
2009.09.20 (sun) - 2009.09.26 (sat)
開催場所|ギャラリー月夜と少年
「月」をテーマにした夜だけの展覧会
http://mumble-mumble.com/tsukiyo/access.html
*[ 月に鳥屋 ]会期中は、お月見にちなみ、
営業時間が16:00 ~ 22:00となります。
通常の営業時間とは異なりますのでご注意下さい。
参加作家:
青地大輔, 東好美, 天岸藍子, 岩瀬由香, 内田京介, 大久保淳子, 奥平アンリ, 川瀬大樹, 小西紗生, 榊和也, 308, 谷口良, 西絢香, ぽつり, 村上大樹
*と‐や【▽鳥屋/×塒】
1 鳥を飼っておく小屋。鳥小屋。
2 ツグミなどの小鳥狩りの際、わなを仕掛けて待つために山中や谷間に設けた小屋。
3 タカの羽が夏の末ごろから抜けて、冬までに生えかわること。その時機に、1にこもるところからいう。
4 歌舞伎劇場で、花道の揚げ幕の内部にある小部屋。花道への出入りの際の控え所。狭くて1に似ていたのでいう。
▼ お月見音楽会
2009.09.23 (wed)
start : 18:00頃
music charge : 1,000yen
guest : 宗田佑介
food : 吉田カリー
*音楽会当日は、18:00以降展覧会のみの
鑑賞は出来ませんのでご注意下さいom/tsukiyo/index.html
↑の上記はコピペの紹介文でございます。というわけで
20日から月を題材にした展覧会が風流満開な
秋の星空の下、つつましやかに開幕いたしますので
月見がてら足を運んでいただければ、幸いかと
なので京都にフライヤーを設置してきました。
ギャラリーすずき、はねうさぎ、アートスペース虹、
同時代、射手座などに置いてあります。
夏期休み明けだったせいか、展示の方はいまひとつ
ぐっと滲み出てくるモノが少なかったですかね。
ギャラリーすずきは良かったですよ、とても。
宗教的な洗礼された感じの、つつましやかな空気感と軽やかに
配置されたメルヘン風味モチーフが
想像力に刺激の種を与えてくれ、良い体温に浸れます。
京都高島屋で開催中の熊田千佳慕展を鑑賞。
今月21日迄、高島屋7階展示会場で開催。
これがクリティカルな脳天直撃ヒットでして♪
ギャラリー巡りが、萎びたお葬式みたいで
テンションだだ下がり気味だったのですが、ここで
ググッと気持ちがヒートアップしてきまして〜。細密な筆致で
描かれた昆虫や植物、動物達。けれど、ただ単に綺麗に
描写されてるだけじゃなく、生物の優しげな憂い、
生き生きとしたモーション、見惚れる様な動作の一場面、
ふくよかで愛らしい雰囲気などが満ち満ちておりました。
この人は生き物を心底敬愛していて、それが
正直すぎるくらい画面全体を浮き彫りにしておるのですよ。
それが見ていて、こちら側へと和やかで緩やかな
波となって伝達してくるんです。
リアルでパリっと引き締まった描写で
描かれたミツバチ。それにふんわかした花の帽子や救急箱を
足に引っ掛けて運んでいるマッチングしたギャップが
なんとも言えない、かわいさを演出しているんだなぁ..。
実物の昆虫よりも、大幅に大きく拡大して表現されてますが
大きく見せる事で普段見えない細胞組織や皮膚表情に
今まで見逃していた、新たな一面を
見い出せるのも魅力の一つだと思います。
そんなこんなで京都市図書館駐輪場まで急ぎ足で戻りつつ
4時過ぎにルーブルダンジョンへ強行突入ー。
昼辺りに来た時点では、待ち時間60分待ちでして、
これは無理だなと、先にギャラリー巡りだとか高島屋へ
順路を変えた訳なのです。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/
4時を廻ると待ち時間はさすがにありませんでしたが、
中は蒸し風呂サウナ状態、人だらけでキュウキュウの
おしくら饅頭末期症状になっておりました。
入って少し足を運んだ所に、今回パンフレットのメインに
なっている、フェルメールの編み物をしている
女の人が飾りつけられておりまして。
これが意外と小さなサムホールくらいの
サイズであったのは、びっくらでした。写真からは
大きな等身大のイメージを想像していたので。
しかも厳重にF20サイズくらいの額に深々と
過保護に入れられていて、その周りに立体ガラスが
絵にスッポリ覆いかぶさるが如く、囲い閉められて
おりました。後ろにいた人がポツリと言ってはって
「ルーブルで見た時はこんな大それた額は
付いてなかったけどなぁ..」ってぼやいてましたよ..。
ルーベンスの裸体群像は、身体から神々しいオーラを
絵画空間の外側に向け、高らかに解き放ち放出しておりました。
閉館間際最後まで、人でぎっしり埋まり
どの絵も占領されてたので、
近寄ってじっくり見るというよりは
遠目で小走りなスタスタと見渡していく感じに近かったです。
10月は天保山にクリムト、シーレなどのウィーン世紀末展が
あるみたいなので、今から楽しみでございますー。
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