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2009/12/19
テニスボールパックのアイデアですが、これからどうしていくか。
ちよっと考えてみました。
普通、、アマチュア発明家がアイデアを商品化しようとする場合、出願したアイデアを書いた手紙を、商品化してくれそうな企業に送る。。。
というのが、最も一般的な方法でした。
また、電話を掛けて、アイデアを見てもらいたいので、一度お会いしたいのですが、、という方法も、企業の規模が小さい場合は有効でした。
しかし、過去の経験から、これら一番ポピュラーな方法は、一番相手にしてくれない方法ではないか。。。みんながやるから目立たず、右から左に、受け流される(ムーディー勝山!?)のではないか。。。
商品の売り込み方にも、発明と工夫を盛り込まなくては!!!
キーワードは、
「川下への商品提案を先にして、このグッズ、どこに行ったら買えるの?っていう風に、先に需要を喚起する。」
■■商品化のための準備■■
①判りやすい商品の説明方法
②機能的な効果の検証(試作品での効果検証)
③社会的な効果の推測、計算
④プレーヤー、コーチ、に商品知って貰い意見聞く。商品に反映する。
(商品告知/必要性の有無/価格/モデルAB/入り数/ )
⑤テニスショップへのアンケート。又は先行予約。
(商品告知/需要の予想/価格/仕入れ経路の制約)
⑥商品及び商品化の取り組みに関して メディアリリース
■現在、①判りやすい商品説明
を目的にした、3D動画の製作を準備中です。
その話は次回日記で。
2009/12/09
ボールパックは、昨日無事に出願完了しましたので、もう公知の心配が無くなりました。(出願前に、世の中でその技術が知られていたら、たとえ発明者が公表したものであっても、特許を受けられなくなるというルール)
だから、安心して発明の中身を書いてしまいます。
ちなみに、この文章は テニスボールパック商品化計画5の続きです。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
テニスボールの使用頻度があまり高くない場合、テニスボールの表面のフェルトが摩耗していないにもかかわらず、ボールの空気圧が低下して使用するのに適さないことが良くあり、そのような場合にはテニスボールを廃棄するしかないため、非常に経済性が悪く、エコロジーの観点からも望ましいものではなかった。本発明は、プレッシャーボールを保管するための、繰り返し利用が可能な加圧ケースに関するものであり、現在用いられている加圧型容器に比べて、格段にシンプルな構造となり、寸法形状もコンパクトに製作可能で、また安全性も高まるという効果が有る。更に、使用時に、ケースを圧縮する為のストロークの長いねじ込み操作が不要になるので、取り扱いが簡便になる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ボールとケース内壁との間の残存空間を最小化することで、ボールより漏出した気体により、ケース内部の気圧が高まる効果が顕著なものとなるように構成されたものであり、また、この為、ケース閉止時の僅かな圧縮ストロークでも効果的にケースの内圧を上昇させることができるように構成したものである。
【0007】
即ち、本発明のテニスボール保管用加圧ケースは、半球型の凹みを持つ複数のケース体より構成され、この凹み部分を対向させた状態では内部空間が球形に形成され、その寸法がテニスボールの規格寸法と同程度となるものであり、対向するケースは、開閉可能に形成され、閉じた状態では、少なくとも該球形空間の気密性が保たれるように、ケースの間にパッキンが位置するように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の加圧ケースを用いることで、ボールの使用可能期間が大幅に伸びる。
この為、空気圧さえあれば、十分に使えるテニスボールを破棄せざるを得ないという無駄を無くすことができ、経済性、エコロジーの観点から社会的に有効な効果を持つ。
従来の長いねじ込みストロークを要した加圧式容器に比べて、非常にシンプルな構造となり、軽量、コンパクトに形成することが可能で、コストダウンにも繋がる。また、圧縮空気の総量が少ないので、万が一、ケースが破裂した際の危険性も低く、容器自体の強度を高める必要も少ない。従来の加圧ケースに比べて利用が容易なので普及が促進される。
という感じです。。。
本当に効果が有るのかどうか、、、
次回は、実施例として、計算上の減圧防止効果を書きます。
2009/12/02
特許明細書の作成中です。
予定では、数日中に出願の予定。
図面に結構時間がかかり、丸一日近く潰れてしまいます。
【技術分野】
【0001】
本発明は、テニスボールの空気圧の低下を防止するのに使用される、テニスボール用●●●に関するものである。
【背景技術】
【0002】硬式テニスに用いられるプレッシャーボールは、ゴム製中空球体であるコアに1.8気圧前後の圧力気体が封入されており、球体の表面にメルトンと呼ばれるフェルトが貼着され形成されている。このプレッシャーボールは、ゴムの特性により大気圧下で長時間放置すると、少しずつ内部の気圧が低下してしまい、望ましい反発力が得られなくなる。その為、プレッシャーボールは製造後直ぐに加圧容器に封入されて、開封されるまで高圧状態下で保持し、ボールの内圧が減圧するのを防いでいる。
【0003】上記の加圧容器を開栓して、ボールを取り出すと、その後は徐々にボールの内圧は低下していき十分な反発力が得られなくなり、一般的には、10日程度の放置で試合に使用するのに適さなくなり、1ヶ月程度で練習にも使えなくなってしまう。
【0004】ボールの減圧に対する解決策として、繰り返し利用が可能なテニスボール用の加圧容器が用いられる場合があった。これは、例えば、円筒状容器をストロークの長い螺合構造として、蓋部分を回してねじ込むことで円筒容器の容積を縮減させて容器内部の気圧を高め、ボールの内圧との差を減らすことでボールの減圧を防ぐというものである。
………こんな感じです。
2009/12/01
テニスボールを半分に切ってみた。
まず驚いたのは、中から汚い茶色の液体(水?)が少し出てきたこと。
(写真の左半分は水のテカリにより光ってます。右は、比較のため水分をふき取りました。)
調べてみると、、、
テニスボールは、製造時に水と2種の錠剤(塩化アンモニウムと亜硝酸ナトリウム)をコアに入れ、次にボールを加熱することで錠剤が熱と水に反応し窒素ガスを発生し、ボールの内圧が高まる。という仕組みらしい。
さて、次にボールの寸法を測ってみた。
コア(内側のゴム球)の内径… 54ミリ
コアの厚み… 3.2ミリ
メルトンの厚み… 2.8ミリ
ボール重量 56グラム
<ボールは、いつも使っている ダンロップ フォート>