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2009/08/14
あの人は優しく丁寧な気配りが出来て
人間的にも真っ直ぐで尊敬しているんだ。
その反面、狂気に満ちた押し寄せる様な
荒波を痛感させられる表現は、愛すべき肉親を
無くした事に大きく由来すると思うんだ。
決して失恋などと言う、その場限りの
一喜一憂の揺らめきなどでは無く、もっと心の奥底に
根深く傷つけられた、一生ぬぐう事の出来ない、
本人が一生涯かけて、背負ってゆかなければ
ならない、大きすぎる代償なんじゃないかな。
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2009/08/13
水曜日
南港CASOに学生グループ展が
開始されているも..未だ準備が終わって無いとは..。
なんともお粗末だなぁ。
大きな壁が余白だらけで、恥ずかしいったら
ありゃしない。展覧会開催曜日を記載して、
初日からドリルで打ち付けしたり、作品が
床散らばってたり、最低最悪のパターンに
いきなりうんざりのげんなりでした。
http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso/
そんなこんなで出足をくじかれるも
ディグミーで開催中の
中村祐介さん〔アジカンなどのジャケット描いてる人〕
の個展でCASOのマイナス気分が
一気に吹き飛ぶ〜。彼のファンだからね、僕は。
レトロで古めかしい、昔懐かしの空気感が
どの作品からも、じんわりと沸き立っていて
頭がフワフワと心地良いトリップ感で満たされる。
奈良町だとか空堀や中崎なんかを連想。
一昔前の日本的な建築物に西洋の建物が
なんとも言えない質量できわどいバランス感覚に織り交ざって
導入されてる世界観が、いつまでもその場所へと
居座りたくなるんだなぁー。
10年間のイラストレーター仕事がぎゅぎゅっと
目一杯詰まったイラスト集を即購入♪読み応え抜群で
ページを夢中で読みくり出来る感じなのですー。
http://www.digmeout.net/index_j.php
その後、中ノ島へ堂島ビエンナーレを見に。
映像作品が多くて、中だるみする感じ。
説教臭く長々と説明されてるみたいで
早々と観覧。人もまばらで、盛り上がりに事欠くんだよね。
最後の4Fで展示されたオブジェと映像は良かったなー。
静けさと豪快な流れが取り巻く
自然風景を生々しく壮大に
写し出された、そんなイメージに圧巻。
http://www.dojimariver.com/topics/index.html
中ノ島から京阪が開通になったので
特急に乗り京都三条まで。あっという間に到着で
時間を大幅に短縮出来るんが良い。
ギャラリー射手座は9月まで休廊。アートゾーンや大手の本屋で
イラストノートやらイラストレーションなどに
目を通す。刺激感ありありの作品群を
眺めながら、やっとこさ右脳が覚醒してきた事を実感。
ニュートロンに向かう途中、京都文化博物館で偶然、
藤城清治の光と影の世界展が開催されてるのを
発見〜。なので急遽立ち寄る事に。
閉館六時ぎりぎりまで粘り、じんわりと影絵を鑑賞。
幻想的で奥ゆかしく、楽しげなリズム感が
作品からクルクルと匂い立ってきそうー。
http://www.bunpaku.or.jp/
ニュートロンでは瓜生祐子さんの個展が開催。
http://www.neutron-kyoto.com/
浮かびゆく島は
ふんわりとしたスポンジケーキを切り崩した様にも
見えるし、おいしそうな抹茶ケーキの断面を
垣間見てる様にも捉える事が出来る。なんとも
ふっくらした美味しそうな色を巧みに
操れる人だなぁ。近づいて細やかな表情を
目でまさぐったり、遠景に距離感を開けて
全体象を目で柔らかく転がしたりするのが
とても楽しい気分に浸れる。
外側の壁面では冬耳〔ふゆじ〕さんの個展が
開催中。原色の、どぎつい色彩と、うねうね
画面をはいずり廻る線がインパクト強し。
眼球にまばゆい色と
毒気のある形態が否応無くロックオンされる。
階段登ってすぐの細胞が爆裂を起こしてる様な
カオス的大画面が特に良かった♪
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2009/08/11
http://www.peace-summer.com/
16会場のギャラリーが提携して開催される
ピースサマーが来週からいよいよ開催
されちゃいますっ!会場によって開催日や休廊日が
まばらなので、確認しながら予定を組んで
全て回りきり制覇しないとゆけませんねー
それぞれのギャラリーでテーマが決められていて
そのお題に寄り添った課題作品を描くんです、うん。
ちなみに僕が出展してるのはGallery at the HYATT 2で
天保山よりさらに向こう側にあるらしい高級なホテルの
一室がギャラリー空間になってる
場所で展示させていただきます!
