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2011/09/30
僕はアート作品を鑑賞したり展示する事によって
旅を続けながら新しい大地へと遠出しているんだなぁって思うんだ。
金沢の21世紀美術館だったり、瀬戸内海に浮かびし直島。
東京ビックサイトやクリエイターズマーケット、果ては海外の韓国ソウル迄..。
画家を志していなければ巡り合う事が無かった素晴らしき至福なるトラベル。
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2011/09/30
全ての森羅万象に寿命が在る様に、
当然作品にも寿命と言うのが存在する。
人の顔にシワが寄り、白髪になって、背骨がネジ曲がってくる様に、
絵にも汚れや退色、素材の崩れなどが、時間と共に発生してくる。
そう、彼らも、我々人と同様、赤ん坊から青年、中年期を経過しながら、
やがて老人となり永遠の眠りへと入るのだ。
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2011/09/29
永井ギャラリーで、屋久島風景を題材に描かれてる人の個展へ連れて行ってもらう。
30代半ばくらいで、すでに絵筆一本で本業とされてるらしい。
やはり近代絵画の流れを組む作品ってのは、
売る事を目的として考えた上では、捻りの効いた
不可思議な要素を秘めた現代美術より、遥かに需要があるんだなぁ。
やはり、そう言った意味では卓越したデッサン力や
人並み外れた描写力が、近代絵画を軸にした具象作品では、
確固たるモノを言うように思う。
上手い人は5万と居るが、その中でもより優れた卓越さや上手さを持つ絵が、
そこから選ばれてゆくのだ。
そう言った意味では東京芸大のトップを
受かるまで受験して画壇入りすべきなのだろう。
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2011/09/28
28日
うさぎとカメで言えば僕は確実に亀の部類でいて属性に入るな。
結果を出すのは、あくまで一期一会の一つずつ。
短期間の間に一足飛びで大きな成果を上げれる類の兎タイプが羨ましく思う。
兎型の短所は、進む速度が速い分、
さぼったり怠けたりスランプや体調不良に陥りやすい。
つまりリズムに激しい波の上下がある様に思う。
亀系統の属性持つ者の長所を言うならば
リズム感が一定で規則正しく動ける所かなぁ。
僕に例えて言うなら、季節の変わり目に風邪を拗らす事が無く、
展示会の日程が無くても絵筆を休む事無く時間さえあれば動かし続けてゆけるし、
スランプで絵の出来が悪い年はあっても、
描く速度を緩めたり長い時間を空けたりする事は無い。
27日
今日は自身にとって特別な日となった。
最後の数分間、勇気を振り絞って執り行った行動が
関係性の進展を明らかに促したんだと思う。これで一歩距離がまた縮まった。
人との間柄は、ちょっとした、ほんの一サジの気遣いとか配慮の無さで、
近くなったり離れていってしまったりするんだなぁ..と
中崎駅前で実感した今日の夕暮れ時刻。
25日
今、巷で話題の眼鏡市場で眼鏡を購入。
家では眼鏡を付けて生活しとります〜。
ここのお店最大の魅力は、度数の弱いレンズでもきついレンズであっても
値段価格が全て均一で買える事ですかね。
薄くて度数が強く強度のあるレンズを選んでも
値段は表示された価格まんまなので、それをオーダー。新品眼鏡16000円で購入♪
23日
約10数年ぶりのジャンボジェット機による離陸で垣間見た陸地。
普段住み慣れた町が、とてつもなく小さな集合体織り成して
集まり大きな島となり上空から立ち現れる。
青い星地球を覗き見た様な数分間は、別世界へ行った様な感動が押し寄せてきたなぁ。
この世界が美しくとめどないと言う事を心に忘れてたのが蘇った瞬間だった。
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2011/09/24
2泊3日のフライトで初海外旅行、IN韓国ソウルへと
行ってきました^^いやぁ..カルチャーショックの連続で
新しい刺激が満載の三日間でした^^気分はブレードランナーですよ☆
21日午前5時起床
ちょうどタイミングが最高に悪く、この日は台風が関西に
上陸しとるせいか、雨がもの凄い勢いで降りしきってて。
カッパ着て、リョックをビニール袋へと入れ、
濡れない様、処理を施し、友人宅までバイクで繰り出す^^
友人で戦友の細川君の住まうオンボロ屋敷へと赴き、
そこから阪急に乗り、地下鉄堺筋.南海線を経由後、
2時間の道のり終え、ようやく関西空港へ到着。
9時45分に受付済ませ、円を両替し、入国審査済ませ、
だだっ広い空港内からチェジュ行きの飛行機乗り
11時45分、無事韓国へと飛び立てました^−^
向こうの天気は、こちらの雨あられとは対照的で
晴天で気温もほど良い感じでした^^
さっそく現地のツアーガイドがお出迎え。
空港からバスに乗りホテルでチェックイン済ませ、
免税店で解散した後、ようやく5時くらいに
自由行動が出来た感じなのであります^^
地下鉄で改札カードを買い、いざコエックスモールへ出陣!
