山本 薫(やまもと・かおり)

イラストレーター

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長野県上田市

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http://www.kaorisi.com/
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    Works 36

山本 薫(やまもと・かおり)

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山本 薫(やまもと・かおり)

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  • ニューヨーク展

    ニューヨークでこの秋開催される、

    20人の若手日本人アーティストin ニューヨーク展2011
    Sprout - Emerging Japanese Artists in NY Exhibition

    第一期 11月10日〜16日

    に私の作品一点をポートフォリオとともに展示します。


    {リンク:http://www.artrates.net/20y2011.html
    }詳細はこちらのページに。

    どうぞよろしくお願いいたします。
    お近くにお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。

    すべての作品の売上20パーセントは東北の義援金となります。
    (展示作品は画像のものではありません。後程写真をUPします!)


    ポートフォリオは経歴とともに英語で作成しました。

    日本語訳をご参考のため以下に記載します。

    ----------------------

    1.空間における、静物または動植物といった目の前の個体の
      「美」を探求することが彼女の作品のテーマである。


    2.物質をとりまくみえないものや、ものの存在の深い意味を読み取ろうとすることで形や構図を生み出す。
      彼女はこれを「モチーフとの対話」と呼ぶ。
      これは目に見える空間を超え、宇宙を含む世界全体のしくみの一部を担う「個体」に瞑想を馳せることである。
     
      この手法は、寂しさや孤独を感じることが多かった幼少時代の思いを埋め、
      根本から揺らぎやすい自らの精神的な特質をプラスに生かそうとするものである。

    3.「モチーフとの対話」により生み出された構図をつくるため、まずトレースやスケッチブックにペンやシャープペンで描き、
      それらをPCに取り込み再構成する。丁寧な観察による特異の繊細な線表現を駆使することで、モチーフに対するやさしく内省的なまなざし、
      また機知に富んだ幻想的な解釈を表現する。
      線の表現力をより豊かにするため手漉きの竹紙の使用も試みている。


    目の前の空間に宇宙のしくみを感じながら、物理学的な視点も含めた世界とその空間に存在する物体・非物体、すべての「美」を伝えることが
    彼女が作品を作るうえでの使命と捉えていることである。


    ---------------------

    今後の活動や展開を考えるうえで自らをみつめなおすことは本当によいことでした。
    何が必要で、何が必要でないのか。自分の生き方を決めた時に感じていて、今も根っこのほうにある、使命となることがなんなのか。
    自分の生き方を決めた17の秋のあのときに、自分の感じることを、
    自分が最も大切に感じることを表現して人類に貢献したいと思った閃きというか決意を思い出し、
    その方針が見えにくくなっていたことに気づき、掘り返し、今後の軌道を定めてゆくことを、今自分の中で行っています。

    まだ霧の中ではありますが、
    これから私の本当の仕事が始まるのかもしれない、
    そんな思いがしています。

  • NY展示のために

    20人の若手日本人アーティストin ニューヨーク展2011
    < 20 Young Japanese Artists 2011 in New York Exhibition>
    に参加することとなりました。

    詳細はこちらのページに。
    http://www.artrates.net/20y2011.html

    11月10日〜16日
    11月17日〜24日
    どちらになるかまだわかりませんすみません。

    出展作品は画像のものではありませんのでご了承下さい。

    会場におけるポートフォリオを作るために、自分の経歴やコンセプトをまとめています。
    その後英訳しないといけないです。
    また、アーティストステートメントは、おきまりの必要な項目があるということだから、
    ここに記載したものとはまた変えていくことになりました。
    文化の違いから、これでは抽象的でよく伝わらないだろうということで。
    日本語では充分立派なコンセプト文と翻訳家の方に言われたのですが。
    むずかしいものですね。



    Kaori  Yamamoto 山本薫

    British royal dog for kids room (second edition) ,2011,25.7cm×36.5cm,10.1inch×14.3 inch, paper, print, crayon, conte,


    経歴

    1977年 長野県生まれ
     長野県上田高等学校 卒業
     茨城大学教育学部総合教育課程美術文化コース 中退
    2002年 WHO神戸センターグローバルイメージコンテスト銅賞
    2006年 上田市の喫茶店「ザイデンシュトラーセン」にて個展
    2008年 銀座のギャラリー「ミレージャギャラリー」にてグループ展
        蓼科高原の陶芸工房「陶仙房」にて、写真家藤澤直紀と二人展
    2010年 蓼科高原の「蓼科クラフトヴィレッジ」にて写真家藤澤直紀と二人展
    2011年 東京・国立「アートイマジンギャラリー」にてグループ展
        蓼科高原の「蓼科クラフトヴィレッジ」にて個展


