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2012/11/11
会員の小玉さんがニューヨークに行った際にfengfeeldesignに幾つかのお土産を買ってきてくれました。その中の1つに、「死の儀式」という、これまたスゲー、内容の(タイトルもw)zineがありまして、いろんな人に見せてるんですが、かなりの影響力でもって、人々を魅了しちゃってるのです。こんなスゲー印刷物?があっていいのでしょうか。てか、どうやって作ってるか分からないwそこらへんにあるものを使ってるようで、そうでもなくて、拘っているようで、シルクスクリーンなのか、単に紙を版画のようにしてるのか、それさえも定かではなく、内容も考えられているのか考えられてないのか、なんかもう、色々飛び越えててヤバいのです。内容もそうなのですが、何故か、それそのものの重量も重いwこれをニューヨークのお土産としてのチョイスにツッコミを入れつつも、渡してくれた事に感謝するとともに、zineへの大きなヒントとして、いやあ、これだよ、これこれ、てな感じで、いろんなものを与えてくれたような気がします。なので、プリパブで、写真ではありますが、その全容をご紹介したいと思います。これ、今の日本のデザイナーには作れねーだろーな。西田辺に来てくれたら実物あるんで、是非、機会があれば、お立ち寄りいただき、実際に手に取って欲しいす。ヤベーなこれ、本気なものに久しぶりに出会えたなあ、マジで。
写真はこちら→http://www.facebook.com/media/set/?set=a.424023860996203.99870.354397357958854&type=1
2012/11/06
http://www.fengfeeldesign.org/print_pub/
紙ラボの野口さん著の「Play Printing( http://www.facebook.com/BNNplayprinting?ref=ts&fref=ts )に直筆のサイン貰っちゃた☆という事で、行ってきましたよ東京5日間の観光ツアー!いやー、まさに堪能の一言に尽きる怒濤のスケジュールでした。今回はそのご報告をしたいと思います!
10月26日(金)「平和紙業のカコウイチに行きました。」
( http://www.facebook.com/media/set/?set=a.485965428102756.114080.186223978076904&type=1 )なんか遠巻きに見てても、新しい事やってるなあと感じたのもあって、実際にそれがなんなのか確認したくなりまして、お伺いさせていただきました。なんというか、感想としては、ああ、大阪だなーと感じました。大阪では、こういう見本市的なのいっぱいやってるもんなと。平和紙業の西谷さんから色々と話しを聞いて、ますます、これは大阪的な事を東京でやってんだなと確信する事が出来ました。凄く新鮮だったのが、来場している方の中に作業着を着ている方が熱心に話しを聞いていた事です。紙屋のやるイベントで、これは、かなり快挙のように思います。土臭い事をちゃんとやってるなとも感じましたよ。変わった事をやってるというよりも、ちゃんと、平和紙業らしい事を、真っ正面から東京の地でやる事をした、という印象だったし、これから、この方向が、どのような形で発展するのかが、非常に気になりました。なんしか胸を打たれたんだよなあ。印刷加工連で集まる、印刷加工各社の打ち合わせの席が集合しつつ、紙屋に話しがしやすい出張打ち合わせ室を作ったという感じ。しかも、平和紙業が推薦するという証明書付きで。まあ、大阪で言う商談会みたいなもんですな。ホストが居て、質の良い話し相手が居て、其処に相談しに来る場を作るていう。カコウイチ、楽しかったし今後に期待です。
10月27日(土)「こちらべにて酒を呑んで喋ってきました。」
こんな感じ→ http://www.facebook.com/media/set/?set=a.487191644646801.114319.186223978076904&type=1 なんか鍋、用意してたみたいだけど、火は灯る事はなくwあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。マジで6時間半喋ったんかー!てな具合で。多分、この日、集まっていたのは、これからまさに日本の印刷や、グラフィックデザインの世界を変えていく立役者である事は、マジで間違いないよね。凄かった。皆が必死だったし、真剣なんだよ。しっかりと前見て立ち向かっているのがヒシヒシと伝わってきました。ホント、パワー貰ったし、話し自体は基本的にド変態wな内容だったけど(笑。スゲーなあ。久しぶりに脳みそアクセル全開で喋れて、スッキリした。こういう人達に会うと、ついつい、東京に居たい!って気になるんだけど、野口さんに別れ際に、じゃあ東でやるから!って言われて、ハッとしたのでした。すっかり酔っぱらってて、んじゃ、西でやる!と言い返せたか覚えてないのだけど、ホントそういう気持ちを再確認出来た、素晴らしい夜でした。お会い出来た皆さん、ホントにありがとうございました!オレは西でやんぜ!こんにゃろー。
10月28日(日)「プリパブの皆さんとの会合でした。」
なんつーか、東京のメインイベント!これをやりに、東京に来たってもんなのです!お会いしたのは、東京でグラフィックデザイナーとして活躍しつつ、フリーになるかならんか悩み中の小玉さんと、花形装飾活字を愛でるにて文章を送ってくれた強者グラフィックデザイナー石川さん、そして、ご存知、プリブリの小熊さん!、そいで、プリパブ1のやり手で、国立本店で頑張ってる手製本をされてる笠井さん。いやはや喋りました。結局、ここでも6時間くらい喋ってたのか。皆さんからのプリパブに対しての熱い気持ちを聞きつつ、もっぱら、話題は「zine」に集中していたように思います。「zine」って一体なんなのか。アートブックフェアの流れもあるし、最近よく聞くけど、その正体たるわ、よく分からんなという話しだったと思います。キーワードとしては「zine的」なものをは存在しているという事でしょうか。それは、なんだか分かる、けど、それを製本するという事はどういう事なんだろう。という所で話しに移りつつ、毎朝4時起きの小熊さんは、時間的に深夜に突入し、非常に眠そうでしたwただ、この日の印象として、加工の技術の拘りについて喋るというよりかは、技術について、現象について、に集中して喋っていたように思います。なんだか、プリパブはそういう方向なんかなと感じました。にしても小熊さん、チョー美人だったにゃー。(次は昼に福岡さん、青木さんも是非!
