川瀬大樹

画家

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京都府城陽市

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    Works 305

川瀬大樹

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川瀬大樹

画家

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    Works 305
  • インセプションやらトイ.ストーリー3だとか

    見たい映画を今月分を、とりあえずコンプリート〜。
    来月も気合入ったムービー一群を続々見に足を
    運ぶ事いたしましょうかね〜^−^

    まずはインセプションから。
    ディカプリオをスクリーンで見るのは
    タイタニック以来なんですよ。
    年取っても、いい面構えには変わりないので
    もっぱら女性客が多く足を運んでいる模様。
    ストーリーは他人のアイデアを夢ん中に忍び込んで
    盗む事を生業とするコブが、最難関ミッション、
    相手の思考そのものに変化促す仕事へと挑む。
    設計したイメージを植え付け、他者へと
    インストールさせた町並みは一見、ありふれた都会での一場面の様に
    思えるのだ。けれど、それを侵入者は自由に組み換え
    再構築出来るのです。町そのものが上空へと反転したまま
    普通に動いていたり、掛っていなかった橋を具現イメージする事で
    架け橋にしたりとか。夢の世界では現実の一瞬時間が
    数十倍の長さまで膨張跳ね上がるのです。
    なので現実世界での5分が夢の中では1時間くらいのゆったりした
    流動で刻打たれているんですよ。
    危険で気をつけなければゆけない所は、深い意識化に
    潜れば潜るほど、夢時間、長く滞在するので、
    そこで死亡すると意識が戻るまで
    数年単位の時間要したりするのです。
    つまり夢の中で年を積み重ねてゆくのですが、
    現実ワールドでは虚無の植物状態へと陥るんです。
    誰かが夢に捕らわれし本人を迎え、助けに行き
    現世まで誘導させなくてはいけなくて。
    映画内容は難解な感じいたしましたが、
    物語の根底には人間感情へと
    訴えかけゆくヒューマンテイストな部分が
    根深く居座ってる印象受けました。
    主人公と亡き妻への、ねちっこいくらいの
    愛情だとか未練が序盤がからライマックスまで、
    一本の真っ直ぐなパイプラインで
    結い結ばれ、そこから物語が成り立っていたのではないでしょうか。

    トイ.ストーリー3レビュー
    1作目では幼かった童子のアンディーも大学生になり、
    ウッディーやバズ.ライト.イヤー.恐竜やバネが胴になった
    ダックスフンドなどと遊ぶ事がめっきり無くなり
    玩具から巣立ってゆく3作目。端の隅っこの玩具箱には
    遊んでもらえなくなった彼等が横たわり、寂しくその時を
    待ち焦がれている。アンディーが大学に入学する事となって
    引越し準備済ませた後、トイ達は屋根裏へと
    運ばれる手筈だったのですが..。その仕分けで入れられた袋を
    誤って母親がゴミだと勘違いして、捨ててしまうんです。
    なんとか難を脱して、保育園施設に行ったり、そこを
    牛耳ってる悪徳ベアの玩具や部下達と戦って懲らしめたり
    二転三転しながらストーリーは進んでゆくのです。。
    クライマックスでは、アンディーのいる自宅へと
    ようやく辿りつくのですが。最後はちょっぴり悲しいけど、
    いさぎ良い分かれ方をアンディーが選択するのです。
    近所に玩具を大事に愛でて
    かわいがってくれる少女に、自分の宝物だからと言い聞かせ
    大事にしてくれる事を約束させた上、その子の家へと
    バズやウッディーを謙譲する事になったのだ。
    車で去りゆくアンディーが乗車しているの車に向かって
    カウボーイのウッディーはこういうのです。「お別れだね、相棒」
    なんだか上手い具合にトイストーリーにピリオド
    打たれた事が、なんだかとても胸を撫で下ろす様に
    ほっとした心境でした。
    個人的にはジブリのトトロがぬいぐるみで出てきた
    スペシャルシーンに、テンション高鳴り
    胸キュンな感じでした「笑」ぱっちりしたお目目に
    大きな口をニンマリ開放させ、とぼけた仕草で佇む
    トトロは今も昔も変わらぬ愛嬌を与えてくれますよねー。

