Haruna Watanabe Portfolio

支援活動の最中
正直な話、嬉しい事、楽しいことだけでなく
しんどいこともたくさんあります
復興が進まない部分を見て辛いということもありますが
何より現地の問題に触れるときや

中でも結構こたえるのが
支援をしている人たちがリタイアしていくのを知る時

このイベントは課題もたくさんるけれど、
「仕事にしてはいけない」というのが私の中の信念で
あくまで自分の生活の基盤にあるのが
現地にも負荷がなくていいと思うのです

現地には身を粉にして支援をされている方がたくさんいます
今でも続けている方もたくさんみえます
そんな中自己犠牲でパワーバランスを崩して
消えていった人を見ました
東北にたくさんの意味ができて、大切だからこそ
私の生活を切り崩してまでやってはいけないと思うのです
継続のためには、ギリギリのところまでしかやらない
本腰で取り組むなら、他のことは全て辞めるくらいでなければ
とてもではないけれど、実現できないことがたくさんある
進化と維持のバランスはとても勉強になります

そしてこの「クリスマスプレゼント」という
一種特殊な物的支援も実は非常に効果的で
参加しやすい内容ではないかと思うのです
生活必需品である必要はないし
結果的にこどもたちが手に取れればほとんどの場合
何だって喜ばれる
そして「忘れてないよ」という気持ちを届けることができる

離れた地から、ほとんど震災の被害を被らなかった私たちが
それでも東北のために何かしたいと思った時
さらにそれを継続したいと思った時
企画自体が重過ぎてはいけない、そう思うのです

ラフに参加できて、現地と直接つながれる、
心のやりとりができる丁寧な企画を心がけながら
ささやかだけれど続けること
そして企画自体を動かす私自身も
ギリギリでもラフであることが非常に重要なのです

今年は特に、発信を他のメンバーの方に
委ねた部分が大きいです

とある方に「おおっぴらに支援しているのを語られるのが嫌」
と言われたことが、心にヒビが入ったのもありましたが
こういうことを言われるのは一度や二度ではないし
言わないにせよ、この企画を進めると
ツイッターのフォロワーさんは毎年がくんと減るのです

あぁ、そりゃ嫌だよなぁ
キラキラしたクリスマスの時期に
毎年荒野の写真を流したり
当たり前だよ
そりゃ私だって、
「私いい人ですよ、がんばってますよ
　さぁ褒めて下さい」って
全く思ってないかって言われたら
それは完全には首を振れません

でも、それでもこの企画は
現地で待ってくれている人がいるのです
それが勝手な使命感だったとしても
醜い自尊心だったとしても
私が発信しなくてはこの企画は動かない

このブログ自体だって、うるさいな、面倒くさいな
また渡邊は同じようなこと言ってくどいなとか
そういうことを思われていても仕方が無い
それでも、私は辞めるわけにはいかない

こんなことで私は揺らいではいけないのだけれど
それでも、あくまでこれは仕事じゃない
私が傷を追って無理をして背負ってはいけない
私が「嫌だ、辞めたい」と思った瞬間に
全てが終わってしまう
「ラフ」であろうと思い
今年は仲間に発信を委ねることにしました
そして皆それに応えてくれました

その分現地の方々とのやり取りを綿密にし
宿泊先や交通手段の手配や応援グッズ作りなど
内々のことに注力することもできました


ずっと見守っていてくれる現地のみつとめさんと
25日の夜に一緒に食事した時に
「黙って支援する人も必要だけど、
　発信する人も絶対必要」と言ってもらえて
すごく救われました

私はどんなに続けても、東北の人ではない
東北の人ではないからこそ
東北以外のことも考えられる余裕がある
私たちの活動は、そういう余裕とゆとりのある
柔軟な活動でありたい
そう思うのです

私がこういう活動することで、離れていく人も少なくないです
でもそういう方は、結局私が何をやっても
追々合わず気分を害してしまうだけだと思うので
お互いのためにも距離を取るのが正解だと思う

みんなにYESな事なんてきっとない
逆に大切にしてくれる人もいるから、私は大丈夫
それに毎年辛抱強く一緒にいてくださる方は
本当にすごい方たちだなぁと思いますし
それだけでだいぶ支えられています
来年も、発信していきます

