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Comment野球場のアルプススタンド(観客席)の端っこにいる〝冴えない〟4人の生徒たちの物語。
野球部の甲子園の応援に駆り出された演劇部員2人ともと野球部員と帰宅部。
***
この映画の冒頭では、
この生徒たち同様
「声だして応援したところで意味ないっしょ」
「応援とかダルいよね…」
という立場で僕も見始めていました。
もうそれからそれから、
脚本、演技、演出に見事に乗せられまして、
この映画の思うがままに最後は声出したくてたまらなかったです。
もう、ホントに素晴らしかった。。泣いた泣いた。。
谷部っっっっ!
****
この4人、はしっこだけど〝いる〟んですよ。
〝来た〟んですよ、バス乗って。
そして、友達の話聞いて、自分の心開いて、ぶつかり合ったんですよ。
〝はし〟だからって舐めんなよ。
そして実はこの4人は〝はし〟じゃないってこともわかっていくる。
****
もうね、、、この映画の思うがままにされてしまったので、客観的なことが全然書けない。
感想が思い浮かばない。。。
こんなことないですよ。。
****
てことで、「俺もあそこにいたわ」と思い出したことを。
四コマ映画『アルプススタンドのはしの方』を観て思い出しだこと→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
20年以上前、この映画の撮影が行われた平塚球場に僕はいました。
吹奏楽部の野球応援で。
この映画で言うところの「アルプススタンドの真ん中」でホルン吹いてました。
吹奏楽部も夏は全国吹奏楽コンクールなんですよ。部の大イベント。
7月頭くらいから野球部の県内の予選が始まるし、同じ時期にコンクールの練習も佳境に入るんですよ。
だから、
「野球の応援行かずにコンクールの練習に集中するか」「野球応援も行くか」で多数決を取るんです。
正直、うちの吹奏楽部は県大会にも行けないレベルだったので、大体の部員は野球応援行きたいんです。
(もちろんコンクールの練習はするし、コンクールも出るんですよ。)
3年生は「最後のコンクール!」ってことで一回くらいは金賞取りたい!っつって、
「今年は応援行かずにコンクール練習に集中しよう!」って言う圧をかけて来ます。
でもま多数決で野球応援行くことになるんです。
すると泣くんです、3年が。
アンタらも去年は野球応援行きたい派だったろと思うわけですが。
***
野球応援の当日。土曜か日曜。
学校は吹奏楽部のためにバスなんか出してくれませんからね。
確か電車代とかも自腹だったと思います。
重い楽器を持って電車乗ってバスも乗ったりして、炎天下の中、球場へ。
親に作ってもらった弁当とか持っていって。
県内の予選ですからそんなにお客さんもおらず、
野球部の親兄弟や野球部のOBとかくらいがスタンドにいる感じ。
あとは野球部の補欠組が応援団を組んで、学ラン着て頑張って応援します。
***
球場ってのは風が強いんですよね。
楽譜が飛ぶんです。なので洗濯バサミで楽譜を固定します。
あ、そういえば映画の中では譜面台使ってなかったですね。
全部暗譜してたんですかね。
相当優秀な吹奏楽部ですね!
だから予告編で「ヒエラルキートップの吹奏楽部」って言うテロップ入ってたのか。
吹奏楽部がヒエラルキートップだって思ったことは一度もないし、そんな事実も多分ないと思っていたけど、学校によってはそうなのかな。
***
あと映画内では吹奏楽部の部長が「ちょっと音高いから気を付けて」って他の部員に注意してましたけど、野球応援でピッチに気にしますかね。。
ちょっと全体的には吹奏楽部のリアリティがないように感じました。
吹奏楽部の描写は映画版から大きく追加された要素のようですし、ちょっと手が行き届かなかったのかな。
吹奏楽部にリアリティを感じなかったので4.5になりました。
もし「私の部活では野球応援でもピッチ気にしてました」って言う人が出てきたら5にします。
***
で、野球部自体もそんなに強かったわけでもないし、神奈川県は野球強いですから、甲子園なんて行けないわけです。
県のベスト8に入れば素晴らしいって感じだったと思います。
つまりは負けるわけです。
泣いちゃうんですよね。。
自分は全然野球やってないんですけど、勝てば嬉しいし、負けると泣いちゃう。
野球部員も泣いてるから、「あ~本気だったんだなあ」と思って泣ける。
そんな、アルプススタンドの風や日射や空気を思い出しました。
***
で、吹奏楽部は文化部ですから、文化祭で演奏会があリました。体育館にて。
そこに「応援のお礼として」野球部が聴きにくるんですよ。
これが嫌で嫌で。。。
もうね、義務なんです。ずっとそうやってきたんだろうし、監督に言われて「めんどくセー」ってな感じで野球部が最前列にブワーっと座ってんすよ。
「早くおわんねーかなー」みたいな空気を隠さずに。
マジで来んなよと思ってました。
しかも「来年の応援は軽音(学部)がいいわ~、キャハハッ!」って笑いながら帰っていったんですよ、あいつらは。あ~も~腹立つ。
****
だから
あすはの言う「野球部って偉そうじゃない?」って言うのに同意しましたよ!
てかあれがギャグとして成立するってことは他の学校でも野球部って偉そうなんですね。
野球部がそんな感じだって知った後も応援したんですよ、俺らは。
『アルプススタンドのはしの方』観ても、やっぱ声出しそうになるほどに応援したくなったんですよ。
腹立つけど応援すんだよ!お前らをよ!