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  • 7.31.8.1は堺アートワールドへ行きましょう^−^

    http://www.sakai-bunshin.com/recruitment_Page.php?eid=00086
    今月末7月31日と8月1日の二日間、堺産業振興センター内で
    堺発のアートフェスティバルが開幕されます。
    去年は1日のみの開催でしたが、昨年、関西のアートフェスん中で
    一番賑わい、盛り上がったイベントとして
    成功収めたので、今年は二日間に渡っての開催なのです。
    堺アートワールド2010| 7.31 12時〜17時 8.1 10時〜17時

    今回一日目はスクーターで赴き、二日目は
    車を使って行くプランに決まりました。荷物は本日、
    クロネコヤマトに集荷していただきました。
    サイズが大きめなのと奥行き一杯ダンボールへ
    詰め込んだので1790円..、かなりお高くついちゃいました。
    なんとか黒字に近いくらいの売り上げまで
    持ってゆければよいのですが、こればかりは
    箱を開けてみない事には分かりませんからね。
    そしてダンボール箱に入りきらなかったサムホールや0号サイズ
    などの小品はnanoギャラリーエコバック展に出展していた
    マイバック活用して、それの中へと作品入れ込み
    スクーターに吊るしながら出向く事なりそうです。
    全ての準備を終えて、後は当日に備えるのみです。
    多少余裕見計らって用意終えれたので、新作F20号に
    筆入れ施しながら次回の展示会、備えようかとー。

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  • おんさ展inソーイングギャラリー

    おんさ展示拝観して参りました。
    そよそよ覆い茂った草っ原から見上げる
    澄み切った青空が心地良いですね。
    もくもく膨らんだ入道雲が夏の調べを告げてくれる様です。

    おんさ展後半スタートしておりますね。
    これまで観覧したギャラリーは6C,ミリバール、イトヘン、
    日音色、そして今回メイン会場的な役割担う
    ソーイングギャラリーで平面部門一覧を観覧してきました^−^
    適度な、ほど良い温度で
    しとしと空間にそれぞれの作品が降りしきりながら、
    鳴り響いている様です。強すぎない主張性で見る側の
    心へとすんなり入り込む余地与えてくれる感のする
    僕好みな作品を数多くお見受け出来てご満悦でごいざいますー。
    能動的な立ち位置に立って、こちらから絵の方へと身を乗り出し、
    問いかける様な..。そんな身近で親しみに包まれたアート作品達が
    おんさ展へと集結している感じいたします。
    今回、アート仲間のLACCAさん作品がとても目を惹きつけました。
    今年見たLACCAアートん中で
    一番好きな位置ずけでございます。
    リズミカルでおしゃれ愉快な背景。
    無垢でちょっぴり憎らしく、いたずらな表情を浮かべた
    やんちゃ風味ライオン、至極良いですねぇ!

    ソーイング展示をじんわりじっくり見渡した後、
    ソーイングテーブルで休憩がてらアイス珈琲を頼む事に。
    ドアの外と中が吹き抜け繋がっておりまして。
    建物と自然との境目が曖昧な廃校カフェなのです。
    くすんだ床土、崩れかかった古い壁、植物の葉っぱが
    室内まで突き破り、顔をひょこり覗かせている様子伺えます。
    珈琲容器は陶器で出来たご飯茶碗みたいな底広の
    一風代わった入れ物にホイップクリームが、
    プかりと圧し掛かりくっついておりました。
    ゆるりと切り取られたローテンポ空気が
    ソーイングギャラリー全体をフカフカ流れてゆきますね

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  • 振り絞る感覚で

    うろたえ、怖気づきながら悶々と考え込むよりも先に
    絵筆動かしながら対話を積みに積み重ねてゆくのだ。
    脱力な身体へと石炭組み込んで、蒸気を
    勢い良く噴出させるSL機関車の様な感じへとシフトさせなくては。
    体が火照ってくると自ずと細胞組織に
    活力漲ってきて、活性感促してくれるのだ。
    逆に臆すれば臆するほど、画面からは
    気持ちが遠のいてしまうのだ。
    ここぞと思い立てば、瞬時に気持ち鼓舞させながら、
    まずは画面に形描き加えたり、色を塗してみたり。

