飯塚悠太

画家

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東京都目黒区

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飯塚悠太

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飯塚悠太

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  • フレキシブルコンテナバッグ フレコン

     おめん制作用のでんぷん糊と、人が入る大きさの袋、または大きな袋をつくる材料になりそうなもの(中に入ってパフォーマンスに使うつもりでいる)を買いに、コーナンに行ってきた。

     でんぷんのりはすぐ見つけた。問題は袋だ。
     大きな布で作ろうか、ブルーシートでつくろうか、布で作ったらかなり高くつくだろう、ブルーシートだとつなぎあわせるテープが必要だろうなあと、いろいろ考えながら探していたら、ブルーシートの脇に「フレコン」と書かれている、土嚢袋を大きくしたような、うすいオレンジ色の畳まれた袋が売っていた。フォークリフトやクレーンで吊るための紐がついている。

     調べてみたら「フレキシブルコンテナバッグ」と出た。粉や砂利を保管、運搬するための袋で、1トン程度の重量物を充填できる容積、強度のものが主流(Wikipedia)。
    この大きさの袋なら中に入っても大丈夫そうだ。900円弱で買えた。ネットならもう少し安く買えるかも知れない(500円前後で販売しているところを見つけた)。

     買ってきてしゃがんで中に入ってみたら、程よくゆとりがあってちょうどいい。がんばれば3人は入る大きさだった。一人用の小さな筒型テントのようなものをつくったりもできそう。

    「フレコン」、またひとりで袋に入りたいと思った時のために、覚えておこうと思う。

  • 絵と心?

     ラスコー洞窟の壁に描かれた馬や山羊の絵を、Googleの画像検索でさがしてぼんやり眺めた。ウィキペディアで「近くで遊んでいた村の子供に発見された」というのが書かれていて、その時の様子を想像して、なんだかおかしくて癒された。

     人の心を打つ作品、作品で思いを伝えたい、絵から気持ちが感じ取れるという言葉を周りで耳にしたり、そうなのであろう作品にだれかがうっとりしている様子をみると、僕は絵を描いている癖にそういうものがさっぱり感じ取れないので、自分はなんて浅はかな奴だと劣等感を感じたり、周りには見えているものが自分にはみえていないのだと、不安に駆られたり疎外感を感じる。

     ウォーホルくらい「絵なんてからっぽなんだ」とあっけらかんと言い切れたら、どんなにかっこいいかと思うけれど、そこまでストイックになれるわけでもない。

     ラスコー洞窟の壁画に馬や山羊を描いた遠いご先祖様は、洞窟の壁に馬や山羊の絵を描きのこした。まさかこんなに長い間残るとは思ってもなかったと思う。当時はアートとか、絵で自己を表現するとか、絵で心が、という概念すらなかっただろうと思う。すごく羨ましい。

     「私には絵心がないもので・・・」とか「芸術には疎いもので・・・」と苦笑いで敬遠されるとすごく寂しい。僕もそんなもの全然わからない。だから行かないでくれと言いたくなる。

     どちらに行っても宙ぶらりんだ

     最近文字にして思いをめぐらすことと、手を動かして形にすることはずいぶん違うことだと実感した。作品が息詰まるとSNSやツイッターに入り浸り、ブログがどんどん長文になっていく。

     悩むには悩むけれど、一度パレットに絵具しぼって筆持ってキャンバスの上で動かしてしまえば、途中でいろいろ湧いてきてなんとかなってしまう。僕がいま唯一信じられることはそのことだけだ。胡散臭いんだなあ

  • 油絵を展示したいので「作品 募集」とか「アート 募集」とか「展示 募集」で検索した

     
     ブックオフで「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」という本を100円で買った。なまけものなのに57個も守らないといけない事があるのかとぼんやり感じたけれど、最後まで読んだ。

     自分のやることが、自分の外でやっている事に関わってるとやらざるを得なくなるから、なるべくそう風にしていくのがいいよ、というような事が一部書いてあって、なるほどと思った。

     外に繋げよう。公募だ、公募に油絵出そう。

     登竜門を見たり、ツイッターで「作品 募集」とか「アート 募集」とか「展示 募集」のワードを入れて検索をかけた。

     たくさん出てくる検索結果。

     出てくる結果はほとんど、作家の出展料で食ってるようなギャラリーの作品募集なのだけれど、その中から無料展示か、審査料かかったりかからなかったりの公募を探した。

    http://t.co/9BstRyFixh
    http://t.co/79gj1mmwOW
    http://http://www.asahi-welfare.or.jp/nextart2014/
    http://t.co/GmkXbLNdDn