画像は、みつとめさんからのことば
嬉しくて、涙が出てしまった
こちらこそ、ありがとう。

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☆いろ葉のショップ(実店舗)アトリエができました！
岐阜県可児市下恵土5505 レストランものがたり内
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「東北へクリスマスプレゼントを送ろう」企画
2011年冬のささやかなお手伝いから
様々な変遷を経て、今に至るわけですが

最初に閖上を見たときだったか
それともそもそも私たちが最初に東北へ行ったのが
一旦の支援ブームの去った冬だったからか
とにかく「続けなくては意味がない」
そう最初の時から感じていました

あんなに流れた場所
家や人、仕事、被災は物的なものだけではないこと
様々な根深い問題や、実際に現地の方々が
心に抱えた悲しみは
たった数年で元通りになるものでも
手を離していいものにも思えませんでした

前述の記事の佐藤さんは
音楽の支援に来たいと言った若いミュージシャンたちに
「一回だけの支援なら来ないで欲しい」と
正直にお話ししたそうです
それくらい、ただその時の心任せに来られ
やった気持ちで忘れられ、後ろ姿を見せられることは
いくら復興に必死だとは言え、追い打ちをかけるように
寂しいことだということは、当事者でない私にも想像に易いことです

最初の数ヶ月でも支援は減り
それが１年、2年経つうちにさらに減り
その間にも日本だけでなく世界中で
様々な不幸が起きている

私は、たまたまキッカケがあって東北を支援しているけれど
そもそもその縁がない方にとって
無理に参加してもらうべきものではないし
何も東北が全てではないと、この支援をしながらでも思います

世界中の不幸や、それ以外にも
もっと小さな不幸、家族や友だち、自分自身の不幸
どんなものであれ、手を差し伸べたいと心が動いた
そこらじゅうに溢れる涙や悲鳴に駆けつける事
形も、やり方も人それぞれで
短期的な支援ももちろん必要だけれど
長く寄り添ってあげることが
あの荒涼とした心の景色に潤いを与えるか
本当の人のやり取りに繋がるか
それをここ2年ほどでかなり実感しています

とにかく継続にあたって
現地の方々のご協力は欠かせません
そのご協力がどんどんこちらに前のめりになってくださった
心の開き具合を感じたのが2年前のことでした

それまでこどもたちに会う機会もなく
仕分けしてお渡ししておしまいだったのが
こども会に誘っていただけるようになり

昨年は本格的に準備してゆき
ついに今年は企画段階から
やらせていただけるようになり
「どっとなとり」の方々を中心に
名取り文化会館のスタッフのみなさま
岩沼の佐藤さんなどたくさんの方にご協力いただきました

文化会館に到着するなり
私の指示を待って下さるような状態で
私の不慣れや、いろいろとお任せしてしまった部分もありますが
今年は非常にイベント自体の成長を感じました

名取文化会館と、名取が丘児童センターの2カ所で
同じイベントをさせていただき
計70名ほどのこどもたちと、保護者のみなさまに
参加していただくことができました

本当に細々とできることを続けてきただけですが
それでも継続は「信頼」を産むこと
そしてそれが、「やりたかったこと」へ繋がり
私たちがやることは変わらなくても
現地の方々のご助力の大きさが変化してきたことにより
私たちの活動自体の信憑性と実績と基盤になっていくこと
その実感がかなり強度を増してきました

特に児童センターへ行くと
こどもたちが「あ！去年もきれくれたよね！」と
目を輝かせて見てくれるのが本当に嬉しくて
企画の目標がそこにも集約されているように思います

そして回数を重ねることで
企画自体の効率も良くなり
プレゼントの打ち合わせ自体は本当に短くて済むため
イベントのほうに労力を持って行き易くなり
メンバーもより良く見せるべき場所を案内することができる

どんどん良くなる

命も救えず、家も立て直せない、お金も出せない
あの時役に立てなかった私たちが
今、こうして少しずつ現地のゆとりの隙間に
役割を見つける事ができている
私たちだって、お医者さんより大工さんより
長く彼らと一緒にいて支えられる
誇り高い職業であるという自信を
私はこのイベントでいただいているように思います