四コマ映画『アルプススタンドのはしの方』を観て思い出しだこと→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
野球場のアルプススタンド(観客席)の端っこにいる〝冴えない〟4人の生徒たちの物語。
野球部の甲子園の応援に駆り出された演劇部員2人ともと野球部員と帰宅部。
***
この映画の冒頭では、
この生徒たち同様
「声だして応援したところで意味ないっしょ」
「応援とかダルいよね…」
という立場で僕も見始めていました。
もうそれからそれから、
脚本、演技、演出に見事に乗せられまして、
この映画の思うがままに最後は声出したくてたまらなかったです。
もう、ホントに素晴らしかった。。泣いた泣いた。。
谷部っっっっ!
****
この4人、はしっこだけど〝いる〟んですよ。
〝来た〟んですよ、バス乗って。
そして、友達の話聞いて、自分の心開いて、ぶつかり合ったんですよ。
〝はし〟だからって舐めんなよ。
そして実はこの4人は〝はし〟じゃないってこともわかっていくる。
****
もうね、、、この映画の思うがままにされてしまったので、客観的なことが全然書けない。
感想が思い浮かばない。。。
こんなことないですよ。。
****
てことで、「俺もあそこにいたわ」と思い出したことを。
四コマ映画『アルプススタンドのはしの方』を観て思い出しだこと→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
20年以上前、この映画の撮影が行われた平塚球場に僕はいました。
吹奏楽部の野球応援で。
この映画で言うところの「アルプススタンドの真ん中」でホルン吹いてました。
吹奏楽部も夏は全国吹奏楽コンクールなんですよ。部の大イベント。
7月頭くらいから野球部の県内の予選が始まるし、同じ時期にコンクールの練習も佳境に入るんですよ。
だから、
「野球の応援行かずにコンクールの練習に集中するか」「野球応援も行くか」で多数決を取るんです。
正直、うちの吹奏楽部は県大会にも行けないレベルだったので、大体の部員は野球応援行きたいんです。
(もちろんコンクールの練習はするし、コンクールも出るんですよ。)
3年生は「最後のコンクール!」ってことで一回くらいは金賞取りたい!っつって、
「今年は応援行かずにコンクール練習に集中しよう!」って言う圧をかけて来ます。
でもま多数決で野球応援行くことになるんです。
すると泣くんです、3年が。
アンタらも去年は野球応援行きたい派だったろと思うわけですが。
***
野球応援の当日。土曜か日曜。
学校は吹奏楽部のためにバスなんか出してくれませんからね。
確か電車代とかも自腹だったと思います。
重い楽器を持って電車乗ってバスも乗ったりして、炎天下の中、球場へ。
親に作ってもらった弁当とか持っていって。
県内の予選ですからそんなにお客さんもおらず、
野球部の親兄弟や野球部のOBとかくらいがスタンドにいる感じ。
あとは野球部の補欠組が応援団を組んで、学ラン着て頑張って応援します。
***
球場ってのは風が強いんですよね。
楽譜が飛ぶんです。なので洗濯バサミで楽譜を固定します。
あ、そういえば映画の中では譜面台使ってなかったですね。
全部暗譜してたんですかね。
相当優秀な吹奏楽部ですね!
だから予告編で「ヒエラルキートップの吹奏楽部」って言うテロップ入ってたのか。
吹奏楽部がヒエラルキートップだって思ったことは一度もないし、そんな事実も多分ないと思っていたけど、学校によってはそうなのかな。
***
あと映画内では吹奏楽部の部長が「ちょっと音高いから気を付けて」って他の部員に注意してましたけど、野球応援でピッチに気にしますかね。。
ちょっと全体的には吹奏楽部のリアリティがないように感じました。
吹奏楽部の描写は映画版から大きく追加された要素のようですし、ちょっと手が行き届かなかったのかな。
吹奏楽部にリアリティを感じなかったので4.5になりました。
もし「私の部活では野球応援でもピッチ気にしてました」って言う人が出てきたら5にします。
***
で、野球部自体もそんなに強かったわけでもないし、神奈川県は野球強いですから、甲子園なんて行けないわけです。
県のベスト8に入れば素晴らしいって感じだったと思います。
つまりは負けるわけです。
泣いちゃうんですよね。。
自分は全然野球やってないんですけど、勝てば嬉しいし、負けると泣いちゃう。
野球部員も泣いてるから、「あ~本気だったんだなあ」と思って泣ける。
そんな、アルプススタンドの風や日射や空気を思い出しました。
***
で、吹奏楽部は文化部ですから、文化祭で演奏会があリました。体育館にて。
そこに「応援のお礼として」野球部が聴きにくるんですよ。
これが嫌で嫌で。。。
もうね、義務なんです。ずっとそうやってきたんだろうし、監督に言われて「めんどくセー」ってな感じで野球部が最前列にブワーっと座ってんすよ。
「早くおわんねーかなー」みたいな空気を隠さずに。
マジで来んなよと思ってました。
しかも「来年の応援は軽音(学部)がいいわ~、キャハハッ!」って笑いながら帰っていったんですよ、あいつらは。あ~も~腹立つ。
****
だから
あすはの言う「野球部って偉そうじゃない?」って言うのに同意しましたよ!
てかあれがギャグとして成立するってことは他の学校でも野球部って偉そうなんですね。
野球部がそんな感じだって知った後も応援したんですよ、俺らは。
『アルプススタンドのはしの方』観ても、やっぱ声出しそうになるほどに応援したくなったんですよ。
腹立つけど応援すんだよ!お前らをよ!
四コマ映画『アルプススタンドのはしの方』を観て思い出しだこと→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...
published : 2020/09/01