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2011/09/24
感動というものは、既にして自分の内部に存在しているもの、イメージであったり、考え方であったり、そういうものが、目の前に現れたときに、ある種の驚きの感情を伴った既視感、既知感として感知されるものだ。潜在意識が無理やり明るみに出される驚きというか。人の作品に触れて感動するとき、小生はいつもそんな風に感じている。
一方、自分が絵を描くとき、アイディアは常にはかないものだ。そのはかないアイディアが、皮相な作品にならないように取材をして、いろいろ勉強して調べて描く。そのアイディア、作品の核になっているものは、ずーっと以前から自分の心の奥底に沈潜していたものであるような気がいつもする。ひとつ作品が結実するとき、またひとつ心の中のわだかまりが消えて、またひとつ小生は「自由」を獲得する。今回ギャラリーフリーウィングスで展覧会をやって、そのプロセスがまたひとつ完結し、さまざまなわだかまりが消えて、そして次の作品の構想に向かうことができる気がしている。
今回女性が何人も小生の動物のデザインを気に入ってくれたので嬉しかった。かわいい動物たちのモフモフ。これらは作品に結実させないかぎり、個人的なモフモフに終始したであろう些事にすぎない。だが日ごろのモフモフ、これには意味があると漠然と信じつつ、そしてそれは正しかった。
今日は3つのアイデアが浮かんだ。1つは「せいや!」1つは「信長」そして1つは「通報」。これらのイメージをどう絵にしていくか。しばらくご無沙汰であった人物キャラクターの方で新たな地平を獲得したい。とはいえ例によって、完成は一体いつになるやら全く目途はたたない。静かに目を閉じると、我が日本男児の魂の雄たけびが聞こえてくる気がする。
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2011/09/17
知人も増えたし、懐かしい人も訪ねて来てくれて、とても実り多い期間を過ごすことができた。明日は搬出です。展覧会はいいものだ。運動部で言えば試合。音楽のサークルで言えば演奏会。いろんな文化系サークルの発表会。日ごろの成果を人に見せて意見をいただくという大切な場。これがないとやはり日ごろの活動は意味がない。
ギャラリーはスタッフの方がいるので自分が詰めなくてもいいし、やりとりもしてくれるのですごく安心。以前、金もなかったので短い期間、5日間だったかな、個展をしたときは、期間中自分か親が詰めていないといけない会場だった。そんなに仕事を休めるわけないし、だから展覧会なんて簡単にはできないと20年間思い込んでいたが、ギャラリーの人が詰めてくれるところを探せばできるんだなー。あと、仲間が集れば経費も安いし。目からうろこの経験でした。
来場してくださいました皆様ほんとうにありがとうございます。会期は明日の5時までです。
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