これからもいろんな方々のご意見をいただきながら
丁寧なイベント、企画を継続していきます
この先、どんな形になるかは試行錯誤ですが
続いて行く事だけは、確かです

いつかみんなで、お祭りみたいにできるといいな
震災のこと、一瞬でも忘れられる時が来るくらい
笑って泣けてみんなで楽しめる
そういう時が、何年も先になるかもしれないけれど来るといいな
そこに私たちもいられたらいいなと、思っています

いつもお世話になっている
小野さんを始め、どっとなとりの皆さま
名取文化会館のスタッフの皆さま、名取が丘児童センターの先生方、
岩沼のつながる木っとの佐藤さんはじめ
多くの現地のみなさまにお礼申し上げます

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今年も無事に「東北にクリスマスプレゼントを送ろう」企画を
終了することができました
暖かいご支援、ご協力、本当にありがとうございます

書きたいことがたくさんあるので
思いつく事からまず整理しながら
記事をひとつひとつ書いていきます

まずは被災地の現状について

今年も、閖上地区に行って来ました
毎年行って、同じ日和山からの景色を見ています

毎年少しずついろんなことが進んでいるのも分かる中
正直そこまでの目立った変化が見られないここ数年です
初めて見た人たちには衝撃の光景かもしれません

町だった場所
たくさんの人たちが暮らしていた場所です

去年は資材の運び込みや汚泥の搬出用の
事業用トラックの出入りを多く見受けましたが
今年は明らかに区画のかさ上げ作業が進み
買い上げが進んだ土地には
5m以上の土がもられ、いずれは道も上がるそうです

かさ上げをすると側溝の中や
土地に残った遺留品、遺骨等を探すことができなくなるので
探しにみえている方も見られました

たくさんの被害が出た老人福祉施設も
そのままの状況で
昨年までのアルバムに入っているそのままの
変化のない現場も私には毎回辛くて
閖上の写真を撮る事があまりできませんでした

そんな中ずっと毎年伺っていた閖上小学校
体育館は遺留品の倉庫になっていましたが
昨年には体育館は施錠され
今年取り壊しが決定しました

こうやって少しずつ建物はなくなり
かさ上げが進み
今年の見た目の変化は結構にすごいと感じました
数日の間でも、かさあげが進むため
来年の日和山からの景色は変わったものになるのではと感じます



そして今年は、応援グッズのチャーム制作を通して出会った
つながる木っとの佐藤さんに
岩沼も案内していただきました▼
 

下道でも車で20分くらいのところ
仙台空港がほど近い
閖上と同じ沿岸の岩沼

流された住宅街は
慰霊碑と震災の記憶を伝える資料、
そして罹災時の避難にも使える機能を持った丘を備えた
広大な公園「千年希望の丘」になっていました

復興の進み具合が明らかに違う
そして海岸から少し離れた場所にある老人福祉施設も
普段の訓練と備えのおかげで
一人も被害がでなかったそうです

公園では臨海に強い樹林を研究しつつ
多量の植林が行われ、
既にいくつかのイベントが行われたそうです
岩沼は復興の「トップランナー」と言われています

この違いは何か？
簡単に言うと「町にいた富裕層の多さ」が
一番の影響だと佐藤さんはおっしゃっていました

これはどうしようもない話しではあるとも思いますが
それゆえに「備え」と復興への「投資」ができたということです

流された場所がこれから復興していくにあたって
臨海の場所には居住制限がしかれ
海岸から一定の距離の場所でなければ
家を立てられなくなりました
土地は行政が買い取り、様々に活用していく

その中で来る災害による「被害」を如何に少なくするか
というのが課題になっている
名古屋では耳馴染みのない「減災」という言葉が
あちこちで見られます

今回の用に公園の機能で実際の被害を減退させる仕組みだけでなく
より多くの人が迅速に安全に避難でき、
なおかつそこで凍えたり飢えたりしないで済む仕組み

そして、私がプレゼント企画で一番注目している
「災害に備えるコミュニティづくり」が
この減災のひとつにあたるのではと思います

これってそんなに難しいことではなくて
例えば近所の人や、友だち、家族単位でも
実際に災害が起こったらどうするかを
話しておくだけでもかなり違うと思うのです

そして私たち、文化に関わる人間が
災害の直後、全く役に立たなかったとしても
こうやって何年も丁寧に寄り添うことで
光明が見えることもあるという事実を
私はこの企画を通して証明していきたい