10月29日(月)「ご飯奢ってもらいました。」
花形装飾活字を愛でるの文章寄稿( http://printersflowers.fengfeeldesign.org/?cid=34120 )には、初期のメンバー、という個人的なくくりがありまして、28日の石川さんもそうなんですが、この日の香川さんに会う事で、その全員と会うというタスクを完了した訳です。自分にとって、この活動が今に続く活動のスタートだったし、思い入れがあったので、この日、会えた事はホントに特別であったような気がします。なんか初めましてだったのに、昔から知っている親友に久しぶりに会ってるような、そんな会話だったような気がします。また喋りたいなあ。一緒に来ていた10ヶ月の娘さんが、常にナイスなリアクションを取っていて、まさか、自分達の会話を分かってんじゃないかとワクワクしてしまいました。色々と裏話を聞きつつw。にしても、花形装飾活字を愛でるの初期のメンバー、って、なんか謎のベクトルで一致してる所があって、香川さんもかー!ってチョーなりました。いいないいな、少しずつ、そういう人達に会いたいし、文章寄稿募集に関してはゆっくりやっていいきたいなと感じました。
10月30日(火)「コスモテックに工場見学」
( http://www.facebook.com/media/set/?set=a.421524044579518.99278.354397357958854&type=1 )匠に会いましたー!!貢ぎ物を渡しつつ、ツーショットを撮りました!ドキドキしすぎてウマク喋れませんでした。オーラがマジスゲーす。緊張しちゃったなあ。凄いなあ。足向けて寝れないなあ。せっかく、箔の現場に居るのに、青木さんとは、もっぱら箔の話しはせず。そういえば、こちらべで青木さんベロベロに酔っぱらっててwそんなに喋れてなかったので、あーだこーだ、やっと落ち着いて喋る事が出来ました。このコスモテックの工場見学は予定に無く、急遽決まったのですが、東京最終日に青木さん、匠、職人の皆さんにご挨拶出来たのは、ホントに良かったです。今回の東京行きは、紛れも無くコスモテックが、青木さんが、fengfeeldesignに話し掛けてくれたのが始まりだったので、その原点に立ち寄れたのは凄く大きな意味があるように感じました。ただ、凄く面白かったのは、見学させてもらったんですが、多分、他のグラフィックデザイナーさんとは違う視点で、見ていたし、その事に青木さんも気付かれたみたいで、凄く良かったです。これがfengfeeldesignでプリパブなんだぜ!というのを、青木さんには感じていただけたと思いますwいやあ、ホント、印刷加工の機械ってカッコいいよね。このSF感!!( https://vimeo.com/52783317 )とか、このクルクルとか!( https://vimeo.com/52783681 )なんかもうシールのくり抜きとかチョー萌える…( https://vimeo.com/52783918 )。なんかもう、こんなやつが見学行っちゃマズいだろって話しなんだけど、技術の事わかんないし、見た目がまずカッコイイからありなんです!何が中でどうなってるとかは想像に任せて作っていくんだぜオレは。
まとめ
最後に「ポスターを描く vol.3( http://gallery-dazzle.com/exhibitions/「ポスターを描く-vol-3」展/ )」展にお邪魔いたしまして、東京のこういう方向の作品の質の高さにフムフムと感動してから岐路に着いた訳でございます。まとめとして、毎日、会う人たちが違うのに出てきた話題があります。それは「zine」です。そして一様として、その正体が分からない、ちゃんと分かっていないのに手出しが出来ないというニュアンスになっていくのです。この「zine」ですが、個人的には、凄くプリパブ向きな気がしています。それがどのような形であればいいのかは分かりませんが、プリパブとして「zine」を作る、関わる何かが出来たらなと考えています。いやあ、意外に「zine」だったんだよなあ。小玉さんのニューヨークからのお土産が衝撃的過ぎて、後日、プリパブで紹介したいと思いますが、その話しは置いといて、東京に行って、2つ、3つ、自然発生的に肝となるキーワードが出るであろうと予感していたのですが、しっかりと2つ、3つ出てくれて、その内の1つが「zine」だった、というのはかなり面白い事だと思いました。しかも捉え方が皆さん違っていて、これは、印刷やそれに関連した、皆さんの捉え方のバラツキに似ているようにも感じました。これは、大きなヒントではないでしょうか。てな訳で、東京でしたー!