空丸

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  • 粘膜力

    粘膜って……とても大事だと思います。

    イネ科の花粉症で、粘膜という粘膜をやられてしまいました。

    目が、鼻が、かゆい……くしゃみはなみずになみだに咳まで……。

    粘膜、張り替えたい!


    ……粘膜は、肉体の最前線防衛基地かもしれません。

    個が、個として分かれるところ……

    個が、世界に対して立つ最前線……

    ……というおおげさなことをいわなくても

    粘膜は、大事にしたいものです。

    粘膜に愛を!(なんのこっちゃ?)

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  • 模倣力

    まねる……というのは、大切なことらしいです。

    人間は、人間を「まねる」ことによって人間になる。
    脳内に、ミラーニューロンというのがあって、なんでもまねちゃうそうです。

    人間をまねれば人間になり……オオカミをまねればオオカミになる。
    インドの「オオカミ少女」は、ついに人間に戻らなかった。

    ……ということになりますと……

    「創造性」って、なんだろう。

    完全オリジナルで、いままでだれも見たことのないもの……
    そういうものは、おそらく「認識」すらされないでしょう。

    デュシャンの「泉」は、展覧会場から排除されたそうですから、少なくとも認識はされた。
    まあ、ぎりぎりの線だったのかもしれません。
    もうちょっといくと、見ることさえできなかったかな?

    「見えるもの」は、まあ安心ですね。

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  • 借金力

    借金も能力のうち……といいますが、ホントかなあ……。

    個人の借金は負債。
    会社の借金も、やっぱり負債ですね。

    でも、株式会社の「株」も、やっぱり借金のうちではなかろうか?
    「社債」というのもあるし……よくわかりません。

    日本の国債発行残高が何十兆円、何百兆円……といわれても、ピンときません。
    ひとりあたま、何百万の借金といわれてもねえ。

    だいたい、国債って、なんですか?
    「国の借金」って説明するけれど、では、誰から借りてるのか……。
    まあ、国債を買った人から、なんでしょうが。
    赤字大国といわれる国にお金を貸す人がいるなんて……ちょっと信じられない。
    国が潰れることはない……という前提なのでしょうが。

    国を、株式会社にして、株を買ってもらう……というのはどうなんでしょうか。
    総理大臣は社長。各大臣は部長……かな。
    国会議員は株主代表ですね。

    税金じゃなくて、国民はみんな国の株を買って株主になる。
    国が儲かれば配当がもらえるから……いいシステムじゃないかなあ。

    以上、経済オンチのひとりごとでした。

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  • 未来力

    アメリカや日本が下降線でも、中国やインドはいいのでは?
    ……ということは、人類力全体では、やっぱり上昇じゃないの?
    国が交代するだけで……

    という考え方もできるけれど、微妙に違う……と思います。

    アメリカや日本の上昇時代には、自分の国のことを最優先に考えたけれど、それでもそれと平行して、常に「人類」という考えがあったように思います。
    70年万博のテーマ「人類の進歩と調和」が典型的にあらわしているように。

    だけど、今は、中国やインドの人たちでさえ、「人類」という視野は持ちえないように思う。
    むしろ、日本やアメリカの方が、「人類」という残像をひきずっているように思われます。

    これは……夢見る力、未来力の低下にほかならないのでは。

    昔は「未来」があった。
    そして、それは、自分の未来、自分の国の未来であると同時に、「人類」の未来でもあった。
    でも、今は、世界中で、この最後の項が、消えつつあるように思われます。

    自分の未来も、自分の国の未来も、結局は「人類の未来」に左右される。
    この認識を持てなくなった今……本来の意味での「未来力」というものは、もはや存在できない……そういう領域に、「人類」は入りつつあるように思えてなりません。

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  • 人類力

    シャトル引退も間近とか。
    アメリカは、「宇宙空白時代」に突入するようです。

    オバマさんは「火星、行ったるで!」とのたまう。
    でも、なんか白々しい気もします。

    日本では、「人の命は地球より重い」から、有人はムリ。
    だいたい、事業仕分けで、「なんで宇宙に行く必要があるんですか!」と……。

    人類力……全体に、低下してきています。

    後の歴史書に「人類のピークは20世紀」
    と、書かれたりして。

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  • 人間力

    宇宙開発が後退気味ですね。

    お金がない……ということも、一つの理由なのでしょうが……

    「人間力」自体が、今世紀に入って、ちょっと下降線を描きだしたような気がします。

    中国やインドの元気もあるにはあるのですが……

    人類全体、ということになると、どうなのかな?