コエックスは東洋最大級のショッピングモールで
総面積12万ヘイホーメートルと、とてつもない
スケール感でして。中には映画館やキムチ博物館、
大型書店、各種服飾や雑貨店などがあります。
エレベーターで地下から1階迄昇り、いよいよ
KIAF会場となっている
ホールA&Bへ、VIPカード使い、乗り込む事に!
会場内は業界関係者達で大賑わいでして、
大きく広々としたパネルブースに世界各国から
名門ギャラリーが軒を連ね、それぞれのギャラリーで
一押し作品をお披露目し合ってる印象を受けました^^
ビップルームで濃密な赤ワインを二杯ほど頂きました☆
この日は、広々とした空間に一通りどんな展示風景が
形成されてるかを見渡して、一日終えました〜。
グッスリと睡眠を済ませ22日は朝から会場に
入りびたり、朝の9時半から夜の11時半迄
歩き通して、さすがに疲労困憊なりました「笑」
絵を出展させていただいてるエデルギャラリーに
何度か様子見に行ったり、海外作家達の作品を
眺めれるだけじっくり吟味したり、コエックス向かいにある
寺院で、丘の上建てられた仏像を観覧したりしておりました^^
辛いキムチ料理や美味しいビール、
ビブロース肉などを昼.夜と豪快に胃袋詰め込めるだけ、
たらふく放り込み、満腹すぎるくらい平らげた感じです。
23日は、さすがに2日間、無茶をしすぎたのが
祟りすぎて、ヘトヘトで眠気が随時襲ってくる感じでしたー。
9時半の遅い起床を済ませ、宿の斜め向かいに在る
焼肉店へ、バスが来る迄の1時間弱、居座りました^^
本場、豚カルビを鉄板で焦がし、やんわり頬張りながら、
鮮度抜群のレタスに肉やキノコ、キムチなどを挟み込み
手掴みでガッツリ美味しく食しましたぁ^^
韓国ノリをお土産で買って、2時のフライトで
無事日本へと帰国出来ましたと^^
そして今日、嬉しい知らせが届いて!どうやら0のボウズは
回避された様です。小作品サムホール3点が嫁入りいたした
みたいなのです^−^遠い韓国で、知らない誰かの心に
響いて、それを飾ってくれる居場所が確保できる、
誠にありがたい事ですよ、うん。
3日間体験した事は、一生涯生きてゆく上での
大変貴重な経験と濃厚な時間をギフトしてくれた感じでした。
最高のキラキラした宝物と巡り合えた旅だったと思います。
新たなる視点も今回の旅を通し芽生えてきたので、新たな
航路にそれを生かしてゆきます。
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2011/09/18
リサイクル、つまり再利用すると言うキーワードが
僕はとても大好きなのだ。
僕の知らない誰かがキャンバスやパネルに絵を描いて
それがいらなくなり処分される所を
母校から大量に貰いうけ、ジェッソで塗り潰し
自身の作品へ次々と生まれ変わらせていった。
約3年くらい前に貰い受けたキャンバスやパネルは
50枚はトータルであったと思う。車の後ろに
積載一杯詰め込んで、自宅へと運送した。
それらも残す所、指で数える程度となった。
パネル作品はB2サイズをドリルで連結させ個展で発表した。
中サイズのキャンバスや大作のF50号も発表場所が
設けられるたび、新たな生命を宿らせ展示場へと送り込んだ。
使われなくなったゴミ同然のキャンバスが、僕の手仕事によって、
必要な居場所へとおのおの納まっていった感じなんだ。
あるキャンバスは発表後、賞金いただき、そのお金で新たな画材を買い、
また一つ絵を生み出す可能性へと繋げてゆけた。
最近では、自身が過去に未発表で気に入らなく
押入れにしまい込んでいた絵をジェッソで塗りつぶしリセットさせ
ゼロから再度作り上げる事にした。そして出来上がった図像を