     本来、公募なんかより展示参加を優先するべきだと思う。審査料取られるところ、みえない基準で他人に作品序列をつけられてしまうところや、入賞入選という大仰さがあんまり好きではない。


     だがしかし、展示費のかかる貸ギャラリーでの個展、グループ展というのはたいてい
    ○展示者がものすごくリア充、人気者であるとか
    ○作品に麻薬的な依存性があるとか
    ○展示してるところがイケてるギャラリーであるとか

     そんなんじゃない限り、良くて自分のおともだちか、同じ出展者のおともだちしか来ないので、活動が外に広がらない。もちろん作品は売れない。僕は友達が少ない。


     超高料金でひとりカラオケをしたような虚しさを引きずり展示最終日。ギャラリーのオーナーは出展料をしまいながら宣伝不足を叱咤し、笑顔で展示の苦闘を称え、がんばれよと激励して誇り高き不遇の作者の心を癒した。

     オーナー、ありがとう!!!!!

     そんなやりとりをあちこちで何度も目撃する夢を見た。選んだ作者も悪いのだ。怒るまい恨むまい。



    ○わかりやすい場所にある施設に作品が展示されるところ
    ○公募展事務所が宣伝してくれる(DMも刷ってくれる)ところ
    ○よその人が見に来てくれるところ。


     これが公募のまだマシなところだ、なまけものに向いているのかもしれない。もちろん運良く作品が通ったらの話だけれども・・・

     審査料を振込み、丁か半かと入賞を祈る背中は、情けない賭博師のようだ。なるべく早く抜け出して人気者になろう!

     これからは、賞を貰ったらチャンスが来たぞとおとなしく喜び、大仰に宣伝しまくろうと思う。


    ー告知ー

    飯塚 悠太
    10月28日 22:51 ·
    この度、昭和シェル石油が主催する『シェル美術賞2014』にて入選が決まりましたので報告いたします。
    http://www.showa-shell.co.jp/art/2014/list.html

    受賞・入選作品は、国立新美術館で12月に開催予定の【シェル美術賞展2014】に展示されます、是非お越しください。
    【シェル美術賞展2014】
    会期・・・2014年12月10日(水)〜12月23日(火・祝) ※16日(火)休館
    時間・・・10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
    12日(金)、19日(金)は夜間開館実施予定 10:00 - 20:00(入館は19:30まで)
    最終日 10:00 - 16:00(入館は15:30まで)
    会場・・・国立新美術館[1階展示室1B]
    〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
    tel.03-6812-9921(会期中のみ)

  • 風邪をひいた

     喉がイガイガしはじめて、これはやばいかと思ったらやられてしまった。
    ちょっと調子が悪くなると、前まで当たり前に乗り切れたことが億劫になってくるから厄介だ。

     最近ブックオフで見つけた横尾忠則の「病の神様」という本を読んでいたところだったから、なにかしら中身に共感できる部分が感じられてすこし嬉しいが、やっぱり健康が一番だよなあと思った。

     自分の体なのにどうして思い通りにいかないのだか

     今日もまたコンビニで「一日分のビタミン」というドリンクを買い、最近野菜をあまり食べていない罪悪感と不安を癒す。これはおまじないなんだなと思った。

  • 隠れる

     最短距離で駅に向かおうと、ひと気のない朝のビル陰の路地裏を友人と歩いた。
    「昔この辺りで、すごい大物たちが夜な夜な集まって飲んでいたらしいぜ」
     嘘か本当かよくわからないが、歩きながら友人は言う。
    目を移すと、さっきまでなんともなかった古い看板、植え木、積まれたビールケースやらが、なんだか不思議な凄みを帯びて、隠されたドラマを語り始めた。

  • ズボンを洗わないではき続けると犬に威嚇される

     買い物の帰り道、すれ違いざまに、おとなしく歩いていた白くて小さい犬の目つきがギラっと変わってギャンギャン吠えてきた。あれは、ズボンが犬のにおいに近いから吠えられるのか、単ににおいに驚いて吠えているのか。
     謝りながら犬を引っ張っていく飼い主さん。かえって申し訳なく思いながら、もういい加減ズボン洗わないとまずいなあと思いながら家に戻った。