    ありがたい事に自分が発案した
    企画展示にお誘いを依頼した人達から良い返事いただいて、
    一緒にグループ展出来る事となりそうです^−^
    よい刺激をメンバー同士が与え合って
    響かせ合いながら実りある展示会へと昇華できればよいなぁ^^

    トイストーリー3、評判上々な噂を、ちらほら耳にするので
    近々観覧へと赴かなければゆけませんねー。
    インセプションも個人的に、とても気になる感じではありますー。

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  • 週末大阪ギャラリー行脚^−^

    24日
    宝塚のギャラリーエデルにて開催中、
    ワクワクドキドキなサムホール展へと赴く。
    商店街では浴衣でビラ配ってるスタッフの姿が〜。
    エデルギャラリー外ではオーナーさんが正面入り口で
    たこ焼きを焼いておられて。さっそく12個ほど美味しく
    いただき、冷えたビールと併せながら喉を潤す。
    ギャラリー全土を覆いつくす勢いで
    サムホール作品群が、びっしりと飾りつけられておりました^^

    その後、伊丹市美術館にアンドレ.ボーシャン展を見にゆく。
    http://www.artmuseum-itami.jp/
    ボーシャンの描く風景や人物、フルーツなど、全てにおいて
    眼差しが健気でいてつぶらな印象。なんだか
    絵の中で流れゆく時間が、ゆったりスローリーだって
    それにつられ自身もまったり引き寄せられる様に
    図像作品へと足を踏み入れ寛いでる気分でした。

    まがたまカフェの動物展を鑑賞しながらテーブル囲み、しゃべ栗。
    まがたまカフェに連れられ来ていた
    床にのっぺりと寝そべる小型犬や
    大きな声色あげながら威嚇する
    牧羊犬ボーダーコリーなどを目でキョトキョト追いかけながら
    マカロニ風味パスタをぺロリと頬張る^−^

    25日
    太陽がギラギラ照りつける中、南港三角公園へ。
    だだっ広い工場だとかコンテナ、
    真っ直ぐと地平線の先まで続きゆく長い長い道路。
    覆い茂った道を奥へ進みゆくと
    開かれた原っぱに立て掛けられたパネル板が設置されていて。
    音リズムに乗り合わせる様な感じでペインター達が
    各自持ち寄った画材巧みに使いこなしながら、
    ドローイングしておりました。真夏の炎天下ん中のペイントは
    持続感がすぐに喪失するので
    休み休みな感じで間を取りながらの作業を要求されますね。

    月夜と少年
    榊さんの展示を今年も拝見いたす。静寂が包み漂う
    徳島の山々や雨季の水で景色が
    ぼやいだ高野山などの風景展示。

    日音色
    郡山から出張パン屋さんが来店して店内で米粉販売^^
    もっちりぱさぱさした甘さ控えめのカントリーな
    美味しさが目新しかったです。こ日はプレイイベントだっれ
    人がぎっしり。ちょうどほど良い適度な点数で作品が
    並べられている感じです。ザックリ切り取られた
    岩瀬さんが描いたオレンジフルーツの
    果実作品、とても良かったです。何気ない風景にこそ至福なる
    造形美が宿っている事を再認識させていただきました。

    SOHOアートギャラリー
    外国の女性アーティストが日本文化をリスペクトしながら
    ジャポニズムワールド描き表した作品個展。
    アンドロイド芸者は、なんだか一見、押井守の擬態世界を
    連想させるかの様に見えた。

    アートスペース亜蛮人
    妖絶臭が、空間全土を覆い尽くし燃え広がっております。
    怪しくてエロティックでいて毒々しい、
    奇怪な様相挺した幻想ワールド。個人的には奥にある
    真っ赤な人食い花に腰かけた
    少女の作品がお気に入りなのです。窓にはポツリと
    満月が、たゆたっていて、それが窓の中を
    密かに覗き込んでいる様な視点感じられて。

    nanoギャラリー。
    海外のアーティスト2人による2日間のみの
    展示会。ギャラリー内は外国の来客者達で
    ぎゅうぎゅう溢れ返っておりました。オロオロうろたえていると
    コウサイさんがグットなタイミングで登場ー。
    そして事務所の方でずっとしゃべ栗、しゃべ栗^−^
    アートワールドでは缶バッチを
    作品交換いたす事に^−0^なんだか今回も
    ワンドリンク&ワンフードパーティーなのに、
    自分は何も謙譲せず、ギャラリーから出されたシュウマイやら
    ピッツァだとか、オレンジジュースなどをガボガボ召し上がって、
    終電間際まで長居いたしました「笑」
    ササラサラのB1とB2作品を持って帰るの
    めんどくさかったので..
    nanoギャラリーに無理やり寄贈する事になりました
    展示を開催してない時は常設で飾りつけてくれるとの事なので、
    機会あれば拝見しにきてくださいねー。