銀座の選抜型コンペに応募した結果、入選勝ち取り銀座一等地での
年末企画展へと招待される事と相成った。
この様に、不必要で居場所の無くなったモノ達に
再度光を与え、作品と言う宝玉なる至宝へと輝かせてやるのが
芸術家としての使命であり役割だと思っている。
自身が長い年月を費やし築き上げてきた潤い豊かな
世界観や研ぎ澄まされた感性。それらを
キャンバスや絵の具などの画材に想いを託し、
頭と手を巧みに操りながら
絵をクリエイトさせてゆくわけだ。
作家に美術作品として価値のある図像を産み落とす能力が
無ければ、キャンバスや絵の具など、ただのゴミクズ
同然だと僕は考えている。同じ画材でも、どうせ使われなら、
絵心の乏しい人物や画材を蔑ろにする人よりも、
画材に敬意の気持ち持ちながら
絵に魔法をかけられる様な人に消費される方が、
画材としても健全で良い事であるのだ。
2011/09/18
東京銀座の一等地に建設されたメグミオギタギャラリーの
選抜型コンペにF20号キリンが通っちゃいました^^
ギャラリー周辺には阪急百貨店やエルメス.ソニーなどの
大手ブランドメーカーが立ち並んでて立地条件最高です☆
http://showcaseshow.org/ 12月13日〜24日迄の二週間開催なのでよろしく♪
うがうが、むきー!製作の方、午前中で少し煮詰まってきちゃったので
午後からはソーイングテーブルへジャムジャム音楽祭行ってきます^^
様々なふり幅のミュージシャンが寄り集まって、
裏庭の広々ゆったりした原っぱで音を奏でるので楽しみ♪
夕暮れ時迄居座る事にいたすか^−0^
http://tamazkue.sakura.ne.jp/jam3/ 渚でジャムジャムジャム^^
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2011/09/16
腹8分目でも満腹でも無く、腹12分目で食をたらふく平らげるのが自分としては、
最も満悦出来る感じだ。肥満体系を気にする人は大勢いるが、
自分が心ゆくまで食欲を満たす事が悪い事だとは思わない。
食べたのと同じだけの燃焼率で行動してエネルギーを消費すれば良いのだ。
ダイエットに走り食事制限する事の方が危うい。
健康ライフをしながら安定に過ごして長寿を得るよりも、
身体に悪くても美味しいモノを胃袋にたらふく詰め込んで、
食を謳歌する事の方を自分は強希望する。
人生は短くても良いので太い骨密度で、
やりたいと思う事を自由気ままにエンジョイし
永遠の眠りにつく方が自身が掲げるモットーとして重宝でいて大事な事なのだ。
ブラックスワン鑑賞。生真面目で繊細だった白鳥が
黒く真っ赤な目をした黒鳥へと変貌を遂げる姿に震え上がる。
白鳥の呪いを掛けられてしまった少女。
それを解くのは王子の愛によってでしか人に戻る術が無いのだ。
けれど王子は別の女性と恋に落ち、絶望に打ちのめされたスワンは
崖の頂きから奈落の底へと命を投げ出してしまう..。
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2011/09/15
なんでもござれ..が現代美術なのであれば、
これほどそっけ無くて、味気無いモノは他に類が無い様に思うなぁ。
そうでは無くて、自由度の高い現代アートでも、
自身の作品作りでルール作りを設けて、制約を施すのが必要不可欠なんだと思う。
それが作品を支える軸となり、最小限の空間からでも無限の可能性を導き出せるのだ。
サッカーが何故あそこまで多くの人に支持され、
熱狂と感動の渦を巻き起こせるのかには確固たる理由がある。
それは足だけしか使ってはいけないと言う
極限的に厳しい制約状況下の元でプレイヤー達が