    「進歩」や「進化」にたいして

    今は、無条件に信頼を置いてるのだろうか?

    なにが、変わってきたのでしょう……。

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  • 文呪

    高速増殖炉もんじゅ、ついに稼動。

    来年に出力40%。さ来年には出力100%になるらしい……。

    未知の世界に突入……ですね。
    (前のナトリウム漏れ事故は、出力40%で起こった。40%超は未知の世界)

    出力100%になるさ来年は、あの、2012年!です。

    ちょっと、気になりますね……。

    まあ、せいぜいお気をつけて。

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  • 第3身体のこと・12

    私は、自分の身体のこともわからないし、世界のこともわからない。

    第1身体と第3身体は、私にとって、ブラックボックスになっている。

    第1身体と第3身体が接するところに現われる、第2身体。
    これが、いちばんよくわかります。

    第1身体と第3身体は、自然。

    これに対して、第2身体は、いろんな意味において、「人の技」。

    アルスともいい、テクネーともいう。

    アートであり、またテクノロジーでもある。

    テクノロジーは、第1身体にくいこんでいって、これを明らかにしようとする。
    第1身体を覗くための装置の代表は、顕微鏡(ミクロスコープ)。

    また、テクノロジーは、第3身体の領域深くさぐって、神秘を見ようとする。
    第3身体を覗くための装置の代表は、望遠鏡(テレスコープ)。

    人の、第2身体は、どこまで拡張できるのか……

    そして……ついに、至りえなかった領域。

    第1身体と第3身体の奥の院は、合体して

    ヌメノン、物自体

    となる。

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  • 第3身体のこと・11

    グレン・グールドというピアニストがいます。

    彼は、1946年、コンサート・ドロップアウトを宣言。以後、ステージには立たず、スタジオ録音のみで演奏を発表しつづけた。

    「世界」は、彼にとって、アンフレンドリなものだったのだろうか。

    少なくとも、レコードやCDやフィルムでつながっていく「世界」は、彼を受け入れ、また彼が受け入れられる世界でありつづけたようです。

    人は、なにをもって、「世界」をフレンドリと感じたり、そうではないと思ったりするんだろう……

    個展を開いても、1週間でお客さんが100人にも届かない。
    なんか、むなしい気もします。

    でも……
    たまたま来たという若い女性。
    何十分も見てくれて、感想を述べてくれた。
    そこに……「あっ、伝わった」と感じた。
    これで、十分という気もします。

    私を、受け入れてくれる世界。
    それは……また、見知らぬ人の一言だったりする。
    そこに、「世界」が、生まれます。

    ずっと以前に亡くなった哲学者の本の一節。
    そこを読んで、はっと目が開かれたりする。
    ああ……そうだったのか!と、急に世界が開かれます。

    彼は、自分の死後、東洋の島国の一人の人の中に
    そんな世界が生まれる……ってことは、予想だにしなかったでしょう。
    でも……生まれた。
    これって……すごいことだなあ、と
    思います。

    第1身体は、すでに滅びても……
    それでも、彼にとっては開かれつづける第3身体としての「世界」がある。

    結局、何万部売れたとか、展覧会に何万人きたとか……
    本質的に、関係ないことなのかもしれません。

    一瞬にして伝わるもの。
    紙や、画面や、CDや……
    そういった媒介手段が、一瞬にして消えてなくなる。

    そこでは、たしかに世界は「一つ」です。

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  • 第3身体のこと・10

    知らない場所へ行くとき、いつもちょっと緊張します。
    そこは、私にとって、まだ「世界」じゃないから。

    知らない場所に立ってみて、そこが
    フレンドリか、そうでないか。
    これは、かなりの差です。

    異国になじめる人、なじめない人。
    漱石は、ロンドン留学で胃炎になった。

    北朝鮮の被害者のように、拉致されてしまう……
    これは、究極のアンフレンドリですね。

    コアラなんかだと、「世界」はかなり狭いようです。
    もといた場所と同じ環境、同じ食物にしてやらないと、すぐに死んじゃう。

    逆がセイタカアワダチソウで、日本に根付いてススキを駆逐しました。

    こういう力の差って、どうなんだろう……

    第3身体は、必ず「共有」になるから
    「世界」というのは、実は「共有」ということかもしれない。

    じゃあ第1身体は……というと、これは「個」という幻想でしょう。

    「個」が100%になったり0%になったりする。

    個が濃くなってくると……それは第1身体として意識され
    薄くなってくると……第3身体としてとらえられるようになる。
    そういうことなのかもしれません。

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