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イラストレーション > アニメ・漫画
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Commentジョン・トラボルタが狂った映画オタクを演じます。
心配ですね~。。怖いですね~。。
このキャラクター造形が物議を醸しそうな強烈なインパクトの【ファン】です。
****
四コマ映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
****
この映画の宣伝が『ミザリー』と『ザ・ファン』を引き合いに出してるんだもん。
比較するしかないじゃんねー。
****
【スター VS ファン】
ヤバイファン映画の構図は、スター VS ファン。
この映画では
ファン…ムース(ジョン・トラボルタ)
スター…映画俳優のダンバー(デヴォン・サワ)
このファンは、、あの、、かなりオタク度が高くて、、、ちょっと生きづらさを持っているキャラクターですね。
悪友がいて、悪の道に引き込もうとしてくれるけどそれをちゃんと拒否できる人。
〝生きづらさ〟はあるけど、本質的には問題のない人。
スターの方は、結構なクズ。嫌な奴。女関係にもだらしないし、実の息子に対してもちゃんとしてない。
ムースはダンバーのことをスター俳優だと思っているけど、たぶん実際はB級映画にしか出れない落ち目の俳優かと思います。
(それをデヴォン・サワに演じさせるという。。。)
ヤバイファン映画の3本の中で、一番のクズスターです。
実際そんなにスターでもないし、、という点でも他の映画と違います。
今回のスターはスターじゃないスター
『ミザリー』の小説家ポールにも
『ザ・ファン』の強打者ボビーにも
誰もが納得するスター性があった。
でも、ダンバーにはそれがない。
ただ逆に「俺にはわかる!ダンバーの魅力が!」ってのがオタクを熱狂させますね。
ダンバーのサイン会に並ぶファンの数も少ないし、だからこそ、熱狂的に応援したくなる存在。
****
【この映画を観る層と〝ファン〟のキャラクターが重なっちゃう…】
ムースは、元々持っている生きづらさと、さらにダンバーへの気持ちが爆発してしまって、ラインを越えちゃいます。
するとダンバーはムースをものすごく拒否します。
息子にも危険が及びそうだし、結構キツめにムースを拒否します。
で、残念なことにムースは狂人になってしまうんですね。。。
ムースのキャラクターがこの映画の肝。
同じ映画オタクだったらムースの姿はちょっと同族嫌悪の念を抱いてしまうかと。。
あの不思議な髪型を維持するのはとても大変だと思うので、相当なこだわりがあるようです。
服も毎回すごく悩んで選んでいますね。
こだわった結果、ああいう感じになってしまうってのが、、また胸が痛い。。
ファンの悲しさとか
「ファンは結局ただのファンなんだよ」感とか
「オレたち、肝に銘じておこうな」感が強調されています。
****
これは『ミザリー』や『ザ・ファン』ではあんまり感じなかったポイント。
『ミザリー』のファン、アニーにも
『ザ・ファン』のファン、ギルにもあまり親近感は持てない。
2人とも最初っからそこそこのサイコパスだし。
自分とあんまり重ならない。
ただ、、今回のファン、ムースと
「ジョン・トラボルタのジャンル映画を劇場で観よう」っていう映画ファンは、、あの、、そこそこ重なっちゃう。。。
ムースはかなり誇張されたキャラではあるけど、
観客はちょっと「あ、おれだ…」みたいな気持ちがちょっと湧いちゃう。。
この点は新しいので、新しくヤバイファン映画が作られた理由にはなると思います。
それをトラボルタがやるってのもまた面白いし。
****
四コマ映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
***
【マッチョ主義問題】
『ザ・ファン』のマッチョ主義問題を引き合いに出すと、
ダンバーは完全なるマッチョ主義。
めっちゃ体鍛えてるし女性の扱いからしてマッチョ。
反対にムースにマッチョ感はナシ。
親友は若い女性だし。ジェンダーを意識していない人。
「俺は男だ!」感とは一切ない。
社会的な通念に良い意味で影響を受けていない人ではある。
ファンとスターが対照的なキャラクターになっていますね。
****
ダンバーも結構な悪い奴なので、物語の落とし所も『ミザリー』や『ザ・ファン』とは違っています。
ジョン・トラボルタが狂った映画オタクを演じます。
心配ですね~。。怖いですね~。。
このキャラクター造形が物議を醸しそうな強烈なインパクトの【ファン】です。
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四コマ映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
