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2013/02/21
絵や告知などいろんなカテゴリーがあるけど、全て同じカテゴリー内で書いていこうと思っています。
2012年11月のデザインフェスタ(DF)の話を綴っておこうと思います。
半年に1度、東京国際展示場で行われる巨大アートイベント。前々回、前回に引き続き、3回連続参加しました。
一応、作品とそれを媒体にしたポストカードとかを販売しましたが、売り上げは風前の灯といった感じ。
・・・^^;
基本的に、毎回準備不足すぎて苦笑いです、ええ。
キャプションや値札、展示方法や梱包などなど。反省点がとてもたくさんあるので、逆にやりがいがあります。
その点についてはまたいつか。
今回の話題は恐竜シリーズの作品について。
一番最近のDFに向けて制作した作品です。dinosaurと名付けてあります。12種類の恐竜を描いた作品集です。12種類というのは、カレンダーの月別に載せようと思ったわけですね。友人の何気ない一言で僕が流用しました。ハイ。当の友人は実際には作らなかったそうですが。
年末の開催だったので、来年のカレンダーを作れば良いんじゃないか!と。アイディアは良かったと思います。・・・アイディアは。
そもそもなぜ恐竜なのか。について。
実は僕は恐竜についてほとんど知りません。一般常識レベル。12種類描こうと思っても、そんなに思いつかなかったほどの知識。そんな中、2012年の8月頃に幕張メッセで「恐竜王国」という大きな展示がありました。その最新の図録を見て勉強すれば、恐竜を描ける!という事で実行に移ったわけです。展示はその広さを生かして、巨大な恐竜の骨格が多く展示されていて、大変迫力あって楽しかったです。ぶっちゃけ小学生の家族連れでいっぱいでした。3DSのすれちがいが面白いことにw
図録を見ながらスケッチをしたり、生態をネットで調べたりしましたがそれでもなお、勉強不足を痛感しました。いやぁ・・・。
恐竜の絵を描くにあたり、正確な骨格や骨の数形を把握しないと完璧に描いたとは言えないという事です。
DFの展示でも、恐竜や動物骨格、生態について完璧に理解しているプロのイラストレーターの方に僕の存在が知られました。直接会うことはなかったですが、その教え子の方が訪ねてきました。「先生に見られたら大変ですよ(骨格の間違えとかそういう意味で)」みたいなニュアンスの忠告を受けて、「ひえ〜っ」って感じでした。
背筋の冷えるプレッシャーを感じました。自分の勉強不足が作品に表れていたということで、腐らずに”頑張ろう”と思っています。本当に。
この”頑張ろう”とは、「恐竜を正確に描く事」を頑張るのではなくて、「観察眼を鍛え、矛盾や不自然の無い画面作りに徹しよう」ということ・・・・でしょうか。上手く説明できない。
どこかのどなたかの言葉だったと思いますが、「いかにうまく騙すか」が重要なわけですね。ジブリの絵なども、実はパースが狂っているのですがうまく騙して美しい見せ方をしてるんです。その画面を構成してるヒトが、一番パースについて理解していると思うと、すごく上手に騙しているなあ・・・!と感心しますわー。僕はそのパースの狂いに気づきませんでした。(ドヤァ
そういう意味では、自然な画面を描く事よりも、「いかに見る人を騙す」ことができるかが最終目標ですかね・・・?さっきと違う事言ってるね。ハハッ
違う事を言っているように見えて、実は同じレベルの延長上にある話だとも思っています。
いくつもの段階を乗り越えると、狂いの無いパースや正確な描写が最も基本で大切な事ですが、それらを理解しないと、見る人を騙す事(=パースなどが狂っていても、美しい画面をつくる)は出来ないからです。ですので、先ずは形態やパースの把握。そしてそこから、相手を騙す画面の構成を考えることが次の目標としてあるのだと思います。
すごい難しいのか、意味が分からないのか。途中で話題が切り替わっているのに暴走しました。次からもうちょっと推敲します。よく分からない駄文が出来たところで、自虐で終わりたいところです。
そもそも、そんな事を語るレベルでもないです。以上。