中川滋夫

プロダクトデザイナー

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兵庫県明石市

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中川滋夫

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  • ダンボールデザインコンテスト発表

    2009/12/15

    活動記録

    先日、プロダクト部門賞を頂いたダンボールデザインコンテストの結果が城東紙器のページで公開されました。。。

    http://www.d-papa.jp/contest/idea2009-2.php


    得意の蛇腹シリーズも、ぼちぼち種切れなので、来年は、別の方向から攻めなくては。。。


    昨日と、一昨日、相次いでブックボックスお風呂用 を雑誌に掲載したい、という連絡が2件有りました。一つは、NTTコミュニケーションの雑誌、もう一つは、税理士さん向けの季刊誌 。。。
    昨年も、この時期に同様の依頼があったのですが、、冬の夜長に長風呂読書してる人が多いのかなあ。。。

    僕なんか、風呂に入って、5分で昏睡です。

  • テニスボールパック商品化計画7

    2009/12/11

    活動記録

    明細書の続きです。。
    【発明を実施するための最良の形態】
    を飛ばして、実施例で実際の効果を予想した部分を掲載します。


    【0020】
     次に、本発明のケースを用いた場合の、減圧防止効果を具体的に説明する。
    代表的なプレッシャータイプテニスボールの構造寸法を測定してみると、外径66ミリ メルトン層の厚み2.8mm ゴム球の厚み3.2mm ゴム球の内径54mmであった。尚、ボール内圧を1.8気圧、メルトン部分の空隙率を50%と仮定して以下計算する。
    【0021】
    実施例1
    図1に示した例のケースで、ケース内径を66ミリとして、ケース閉止時にパッキンが密着開始後0.5mmのストロークで押圧変形する場合について考えると、
    ゴム球内空間体積 82500 mm3
    ゴム球体積    115400 mm3
    ボール体積    150500mm3
    直径66mm 幅0.5mmである縮減ストローク容積 1700 mm3 
    ケース内容積(ストローク前)   150500+1700=152200 mm3
    ケース内容積(ストローク後)   150500 mm3
    ゴム体積     32900 mm3
    メルトン実質体積 17600 mm3
    0.5mmの加圧ストロークにより得られる、ケース内部の圧力上昇は、
    150500+1700/150500=1.01  
    ボールが入っていない状態では1.01気圧となる。
    一方、ボールが入っている状態では、
    (150500-115400-17600)+1700/(150500-115400-17600)=1.1
    1.1気圧となる。
    【0022】
     この状態で長期間保管した場合、ボール内の気体が容器内空間に漏れ出す。
    この際、平衡状態となる気圧を計算すると、
    ケース内の総気体が1気圧の時の体積 
    82500×1.8+17600×1.1=148500+19300=167800
    ケース内で、気体が占める事のできる体積
    82500+17600=100100
    ゴム球の内外で気圧が平均化されたとすると、167800/100100=1.676
    つまり、1.8気圧の内圧のボールを本発明ケース内に保管した場合、ボールの内圧とケースの内圧は約1.68気圧で平衡し、ボールの内圧はこれよりも低下することは無い。
    尚、例えば2度目の使用で1.6気圧になったボールを、再び本ケースに収納した場合、同様に計算すると、1.51気圧よりも低下することは無い。
    【0023】
    実施例2
    図3に示した例のケースでパッキンが2cの位置に設けられた図6のタイプであり、ケース内径を66ミリとして、ケース閉止時にパッキンが密着開始後3mmのストロークで押圧変形する場合について考えると、
    ゴム球内空間体積 82500 mm3
    ゴム球体積    115400 mm3
    ボール体積    150500mm3
    直径66mm 幅3mmである縮減ストローク容積 10300 mm3 
    ケース内容積(ストローク前)   150500+10300=160800 mm3
    ケース内容積(ストローク後)   150500 mm3
    ゴム体積     32900 mm3
    メルトン実質体積 17600 mm3
    3mmの加圧ストロークにより得られる、ケース内部の圧力上昇は、
    ボールが入っていない状態では 
    150500+10300/150500=1.068)  
    約1.07気圧となる。
    ボールが入っている状態では、
    { (150500-115400-17600)+10300}/(150500-115400-17600)=1.5835
    約1.58気圧となる。
    【0024】
     この状態で長期間保管した場合、ボール内の気体が容器内空間に漏れ出す。
    この際の平衡状態となる気圧を計算すると。
    ケース内の総気体が1気圧の時の体積 
    82500×1.8+17600×1.58=176300
    ケース内で、気体が占める事のできる体積
    82500+17600=100100
    ゴム球の内外で気圧が平均化されたとすると、176300/100100=1.761
    つまり、1.8気圧の内圧のボールを本発明ケース内に保管した場合、ボールの内圧とケースの内圧は約1.76気圧で平衡し、ボールの内圧はこれよりも低下することは無い。
    尚、例えば2度目の使用で1.6気圧になったボールを、再び本ケースに収納した場合、同様に計算すると1.59気圧よりも低下することは無い。
    【0025】
     以上、説明の通り、本発明のテニスボール保管用加圧ケースでは、従来のような長いストロークの圧縮密閉構造を必要とせず、ケース内の圧力を高めることができる。
    即ち、ボールとケースの間の残存空間を最小化することで、ボールより漏出した気体により、ケース内部の気圧が高まる効果が顕著なものになるように構成されたものであり、また、この為、ケース閉止時の僅かな圧縮ストロークでも効果的にケースの内圧を上昇させることができるものである。