    そんなこんなで新作、アボリジニキャット銀河鉄道追跡中、が
    完成いたしました。サイズがやはり、
    アートワールドのキャパ要領では
    大きすぎる感じいたすので、後日、別の展示会で
    お披露目いたす事となりそうですー。

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  • 図像8合目であたふたと〜

    もうちょい、あと少しな、図像8合目くらい。一週間切ると
    さすがに焦る。まぁ、仕上がらない場合、その作品出さなければ
    よいのだが、それではあまりに完成予告をしてしまった
    自身がかっこわるいよなぁ..と思うからねぇ「失笑」
    画面に挑み行く前は、闘争本能と戦意全開ミナギリなのだけれど、
    絵筆入れ終わる頃には、かなり心身クタクタ消費いたすんは、
    毎度の事ではあるし、仕方ないのだけれど。
    終盤向かうにつれ、絵筆入れれる範囲歩数が
    限られてきて、それらを見極めながらの作業がひとひと続く〜。
    降ろし立てのウルトラマリンブルーとコバルトブルーが
    残り、後わずか。この作品が完成するまで
    燃料持ってほしいところです。「買いにゆくの、めんどくさい」

    初日は車で行くのか、スクーターで行くかで、
    かなり迷いに迷うよなぁ。
    二日連続、堺までは、かなりガソリン食らうので、郵送で先に
    送ってしまうべきだろうか。最小限のコスト抑えての
    プランをあれこれ考えながら、同時に使うべき所では
    お金を出し惜しみなくザックリ使ってゆかんと
    よりよい成果得られないのは
    過去の失敗談踏まえて充分理解しているので。
    準備や用意の方、周到にテキパキこなしてゆかなくては〜。
    忘れ物しない様に、何度も何度もチェックを繰り返しながら、
    後一週間、じっくり、事をこなしてゆくのだ。
    なんだかんだで、8月、9月のスケジュールも
    みっちり埋まってきたから、うっかり抜け落ちない様に
    コピー用紙へとメモ書きしてゆかなくては。

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  • 勢いストローク!!

    絵には、瞬発的な爆発力が必要不可欠であると
    つくずく痛感いたす〜。勢い良く形態を描き進め、
    色を画面上で次から次へと掛け渡しながら
    膨らませ塗り込んでゆく。足したり、削ったりの編集作業を
    ひたすら繰り返しながら推し進めてゆくんです。
    メインのオオトリ図像が仕上がるかどうか
    不安というよりか..、必ず仕立てるのだよ!と、
    ここに戒めとして決意表明、むしくは
    ホームラン予告の如く描き記す。
    最近まで、うんともすんとも言ってくれなかった
    F20サイズにようやく波がやって来て
    それなりに対話する事出来てきました。

    ゴッホの作品に強く胸打ち、惹かれるのは、
    心の中に沸々と湧き上がる心象風景を燃え滾る、むしくは
    煮えたぎる様なパワーで描き表している所に
    魅了されるのだと思うのだ。うねり狂うドラゴンの様な
    太巻き線や、眩くて溢れんばかりのぎらついた
    エネルギッシュな色合いだとか。
    それらが蒸気機関車みたく見る側へと
    蒸気音鳴り響かせながら、眼前へと押し迫り見るモノの
    視線を釘づけにするのです。

