮名との相性は、日本語の書体を形成する上では重要な1つなんですね。単に見た目に追求した方がいいというものではないですが、それは充分にありうる範囲だし、この「みずくさ」という書体をどのように使うのかという提示は、やはり、これが使われていく上で1つの重要なポイントなのです。漢字に限らず、他の言語書体との組み合わせにより、もしかしたら、面白く使えるかもしれない。この「みずくさ」はそのような実験的な眼差しでも充分に答えられる程の未知があると信じています。とくにこういう風に使って欲しいと考えて作った訳ではないし、狙って作った訳ではありません。単に、平仮名という書体とは一体なんなのか、その1つの回答として示したに過ぎないのです。


    平仮名書体「みずくさ」をリリースいたしました。
    2000円で販売中です。どうぞよろしくお願いします。
    詳しくは下記アドレスまで!

    http://blog.fengfeeldesign.org/?eid=1152415

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