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2009/03/05
大いに期待をもって、Vray for Sketchupの試用版を試してみた。
さすがにモンテカルロ法によるGIレンダリングは美しく、自然光や間接照明によりナチュラルな空気感が表現できる。やや計算時間がかかるが、「染み」現象は極力抑えられている。
ただし、大きな問題点として、光源の種類が2種類(点光源とエリアライト)しかなく、特にインテリアCGにおいて重要なアイテムである「スポットライト」がない(!)
これは大いに困ったことであるし、定価で13万円もするソフトとしては重大な欠陥ではないかとおもってしまう。
リアリティでは少し落ちるがKerkytheaが静止画のレンダラーとしていかに能力が高いかを思い知ることができた。
Vray for Rhinoが兄弟製品となるが、工業デザインではさほど光源の種類は必要とされないだろうし、充分に役立つ強力なレンダラーになり得ると思われる。
というわけで、現状では導入は踏みとどまるしかない。今後の機能アップに期待したい。
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