    最近描いていて思うのは、テニスをするかの様に
    絵筆を豪快走らせて打ち、乱打繰り返すみたいに、
    身体全体突き動かし、汗をしたたらせ、息継ぎ必死でしながら
    途方もなく繰り返す..。それはまるで
    激しいスポーツの感覚に近いんだよねぇっと
    つくづく思うのだ。なので緩くチマチマした、か細い作業ばかりを
    画面上でしていたのでは小奇麗にただ、まとまっただけの
    お上品な面白みに事欠ける、鈍感な作品になってしまう気が
    するんです。それがたとえ、気の遠くなる長い時間を
    その作品に費やしたとしても。
    ザックリ、勢い噴出する感じでガシュガシュ絵筆を
    まさぐりながら入れてゆきたい気分です。
    図像が雑であるとか荒いという場合、冷静さを
    自身が見失っている時だから
    力を邁進注ぎ、情熱の灯火宿しながらも、冷静さや客観視を常に
    投げかけ入れる視線合わせ持ちながら
    作業更新してゆきたいと思います。
    さぁ、さぁ、あと少しでコンプリートさせますよ。
    月末の真夏決戦まで後10日〜。

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  • 眉山.ホッタラケの島レビュー^−^

    ツタヤの更新葉書を持って、カード更新へと出向く。
    旧作無料券をいただいたので、準新作も含む三本を
    一週間レンタルいたす。さっそく2本続けて鑑賞。

    眉山「びざん」簡潔レビュー
    四国.徳島の町並を一望しながら見守るかの様に聳え立つ眉山。
    病気の知らせを聞き、急ぎ足で東京から駆けつけた主人公の咲子。
    母のお龍は、気立て強くて真っ正直で少しだけ威圧的な
    側面匂わせる気丈な母親なのである。
    女出一つで今まで32年間、咲子を育ててきたのだ。
    次第に病状が悪化、腫瘍が全身へと転移してしまい
    車椅子での生活を余儀なくされる。そんな母と最後に
    なるであろう地元特産の阿波踊りを見に、母と子、
    親しい間柄の人達で観覧行くのだ。そこで32年前に分かれた
    父とお龍が感動の対面を果たす。阿波踊りを中央挟んだ
    客席と客席の向かい、目と目をしばらく見つめ合いながら
    永久の別れをするのです。無くなった母のお龍が生前、
    医学生達の解剖実習に使うための身体の提供契約を
    交わしていたんです。その時に書かれた
    メッセージカードが娘咲子へと手渡される。
    そこには短いながらも娘に対して目一杯の愛情が
    集約され込められていて、かなり感動いたしました..。
    「咲子、あなたは私の命です」

    続いて..ホッタラケの島を簡略レビュー
    人間がほったらかしにし、物が不必要となり、忘れ去られた
    モノ達を拾い集めて出来た国、それがホッタラケの島なのです。
    主人公の遥は、ふとしたきっかけで、
    子供が使うゴム飛行機を持ち去ろうとしていた子狐追いかけ
    ホッタラケの国へと行く事に。そこで数々の困難を乗り越え、
    母が生きていた頃に貰った手鏡を取り戻すのだ。
    人が一番ホッタラかしているもの..それは、過去に体験した
    数々の眩くキラキラ瞬いていた思い出達なのかもしれませんよねー。
    日本CGのぺッタリした安上がりな感じは、
    どうしてもハリウッドCGに比べると劣化してしまいますが、
    その辺りは内容やアイデア工夫で
    減点ポイントをカヴァー出来る感じですよね、うん。

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  • 借り暮らしのアリエッティー鑑賞.ネタバレ注意^−^

    待望のジブリ新作、参拝して参りました〜^^
    物語がシンプルでいて、すっきりストレートに纏まってて、
    シロクロ分かりやすい印象でした。
    カラスや猫や草原だとか家、葉っぱなどが
    小人からの視線で眺めたら
    とてつもなく大きな世界に佇む生き物ばかりなのですよね。
    決して人に姿を見せてはいけないんです。
    それは自分達が住まう領域を危険に
    晒す事になるのだから..。借りぐらしとは、人間達の
    住居スペースに小人達が夜な夜な忍び込んで
    少しづつ、ほんの一欠けらではあるけど、食料や日用品などの
    物資を拝借いたす行為を言うのです。14歳になったアリエッティーは
    父親と始めて、借り暮らしを行いに、古く寂れた別荘宅へと
    侵入するんですが..。そこに一時滞在していた心臓を病んだ
    少年に目が合って見つかってしまうのです。
    始めての借り暮らしで見つかってしまった事に対し
    しょげて落ち込むアリエッティー。
    父は優しく手を差し伸べ、微笑みかけながら
    こう言うんです。「済んでしまった事を悔いても仕方ないよと」