    っていう感じ。。。です。

  • テニスボールパック商品化計画3

    2009/11/30

    活動記録

    調べてみると……2種類の商品が販売されていました。

    ① 商品名…テニスボール圧力再生器 価格8000円  宮崎県の個人の方が製作しネット販売
    空気の抜けたボールに針を刺してポンプで空気を入れなおす。針を抜く時に(多分針先から)接着剤がボール内面に付着して、穴を修復する。。。という商品 接着剤はボール200個分で1000円

    ② 商品名…ボールセイバー  定価3200円 実売1800円  GEXCO社製 (アメリカ?)
    ③ 商品名…Restore                実売1980円 メーカー不詳

    ②③は、共に筒状ボールケース。 ケースの蓋をねじ込むことで密閉しながら圧縮する構造で、ケース内の気圧が1.8気圧前後まで上昇する。いずれもボールは3個まで入る。

    さて、、、メリット、デメリットをネットで調べてみると、、、
    ① メリット〜 
    加工時間は慣れると速く、1個あたり1分以下。
    装置は高いが、ランニングコストは、1加工あたり5円
    実質的に、空気の抜けたボールを再生する方法は、他には無い(ようだ)
    ①デメリット〜
    加工に適さないボールが何種類か有り、また、適するボールでも失敗することがある。
    加工後の耐用回数は、新品よりもかなり劣る。
    装置の使用方法の習得に(ある程度?)時間がかかる。
    数個だけの処理にはあまり適さない。

    ②③ メリット〜
    ボールをケースに保管するだけで空気が抜けない。 
    ②③デメリット〜
    加圧のためのねじ込みが、多少厄介。
    ケースが想像以上に重たい。(400グラム)

    私のアイデアが、割り込もうとしているトコロには、こんな商品がありました。

  • テニスボールパック商品化計画1

    2009/11/28

    活動記録

    私は、オリジナルの発明品を自分で製作販売して暮らしています。。
    多くの発明家の持つ「夢」として、アイデアを企業に買って貰い、あとは、ロイヤリティーで左うちわな生活。。
    というスタイルがあるのですが、
    私の場合、発明は楽にお金を手にできる方法、ではなくて、発明完成後、取り扱ってもらえる会社に売り込む、、、注文が入ったら作る、、、と、やりがいはあるものの大変な仕事でした。

    そこで、ちょっと初心に帰り、企業にアイデアを商品化してもらう、、、という王道??に再挑戦してみます。

    商品化してみたいアイデアは、100件以上あるのですが、、その中で選んだのは、
    テニスボールの保管ケースです。

    どのような結末を迎えるか判りませんが、、、
    リアルタイムでUPしていきたいと思います。

  • ポスカのラックを作ろう

    2009/03/10

    活動記録

    A4サイズのカタログラック「ジャバラック」を小型化して、ポストカードがきっちり納まる「ポスカラック」を作ろうと思う。

    表装になる壁紙を入手して、カッターで切り出しました。
    素材は、メーカーからのサンプル品で、無料です。

    台紙になる強化ダンボールも、カッターで大きさを揃えて、約100枚用意。(これも、別商品用のものを流用)

    この素材を、貼合業者に送って、貼り合わせて貰い、その後、トムソン加工という、切抜きと、罫線加工に回します。

    写真は、手作りした試作品の試作品。。。とりあえず試作品は100個程度作る予定。

    作りたいものが次から次に出来るんだけど、頭の中のもう一人の自分は、お楽しみ(新製品の開発)は、我慢して、出来上がった商品たちを、地道に売って来いと言ってます。  てゃしけゃに、、、

  • シェルポWBOX開発物語(4) オリジナルケースは無理なのか?