〔ハイアット行くの今回が初めてなんです〕
テーマは平和なので、普段どおりの、のほほんテイストな
素朴アニマルを提示する事にいたしますっ!
なのでタイトルは奈良町なバンビ♪でございます☆
よつばキャフェ時代の..つぶらなで柔らかなハイジテイストに
原点回帰した様な、そんな感じだよなぁ。昔の奈良鹿バンビ君が
舞い戻ってきましたよっと
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2009/08/10
いやぁ、素晴らしいの一言につきるねぇ!!!!
イベント大盛況、満人御礼状態でした〜〜〜〜。
よくぞ堺の地でここまで人を呼び集めはったよなぁ..と
主催者の敏腕プロデュース、むしくは
マネジメント能力の突き抜けた
高さに圧巻で感謝感激の雨アラレでホント
敬意を表彰させていただきますよぉーーーーー笑笑
始まる前に集客が仲間内だけだとか、暇すぎて
小説一冊ぺロリ読了してやるよ!!..とか懐疑の目で予想して
ボロカスに批評しまい誠に申し訳ありません...ペコペコペコ
来年あれば是非とも
参加させてください、アートワールド2010に
フライヤー1000枚、僕が責任持って綺麗さっぱり
配布させていただくので!!
開催日が雨で
しかも御堂筋の最果てのあの世の異世界な、しがない
堺市民会館にも関わらず、常に人が会場内を盛大に
巡回している状態でして..。見下しまくりの堺の町が
この日を界に綺麗な都、住みよい堺へと自分ん中で
180度価値観のベクトルが変換いたしましたよ!
堺ってなんて煌びやかで潤い豊かな都
なんでしょうか!!鳥が囀り、
天使や妖精〔日浦さん、むしくは山村姫〕がハープを
奏でながら、束の間の休日をのんびりと
エンジョイしているかの様ですね、わぁはははははっ
ポストカード200円のが19枚、缶バッチ400円が一個、
シール300円が一枚売れまして
グッズで僕よりも、もっと遥かに売り上げて商品が完売している人も
たくさんいましたが、自分の中ではかなり上出来かと!
グッズ売り上げ計4500円ナリ
それプラス、かなり有り得ないミラクルなキリストが
降臨するに匹敵するであろう奇跡が
舞い降りてきまちてF50サイズの
今回展示した中で一番大きいサイズの絵に
惚れ込んで買ってくださった
お客様がいましてぇぇーーどふぃゃぁぁぁーーー
自宅が堺市内だとの事で展示終了後、会場で合流した後、
僕の車に乗って案内していただき、家の方まで
宅配する運びとなりました。路面電車が走ってる道路を通り抜け
狭い路地を進みゆくと、リフォーム、むしくは新築
したばかりの豪華絢爛な邸宅へと到着。
会場でご一緒だった奥方様が
玄関でお出向かえしてくださり
正面には、だだっ広い大きな真っ白く高い壁が
キリンエンパイヤステイトを暖かく
お出迎えしてくれてる様でした
ご主人さんが、〔ホントええ買い物したわ、これに
勝るモノはないよねぇ..〕、と購入してくださった
作品を揉めてくださり、ホント目頭が痛く
しばし歓喜しておりましたぁぁ..。原画作品を買われるのは
初めてとの事。しかもちょうど壁が寂しくてどうにか
しないと..と悩んでいた所、自分らの好みに
ぴったりな絵に巡り合えて、何かの縁だねーと言ってくださり
ホントそうやなぁ..て心底思いました..。
今回のイベントで最高に理想的だったのは
アート関係者以外の一般人のお客さんが
アートを身近なモノとして親しみ、目をキラキラと輝かせ
堺アートワールドをワクワク気持ちを高ぶらせながら
存分に楽しんでくださってる姿がホント最強に
良かった!!自分が最も待ち望んだ、一般の生活にアートが
自然と癒合された社会であり世界。
このイベントで次に繋がる様な大きなチャンスが出来
多くのアート仲間も会場に足を運んでくれ、たくさんの
お客さんと言葉を無数に交わし、反応がダイレクトに耳へと
振動して木霊してきましたーー。もう、堺アートワールド最高!!
