らくだ
2012/06/24
8月の展覧会のための新作としてらくだの絵を描いているのだけれど、取組はじめたら結構難しくて大変で、悪戦苦闘している。らくだというのはアラブやインドでは珍しくないが、日本では動物園でしか見かけないし、それに資料をよく見ると相当変わった形をしている。
しかしgoogleの画像検索という機能はすごい。小生は以前はデジカメや携帯持って図書館で資料探しをよくやったものだ。たとえばらくだを描きたいと思ったら動物園で写真撮るのが一番いいけれど、図書館で済ませようと思うと資料をせっせと探してデジカメで写真を撮る。一生懸命探しても一日がかりで画像10枚がせいぜいだった。ところがgoogleの画像検索でやれば5秒で数百枚の有効な資料にヒットする。
今までの休日返上の取材はなんだったのだろう。
世の中どんどん便利になっている。そして苦労と徒労はすれすれの際物と痛感する。いい絵を描くためには、十分な取材は絶対に必要ですからね。
らくだの後ろ足とおなかのあいだには皮膜がないそうです。他の哺乳類にはありえないことだ。これはwikiの記事だがwikiも必読。百聞は一見にしかずというが逆もまた真。百見は一聞にしかず。画像だけ見ていてもこういうことは気が付かないのですね。
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