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  • 2013、抱負

    年が明けました。2013年。


    ここ2年くらいは自分の夢のために突き進んでいたけど、
    その中で多くの人に助けられたと感じています。


    地元の友人に励まされ、
    元同僚や学校の友達から刺激を受け、
    先生から学び、
    家族に支えられ、
    先輩を目標に努力することで、
    猪突猛進に進む事ができたと思います。



    本当に、ありがとうございます。


    今年も、みんなが応援したいと思えるような、そんな人間を目指します。
    技術だけでなく、人間的にも成長する。

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  • はじめてパンツを描いた日

    中学時代の話。



    生徒は「連絡ノート」という代物に、明日の日課や持参物を記入する、
    というのはどの学校でも普通のことだと思う。

    僕の学校ではノートの開いた箇所に、その日の感想を書き、
    次の日先生がその感想に対してコメントをつけて返却する、というシステムがあった。


    例をあげると、
    「今日の数学は難しかったです。」
    「体育がおもしろかったです。」
    などの感想に、先生がコメントするわけである。


    しかし僕は子供ながらに、
    「40人もいる生徒のくだらない感想に毎日コメントを入れるなんて、
    先生にとっては相当な苦行なのではないか…」と考えるようになった。

    なんとか、大好きな先生の苦痛を和らげてあげたいという正義感に陥る僕。
    担任の先生は男性(30〜40代)である。なにか喜ばせる方法はないか…




    ……………………………………そうだっ。





    「女の子のパンツを描いてあげよう。」




    繰り返すが、先生を喜ばせるための正義感からきた考えである。


    その日の僕は連絡ノートの空白に、感想を何も書かなかった。
    かわりに、スカートが風でめくれて「いや〜ん」と言っている女の子を描いた。
    そしてそれを、提出した。


    しかし提出した後に、なにか嫌な予感がした。
    僕はその頃 学級委員で生徒会役員という真面目なキャラで通っていたし、
    なにより神聖なる連絡ノートに女の子のパンチラを描くなんて、
    絶対にあってはならぬこと。


    「あ、後で職員室に呼ばれるわ…」という冷静な考えにいたる。


    「正義感でパンツを描きました!」と言ったところで先生は信じてくれないだろう。
    最悪 殴られるのも覚悟の上で、返却された連絡ノートの、
    先生のコメント欄を読む事にした。
    すると、





    「ありがとう。眼の保養になった。」





    正義感が伝わった。




    本当に寛容で、生徒の気持ちがわかる素敵な先生だと思った。

    その日から、僕は先生が喜ぶようなイラストやネタを連絡ノートに
    描いて描いて描き続けた。


    当時は知らなかったが、僕のノートは先生だけでなく、
    クラスの女子達も毎日見ていたようだ。(というのを、最近 同窓会で聞いた)


    そして、ずっと「真面目キャラ」だった僕が
    卒業文集の「クラスでスケベな人ランキング」で3位にランクインし、
    見事「むっつりスケベキャラ」に昇格することととなった。




    先生。お元気ですか。

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  • 寄藤文平さん

    先日、アートディレクターでイラストレータでもある寄藤文平さんのセミナーに参加させていただき、直接お会いする機会があった。

    セミナー終了後、せっかく来たのにこのまま帰るわけにはいかん!と、勇気を出して楽屋っぽいところに行った。

    以前から憧れていた方だったので、本人を目の前にしただけで感激し、緊張でうまくしゃべれなかった。けど、なんとかサインをおねだりしてみた。

    「あの…すみ、すみません…以前からファンでして…あの…サイン…サインだけでも…書いていただけないでしょうか…。すみません…。」

    ↑こんな感じだったと思う。

    と、なんとか伝わったみたいで、快く僕の持っていたクロッキー帳にサインしてくれた。
    なんと、サインだけじゃなくて似顔絵つき。やったね。

    その夜はあまりの嬉しさで常に興奮していた。


    けど、2、3日たって冷静に考えると、喜んでいるだけではいけないと思った。

    自分も同じステージに立たないといけない身なのに、手放しで喜んでいる自分が少し恥ずかしくなった。

    このサインは励みになるし、大切にしようとも思っているけど、それはそれとして、自分も早く彼に近づかなければ、と気を引き締め直す今日この頃である。

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  • 知ったかぶり

    わざと難しい専門用語とか使ってデザインを語る人って、
    だいたい知ったかぶりだからみんな気をつけて。
    「僕くわしいんだよ〜」ってアピールしたいだけ。

    「デザイン」ってそもそも「伝える力」が重要なわけだから、
    話してる用語の意味が理解できそうにない人には噛み砕いて説明してあげるのが普通。

    逆に、いつも中学生にでもわかるような説明をしてくれる人は、ホンマの意味でデザインをわかってる人だと思う。


    【補足】
    似た様な話で、パソコンに詳しい人が詳しくない人の前で偉そうにしてるのも腹が立つ。
    パソコン操作なんて一度知れば子供でもできるし、「ばかじゃないの」って思う。

