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2010/06/18
いま、企業ロゴとロゴタイプを作ってます。
先方に成長の可能性を見出したので、
半ボランティアで制作させていただくことにしました。
簡単にいうと出生払いのようなもので、
今後のデザインに関する業務は、
ぼくに委託してくれることを約束していただいて、
お仕事をうけることにしました。
その他雑務(広報として)もボランティアで協力させていただいてます。
しかし
これは、相手のことを本当に信用してるから
できることです。
クリエイターは、本来、制作料の請求は
絶対にしないといけないと思います。
なぜかというと、デザインという仕事について
誤解をしている方々が多いからです。
学生さんに頼むかのごとく、
「作ってみてよ」という考え方の人が多い。
「お絵かきをしている」と勘違いされがちなのです。
だから業界全体で見てもデザイナーの給料は多いとは
いえません。
ただの単純作業ではなく、
確実にデザイナーは「作ることの楽しみ」
「生みの苦しみ」を味わいます。
良いものを生み出せるようになるまでに、
気がおかしくなるほどのハードワークを強いられます。
しかし、なかなか相場の無い世界。
制作をする際の限界費用も限りなく少ないし
それを相手側に認知されてしまっているので、
言い値で決まってしまう事もしばしば。
良い意味でも悪い意味でも
どんぶり勘定ができてしまうんです。
だからこそ、
制作者や制作に関わる営業職は、
きっちりと営業のためのロジックを組まなければ
ならないと思うし、フィーが取れるくらいの
満足度をカウンセリングの時点で
工夫しないといけないとおもいます(サービス+成果物)。
デザイナーと似ている知を売る仕事である経営コンサルタントの掲げるロジック、
人気の街医者、人気の美容院。
参考になる職種はたくさんあると思います。
もっと正当に評価されるように
業界全体が、クリエイティブは、
アートではなくサービス業であることを
もっと自覚したしたほうがよいように思います。
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