    2009/02/14

    活動記録

    普通に見かける布製のチャック式CDケースや、樹脂ケース製のCDケースを、シェルポに最適な形に設計し製作すると、どうなるか。。。。。
    一番のネックは、初期コストと、発注ロットの問題です。
    中国発注については、、、、
    一昨年のことですが、大阪にあるカバンの製造メーカーを、知り合いに紹介してもらい、一連式のごく普通のCDケースを見せて見積もりを依頼したところ、最低の発注ロットが50000個で、価格は150円程度でした。中国でオリジナル品を作る場合、生産工程のティーチングや、生産準備、搬送コストなどから、数千個の発注では、非常にコストが割高になってしまうとのことでした。
    発注ロットが50000個では、保管スペースもないし、そんなお金も無い。。。。。
    一方、樹脂製オリジナルケースを手がける場合は、、、、
    以前にハンドル用日除けグッズ「ジャバマル」を作る際にケース部分の樹脂成形を行いました。金型代は、品物の大きさに比例する傾向にあり、成形時の加工単価も、大きさに比例して跳ね上がります。
    私の経験から約30×30センチ程度の、品物の場合、金型代が200〜300万円。加工単価は、
    2000個の場合100〜200円といったところでしょうか(素材の費用も含む)。。。。。樹脂製ケースならとても斬新デザインと機能を盛り込むこともできますが、、、300万円か〜〜〜。

  • シェルポWBOX開発物語(3) ディスクケース大捜索その②

    2009/02/12

    活動記録

    次に、発見したのは、ネットオークションで出品されていた、スケルトンPP製のチャック式ハードケース48枚収納用のケースB。まずは、オークションで購入してみました。
    品物は、半透明のスケルトンが他のケースとは一味違った印象でなかなかいい感じです。手にもってみると開閉する時、手にピッタリなじむ感じが多少乏しい。(これは、滑りやすい材質と、指に引っかかりの少ない、クリンとした形状の為だと思う)
    ジャバラを取り付けてみると、スケルトンのケースごしにジャバラの端面がスケスケで具合が悪い。何とかならないかと思案した結果、ジャバラをケースに直接貼り付けず、ケースにセパレーターと呼ぶ仕切り板を張り付け、ジャバラをセパレーターに貼り付けるという方法を思いついた。セパレーターのおかげでジャバラが透けて見えず、ケースとセパレーターの間にジャケット等も収納可能になり、更にこれまでネックであったジャバラの一番端のディスクの取り出しも容易になる!!正に災い転じて福となった瞬間であった。
    ケースに貼り付けてあった輸入業者△○インポート社をネットで探し出し電話交渉。その結果。
    現在生産しているのは、96枚用のケースCみとのこと。ガックリ。一応見積もりを取ると、約700円。はっきり言って高い。だめ元で、電話でぶっちゃけ交渉すると、金型代の償却分が入っている、、、とのこと。値段は交渉の余地ありともとれたが、何分96枚用は分厚い。採用するには一工夫必要だ。
    先方は、輸入専門の業者で、話を聞くと、通常の布地製Wサイズポーチであれば、更に半額近い価格で入手することは可能なようで、今後、商品を提案していただくことになった。この場合、中国国内の半流通品を引いてくるという流れになるが、心配な点は、
    ①発注ロット ②品物の質 ③サンプルと入荷品の差異 というところか。
    △○インポート社の話しでは、最近の国内のユーザーは沢山入るモデルを欲しがってきているとのこと。!!

  • シェルポWBOX開発物語(2) ディスクケース大捜索

    2009/02/11

    活動記録

    まず家電ショップをあちこち廻り見つけたのは、50枚収納用のチャック式WサイズポーチケースA、
    厚手の布地でしっかりした縫製、かなりいい感じの質感!で早速京都に本社のある某メーカーに電話。しかし、。。。
    予想通りというか、「直販はしません。ご入用の際は、代理店に、、、」
    という事で、1次代理店を幾つか紹介してもらいましたが、例えばこれが、丸紅○×△というような商社さま。取引口座がないと、全く相手にしてもらえない。しかもこちらの発注オーダーは、100個から、、、、はっきり言って鼻にもかけて貰えないのである。
    まあ、よく出くわす社会の壁なのですが、しかし、こんな壁でもなければ、やりがいはない。諦めたわけではないけれど、こういうパターンは、もし仕入れられたとしても、せいぜい小売価格の50%程度。小売価格が1800円のケースなので900円前後になると予想され、予算をオーバーしてしまう。
    ちなみに、こういう場合、最も有効な作戦は、先方の社長または、偉い方にお会いして、当方の商品を見てもらい、興味を持って戴く事が第一です。面白いと感じてもらえれば、普通は開かれない扉も、相手から開いてもらえるものです。

  • シェルポWBOX開発物語(1) 忍び寄る品切れのカウントダウン

    2009/02/11

    活動記録

    私の発明した立体蛇腹を利用したディスクケース「シェルポシリーズ」で、最も人気の高かったWタイプの外側ケース部分が、製造元の都合で仕入れられなくなるのが判った。

    毎日数個のペースで順調に売れて、最も価格の高い主力品の品切れは大きな痛手で、次期代替品の開発(または仕入れ)が大きな課題となった。        

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