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  • 文章の上達法

    「文章の上達法はひとつしかない。他人に読まれること。」
    (Twitterのつぶやきにて)

    なるほど。
    これって文章だけじゃなくて、モノ作りにも当てはまるよね。
    自己満足だけじゃ、成長も遅いと思うし。

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  • 「「朝30分」を続けなさい!」

    僕が好きなモノを一方的に紹介するコーナーでございます。
    掲載したモノの感想とかはすべて独断と偏見でございます。

    今回紹介するのは、
    「「朝30分」を続けなさい!」
    古市 幸雄
    PHP文庫

    基本的には「勉強法」の話ではあるのだが、それ以上に大事なことを思い出させてくれたので、僕はこの本が大のお気に入りとなった。

    内容を簡単にまとめると、「時間とお金と労力」をかけた分だけ、その分野に特化でき、達人に近づけるということ。

    例えると、「野球選手になりたいなら、人より多く練習しなさい」とか、そんな考え方。

    ものすごい単純。

    単純すぎて、すでに成功している人にとってはこれほど薄い内容の本はないのでは、と思う。けど、世の中の大半の人は、子供時代に「努力すれば夢は叶う」と誰もが教えられながらも、「自分には才能がないから」とか「時間がないから」といった言い訳で努力をやめてくんだろうなと感じた。



    あと、この本の最後の方に書いてあった、印象に残ったフレーズ。

    「勉強法の勉強ばかりしていないで、一日も早く勉強し始めなさい」

    たしかにな〜。自己啓発本やノウハウ本をたくさん読んで「努力の仕方やコツ」を学ぶことは良いことだと思うが、実際にやらないとな。そりゃ何も変わらないよな。ごもっとも。


    カメラマンになりたいなら、毎日写真撮りましょう。
    コピーライターを目指しているなら、毎日コピーを考えましょう。
    イラストレーターになりたければ、一枚でも多く描きましょう。


    「自分は凡人だ」とか「才能がない」とか言っていいのは、10万時間努力したのに下手くそのままだった人だけだと思う。

    よっしゃ。今日から自分を凡人と言うのはやめよう。



    【補足】
    タイトルには「朝30分〜」とあるように、「勉強するなら夜より朝がはかどるよ」みたいなことが書かれてたけど、個人的には、そこは重要じゃないと感じました。

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  • 記念写真

    大阪を離れる前に、仲間たちと記念写真を撮ることになった。

    やっぱ記念写真は大事やと思うんよ。

    みんなの顔も忘れんようにせないかんし。

    まあでも、


    ピントブレブレじゃわ、コレ(´Д` )

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  • 不良にからまれた件

    高校時代の話。

    僕はそれまで不良にからまれた経験がなかったが、一度だけからまれかけたことがある。

    ある日の塾帰り、自転車で田舎道を進んでいると、道いっぱいに広がった10人くらいの不良軍団が目に入った。


    僕「うわー、このまま行ったら絶対からまれるやん…」


    そう思いつつも、びびって引き返したと思われるのもしゃくだという気持ちもある。僕は唯一空いている道の隅を、何気ない感じで通り抜けることにした。


    と、その時!


    不良のうちの一人が、僕が通り抜けようとした道隅を塞ぐように、立ちはだかったのだ!

    おそらく目の前の不良Aは酔っ払っている。自ら自分のズボンを下げ、下半身をおもむろに披露し、なんと僕にオシッコをかける仕草をとったのだ。


    僕(こいつは不良Aじゃない。変態Aだ…。)


    ここまで挑発されて引き下がるわけにはいかない。僕は意を決して乗っていた自転車を降り、その変態Aたちと対峙することした。

    僕「なんじゃこらお前、ケンカ売っとるんか?」

    相手は10人。不良たちは僕を中心にワラワラと円を描くように、取り囲もうとしている。最後にボコボコにされるのはわかっていたが、目の前の変態Aだけは絶対倒してやろうと心に誓っていた。

    僕は変態Aの胸ぐらをつかみ、キッと睨みつけて思い切り拳を振り上げた、その時、、、


    変態A「あ、ひ、久しぶり。」


    僕「ん?え?」


    よく見ると、変態Aは小学時代をずっと共にした、親友だった。

    こんな形で再会するとは。

    僕「ひ、久しぶりやね…」

    変態Aは恥ずかしそうにズボンを上げ、その気まずさを察した周りの不良たちは、自分たちが作っていたその円を広げ、何事もなかったかのように知らんぷりしたり、タバコを吸ったりし始めた。


