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2009/04/20
ハチミツぷーさん(100円均一の)の面持ちならぬやつれよう。
続またまた写真をアップしました。
(海遊館)
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2009/04/17
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2009/04/05
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2009/04/03
手製の油絵具を作り出し触れた二年前の春立ちの頃、ねばねばのシルバーホワイトがセメダインのようにびよーん伸長を、パレットナイフ旋回の動きで大きく回し、渦巻きした絵具の糸が「鳥」(F100号)にへばりつき、絡みとったままの状態で固まった時の感動は未だに冷め止まない。
さらにその12年ほど前ではダンボールで作った建造物を、セメダインの粘る糸で結び広げ、巨大な蜘蛛の巣となり、さらに巻き上げ網羅されたひとつの繭となるのがおさだまりだった。
セメダインの糸が一端から良く伸びびよーんと谷を越え対岸に着地して橋を渡す。するとすぐそこで固まりだすのがこの接着剤。緊張の糸を伸ばし放課後の小学校で日が落ちても巻き続け、またさらに結び編んでいた。
粘度が高いということでセメダインを想起させる手製の油絵の具だが、特筆すべき点は画質革命である。
顔料とオイルを混ぜ合わせただけの絵の具であるから、したがって体質顔料を一切含まず、また単一顔料のみで作られているため発色が良く、彩度が高く、鮮明な色彩となる。そのため混色しても濁りにくい、ホワイト混色しても白っぽくなって狼色になりにくいのだ。
幼生の気心に未昧(ふまい)さを思い返したのが好機となり、以後は手づくりの油絵具ばかりもちだす。しかし実のところ絵の具に対する不満を改良する昂奮などというのは書くことが発明である子供に、もの言ってもさっぱりわからないだろう。
印刷の文化が人々の考え方や表現を変えてからは、絵の具を作ることが発明だとは誰も思わない。
しかし昨年にこのような体質顔料を一切含まない絵具の新たな製品が世に出た。それが昨年に限定販売され理想的な油絵具の研究にして注目を浴びた、東京藝術大学&ホルベインの二社ブランド製品「油一」である。
稀少で高価な折り紙付の「油一」と、お手頃だが目分量の調合で不安定な手製の絵の具とは比べ物にならないであろうが、
いまのところヒビや割れ、シワなどひとつも起こっていない。乾燥が速く、定着がしっかりしているので(保障なし)、ブラック系以外はテレピンのみで大きく薄めても難なく使用できた。手製であってもそなりに、ソレに近いものが比較的簡単に作れてしまう噂のやり方を実施しているのが功をそうしているのだろう。
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