大澤悠

フォト、グラフィック、絵画、イラスト、プリント

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兵庫県川西市

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大澤悠

フォト、グラフィック、絵画、...

  • 作品アップしました。

    2010/03/27

    活動記録

    新しく7点アップしました。
    よかたらどうぞみて。

    夢と鍵

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  • かんせい

    2009/07/21

    活動記録

    したたるインクの先には木目細かな海綿のようなものが行く手をふさぎ、溜め込まれた容器の内にあるすべての顔料たちはそのインクタンクの出口にむかって流れつぎつぎとスポンジに吸い込まれていく。鮮烈な噴出の霧を撒き散らし紙面上をすれすれに横切り空を渡ると、次の瞬間には散布されたわずかな色の数が加えられ、異なる色の粒の集まりが加法と混ざり合う純然たる水溜りの末路を迎えたときにして、色というモノがその実態の姿を見せる摂胞された混色の灰色が残り、細い繊維を濡らしていた。



    印刷物を用いた作品のうち写実風に仕上げる技法が完成しました。絵でもあり、写真でもあります。

    こちらの方では徐々に完成した画像をアップしていきます。また依頼の受付もやっています。

    このイラストの大きな画像はこちらから。

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  • あれこれと

    2009/06/12

    活動記録

    日に一枚。帰宅すると印刷しよう、ときめてプリンタを回しはじめる。
    ミッキーの電話器がさまざまな加工をほどこされて4枚刷り上がり、
    次にガラスに閉じた金魚のアクセを透明度に変化をつけ4枚プリントをする。

    印刷が私に与える影響とはどのようなものか量りしれない。
    先程日に1枚をプリントすると言ったばかりなのに、おおきくこえて15枚ほど過多に刷ってしまい、そうするちに朝の4時になってしまう。大変な発見をしてしまった。無茶苦茶楽しいのである。

    「技術とは、たんに外的なたすけになるだけのものではなく、意識を内的に変化させる」 W-J.オング (『声の文化と文字の文化』)

    印刷も書くことも、ことばも、もともとは声の文化によって本質的には聴覚の音素だったそうだ。つまり、演説や対話が最も人々に理解され、説得するものであった。これとはうってかわって、活版の印刷がはじまった約1600年から現在まで、技術となじみはじめて生活に深く内面化した生活の我々の意識とは、音から視覚空間へとおおきな革変のなかに未だいる。こうした卓見をまとめたオングは印刷が意識に及ぼした影響のについても紹介してある。

    「印刷はプロテスタントの宗教革命を実現し、カトリックの宗教的慣行を方向転換させた」「近代資本主義の発展」「全地球の探査を実現」「家庭生活と政治を変えた」「かつてなかったほどの知識を広める」 などなど。

    さて後読感としては「宗教的慣行を方向転換させる」インクジェットのプリンタが
    我が家にあることを実感するばかりだ。

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  • いまだ

    2009/05/26

    活動記録

    日記に掲載しているものはすべて私の作品だが、
    デジタル入力/出力された合成物である。
    これをデジタルモンスターという。
    しかしながら、どの作品も未だ試作程度・・・。

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  • コバルトバイオレット + リンシード 一筋でこれだけ伸びる

    2009/04/03

    活動記録




     手製の油絵具を作り出し触れた二年前の春立ちの頃、ねばねばのシルバーホワイトがセメダインのようにびよーん伸長を、パレットナイフ旋回の動きで大きく回し、渦巻きした絵具の糸が「」(F100号)にへばりつき、絡みとったままの状態で固まった時の感動は未だに冷め止まない。

    さらにその12年ほど前ではダンボールで作った建造物を、セメダインの粘る糸で結び広げ、巨大な蜘蛛の巣となり、さらに巻き上げ網羅されたひとつの繭となるのがおさだまりだった。

    セメダインの糸が一端から良く伸びびよーんと谷を越え対岸に着地して橋を渡す。するとすぐそこで固まりだすのがこの接着剤。緊張の糸を伸ばし放課後の小学校で日が落ちても巻き続け、またさらに結び編んでいた。





    粘度が高いということでセメダインを想起させる手製の油絵の具だが、特筆すべき点は画質革命である。

    顔料とオイルを混ぜ合わせただけの絵の具であるから、したがって体質顔料を一切含まず、また単一顔料のみで作られているため発色が良く、彩度が高く、鮮明な色彩となる。そのため混色しても濁りにくい、ホワイト混色しても白っぽくなって狼色になりにくいのだ。

    幼生の気心に未昧(ふまい)さを思い返したのが好機となり、以後は手づくりの油絵具ばかりもちだす。しかし実のところ絵の具に対する不満を改良する昂奮などというのは書くことが発明である子供に、もの言ってもさっぱりわからないだろう。




    印刷の文化が人々の考え方や表現を変えてからは、絵の具を作ることが発明だとは誰も思わない。

    しかし昨年にこのような体質顔料を一切含まない絵具の新たな製品が世に出た。それが昨年に限定販売され理想的な油絵具の研究にして注目を浴びた、東京藝術大学&ホルベインの二社ブランド製品「油一」である。

    稀少で高価な折り紙付の「油一」と、お手頃だが目分量の調合で不安定な手製の絵の具とは比べ物にならないであろうが、
    いまのところヒビや割れ、シワなどひとつも起こっていない。乾燥が速く、定着がしっかりしているので(保障なし)、ブラック系以外はテレピンのみで大きく薄めても難なく使用できた。手製であってもそなりに、ソレに近いものが比較的簡単に作れてしまう噂のやり方を実施しているのが功をそうしているのだろう。

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