    なんとも空気を読める、良い不良たちだ。


    僕はというと、親友が変態Aになったショックでまともに会話できる状況ではなかったし、変態Aも変態Aで、気まずそうに、なんとも言えない表情を浮かべていた。

    僕「ま、また連絡するよ…。」

    変態A「うん、じゃあ、また…。」



    それ以来、変態Aとは連絡をとっていない。



    そんな昔話。

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  • 人間はわがまま

    コーヒー好きはコーヒーの香りを「いい匂い」と言うけれど、
    同じ匂いが人の口からしたら「お前コーヒー臭いっ」ってなる。


    人間はわがまま(´Д` )


    (コーヒーのとこを納豆にかえて読んでもいいよ。)

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  • 世間体を気にするか、やりたいことをやるか。

    人は、自分の苦手なことや巧くいかないことに対して、否定する傾向がある。

    それは、その分野に精通していないことに対し、「〜なんか詳しくても、意味がない」とか、「〜なんか上手になっても、役に立たない」などの考えで正当化し、自分に安心感を持たせるための心理的作用である。(この作用がきちんと働かない真面目な人は、鬱病になったりする)



    話は少し変わって、僕の昔話。
    僕は高校時代、特に将来やりたい仕事もなかったため、絵を描くのが好きだという理由だけで美大を目指すことにした。(実際はいろいろ悩んだけど。)その時は大学卒業後のビジョンを具体的に考えていたわけではないのだが、少なくとも「どうせ美大行くなら、とことんやってやるぜ!」くらいの意気込みはあり、そのための努力なら惜しまなかった。

    そして、いざ大学。専攻はビジュアルデザイン。デザインは嫌いではなかったが、僕はアホなイラストを描くのが好きだった。人には話さなかったが本音では、雑誌の一部や書籍の表紙などに載るような、大勢の目に映るイラストを描く、そんな仕事をやりたいと思っていた。
    学校の講義は真面目に受けていたし、成績も悪くなかった。が、いくら成績が良かろうが、それが直接自分のやりたい仕事に結びついているわけではないと、就活が始まる時期には気づいていた。

    客観的に見て、その時点では描いてきた数も少ないし、実力的にすぐプロになれるレベルでないことはわかっていた。また、自分の思い描くようなイラストレーターを目指すという事は、新卒中心になっている日本の採用システムに逆らうということを意味した。例えるなら、若手お笑い芸人のようにアルバイトをしながら、売れるまで努力するというような生活だ。もちろん、いずれ必ず売れるという保証などない。リスクが大きいし、世間体もある。結局、「世間の人と同じように大学を卒業し、普通に就職をして、そこで働き続けるべき」という答えに行き着いた。

    そのころから、「もともと仕事にしたいほど好きなわけではないし。」という自分を正当化する考えが浮かび始めた。

    そんで就活はというと、意外なほどスムーズに、内定がいくつかもらえるほどだった。いちおう美大を卒業したということもあり、やはり世間体を気にして、デザインに多少なりとも関係のある会社を選び、そこに落ち着いた。

    社会人になっても、「本当はやりたいことがあるけど、現実的には可能ではない」という苦悩から逃れるため、「絵を描く事は、本当は好きではない」と正当化した考えが生まれた。

    その時から約2年間、絵を描くことを完全に辞めた。
    もちろん「絵を描く事は好きではない」という気持ちが嘘だということにも気づきながら、自分に嘘をつき続けた。
    辞めたら楽になると思ったが、逆に目標の無い日々は苦痛しかなかった。生活費を稼ぐためにとりあえず働いてはいたが、心の安定は一日たりともなかった。

    そして今年。
    押さえていたものが爆発し頭がおかしくなりかけたが、その中で新しい考えが浮かんだ。
    どうせ生きるんやったら、やりたいこと目指してやろうやないか、と。
    ず〜いぶん遠回りしたけど、やっと本音にたどりついた気がした。



    「正当化」の話に戻る。始めの方でも描いたように、人は何らかの欲求不満に陥った時、自分を正当化することで心の安定を図ろうとする。「アイツのせいで失敗した(から、自分は悪くない)」とか、「デートとかめんどくさいから、彼女なんて欲しくない(自分がモテないわけではない)」などの言い訳はかっこわるいけど、そういった正当化は精神を安定させるために必要だから、悪いことではない。

    だけど、今まで散々時間とお金と労力をかけてきた分野に対して「本当は好きではない」という一言で押さえ込むのは間違っていた。散々努力してきたことに対して、今更否定するのはどう考えてもアホだった。

    もう世間体とかどうでもいいわ。
    いずれ有名になれば誰も文句言わんやろ。
    この辛かった2年をバネに、めちゃくちゃ努力できれば結果オーライや。

    何年かかっても、やりたいことやってやる。


    【補足】
    この話を書いていると、スラムダンクの三井寿を思い出した。
    彼もちょっとした挫折で大好きなバスケを完全に辞めようとしたが、数年後あの有名な「安西先生…バスケがしたいです。」のセリフとともに、復帰する事になる。
    数年のブランクを惜しみ、その後はものすごい努力するのだ。

    僕も安西先生に会ったら言いたい。「バスケがしたいです。」と。

    バスケはしないけど(・ω・)

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