一生寄り添ってついてゆきますからねん☆
関西圏で個展を数万円払って一週間するより
遥かに価値や意義を見出せるイベントでした。
〔出展料わずか3000円〕
僕の今まで参加したアートイベントん中で間違いなく
一番素晴らしく素敵でしたよ、ありがとう、わぁぁぁん
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2009/08/05
行って参りましたぁ、オディロン.ルドン巨匠画伯を
拝観しに姫路まで。午前八時半に家を出たのですが
着いたのは正午を回っておりまして..。
日光がぎらぎらと照射してきて暑くて酷いです〔笑〕
新開地駅から山陽電鉄に乗り換え約一時間ちょい。
直通姫路特急下車した後、
姫路駅からのバスに乗り姫路市美術館へ、やっとこさ到着〜。
庭園が綺麗に整備され、所々に彫刻が飾り付けられていて
レンガ造りなコクの効いた洋館風建物でした。
美術館内ではモノクロ、黒を基調とした版画作品が横並びに
ずらりとラインナップされ展示しておりました。
ルドンの想像世界って、今、日本で活躍している
クリエイター達に多大な影響を与えてるんじゃないかと
作品をまじまじ見ながら思いましたね。
顔のついた、にっこり笑みを浮かべている蜘蛛だとか
魚に人の顔が入り合わさったイビツな趣きをした魚類など
何処となくあの漫画家やアニメーターが
触発されて絵にサンプリングしたんではと思わせる
イメージがちらほらと。
ルドン展、遠くまで足を運んだだけの価値ありました〜。
奥ゆかしき風合いの画面、吸い込まれそうな
空気感のするモノクローム版画が
高揚的な気持ちへと精神を感化。
最近の製作で絵がもっと見る側へと勢い良く喰らいついて
押し寄せる様な。そんな狂気なる
野性味暴発な破壊衝動。その事象に対し
物凄く惹かれるし
それを画面に召喚させたいんだな。同時代むしくは
同年代に生きる
何人かの作家さんの影響がとても強いのは言うまでもないか、うん。
その後、姫路城の通天閣てっぺんへと
石畳階段を汗だくで駆け上がり見てきました笑
吹き抜けの木枠窓から、するりと流れてくる夏風が程好くて心地良い。
そんなこんなで姫路から梅田に着いたのは五時前で
ギャラリーは本町一箇所に絞り込み巡礼開始!
http://mumble-mumble.com/tsukiyo/index.html
月夜と少年では樹海たる展覧会が開かれております。
深く覆い茂った屋久島の風景を写実的に捉えているも
写真だけには収まらない、絵から発せられる生暖かい
植物のさえずりや心地よい木漏れ日の光が人の手を
介して、神秘で柔らかなリズムとなり
鑑賞者の身体をふんわりと包み込んでくれる様だ。
ギャラリー58では墨を基調としたシワくしゃ和紙に
挿絵風味な軽やかなタッチの展覧会が催されている。
http://gallery-den.net/muscat2/
フワフワと浮かび上がった飴の様な雲に
お星様がキラキラと瞬きながら、線路のレールが
そこからちらりと顔を横切らせる。作品をぐるりと一周して鑑賞
してたら、なんだか昔懐かしの紙芝居屋だとか
おばあさんが常時店番をしている駄菓子なんかが
脳内を駆け抜けてゆきました。前近代的レトロな名残りを彷彿させて
くれる路地だとか人やモノってなんだか良いですよね、うん。
最後は御堂筋に乗りNANOギャラリーへ。
http://nano-gallery.com/
ここのボランティアスタッフ登録をしに来たのですが
のりまきさんが不在で、開催中の展覧会を
見させていただき、しばし待つことに。専門学校生三人による
脳内セミヌードたる展覧会でございますー。会期中
絵の具で床にペイントしたりなんかしていて、そのブース内
来訪者スペースにマジックで僕も絵を描き描き♪
無事、のりまきさんに書類も渡して、登録完了。
これから毎月自宅へと大量のフライヤーが送られてくるでしょう。
200枚くらいを基準にお願いしますー。
最後は天王寺駅構内で久々のモスバーガー。
ダブルチーズバーガーを注文、具がバーガーからトロトロと
滲み出てきてくるよねぇ。お腹にずっしりと
ボリューム全開で少しばかしスタミナが回復いたしました。
いやぁ..それにしても今回の姫路はとにかく遠かったです〔苦笑〕
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2009/08/01
箇所、時間的にNANOギャラリーへは行けず
少しばかし悔いが残るも、それ以外は予定どおり回れましたー。
まずは鶴橋経由で初ツキト!