文化人たちの減災のひとつの動き方として、
確立していけたらと思うのです

資産に関しては、難しくても
例えばお金をかけなくてもできることもある
もしかしたら、そこに備えておける資産があるかもしれない
そのあたりは私の可能な範囲は限られるので
あくまで、文化の面での思考を絶やさずにしていきたいと考えます

今回閖上だけでなく岩沼を知る事で
「復興とは」というリアルな部分を
垣間みることができました

現地の細かな事情や民意や行政についてなどは
私には計り知れない部分が多いですが
それでもこうやって着実に進んで行く復興と
地域の違いを知れた事は
非常に大きな経験です

今回お忙しい中案内してくださった
佐藤さん、本当にありがとうございます


次回は「継続と発信の効果」について記事を書こうと思います

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めまぐるしいたくさんのことをこなす中で
いい加減にしていいことが
ひとつもないということは
とても背筋が伸びる

昨日も、今日も、明日からも
全部大切なこと
ひとつひとつ丁寧にやっていくこと
ただそれだけです

今日はいなべにいって
みおさんの彫刻を預かって
レストランに飾ったり
柴田さんのアトリエにもお邪魔できたりと
副産物たくさんの三重でした

そして明日の夕方からは、ついに東北です
いろいろちゃんと間に合うか
そして何か忘れていないか
そわそわしっぱなしです
 

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■「被災地の子どもたちにクリスマスプレゼントを送ろう　2015」
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自分の準備もままならないまま

東北やレストランのクリスマスの準備や年賀状やら
東北前の私はデザインマシーンと化しています

今年はフェリーとイベントとの兼ね合いで
仙台滞在期間が長いので
ここにいる間にいろいろやってしまわねばなりません
師走らしい師走を過ごしています

その中でも
ずっとやりたかったことが
叶っていったりと
とてもありがたいこともあり
早くご報告したいです

年末まで、走りきります

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ゆるーくLINEスタンプを作りました
練習でつくって、しかもプライベートな内容なので
需要も少ないと思いますが
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でも本当に、私たちは
割と仲良くできているほうで
私の性格がきついので
たくさん主人に折れてもらっているのも
あると思いますが
それなりに楽しく過ごしています

主人と出会って
人生がぐっと潤いと豊かさを
増した様に思います
厚みやうまみが出た様に思います

下らないことで笑ったり
ちゃんと泣けたりする
本当にありがたい話しです

これからもできるだけ長く
楽しく過ごして行きたいです
 

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クリエーターズマーケット無事に終了いたしました

クリマのようなマーケット系のイベントでは
対面して見えるお客さまの表情や
一体何が求められているのか
よく見えてとても励みになります

そもそも、自分の作品に
お金を払って下さるという
すごく素朴で崇高な歓びに
立ち返ることができるのが
ありがたいです

ちょっと休んでいたので
よけいに身にしみます

はじまりを思い出す
いつも1から始められる
それは私たちのいろ葉のコンセプトでもあります

くまたにの作品も
私のものも
一緒にみてくださったり
どちらか選んでくださったり
いろんな形で応援くださること
いつも感謝しています

次は仙台
年末まで楽しくがんばります

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このまんまるに救われる

最近暖房のあたるねこちぐらの上で
ずーっとまんまるになっています

父親ゆずりのまんまる成分は
だんだん強くなって来ました

最近寝るときも寒くなってきたので
一緒に寝ます

こないだは少し膀胱炎ぎみだったので
動物病院へ連れて行って
すっかりよくなりましたが
やはり寂しさがストレスになってしまうそうで
連泊する日は連れて行ったり
割とつきっきりです

かまいすぎも良くないようですが
とりあえず目につくところに
私たちがいればいいみたいです

いつもいつも
いろいろあると
やわらかいまんまるに救われています
夫婦の真ん中に入ってくれたり
寄り添ってくれたり
甘えてくれたり
彼は幸せだろうか
 

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■クリエーターズマーケットブースはA11,12
http://www.creatorsmarket.com/
2015年12月12日（土）、12月13日（日）
開催時間 11:00～18:00
開催会場 ポートメッセなごや3+2号館
入場料 前売1日券750円／2日券1,300円
当日券900円（小学生以下／大人1人につき2名まで無料）