  • 日展の開催要項をみつけてきた

     展示やなにかで自己紹介する時、絵を描いてますというと

    「日展とか二科展とか出すの?」と時々聞かれる。

     学生時代そういう類の賞の話を耳にすることはあまりなく、トーキョーワンダーウォールやシェル美術賞、出したことがないけどVOCA展などのほうが周りでは話題になっていた印象だ(今年シェル美術賞に応募して、結果待ちだぜ)。しかしそんな賞、外に出たら周りの人はほとんど知らない。

     美術雑誌で「一枚の繪」を買う方が日展二科展っぽくて、「美術手帖」を立ち読みする方が現代美術っぽいという印象だ。前者は「画壇系」、後者は「現代美術系」とか呼ばれるらしい。
     アニメでいえばサザエさん側か、深夜アニメ側か。
     
     野暮なことに、僕はなんか居心地の悪さを感じるので、世間で言う絵描きさんらしく、お茶の間で当たり障りない日展に出してみよう!なんて思いつきで、はじめて日展の要項をつかんできた。

     「改組 新 第一回 日展」の文字。調べてみたら色々とあって新しくなったようだ。開催要項を開くと青い出品申込書と茶封筒が挟まっていた。

    会期は10月31日〜12月7日

    日本画 洋画 彫刻 工芸美術 書 の五つに分かれていた。

    洋画の搬入日は、10月10日、11日、12日・・・・・

    よくみたらとっくに過ぎていた。来年覚えていたら出してみようと思う。

  • 超速乾メディウムとシッカチーフ

     油絵の具を入れている箱に、ずっと使っていない(たぶんこの先も使わない)、超速乾メディウムのチューブが入っていた。中身は茶色っぽいゼリー状。美大の実技試験のために買って余ったものだ。たしか6時間で30号を描くみたいな試験だったと思う。

     もともとゆっくり乾燥する(固まる)油絵具の乾燥を早めるのは、あまりいい事ではないと聞いているので、使うのを躊躇していてそのままになっている。フタを開けたら絞り出す口のところがカチカチに固まっていた。さすが超速乾。

     同じく乾燥を早めるシッカチーフの小瓶も使わないままになっている。こっちは液体状。昔混ぜすぎて画面をシワシワにしてしまった事があった。

     

  • 情熱のF100号キャンバス運び

     F100号 162x130cmのキャンバスだ。

     普通は運送業者に頼んで運ぶサイズ、それをあえて手持ち。F100号をかついで街の中を歩いたり電車に乗ったりする人のことをすごくたまに見かける。まるでキャンバスが歩いているみたいだ。そんな様子をみるとおお仲間だ!と思い嬉しくなる。

     この絵を、作品を、と運送業者に頼んでしまうと美術品だからという事で料金がたまげるほど跳ね上がってしまう。伝票の品名欄に「額縁」と描いて、「ワレモノ注意」「下積厳禁」「天地無用」「取扱注意」などのシールをペタペタ貼ると安く抑えられるという話を、知り合いに聞いたような気がする。

     最近F80キャンバスを電車に乗せて運んだ。空いている時間に乗ったが、やはり邪魔になる。置き場と、タテに置くか横に置いたほうがいいのかと悩んだ。キャンバスの裏側から、「パパこれなーに、なーに?」と小さい子の声が聞こえてくる。

     あとになって、電車であの大きさの荷物を運ぶのはOKなのか気になったのでおそるおそる調べた。

    JR きっぷに関するご案内

     「携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)以内で、重さが30キロ以内のものを2個まで持ち込むことができます。」

     ギリギリアウトでひやっとしたが、よくよくみると下の方に

     ※スポーツ用品、楽器、娯楽用品などは、長さの制限を超える場合であっても、車内で立てて携帯できるものは持ち込むことができます(専用の袋、ケースなどに収納するようにしてください)。

     これは、娯楽用品だ。よかった。

  • ビールラーメン

     昨日の昼飯、ラーメン茹でようと準備していたらキッチンの収納からビールもどきが出てきた。日本酒でものを茹でたり、料理にワインやブランデーを加えたりというのをよく聞くので、これでもいけるかと、ビールを煮立ててインスタントラーメンをぶち込んだ
    酷い味だった。苦味が10倍ぐらいになっていて、アルコールの刺激臭みたいなのが鼻と喉を刺す。ひどい昼食だった。あんな徹底的にまずいものを食べたのは初めてかもしれない。

     ビールの苦味はホップの苦味。ビールはもともとホップ以外にも色々なハーブで香り付けされていたが、いつからかホップの苦味と香りが好まれて定着したらしい。というところまで調べた。なんでこんな味選んだのか不思議でしょうがない。

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