「救急とコンサート」愛ちんのつれづれ日記癌編(4)
2019/09/29
MRIのあと
癌の自覚が出てきて
急激に体調が悪くなってしまいました
一瞬でも存在を忘れたられたらいいのだけど
腫瘍があるといわれた右側の鼻は
軽いつまり感がずっとあるし
顎は、最初のころよりはましなものの
あいかわらず痛くて、
痛み止めがはなせませんでした
ネットで調べたら
恐い情報の渦で
何の癌か、ステージはどれぐらいか
なにもわからないままの状態
なので
最悪の情報ばかり目が行って
恐いから
見るのをやめたいのに
どうしてもやめられなくて;;
鼻の腫瘍は鼻の癌?
顎が痛いから骨の癌?
リンパ腺が腫れてるからリンパ節の癌?
なんだか呼吸が苦しい
肺がん?
吐き気で食べられない
胃がん?
頭も痛い
脳の癌?
全身に転移してるの?
顔を切り取ることになるの?
抗がん剤に耐えられるの?
手術や抗がん剤で体が弱って
ボロボロになって
転移して
痛くて苦しむ姿を、子供たちに見せて
お金もいっぱいかかって
そして死ぬの?
それなら安楽死は許されていないけれど
治療はせず
緩和治療で眠りながら逝きたい
私が死んだら
旦那さんが働きながら子供を育てるにしても
下娘は特別支援学級だから
朝は学校まで送らないといけないし
デイサービスが終わった後長い時間
子供たちだけで
留守番しないといけない・・
障害がある子供たちが?
上娘は普段はいい子だけど
興奮したら手が付けられなくなる
子供だけの時に興奮したら?
それに下娘は甘えん坊で私にべったり
どんなに寂しがるだろう
そんないろいろで
頭がごちゃごちゃで
この時期本当につらくて
夕方まで異常なだるさで
ほとんど何も食べられず寝たきり状態
幸い飲むゼリーは口にできたこと
夕方から不思議に体が楽になり
晩御飯は食べられたことで
生きていられました
このあいだは
旦那さんが仕事の後、晩御飯を作ってくれていました
それにしてもなぜこんなに急に悪くなったのか
祭日の日
ふと気になって
MRIの造影剤の副作用を書いたプリントを見たら
「吐き気」
「だるさ」
「頭痛」
などがのっていて
この症状が出たら救急でもいいので
すぐに病院に来て欲しいとのこと
びっくりして
慌てて病院に電話して相談してみると
すぐに来てくれとのこと
休みなので救急外来に
行ってきました
この時下娘はデイサービスに行っていて
上娘は留守番してもらい
休みだった旦那さんに車で連れて行ってもらいました
指先から
体の空気濃度を調べたり
心臓の動きを調べたり
尿から血液からいろいろ調べてもらい
二時間近く
下娘の帰宅時間が近づいたので一度旦那さんには
帰ってもらいました
このまま入院になるかもしれない
旦那さんがとても心配そうな顔で・・
こんな顔させたくなかったな
それで一人ぼっちで点滴を受けていたのですが
カーテン越しに寝かされていた別の救急患者の男性は
三か月以上の入院が決まったとのことで
移動していき
このまま緊急入院することになったら
子供や旦那さん
どうなるんだろう
と思っていたら
検査結果が出てきて
とりあえず
この急激な体の変調は
癌になってしまったという心のショックや
心配事から来ているのじゃないかということでした
副作用はでていないし
癌もそんな急激に進行することは
めったとないことだそう
気のもの・・
点滴が終われば帰っていいので
旦那さんに電話するように言われて
携帯の入ったカバンが
点滴が邪魔でなかなか取れず
足がうっかりナースコールを押してしまい
看護師さんが慌てて飛び込んできはりました^^;
私、何やってるんだか・・
そんななのに看護師さん
とても優しくしてくださいました;;
そんなこんなでその日は無事に帰宅
ご飯も少しずつ食べられるようになってきました
下娘も
ディから帰ったら、私が急にいなくて
すごく不安だったと思う
かわいそうなことをしました
このころ上娘のヘルパーさんや
下娘のディサービスさんにも話をし
ヘルパーさんは区に、
入院中子供たちの見守りが出来る
なにかサービスがないか問い合わせてくださり
ディさんも、入院中は
夕方、マンションの部屋の前まで送って
下娘がカギを開けて入るまでなら
見守って下さるとのこと
少しホッとしました
(区は直接家に説明に来ていただいたものの
結局重度の障害でないと
使えるようなサービスがあまり無かったのですが**)
救急にかかった数日後
北海道の友達があいに来てくれたのですが
まだ体力が戻っていなくて
弱った姿を見せて心配をかけてしまいました**
誕生日プレゼントに
欅坂48のコンサートに連れて行ってもらったのですが
(約束した時は生検直後で
まだ元気だったの><)
体力激下がり中で
大盛り上がりの中
死亡状態でした;;
猛烈大反省です
お揃いのかわいいワンピースまで
プレゼントしてもらったのに;;
友だちにもかえって申し訳なかったと
しょんぼりされてしまい;;
でも来てもらえたことは
とっても励みになりました(*´▽`*)💦
このころから
顎の痛みは激減して
薬はほぼいらなくなりました
(たまに痛いですが)
そして
何でも食べられ
かなりだるいものの
無理しなければほぼ元通り
動けるようになってきました
そして数日後
まだ詳しいことを調べ中なものの
多分悪性リンパ腫、とのことが告知されます
悪性リンパ腫は細かい種類が70種類ほどあり
その種類で治療や予後も大きく変わるそうで
(入院期間も)
ステージもまだわからないので
結局まだ
不安はいっぱいですが
何の癌かは(多分つきですが)分かったので
(まだ、可能性は低いけれど上顎洞癌の可能性も
ゼロではないそうですが)
少しだけ気持ちも落ち着きました
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