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震災当時、私は絵を送れませんでした
そして、私の周りの文化に関わる多くの人たち
絵を描く人も、歌う人も、踊る人も
どんな過ごし方、応援の仕方をしていても
みんな無力さを感じていたと思います

あの頃から
何度も何度も書いた事です
私たちは、大金を持っているわけではない
壊れた家を直せるわけでもない
命も救えない、仕事も作れない

そして冬に初めて現地に行って
暗い物資倉庫に壁画を描きました
初めてクリスマスプレゼント企画をお手伝いしはじめたのは
結局自分が得意な情報整理からでした

あれから、ずっと
クリスマスプレゼントの支援を続けてきました
私は支援とは言っても
結局続いて来たのは「縁があったから」
それに尽きます
もっと汚く言ってしまえば
「3月12日の結婚パーティーの罪悪感を払拭するため」
だから入籍した12月24日は毎年仙台
結局は自分のためです

「3月11日は必死だった
　12日は絶望だった」
そういう言葉を現地で聞き
そんな日にたくさん祝ってもらったことを思い出す
3月12日に、あぁ、去年も支援ができて
いろんなこどもたちや、お母さんが笑顔になっていた
よかったと、肩をなで下ろすのです

そんな人間が主催者のイベントです

クリスマスに被災地の写真をツッターに上げれば
毎年何十人もフォロワーさんが減ります
ただ、私にはそれ以上に
現地へ何度も通って対話した多くの人から
忘れられて行くことの痛みも感じてきました
もともと非難されることも、偽善だと言われることも
わたしが支援を続けていることを公言することで
嫌悪感を抱く人もいることも
当然だと思っています

もし私がそう言われることで心に抱いた
痛みや焦りや恐怖が
自尊心から来るものなのであれば
そんなものは塵にも等しいのだと思います
捨ててしまえ、そう思います

そもそも、私はそれを糺したり
訂正したりするほど
立派な人間ではないからです
疎まれて然りなのです

それ以上に、あの荒れ地に染み込んだ涙は
愚かな私一人が七転八倒したところで
苦しみにもんどりうったところで
到底消えない

私がやらねば、私が言わねば
私が立たねば
忘れられてしまう土地がある
忘れられてしまう痛みがある
毎年そこに芽生えさせられた筈の笑顔がある
それがほんの一カ所でも、たったひとつだっとしても
それをこの下らない私が生めるのであれば
偽善上等、嫌悪上等です
嫌われるなら、私がいい

自己犠牲でないボランティアは一番の目標でもあるので
この中途半端な位置にいる、私くらいがちょうど良いのです
立派なことをしている覚えもないし
自分のためにやっていることですし
私はいくらでも頭を下げましょう

世界中で天災が起こる、テロが起こる、不幸が起こる
大きな不幸、小さな不幸、家庭内暴力だって起こる
もっと掘り下げれば毎日誰かの大切な人が死ぬ
痛みは消えない
どんなにも苦しい

私は縁があったから
世界中には寄り添えないけれど
東北には「長く」寄り添おうと思った
私たちが勝手に「元気になったよね」と
判断しないようにと思った
彼らが「もうすっかり元気になったよ」と心の底から思えるまで
私たちは寄り添おう
それは偽善だって償いだっていいはずだ
私がそれで救われている
私は特殊な例でもあるかもしれませんが
理由は、それで充分だ


そして寄り添い続けて
生活が戻り始めた現地に
ようやく文化の役割が見えてきた
私たちは大工より医者より、
長くながく現地に寄り添う
彼らが歌って踊って、笑って、素直に泣けるようになるまで
やっと私たちが、出る幕が出てきた

今回のパリだって、世界中の不幸だってきっとそうです
現場には結局癒えない哀しみがずっとずっとつきまとう
少しでも心にとめた事があるなら
どうかどうか、忘れないで
時々思い出して
そして何か機会があれば
アクションを起こして下さい
何年もたった後に、私が感じて来たように
あなたの絵が歌声がありとあらゆる表現が
笑顔を生めるかもしれない


というわけで、いろいろあって参ってしまっていたけれど
現地の方々とのやりとり
今年もメンバーとのやりとり
支援金のお振り込みのお知らせを通じて
弱っている場合でもないと思い
再度、再度、みなさまへお知らせです