頭脳.気力.精神力などを最大限に搾り出し本領を発揮し挑みゆく姿勢が
人々の心に大きな揺さぶりを掛けれるんだと思うね。
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2011/09/14
もしかしたら、もしかしたらの時のために
そこより先へとチェスを打ってゆくみたいな。
絵を通して結果が出せた場合は
その先の事は、そんなに深く考え込まなくてよいと思う。
シンプルに答えは出ている。勝ったらまた次の1チャンスを
勝ち取るために、新しい作品をクリエイトしてゆくだけなのだ。
けれど、これが結果を出せなかった時はどうするのか。
それは、その先の2歩、3歩、4歩先まで
突き進んでゆく航路を、どの様なルートプラン駆使しながら
駒を揺り動かしてゆくかだと思う。イメージしたプランを
明快に構築させておくと、躓いて転んだ後も
さほど動じる事無く、次なる策へと乗り出せるのだ。
具体的に今年の12月迄の計画を書き記してゆくと、
9月韓国でのKIAFアートフェアがある。
そして10月に心斎橋でアートストリームが開催される。
この二つの大舞台で転げ落ちた場合の事を
念頭にシミュレーションしてゆく。
韓国で絵が全く売れなかったとする。その場合、売れ残った作品は
sohoアートギャラリーの
クリスマス展へと巡回させるプランでゆきたい。
お手軽価格で作品購入出来る、プレゼント特別企画なのだ。
これでも売れなければ、2012年度のデザフェスへとさらに巡回。
それでも駄目な場合、最後の駆け込み寺
ギャラリーsoraでの2012年秋に開催される
サムホール5000円均一展で、ギリギリの勝負を掛ける。
最終的に絵の値段とは自身が決めるものでは無く、
買ってくださるお客さんが、その値段価値に見合うと
思えば、購入されるので、その辺りも考慮しながら
値段変動を書き加えてみるのも、謙虚なやり方だと思う。
そして10月のアートストリーム。これも最悪のパターンを
想定シミュレーションした場合の、次なる二手三手を
取り揃え、事前に用意させてゆくのだ。
額込みのサムホールが売れ残った場合は
冬に開催されるサムホール展に巡回させる。
額無しのサムホールはKIAFと同様、来年の
デザフェスへと巡回させる感じなのだ。
後、来年売れゆきが良くて、立地条件最高の場所での
個展も検討している。ここでサムホールは1万円均一に
統一して売り捌く事といたしたいが、このプランは
12月迄の自身が叩き出したトータル結果と
照らし合わせた上で考慮させるつもりだ。
12月に東海地方で開催されるコンペ。これもKIAFで
売れ残った場合のパターンを視野に入れ、自信作の
F4号をコンペティションへと送り出す予定。
これももちろん賞狙いで、次なる繋がりを得るために
必要なカードとして有効打を放てる可能性あると思う。
9月の東京でのオークション展。これも
売れ残れば10月頭には自宅へと返却されてくるので
アートストリームでの展示販売に望みを託したいと思う。
そしてアートストリームでも駄目であれば..、
12月のsohoアートギャラリーで開催される
クリスマス展にエントリー候補として選んでゆくつもり。
この様にして、良い人と巡り合えず売れ残ってしまった
作品達を次なるスペースへと解き放ち、
嫁入りさせるチャンスを確保させるためなのだ。
何より自身の絵をより多くの人に知ってもらい
支持者を一人でもたくさん拾い集めるには、
少し先の光明が持てる未来まで見越して
駄目だった場合のパターンからプラスベクトルへと
塗り換えてゆく事が大事なのではないだろうかと思うなぁ。
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