    【主な仕事】
    2005雑誌「食の科学」(発行:光琳)年間表紙イラスト
    2007雑誌「食品工業」(発行:光琳)年間表紙・目次カットイラスト
    他和食店内使用イラスト、温泉施設スタンプ、年賀状、食品パッケージ、文芸同人誌表紙など
    2006〜蓼科クラフトヴィレッジにて 額・カード類販売  
    2011〜国立 アートイマジンギャラリーにて常設展示販売



    作品コンセプト/解説


    モチーフを選ぶときには、そのときどきで異なる物質が自分を呼ぶように感じているものを選ぶ。
    それは、私に残された時間のなかでの必要性を、体がはじき出したタイミングであるからだ。
    照準を合わせると、あらわすべき構図が感じられたり、白い紙やPC上で再構成を試しているうちにあぶり出しのように形が見えてきたりする。
    それをもとにして、現実の必要性に応じて手を加え、美しさや価値を与えたり、自分なりの解釈をあらわそうとしたりしている。

    根本では世界の成り立ちを探求し具現化することを自らの使命と感じており、
    作品制作は自己探求に端を発した心象や既視感の定着を目的としていたり、物理学的な美や時間の追求の過程であったりする。

    「塊茎」がカバラやそれ以前の「生命の樹」に類似していると指摘された経緯は、制作過程と占術やシャーマニズムとのつながりを実感するきっかけとなった。
    手法としてはペンやシャープペンを用いたスケッチや写真のトレースの成果をPCで再構成するものであり、作品は印刷またはそこに手彩色や手描きを加えたものとなる。
    印刷と手描きの価値を自らに問いながらの試行とも、モチーフと交信する脱魂の記録ともいえると思う。

    -----------------

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    しかし、海外に送るのは初めてなので、ちょっととまどうことも。
    あちらではエアパッキンが余り手に入らないということで、搬出の際に再使用できるように剥がせるテープを使わないといけなかったり、
    何よりEMSでなにかを送ったことが無いので、伝票のかき方がわからなかったり。
    でもいちばんはやはり、ポートフォリオの解説文と、自分の作品の選定です。
    社会に疎いこともあり、持ち前の病的な部分もあるのかどうかわからないけど、、冷静に自分を見つめるのってとてもむずかしいです。
    アドバイスをくれたり感想を言ってくれる相方に感謝。


    最近薬が変わっていろいろみえ方も変わってきました。
    ものごとの感じ方なども。
    今後の作品にどう影響するかわからないのですが、
    生きるのがちょっと具合よくというか、楽になってきたし、集中することが出来る用になってきたので、
    車ぶつけるほど戸惑っているのからもうすこし慣れてくればいいなと思っております。
    ペースはゆっくりになってるかもしれませんが。おそらくこれが本来の私のペースに近い感じがします。

    これまで、人が怖かったり死にたかったり被害妄想があったりかなりつらかったです。
    西洋医学に対する疑問視もいろいろあるだろうけれど、今回は救われた感じがしました。
    生まれたときも、血液の関係で薬に救われていますし、おしっこを我慢して腎盂炎になった4歳のときも救われましたし。
    いまの持病も生まれもっての要因が強いようですし。
    考えると結構私は体弱いですね。精神力は強いっていわれたこともありますけどどうなんでしょうね(笑)。

  • 展示終了

    本日午前中、相方に手伝ってもらって、蓼科クラフトヴィレッジの展示の搬出を行いました。
    最後のほうは、なかなか様子を見に行けなくて、売切れてしまったブックカバーがそのままだったり、売れてしまった壁の補填に行けなかったりして、来てくださった方にはほんとうに申し訳ありませんでした。

    かねてよりの友達がたずねてくれたり、密かに私のことを見守ってくださった方からご感想と励ましのメールを頂いたり、ノートにたくさん書いてくださった方もいました。可愛い女の子からも書き込みを頂きました。また、今回をきっかけに新たに広がった出会いなどもあり、皆様に感謝の思いで一杯です。
    日ごろ私を陰ながら見守ってくれている家族、相方、クラフトヴィレッジの北條夫妻やスタッフの方、モデルになってくれた愛犬やじゃがいもや花たち。竹紙を漉いてくださる小山さん。本当にありがとうございます。
    皆様からのご好意を、今後のより良い制作に生かしてゆけるよう、頑張りたいと思います。

    竹紙作品「ふたりのいす」は今後も陶仙房カフェあたりに、飾られることになりました。また、もうひとつ、同様の額(どちらも、家具製作のKIZENさんがつくってくださったもの)に入れた竹紙の作品「掌からうまれおちた」も、陶仙房のどこかに展示販売される予定です。ポストカードやグッズの一部はこれまでどおり、陶器売り場の一角にて販売しています。