今年も私が続けるクリスマスプレゼント企画があります
現地へささやかなプレゼントを送ることで
あなたの忘れていない気持ちを届けることができます
私たちが現地で配って参ります
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そして去年からイベントも行なっています
より多くの文化人が関わり、内容を充実させるための
支援金も募集しています
今年は支援金になる応援グッズもあります
応援グッズ付き支援金特設ページ

今年もやります
毎年、毎年少しずつ
私の中で「意味」が増えて行きます
「また来てね」という子どもたちの言葉に
どんどん気持ちはシンプルになっていきます
何といわれようと
何があろうと
私は支援を続けます
そして忘れられないために
現地の人が叫べない声として
公言しつづけます
ご協力、お願いいたします

そして、これを機に防災対策も見直してください
いざという時、あなただけでなく
あなたの周りの人を救うことができるように
まずは自分から、それで充分です

＊＊＊＊:*†゜私たちの出番です .*†゜:今後の予定＊＊＊＊クリック募金→http://www.dff.jp/

■クリエーターズマーケットブースはA11,12
http://www.creatorsmarket.com/
2015年12月12日（土）、12月13日（日）
開催時間 11:00～18:00
開催会場 ポートメッセなごや3+2号館
入場料 前売1日券750円／2日券1,300円
当日券900円（小学生以下／大人1人につき2名まで無料）

■「被災地の子どもたちにクリスマスプレゼントを送ろう　2015」
今年もご協力お待ちしています！
http://ameblo.jp/iroha-works/entry-12083849797.html

応援グッズ付き支援金特設ページ

☆いろ葉のショップ(実店舗)アトリエができました！
岐阜県可児市下恵土5505 レストランものがたり内
OPEN 11:00〜18:00/不定休 (HP営業スケジュールご確認ください)
http://www.synka.jp/shop_iroha/


しばらく展示はお休みです。
制作続け、しっかりとした展示をいたします。

■Creative community GNU(ヌー)
http://www.synka.jp/GNU_jyoshin/


■光の演出はいかがですか？
Light Paint




■askを始めました。
http://ask.fm/watanabe_haruna
ここに質問やご相談を書込んでいただければ
だいたいお答えできると思います。


■「被災地にクリスマスプレゼントを送ろう」企画のFacebookページ作りました
https://www.facebook.com/tohokuxmas

いろんな方と
いろんな仕事をさせていただくけれど
それぞれの思い描いているものが
どれくらい具体的かによって
仕事の仕方がぐっと変わって来る

お客さんのクセもあって
それを把握するまでも大事な仕事だったりします

同じ事を言っていても
実は全く決まっていなかったり
すごく具体的に決まっていたり
一体私の関与できる範囲はどこまでなのか
どこまで忠実であったらいいか
どこからが触れてはいけない場所なのか

この仕事は
一体自分がどのくらいの立ち位置にいるのか
それを把握するのがとても重要です
制作者の一端なのか
提案もできるのか
そもそも企画から一緒に作ってもいいのか
クライアントさんや代行さんによっても
性質が全く違う

結局作ることよりも
そのリサーチやコミュニケーションに
如何にエネルギーを使うかによっても
制作がはまるかはまらないかも決まって来る

今回の仕事は
構想の軸はしっかりしているものの
非常に流動的なイメージの仕事で
私の声がダイレクトに肉付けに響く可能性もあって
慎重に、そして大胆に進めさせていただいています

私の立ち位置が分かった時
芯に近いすごく大事な場所に置いていただいているのだと思い
身も引き締まるし、選んでいただけたことに
本当に誇りに思います

造形でいえば
むき出しの芯の前で
チームで一緒に完成に近づくよう
粘土をつけていくような作業
個人的には非常に盛り上がる仕事です

とはいえほとんどが私の手による肉付けなので
思った通りにいかないことのほうが多く
本当に申し訳なくもあるのですが
この「作っている感じ」は
非常に貴重でやりがいを感じます

すったもんだしていますが
ゴールが見えて来ているので
引き続きがんばります

＊＊＊＊:*†゜私たちの出番です .*†゜:今後の予定＊＊＊＊クリック募金→http://www.dff.jp/

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入場料 前売1日券750円／2日券1,300円
当日券900円（小学生以下／大人1人につき2名まで無料）

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