Tome Bank

main visual

Tome館長

m
r

Tome館長

CREATOR

  • 3

    Fav 1,206
  • 9

    View 6,102,067
  • p

    Works 3,356
  • 青白き炎

    2014/10/21

    空しい詩

    わたくしという意識は
    青白き炎のごときもの


    闇を焦がし
    溜息にゆれ

    燃えておれば あり
    消えておれば なし

    Comment (2)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2014/10/21 21:43

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2014/10/21 21:42

      「ゆっくり生きる」はるさんが動画にしてくださいました!

  • 希望の泡

    2014/10/18

    空しい詩

    希望は
      泡のように


     ブクブクと
       水底で生まれ 


    フワフワと
      水中を昇り


     パチンッと
       水面で割れて


      それっきり
        消えちゃった。

     

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • どうしよう

    2014/09/01

    空しい詩

    どうしょもないこた
     どうしょもないから
      どうしょもない 

    どうして
     なんして
      こうなった 

    こうして
     ああして
      こうなった 

    ああ
     もっともだ
      もっともだ

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • なんとかなるさ

    2014/08/10

    空しい詩

    なんとかなるさ
     ならぬとも

    なんとかするさ
     ならぬなら

    なんともならねば
     なんとしよ

    なんともしようが
     あるまいに

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • せめてはならぬ

    2014/05/24

    空しい詩

    せねばならぬと 
    せめてはならぬ 

    せねばならぬと 
    せめるほど 

    させねばならぬか 
    なるまいか 

    させずにすむなら 
    させぬですます 

    させぬですめば 
    せめはせぬ

    Comment (4)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2014/08/17 20:01

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2014/08/17 11:47

      「ゆっくり生きる」はるさんが動画にしてくださいました!

    • Tome館長

      2014/05/25 08:28

      田中雲彩殿、はじめまして。
      嬉しいコメント、ありがとうございます。

      世の中ほとんど、やらなくても構わないようなことばかりで成り立っているような気がします。
      どうせやるなら、せめてユニークなことをしたいものです。

    • はじめまして。

      ユニークでありながら、含蓄のある詩に感銘しました^^。雲彩

  • 君を置いて

    2014/05/15

    空しい詩

    旅に出ようと思う

     君を置いて

    布団かぶって寝てしまおう

     君を置いて

    どうして時は流れるのか

     君を置いて

    なにも残らない

     君を置いて

    みんな逝ってしまった

     君を置いて

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 今がすべて

    2014/05/08

    空しい詩

    未来は来ない。
    今が変わるだけ。

    過去は去らず 
    ここに残る。


    あと先考える前に 
    この現状を見つめよう。

    今やるべきを 
    今やろう。

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 鳴るは鳴らぬ

    2014/03/28

    空しい詩

    ある音が鳴った 
    ということは 

    すなわち 
    別の音が鳴らなかった 

    ということ。 


    鳴った音は 
    それなりに美しかったかもしれない。 

    けれど 

    鳴らなかった別の音は 
    もっと美しくはなかったか? 


    いや、違う。 

    どんな音も 
    鳴らなかったのかもしれない。 

    音が鳴らなかったとすれば 

    そこには 
    沈黙しかない。 


    だが、しかし 

    鳴らなかった音 
    沈黙は 

    その鳴った音より 
    はるかに美しくはなかったか?

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 辿り着けない

    2014/03/25

    空しい詩

    どんなに頑張っても
     どんなに無理をしても
      どうしても辿り着けない

        そんな場所がある 


    どんなに泣いても
     どんなに叫んでも
      どうしても叶わない

        そんな願いもある 


    それでも行くのか

      それでも望むのか 


    辿り着いて落胆し
     叶って失望するかも

       知れぬのに

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 過ぎたこと

    2014/03/19

    空しい詩

    楽しかったことや 
    苦しかったこと 

    悲しかったことや 
    嬉しかったこと 

    悔しかったことや 
    切なかったこと 

    どうにもならなかったことや 
    なんにもならなかったこと 


    あれも これも 
    それも どれも 

    みんな 
    みんな 

    過ぎたこと 


    とうの昔に 
    過ぎてしまった こと

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
RSS
k
k