朝顔が覆い茂る木造建物を視察。ギャラリーとか雑貨屋、
カフェなどが複合的に店内へドッキングされてる感じです。
http://www.tsukito-gallery.com/
ツキトに設置していた
タクマさんらのグループ展フライヤーを少し
拝借し、まがたまカフェの方にも置かして貰いましたー。
まがたまのマネージャー斉藤さん、次のツキト企画、
ブリーフ展にエントリーされてるとか..〔笑〕
あっ、まがたまカフェで来年5月に個展する事に決まりました〜。
今年はトロピカルな二人展だったので
来年まがたまを一人の世界観で染め上げてやりますよっと☆
バイエルでおんさ作品を回収し、天王寺経由で御堂筋に乗り換え
マゴットへ!先々週行った時は館内全体階段工事をしていて
今回悲願の二度目回収劇!オーナーに写真ノウハウを
いろいろとレクチャーしていただく!
ブレなんか気にせんでええねん〜とか言って
ブレブレのポートフォリオを拝ませていただく笑
もちろん、きちんと
ばっちり構えた写真、取れる腕を持ち合わせた人ですよー。
http://gallery.maggot-p.com/
アートハウス
透明の淡いイラストファンタジックな作品展。
淡くても純度の高いアクリルだと前にキラキラと主張し
押し出てくるのに対し透明水彩は薄っすら控えめな
響きがする感じだ。
セロ
便座に赤い絨毯〜周りは
エロスな風刺版画やモノクロ写真プリントでドギマギ。
かのこ
来週から夏期休廊だとか。
金魚がゆらめき、
静かなモーションが作品内から発せられている。
中崎町で下車
WKS.白.eggeと立て続けに鑑賞
eggeの版画セレクトした展覧会が個人的には
オススメです。想像力が膨らんで膨張し鼓舞してゆけます!
白は具体美術の元永と白髪の間くらいのペインティング。
色がバシャバシャ勢い良く波打っております。
WKSは琵琶湖をL判写真で360度囲った
様々な時刻や日具合から、琵琶湖を撮影した
写真が宙に円描き、並べられておりました。
ビー玉ギャラリーへと初上陸!..するもなぜか暗がりに
なっていて閉まっておりまして..。金曜は
空いてるとフライヤーに書いてたけどなぁ。
隣は宗教法人の建物でその隣がアニメ専門学校と
妖しさ満点の界隈やったなぁ..。
ボダイジュにおんさ展で搬出した作品を
店内に飾りつけ南港CASOへミックス展を見に。
今回は環状線で弁天町から中央線に乗り換える経路で。
CASOのミックス展3、今回も見応えありありで
ございますよ。一同にこれだけの作家のグループ展を
一覧出来るってのも、贅沢な感じですよね、うん。
何周か見渡した後、近鉄線を経由して
最後はギャラリークラスへ。
写真だけを集めた展覧会は今回初だとか。
クラスの中本さんに作品解説を多忙な中じっくりしていただく!
アイロンプリントで刷られたのから、デジカメで
デザイン的レイアウトを施し組み合わされた作品、
フォトキュビズムによるミニマムを大きな全体へと繋ぎ
合わせた大阪駅周辺風景などなど。
そんなこんなで今回も9時間大阪の町々を歩き回ったので足が
ジンジンと恒例の様にほどよく痛かったですとさ。
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