    少年とアリエッティーは、二転三転した後、ようやく
    心を通わせるのですが、
    お手伝いさんが、悪巧み企てて、小人を捕らえようと躍起んなり、
    結局最後は、長く住み慣れた暮らし快適の土地を
    泣く泣く去らねばならなくなるんです。
    クライマックスシーンでは、木の棒の上に登って目を
    ピタリ同じ視点へと合わせた、少年とアリエッティーが
    プレゼントを交換いたすのです。
    アリエッティーは結んでた髪の結いを少年に渡し、
    少年は冒頭で借りぐらしを、し損ねた角砂糖を
    アリエティーへとプレゼント。美味しいハーブティーが
    これでようやく作れるのです。
    明後日には手術を控えた少年が、その後どうなったかは
    描かれておりません。それは、見る側それぞれの
    考える隙間に出来た余白へと想いを馳せて捉えるべきなのでは
    無いでしょうか?金色のヤカン船に乗って川を下へ下へと下ってゆく
    アリエッティー親子と新たに出来た仲間の小人は
    この後、何処に新たな住まいの土地を見つけ、
    物語の先をクルクルと紡いでゆくのでしょうかねー^−^

    堺アートワールド、だいたいの位置を把握するため、
    小品を大まかにレイアウト。横幅1.8メートルなので、
    適度な空き間隔を間合い取りながら、作品達を組み合わせて
    ゆかないとゆけませんからね〜。

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  • 蟻とスティッチ.詩の朗読会

    http://curasanchoku.cart.fc2.com/?page=4
    東海地方に出展していた産直アート展が終わって、
    オンラインで半年間作品販売を移行していただいております^^
    そして、主催者さんから産直展での売り上げ詳細送っていただき
    驚いたのは..、作品がなんと..
    一点ばかし売れてるではありませんかぁぁ!!^−0^
    今月はnanoギャラリー、産直アート展と合わせて
    立て続け短い周期で勢い良く三点ほど売れておりましてー。
    なので、飛び跳ねハイパーうれしゆすですよぉぉっと

    新作は色トーンと形を簡潔に絞り込みながら、まとめ上げた
    象徴主義的な系統作品へと仕上がりました。
    今月末までに後2点ばかし小品が仕立てられれば幸いであります。

    昨日はソーイングギャラリーに、蟻とスティッチ.詩の朗読会と
    語り部&ウクレレライブに
    あじこさん、タカ君と行ってきました^−^
    蟻とスティッチというのは、ソーイング.詩の朗読勉強会で
    集いし方々が、ユニットを組んで
    それぞれが自身の思いを詩に綴って
    ギャラリー空間で発表する、いわば詩の
    お披露目展示会なのであります。
    一人一人が大事に胸の内閉まってはいる、けれど
    外側へと放り出したい情念の篭った想いが
    言葉に乗せられ、聞き手へと運ばれてくる感じでした。
    大切な家族や身近な人の事を紡ぎ出した詩が
    全体的な傾向として多かった気がいたします。
    正直な態度や誠意を持って吐き出された言葉や文章って
    凛としていて、健気で美しいよなぁっと、
    率直思える気分に浸れますよね。

    ウクレレライブでリズミカルな波が出来る。そして締めは
    永井さん年季とコクがある人生観反映された
    語り部口調の弾き語りでフィナーレ。
    ぐぐっと迫り来る滲み出た声色宿っている気がしました。

    その後、アークオアシスデザインの品揃え豊富な画材屋で
    油彩のホワイトだとかイベントで使うアクリル絵の具などを
    補充いたしたり。休日はいつも以上に広大な
    パーキングへと車がギチギチした状態.狭い間隔で
    駐車しとりますなぁ..。テラス出た外側に設置された机に座り
    たこ焼き頬張りながら話し込む。これから面白い遠出旅行だとか
    ワクワク出来る企画構想が9月以降いくつか予定で
    実現出来そうだから、かなり今から楽しみであります^−^

    夕飯は自宅へと招き入れ、鉄板焼き。肉を火で炙りながら
    ワイワイ談笑しながら、良い一日を過ごせました〜。
    それにしても、帰りの電車を乗り過ごすパターンは、
    なんだか絵描き間で恒例行事みたくなっておりますよねぇ..「笑」

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