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この映画の宣伝が『ミザリー』と『ザ・ファン』を引き合いに出してるんだもん。
比較するしかないじゃんねー。
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【スター VS ファン】
ヤバイファン映画の構図は、スター VS ファン。
この映画では
ファン…ムース(ジョン・トラボルタ)
スター…映画俳優のダンバー(デヴォン・サワ)
このファンは、、あの、、かなりオタク度が高くて、、、ちょっと生きづらさを持っているキャラクターですね。
悪友がいて、悪の道に引き込もうとしてくれるけどそれをちゃんと拒否できる人。
〝生きづらさ〟はあるけど、本質的には問題のない人。
スターの方は、結構なクズ。嫌な奴。女関係にもだらしないし、実の息子に対してもちゃんとしてない。
ムースはダンバーのことをスター俳優だと思っているけど、たぶん実際はB級映画にしか出れない落ち目の俳優かと思います。
(それをデヴォン・サワに演じさせるという。。。)
ヤバイファン映画の3本の中で、一番のクズスターです。
実際そんなにスターでもないし、、という点でも他の映画と違います。
今回のスターはスターじゃないスター
『ミザリー』の小説家ポールにも
『ザ・ファン』の強打者ボビーにも
誰もが納得するスター性があった。
でも、ダンバーにはそれがない。
ただ逆に「俺にはわかる!ダンバーの魅力が!」ってのがオタクを熱狂させますね。
ダンバーのサイン会に並ぶファンの数も少ないし、だからこそ、熱狂的に応援したくなる存在。
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【この映画を観る層と〝ファン〟のキャラクターが重なっちゃう…】
ムースは、元々持っている生きづらさと、さらにダンバーへの気持ちが爆発してしまって、ラインを越えちゃいます。
するとダンバーはムースをものすごく拒否します。
息子にも危険が及びそうだし、結構キツめにムースを拒否します。
で、残念なことにムースは狂人になってしまうんですね。。。
ムースのキャラクターがこの映画の肝。
同じ映画オタクだったらムースの姿はちょっと同族嫌悪の念を抱いてしまうかと。。
あの不思議な髪型を維持するのはとても大変だと思うので、相当なこだわりがあるようです。
服も毎回すごく悩んで選んでいますね。
こだわった結果、ああいう感じになってしまうってのが、、また胸が痛い。。
ファンの悲しさとか
「ファンは結局ただのファンなんだよ」感とか
「オレたち、肝に銘じておこうな」感が強調されています。
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これは『ミザリー』や『ザ・ファン』ではあんまり感じなかったポイント。
『ミザリー』のファン、アニーにも
『ザ・ファン』のファン、ギルにもあまり親近感は持てない。
2人とも最初っからそこそこのサイコパスだし。
自分とあんまり重ならない。
ただ、、今回のファン、ムースと
「ジョン・トラボルタのジャンル映画を劇場で観よう」っていう映画ファンは、、あの、、そこそこ重なっちゃう。。。
ムースはかなり誇張されたキャラではあるけど、
観客はちょっと「あ、おれだ…」みたいな気持ちがちょっと湧いちゃう。。
この点は新しいので、新しくヤバイファン映画が作られた理由にはなると思います。
それをトラボルタがやるってのもまた面白いし。
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四コマ映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
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【マッチョ主義問題】
『ザ・ファン』のマッチョ主義問題を引き合いに出すと、
ダンバーは完全なるマッチョ主義。
めっちゃ体鍛えてるし女性の扱いからしてマッチョ。
反対にムースにマッチョ感はナシ。
親友は若い女性だし。ジェンダーを意識していない人。
「俺は男だ!」感とは一切ない。
社会的な通念に良い意味で影響を受けていない人ではある。
ファンとスターが対照的なキャラクターになっていますね。
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ダンバーも結構な悪い奴なので、物語の落とし所も『ミザリー』や『ザ・ファン』とは違っています。
published : 2020/09/03