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2009/10/11
ヤノマミというアマゾンに住む民族の女性は、平均14才と若くして子供を生むが、
生んですぐに人間として育てるか、精霊として、シロアリに食べさせるかを
生んだ本人が決断しなければならない。
同じものはひとつもなくて、一度外にだしたものはかえってこない。
精霊として差し出した女子の家からは、たいてい、その夜、泣き声が響く。
それはもう二度と生まれない、たしかな命だったことを表す。
消えてしまうことは、消せないことのようだ。