    私が展示をしたギャラリーB棟は、8月は家具製作KIZENさんの展示会場になりますが、そこでも今回展示した一部が飾られています。壁が寂しいのでお借りしたいといわれたのですが、かねてより憧れの家具とのコラボが嬉しいのが本音です。(あのイスは座ると時間の流れが変わるのですよ…ソファより気持ちいい)


    今年は冷夏なのか、あと半月で短い信州の夏も終わりそうなのに、この陽気でお米など農産物が心配ですね。

    我が家の菜種はすくないながらも多少数が取れたので、今年また、私がシールをデザインした菜種油が絞れるかもしれません。ケーキを焼くのに入れると、アーモンドみたいないい香りがするという話を聞きました。もしまた販売できたら、おためしくださいね。


    掲出の写真は、展示風景の一部です。今回は、書き物机を作ってみたのでした。

  • 日々の徒然と、7月の展示告知など

    さて、告知です。
    7月1日から一ヶ月間、蓼科クラフトヴィレッジ(旧 陶仙房)
    で展示させていただけることになりました。
    バンガロー一棟貸切で、作品とグッズなどを展示販売します。

    交通の不便な場所ですが、自然の心地良さは格別です。どうぞお立ち寄り下さい。
    ついでに陶芸体験やおいしいカフェでお昼などもおススメです。




    以下、日々の徒然活動記録。


    【問】ここ最近、嬉しかったことを三つあげなさい。


    1.家の中がいくぶん穏やかである。

    母が退職を機にゆとりを持てたらしく、いらいらしたり金切り声をあげることをしなくなった。おやつが常に用意されているのはありがたいような、ちょっと食べすぎでまずいような。

    2、相方とアンドレ・ケルテス展を見に行かれた。

    メルシャン軽井沢美術館の企画。ここは今年の11月に閉まってしまうらしく、いい企画をしているのにほんともったいないと思う。
    ひとりの写真家の生涯の仕事を一気に見られる圧巻の展示。
    生き方としても、芸術の内容にしても、考えさせられることが多く
    自分にとって、のちの実りの希望のようなものが垣間見えた印象でもあった。構図感覚、というだけじゃない、まなざしの確かさというか強さのようなもの、ずば抜けているのを感じました。写真家にとってもそうであろうし、私のような写真を傍らに別の芸術を探索するものにとっても、ケルテスは偉大な作家とおもいます。

    相方は試飲コーナーで意気投合したカメラを抱えたおっさんと一時間ほど歓談、酒飲みっていいですね。わたしはおいしそうに飲むひと(相方)を見るのと、自分がちょっとだけ舐めるのが好きなだけで、コミュニケーションがへたなので、なんかうらやましかった。


    3.友達が、海の生き物の本を贈ってくれた。

    先日、国立の展示の際にちょっと喋った大学時代の友達が、海の磯あたりにいる生き物のいい本を見繕って送ってくれた。
    私が魚の絵がすすまず海に関する知識や下地が足りなくて困っていることをこぼしたので、心配してくれたんだ。
    本当は生の魚をおくりたいけど、と手紙が入っていた。

    いろいろ指定されてかなりがんじがらめになってて、動けなくなってたけど、純粋に姿のおもしろい写真がたくさんあったので、

    食欲を盛り上げないと、一品注文を増やさないと、ひとひねりあるものを何とか搾り出さないと、なんて無茶を無理やり描こうと考えて苦しくなってた自分を冷静に見つめ直したいと思っている。

    食の雑誌の仕事のときにいろいろ言われたことや、自分の中での過去の成功や失敗体験を、引きずりすぎたのかな。

    ありがとう。またツイッターでも宜しくね。

  • 芸術の存在意義「展」No.4 in国立

    東京・国立のギャラリー アートイマジンにて開催の企画

    芸術の存在意義『展』ーこの時代における作品の在り方ー No.4  

    5月26日(木)ー6月14日(火) 
    12時ー19時(火曜日12時〜16時)

    に出展します。私の登場会期は 
    第3期 6月9日ー14日です。

    11日は午後3時30分よりギャラリートークに出ますです。人前で喋るのは緊張しそうです。

    サイトにもアップされています。

    アートイマジン
    http://www.art-imagine.com/index.html


    線画、淡彩作品を中心に20点弱を展示予定。
    自分の心にどこか引っかかるもの、そのルーツを探る旅でもあると思います。


    会場には9日、11,12日、13か14はどちらかに行かれたら行きたいと思っております。
    お会いできましたら幸いです。

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