とある屋外イベント
2015/12/10
我々はグループとして、とある屋外イベントに参加している。
グループ構成員は親しい仲のようでもあり、初めて会うようでもある。
たとえるなら、オフ会みたいなものであろうか。
そのイベントにおいて表彰式があり、我々グループが指名される。
たいした功績とも思えないが、我々は素直に喜ぶ。
ところが、その式典の最中に雨脚が強くなる。
放送システムがあって、避難勧告らしきアナウンスが流れる。
あわてて全員が下山し始める。
すると、そのイベント会場は高台にあったわけだ。
しかし、なにか忘れ物があるような気がしてならない。
私はグループを離れ、少し前までいた場所に戻ろうとする。
迷いはあるものの、向こう側からでも下山できるのではないか。
全員が同じ行動をとることに対する反感も否定できない。
後悔することになるかもしれないが、そうせずにいられない。
いずれにせよ、後悔することになりそうではあるけれど。
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